2023/03/20 - 2023/03/22
1835位(同エリア5594件中)
関連タグ
Licodさん
- LicodさんTOP
- 旅行記69冊
- クチコミ111件
- Q&A回答0件
- 174,978アクセス
- フォロワー22人
旧サラワク王国の史跡観光を終え、ボルネオのクチン空港からクアラルンプールに移動しました。
クアラルンプールには1泊だけなのでアクセスを重視して、KLセントラル駅直結のホテルに投宿し周辺を散策しました。
1日目 シンガポール → クチン
2日目 (クチン観光)
3日目 (クチン観光)
4日目 クチン → クアラルンプール
5日目 クアラルンプール → シンガポール
(為替レート:RM1 ≒ 約¥30円)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- バティック・エア・マレーシア スクート
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
クチンからバティックエアーでクアラルンプールに到着後、KLIAエクスプレスでKLセントラルへ移動しました。
こちらの駅窓口で往復割引乗車券を購入 (RM100)クアラルンプール国際空港駅 駅
-
◉KLIA エクスプレスとトランジットのプラットホーム
エクスプレスだとKLセントラルまでノンストップで28分で到着。 -
KLセントラル駅構内から連絡通路でホテルと繋がっています。
-
◉ヒルトン クアラルンプール
ヒルトン クアラルンプール ホテル
-
ホテル客室
荷物を置いて早速国立博物館へ行きました。 -
ホテルから博物館までの距離は直線だと500mぐらいですが、地上からのアクセスは分かりにくいようで、ホテルのコンシェルジュに地下道での博物館までの行き方を教わりました。
-
ホテルからは連絡通路でMRT駅のA口まで繋がっています。駅の構内を通過してB口を出れば、目の前が博物館でした。
-
MRTのMuzium Negara駅の構内を通過します。
通過には入場券(80セン)が必要です。 -
国立博物館
国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
博物館は4つのギャラリーから構成されています。
・先史時代
・マレー王国時代
・コロニアル時代
・現代 -
◉国立博物館 インフォメーションデスク
入館料RM5 -
◉アラブ商人の交易ルート
欧州の大航海時代が始まるだいぶ前の時代より、アラブ商人の海上ルート上にマレーシアがありました。
季節性モンスーンと航海路の図で、インド洋から南シナ海に抜けるには、マレー半島を一旦南下し、シンガポール付近で北上するため、年に2回変わる風向きが航海にとって非常に重要な要素であることの説明パネル。 -
原始時代に於けるマレー半島の港は、ケダとパタニが半島の両岸からインドと中国を結ぶ中間停泊港の役割を果たしていました。
また、その時代のマレー半島は、スマトラ島にあった海洋大国シュリーヴィジャヤ王国の影響下に置かれていたようです。
パネルの地図には、シュリーヴィジャヤ王国の都があったとされるスマトラのパレンバン辺りまで海路が引かれています。 -
マレー半島西岸のクダでは、その当時の遺跡が発見されていて、それなりの規模の港市が形成されていた事が窺えます。宗教を含めて対岸のインドの文化が入って来た港でもあり、その関連の遺物が出土しています。
インドから頻繁に訪れる船乗りや商人によって、マレー半島にも仏教が伝播していたようです。
マレーシアにおけるインド人の移民は、イギリスの植民地時代からかと思っていましたが、既にこの時代から入植が始まっていたんですね。 -
ペラで出土した不空羂索観音菩薩像
7~13世紀の仏像で、マレー半島がシュリーヴィジャヤ王国の影響下にあった時代のものです。 -
◉ポルトガルからマラッカへの航路図
やがてポルトガルを皮切りに欧州列強のアジア進出の時代が始まりました。
マレー人によって建国されたマラッカ王国も、東南アジアの拠点としての地理的優位性が、西洋にも知れ渡りポルトガルの侵略により彼らの手に堕ちました。 -
マレー半島とスマトラ島に挟まれた海域が漏斗の様に徐々に狭まっていき、マラッカ沖が一番狭くなり海上交通の要衝である事が分かります。
やがてこの海域の代表的な港は、マラッカに収斂していき、西洋の船乗り達にマラッカの半島と呼ばれるようになりました。
その後マラッカは約4世紀に亘り、欧州列強の奪い合いの地に。 -
