2023/02/09 - 2023/02/11
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ST&G-旧旅に恋するウミガメさん
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前回に続き京都。
【雨の日観光】の最後は、6年ぶりに再会した友人と一緒に夕食です。
平安神宮の傍にある【小料理 裕くら】。
こじんまりとした素敵なお店で、私たち全員が虜になりました。
味良し・雰囲気良し・そしてサービス良し。
このお店なら絶対に女性ウケしそうだと思いますが、おもてなしの素晴らしさという点ではシニア世代のカップルにもお勧めです。
【京都の旅】最後は、自宅用の御土産を買うため出町ふたばへ。
コロナ禍で並ぶ人が少なかった時期もありましたが、久しぶりに訪れたふたばの前には再び長い列が出来ていました。
今回は、途中下車のラーメン店【麺屋 稲穂曾】の様子もご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
-
友人との【雨の日・京都街歩き】の最後に訪れたのは、平安神宮の傍にある【小料理 裕くら】。
タクシーを降りて店の入り口を探すも、暗かったせいか表札を見逃してウロウしてしまいました。
無事入店。 -
今回私たちが【裕くら】を選んだ理由がこちら。
① 大型店よりもこじんまりとした店
② 目でも楽しませてくれるような店
※器・盛り付けなどが綺麗な店
③ コスパの良い店
最終的には京都に住む友人の意見で決めましたが、これが大正解。
花まるを付けたくなるお店でしたよ。 -
センスの良さが光る店。
料理や接客に対しては、高級日本料理店に行った時のような質の高いサービスが受けられます。
懐に優しい分、食材は滅茶苦茶高価なものは使っていませんが、料金以上の価値はあると感じました。 -
最初はドリンク。
和食なので、今回も日本酒を選択。
酒器は好きなものを選ぶことができましたので、悩んだ結果が次…。 -
偶然だったのか、私が選んだ酒器に合わせて女将さんが選んでくれたのかは記憶にないのですが、どちらもガラスの酒器。
-
お酒を入れた後で写真を撮れば良かった…と後悔したのがこの1枚。
グラスの可愛さに気を取られていました。 -
ここからは料理。
モナカの皮の上に載っていたのは、サーモンとりんごを和えたもの。
上に載っているのは、菊の花びらと南天。 -
次なる料理は…の前にまず器。
黄色と言えば、この季節ならミモザや菜の花が思い浮かびます。 -
先程の器の料理は、鯛とズワイガニのとろろ蒸し。
器に合わせて、黄色のエディブルフラワーが添えられていました。 -
次はお造り。
ここでお酒が変わり、酒器は切子。 -
「切子は良いな~」と思いながらゴクッ。
-
切子の流れで今度はこちら。
カットグラスはただカッティングが光に輝いて美しいと言うだけでなく、テーブルの上に映し出される模様も光の当たり具合により色味が変化して綺麗ですよ。 -
小槌の中に入っていたのは、造り用のアオサ醤油。
醤油と言っても、サラサラとした液体ではありません。
これが非常に美味しくて、熱々白米に載せたくなるくらい絶品でした。 -
白子(タラ)の天ぷらを挟んだ中華パン。
和食に他国の物を取り入れているというのが面白かったのですが、中華パン独独のモチモチッとした食感と、白子のトロッとした食感が何とも言えませんでした。 -
食べ終わった後の友人の角皿。
その上にはエディブルフラワー(食用の花)が残されていました。
食べられると分かっていても、私も時々残してしまいます。 -
ホタテとクワイ(手前)の料理。
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それに添えられていたのが稲穂でした。
油で揚げると白い花が咲いたような状態になりますが、この飾りは良く秋の懐石料理で見かけます。
ホタテの下は、ブルーチーズを使ったソース。
説明を聞いた時は洋風の味を想像しましたが、こちらの料理も【洋】のものが上手く【和】にアレンジされていました。
ブルーチーズが苦手という友人も食べていましたので、彼女と同じタイプの人でも大丈夫ではないかと思いますが、心配ならこの食材に限らず苦手なものを予約時に伝えておくことをお勧めします。 -
ご飯が出てきたら、楽しい食事もそろそろ終わり。
牡蠣ご飯の上に載っていたのは海苔。
磯の香りを思い切り楽しみましょう。 -
そのご飯と一緒に運ばれてきたのが、お造りで紹介したアオサ醤油でした。
「持ち帰っていただく程量は無いので。」と大将からのプレゼント。
そして最後は、大将と女将さんを交えて皆で乾杯!
