北海道7泊8日の旅②-網走編

2023/03/06 - 2023/03/13

3月の6日から13日まで北海道に行ってきました。
回った場所は、
釧路→網走→稚内→旭川→札幌→小樽です。

今回は8日朝から8日夜までの網走編です。

エリア 網走(北海道)

おはようございます。　
3日目の朝は網走へ向かうところから始まります。

釧路駅 駅

今回の旅行では、前回買った北海道フリーパスをつかっていきます。
この切符はJR北海道内の特急、普通列車に七日間乗り放題という切符です。指定席も6回まで使えます。
それなりにお値段も張るので、隈無く北海道を回る人におすすめです。

乗る列車は6時38分発、普通網走行きです。
約3時間の道のりです。
釧路が名残惜しいですが、乗り込みます。

釧路を出て摩周を抜け知床斜里駅まで来ると、その後はオホーツク海に沿って走ります。
車窓から撮った一枚ですが流氷？のようなものが少し見えます。

10時頃、網走駅に到着です。
今夜泊まるホテルにスーツケースを預け、流氷観光船おーろら乗り場へ向かいます。

網走駅 駅

11時出港らしいですが20分前から乗れるので乗ります。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

流氷がある日は4000円らしいですが、ない日だと3000円になるらしいです。
私が行った日は流氷がなかったので、3000円で乗ることができたのですが、せっかくなら高くてもいいから流氷がある日に乗りたかった…

甲板に申し訳程度の流氷が置いてありました。
少し寂しい気はしますが、間近で見れるというのは貴重な体験な気がします。

11時になると出港です。
浮いているのは多分海水が凍ったものだと思います。

海は広いな～

こういう海水が凍ったようなものは航行中いくつか見かけました。

流氷はないのかなと思っていると、それっぽい物発見。
少し遠くて見にくかったですが、多分流氷です。
期待していた辺り一面流氷だらけ、とは違いますが見れただけラッキーです。

船はUターンして乗り場へ戻ります。

船を降りるときに撮った船内にあった写真です。
2月に行っていれば、一面流氷の世界が広がっていたのかもしれません。

流氷見物の後は、博物館網走監獄(以降便宜上博物館網走監獄=旧網走刑務所を網走監獄と表記します)へ向かいます。
網走での移動には、この網走1dayパスを使っていきます。
これは、一定区間のバスとどこバスという予約制の乗合タクシーのようなものが乗り放題になるというパスです。
1500円かかるので、時間に余裕がない人や一日中網走を回るという人じゃないと得にならないかもしれません。

着きました、網走監獄です。

博物館網走監獄 名所・史跡

網走監獄に入館する前に腹ごしらえをします。
入館ゲートの左側にある「監獄食堂」で昼食をとります。
監獄食堂では、現在の網走刑務所で収容者が食べている食事を再現したメニューが提供されています。

監獄食の種類は監獄食Aと監獄食Bの2種類があり、Aはさんま、Bはほっけの定食で、他は小皿の内容が違うようです。私は監獄食Bをを頼みました。
監獄食とはいいますが、献立はシャバの定食とあまり変わりません。普通に美味しくいただけます。
今どき麦飯は珍しいですが、逆に新鮮味があっていいです。
美味しく食べるコツは、よく噛んで味わって食べることです。

一緒に北海道の郷土料理「いももち」もいただきます。
餅よりは伸びませんが、その分モチモチ感が強いです。
複雑な料理ではないので、家でも作れそうです。
また一つレシピが増えました。

食事を済ませた後はいよいよ網走監獄に入館です。
入館料は1500円、網走1dayパスのおかげでそこから1割引で入館できました。
網走監獄の詳しい説明は省きますが、現在の網走刑務所(監獄)は別の場所にあり、この日来た網走監獄は現在歴史博物館として保存公開されています。最も古い建物だと、130年も前に建てられたものもあるらしいです。

館内マップです。
画質が悪くて見にくいと思いますが、真ん中の建物まで行った後右回りで回っていきます。
※多少説明しますが、ここから写真が続きます。

囚人達が開拓した道など

元釧路裁判所網走支部

法廷を再現したもの

開拓時に使われた通称「動く監獄」

刑務作業、力仕事

看守の暮らし、激務だったらしい

食事風景、質素な食事です。

二見ヶ岡刑務支部の壁、よく見ると文字が書かれている

同じく二見ヶ岡刑務支部の部屋

監獄での囚人の生活

現在にも通じる寮訓

舎房入口。この建物の中央の見張所から放射状に5つの舎房が広がっています。ベルギーのルーヴァン監獄を参考にしたそうです。

舎房。他の5つの部屋も用途や多少の構造の違いはあれど大半の作りはおなじです。

かの有名な脱獄犯白鳥由栄についてのクイズがありました。答えは下に載せてます。

バケモンですね。

白鳥がくぐり抜けた穴の大きさです。
この穴を通り抜けるのは不可能のようにおもえますが、白鳥は体の関節を自由自在に外せるという特異性質を持っていたらしく、通り抜けることができたそうです。

白鳥が収監されていた房です。
白鳥は第四舎房二十四房に収監されていました。

居ました。白鳥です。

すごい身体能力の持ち主です。

別の房にいた人。

風呂。囚人達の数少ない癒しの一つだったんだとか。

独立型独居房

これで網走監獄の見学は終了です。
この後はバスで網走駅前まで行き、ホテルにチェックインしました。
写真はありませんが、泊まったホテルは「ホテルルートイン 網走駅前」です。一泊で7000円程で、大浴場がついていました。駅とは目と鼻の先で立地は最高でした。

チェックイン後に洗濯をした後、19時頃夕食を食べに「らーめんだるま 屋網走店」に来店です。
頼んだのは味噌ラーメンの唐揚げセット。こってりした味噌のスープに中太のちぢれ麺がよく合います。ニンニクを入れても美味しかったです。
この後はホテルに戻り、少しテレビを観てから就寝しました。

最後の方は少し駆け足になりましたが、これにて北海道7泊8日の旅網走編は終了です。
網走には1日だけしか滞在しませんでしたが、行きたかった所には行けたので大満足です。
次は稚内に向かいます。
ご愛読ありがとうございました。

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