◉マレー諸島の古地図
時代が下ると共に、海岸線は正確に、地名の記載も増えていき、モンスーンの雲で隠されていたマレー諸島の全容が、欧州人の船乗りや冒険家によって徐々にベールを剥がされている過程を見るようです。 -
◉マラッカのコーナー
マレーシアの歴史で一番濃い部分がマラッカでしょうか。 -
昨日までいたサラワクの歴史についても展示がありました。
-
多民族国家マレーシアの3つの主だった民族(マレー系、華人系、インド系)以外にも6種の民族が紹介されていました。
-
◉国立博物館の敷地マップ
今回はメイン館を見るだけで時間一杯でしたが、裏手には特別展示室もありました。また再訪したいと思います。 -
◉博物館の簡易食堂
閉館まで2時間ほど各ギャラリーを見学後、甘いアイスコーヒーで少し休憩しました。
それにしてもマレーシアの魅力が凝縮された展示内容で見応えがありました。今回は時間が足りなかったので、またいつか再訪したいと思います。 -
◉Nu Sentral
KLセントラル駅直結の大型ショッピングセンターニューセントラル ショッピングセンター
-
Nu Senrtal の1階のこちらで両替しました。
RM1≒¥30 -
夕食はNu Sentralにある和食レストランで摂りました。
楽膳 和食
-
焼き肉定食 (RM42)
久しぶりの和食です。 -
ホテルの部屋
-
ホテル部屋バスルーム
2ヶ所より出入りできて便利です。 -
ホテルの部屋からの眺望
-
◉Nyonya Colors
翌朝、Nu Sentral にあるマレーシア料理店で朝食を摂りました。 -
朝食はお粥とロジャック
-
Nu Sentral から歩道橋を渡ってひとつ通りを越えると雰囲気が変わります。
リトルインディア ブリックフィールズ 散歩・街歩き
-
◉ブリックフィールズ寺院
仏教寺院です。 -
寺院本堂
-
本堂内部
-
ブルックフィールズにあるヒンドゥー教寺院
-
ホテルのチェックアウト後は荷物を預けて、ランチをNu Sentralの1階のこの店で。
ラクサがお勧めとのこと。Ah Cheng Laksa (Nu Sentral) 地元の料理
-
アッサムラクサとロンガン
ラクサは魚の出汁を使ったちょっと癖のあるスープですが、サラワクラクサとはまた違った美味しさがあります。 -
◉KLセントラル 改札口
ホテルに預けていた荷物をピックアップしてKLIAエクスプレスにて、空港に向かいます。
ホテルが駅直結なので便利でした。
往復乗車券を購入済。KLIA2までは32分です。KLIAエクスプレス 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
◉KLIA2 出発ロビー
各LCCのチェックインカウンターが並びます。
スクートは右手一番奥でした。KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ
-
制限エリアに入る前にマレーシアのチョコレート専門店でお土産を購入しました。
-
ターミナルにイポー料理店があったのでフライト前に寄ってみましたが、味はいまひとつでした。
-
スクートTR468便
KL発18:50、シンガポール着19:40予定
僅か50分のフライトです。 -
◉チャンギ空港第1ターミナル
シンガポール入国にはSGアライバルカードの電子申請が事前に必要です。到着3日前より申請可能。シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
イミグレは余り混んでいませんでした。
アライバルカードを申請してない人が、脇のブースで入力していました。 -
◉南洋芸術学院
シンガポール、ベンクーレンにあるこちらの美術系学院で、クチン出身の画家ヨン•ムン•センの個展が開いていました。 -
個展のテーマは、Nan Yang (南洋) で、マレー諸島の海、海岸、船、そしてそこに住む人々でした。
-
◉マラッカ海峡を渡るジャンク船
以上、クチン及びクアラルンプールの旅行記でした。
ご訪問ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ヒルトン クアラルンプール
4.33
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
クアラルンプール(マレーシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ サラワク州クチン
0
49