2023.3月　パリ一人旅　ばっちりストライキ　　やれやれの旅②

2023/03/06 - 2023/03/13

Navigoがあまりに便利なので旅程を火曜日から日曜日にしたのにストライキ。空港からロワシーバスに乗るつもりだったのに～！

Navigo がアプリからチャージできるようになっていたので、現地でカードをだすより安心かなと思い日本で１週間分チャージ。
かなり昔のNavigoだけど問題なくアプリでチャージできて便利！

到着日がストライキで交通機関はあまり使えないことは分かっていたけれど、まさか帰国日まで続くとは！
でもパリ市内にいるだけなら意外に大丈夫でした。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

時差ぼけで早くから目が覚めてしまうので、早い時間にオープンしているスーパーへ。

サンジェルマンのモノプリまでホテルから徒歩10分位。

朝の散歩にちょうど良い。

とりあえずこんな感じの買い物。

チョコレートケーキは２ユーロちょっとにしては美味しい、ただし重いので今回は２つしか買わなかった。

可愛いトートバッグや

パリっぽいお土産も揃っていた。

一度ホテルに荷物を置いて、ストライキ中だけれども最寄りの路線は通常だったのでメトロに乗る。

どの路線が正常運転なのか、チェックが必要。

今日最初に向かったのはオルセー美術館。
こちらはミュージアムパスを持っていれば予約しなくても大丈夫でした。

1900年のパリ万国博覧会の際誕生したもとオルセー駅。

パリとオルレアンを結ぶ証、それぞれの頭文字POが刻まれています。

ミュージアムパスがネットから購入できるようになっていました。空港へ送迎をお願いしていたので空港で買っている時間が無いと嫌だなと思い、日本でオンラインから購入済み。
でも明細に　”online fee" として３.83ユーロ記載されていたのでもしかしたら現地で買った方が安いかもしれません。

元々は駅だったので、隅々まで見るとすごく駅だな～と感じる。

ここは来るたびに展示の場所が変わっている気がします。

時計の裏側、早く行かないとすごい人だかりになる。

当時一大センセーションを巻き起こしたマネの『草上の昼食』

向かい合わせにモネの『草上の昼食』がある。
モネがマネの絵に触発されて描いたらしい、こうやって実際に見比べたりできるのが嬉しい。

モネ『ひなげし』

ひなげしは近寄ってみると、点になっているだけなのにひなげしに見える。

大好きな絵　ゴッホ『星降る夜、アルル』

病んだ後の『星月夜』とはかなり違うけれど、どちらも好き。

すぐ隣はゴーギャン。

二人とも後世隣の部屋に展示され、世界中の人たちを魅了することになるとは夢にも思っていなかっただろう。

ゴッホに教えてあげたい。

ランチはオルセーのレストランで食べようと思っていたのに、改装中！
今回の旅のやりたいことリストの上位だったのに～
もとはホテルのレストランだったとっても豪華で美しいレストラン、行きたかったな～残念だけどこちらのカフェでランチに。

ちょうど時計が良い感じに見えるお席に案内してもらいました。

紅茶はKUSUMI TEA

カップの柄がカフェのモチーフをデザインしていて素敵。

このカフェの日本人率、すごく高かった。日本も海外旅行へ行く人が元に戻ってきたのだなと実感した。

ラザニア

普通に美味しかった。

食後ももう一度周り、ゆっくりと堪能した。

見つからない絵がいくつかあったけど、貸し出し中なのか場所がわからなかっただけなのか...。

でもこの時点でいいや、また来よう、と思っていた。

私が帰る頃は列がかなり長くなっていた。

ありがとうオルセー美術館、また来るね～

セーヌ川を渡りながら名残惜しくて振り向く

橋を渡ってチュイルリー公園に入ると、右がルーブル美術館、左がオランジュリー

コンコルド広場の真前で

遠くにエッフェル塔を見て

オランジュリーへ、まずは下に降りてマティス

優しいタッチのルノワール

あ、まむーとさんがいる。

マティス展を開催中

時間とともに光の変化を感じるモネの睡蓮

寄ってみると絵具を重ねているだけなのに、離れてみると色々なものが見えてくる。

すっと心に入ってくる感じがする。

そしてメトロでオペラ座へ。

ここにくる途中１カ所路線が閉鎖されていて、遠回りすることに。駅員と乗客がケンカしていた。

オペラ座絶賛工事中。

途中のベネトン。
遠目は可愛いけれども、ちょっと日本では着られないかも。

オペラ座の見学も事前にネットから予約済み。
ストで行けるか分からなかったので、前日ある程度メトロが動きそうなことを確認してから予約した。

ここは本当に圧巻の美しさ

手すりに爬虫類がいる！

オペラ座の怪人でマスカレード！の大階段だよね。

この日は全部見学できる日だったので

天井画も見ることができました。

これは毎回見たいな、シャガール。

怪人のために空けておかなければならない５番席もちゃんとあった。
残念ながら中は見ることができなかった。

美術館のよう

グランフォワイエ
これが休憩するためのお部屋なんて圧倒される。

アヴァンフォワイエが地味に見えてしまうけれど、十分に豪華で美しかった。

お土産に怪人グッズも売られている。

目の前のギャラリーラファイエットグルメ館へ。

クリスティーヌ　フェルベールのコンフィチュールがボンマルシェで取り扱ってなく、そんなにどうしても欲しいわけではないけれど、伊勢丹でとんでもなく高く売っているのでせっかくだからという理由だけで１つ買いに。

野菜や果物がセンスよく並べられて

このお菓子作りのもと、買いたいのだけれど重いしな～と結局諦めた。

ここからホテルまでバスで戻ることに。

バスはそれほど待たずに来たのだけど、カプシーヌ通りを通過するのに10分くらいかかった！あらゆる角度から車が突っ込んできてもうどうにも動かない、これがストの底力か。

バスで座れたので、見学しながら休息も取れたけれど、こ、この無秩序がG7加盟国のやることか？

バスでホテルよりちょっと先のこちらの靴店へ。

娘が足型が合うようでお気に入り。

今回はこちらを娘のお土産として購入。

金色がポイントで何気なく可愛い。

そこからホテルまで地元の人たちが利用する商店街を歩く。

木箱にいれられた野菜も雰囲気が良い、日本だと皆さん状態の良いものをじっくり選ぶので袋に入れて売るしかないらしい。

お魚屋さんとかチーズ屋さんとか色々並んだ商店街。

ホテルの目の前は缶詰を取り扱う可愛らしいお店。

ホテルで昨日ピエールエルメで買っておいたマカロンを食べて少し休憩し、ボンマルシェから歩いてちょっとのジャックジュナンへ。

なるべく帰国日の近くで購入したかったけれど、買いたいものが沢山あり少しでも買っておかないと気持ちが落ち着かない。

一生懸命考えて自分でセレクトしたチョコレートを詰めてもらった。

帰国したらどれが何味か全く覚えていない。

ネットで絶賛されていたので、この宝石のようなパートドフリュイ。

ようはフルーツゼリー、それなりにお高い。絶品ということだったので購入。

が、帰国してオープン！こんな状態。

ホテルの部屋もそれほど暑くなかったし、そもそも真冬で手袋とマフラーが必要な気候。
お店のスタッフは冷蔵庫へは入れないでって言っていたけれど、賞味期限も10日しかない。

ゼリーは機内持ち込み無理かなと思い預けいれ荷物へ、羽田到着後すぐ取り出して持って帰ったのに～

味も美味しいけれどそこまでパリから命がけでもって帰るほどかな～という我が家の感想。爪楊枝に刺して光にかざさないともはや色も分からないし、砂糖は完全に溶けてベタベタだった。

ボンマルシェで夕飯を調達。

私の掟で旅行中は和食は絶対食べない、でも年齢とともにそれもきつくなってきた。
この日は早くも和食が恋しくて、自分との戦い。
中国と韓国は近隣すぎるのでベトナムならギリギリセーフ、と謎の新ルールを発動してこちらを買ったけれど、？な味。

伸びきった麺が乾燥して、梱包材を食べているみたいだった。さすがに完食は無理。

ボンマルシェだから安心して買ったのに....やれやれ。

この旅行記へのコメント （2）

• まむーとさん 2023/03/18 18:05:44

  アンリ・ルソーの赤い子(笑)

  OASISさん、こんにちは!
  
  オランジュリーのアンリ・ルソーの絵を見た時びっくりしたんです。「娘」だと。
  あのエリア、割に簡素な空間（印象的に）にスゴイ絵がズラズラとまるで普通に並んでいてほんと驚きました。パリってすごいな!と思いました。
  
  Navigo、ほんとすごくお得で水戸黄門の印籠みたいなので、私もパリ行くなら曜日が一番重要だなと。
  
  モノプリ、お店により内容が全く違いますね。
  行かれたお店はかわいいお土産が多いですね。
  私が行ったムーランルージュの近くのモノプリは、
  垢抜けてなくて土産物もなくて、小さな西友みたいな感じでした。次は、そのモノプリに行きます。
  
  ランチも素敵ですね!
  
  「味は普通」等とても参考になります。
  私の教訓は「何でも美味しいと言う人のアドバイスは信用出来ない」です。
  
  続きがすごーく楽しみです!
  
  あ、パリ、、ストライキでゴミが溢れているようですね、、大変だ、、
  

  OASISさん からの返信 2023/03/18 20:44:01

  Re: アンリ・ルソーの赤い子(笑)

  まむーとさん
  
  オランジュリー、良いですよね。狭い空間なのにどこかで見たことのある名画がずらりと並んでいて。旅行記を書きながらもう又行きたくなりましたが、ストが落ちつかないとパリからでるのは不安です。
  
  今回久しぶりだったので、事前に調べまくり美味しいと言われているお菓子などを思いきって買いましたが結構　”普通”　のものもあり　”パリで買った”　というエッセンスで味がプラスされるのかな、と思いました（私の舌が肥えていないだけか期待が大きすぎたかもしれません）
  
  Navigo、これでロワシーバスに乗れていれば勝ったも同然でしたが、結果勝ったと思っています。
  
  OASISより