お客さんの心をがっちりと掴むお二人のおもてなしは本当に素晴らしい。
友人との再会、そして素敵な店に出会えたことに感謝します。
【裕くら】は席数が少ないので、必ず事前に確認をしてから行きましょう。
ご馳走さまでした。 -
翌朝…。
帰宅前にホテル周辺を散策。 -
近代的なビルが建ち並ぶエリアですが、この日の目的は【六角堂】。
そして【六角堂】と言えば【池坊】です。 -
【六角堂】に隣接している【華道池坊家元】の近代的なビル。
こちらには教室などもありますので、この日も多くの方がビルの中へと消えていきました。 -
烏丸通りから六角道りへ。
こちらは夜の街歩きで紹介した六角堂の鐘楼。 -
その鐘楼のすぐ前にあるのが、聖徳太子が創建した紫雲山 頂法寺(六角堂)です。
紫雲山頂法寺(六角堂) 寺・神社・教会
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生け花発祥の地と言われ、住職は池坊の家元が務めています。
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六角堂(本堂)。
六角と言われるくらいですから皆さんも六角形の建物を想像したと思いますが、正面からではそれが分からないので角度を変えてみましょう。 -
建物の横に回ると、六角形の形をしているというのが良く分かります。
更に空中写真で確認すると、綺麗な六角形の屋根を見ることができますので、良かったら確認してくださいね。 -
今更ではありますが、美のセンスをお授け下さいとお願いした私でした。
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ちなみに今回私たちが滞在したホテルもはこの六角堂に近いということで、遠方から来られる池坊の先生方も良く利用しているそうです。
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御本尊 如意輪観世音菩薩。
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合掌地蔵など十六羅漢の石彫があるエリア。
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手水舎。
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太子堂と聖徳太子沐浴の古跡。
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聖徳太子沐浴の古跡で優雅に泳いでいた白鳥。
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礎石。
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こちらは三十二世池坊専好の、水仙を使った立花モニュメント。
立花は線の美しさを出すのが非常に難しいと感じる技法ですが、私にとっては憧れの生け方。
シンプルな中に美しさを感じる立花にはいつも苦戦を強いられていましたので、このモニュメントを見て自分のセンスの無さを痛感しました。
これからの季節は、桜の立花に挑戦される方も多いのではないでしょうか。 -
不動明王。
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真言。
「ナーマク サーマンダー…」
法事(?)で聞いたような記憶がありますが、どの寺院だったかしら? -
へそ石。
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桜の木。
まだ蕾は見つかりませんでした。 -
六角柳に結んであった御神籤。
そろそろこの柳も、新緑に変わることでしょう。 -
最後に茶所売店でこちらを頂き、六角堂の見学は終了です。
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烏丸通りに戻ってきました。
【三條南殿の遺址】の説明版が掲げてあるのは、【みずほ銀行京都中央支店】。
今はビルが建ち並ぶビジネス街ですが、京都は歴史の舞台になった所が非常に多いので、このような石碑や案内板も数多く存在します。 -
更に歩くと、このようなお店を発見しました。
こちらはベトナム料理店の【ラ・パパイヤベール】。
ベトナムへ行かれた方は、車輪がついたこの屋台が懐かしいのではないでしょうか。
下に書かれているメニューは私の旅行記でも触れていますので、良かったらそちらもご覧ください。
【ラ・パパイヤベール】では、コムホップ(お弁当)やマングゥエー(テイクアウト)もやっているようです。 -
ホテルに戻り、友人から御土産を貰いました。
色合いが綺麗な【いと達】の包み餅。
表現力が足りないのでどう説明すれば良いのか悩んでしまいますが、モチモチ感が面白い米粉の皮の中に、いろいろな味の餡が入っています。 -
こちらも【いと達】の商品ですが、見た目が可愛いらしいクマの最中。
餡にチョコレートが混じっていますので、バレンタインシーズンにピッタリですね。 -
京都旅の最後は御土産を買うために下加茂神社方面へ。
車窓からの眺めになりますが、この建物は京都大学総合博物館。京都大学総合博物館 美術館・博物館
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ついでと言っては何ですが、京都大学をぐるり一周してみましょう。
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京大医学部附属病院。
広大な敷地なので、一周するにも時間がかかります。 -
車窓観光を終え、目的地の【出町 ふたば】に到着。
出町ふたば グルメ・レストラン
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この並び具合から20分程度で買えるだろうと予想したのですが、想像以上に列が長く大誤算の巻となりました。
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買うのは勿論豆餅。
木箱が山積みになっていますが、次から次へと箱が空になっていきます。 -
春らしい和菓子も並んでいますので、ショーケースを見るとあれもこれもと買いたくなるかもしれませんね。
画像の中央右にあるのが豆餅。
奥に福餅や桜餅も並んでいます。 -
豆餅だけのパックとは別に、ドライブのお供で買ったのがこちら。
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説明する必要もないのですが、右から桜餅、塩加減が絶妙の名代 豆餅、そして春らしく(?)三色の花団子。
お土産を購入したら、京都の旅も終わりです。 -
帰りは途中下車して甲賀市水口へ。
甲賀市ですから忍者にちなんだ観光スポットにでも行くのかと思いきや、単に運転手がラーメンを食べたかっただけのようです。
今回は甲賀市の観光は無し(残念)。 -
プレオープン中だった【麵屋 稲穂曾】。
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評価が高い店ということでこちらに決めたのですが、ここは元々あったラーメン店の店主が変わり、それと同時に内装を綺麗にして再オープンとなったようです。
私たちが頼んだのは人気No.1のあさり醤油としじみ塩そば。
画像は私のしじみ塩そば。
ラーメン好きに言わせると、アッサリのように見えるが香味油がしっかり効いているのでどっしり感あり。
決して端麗ではない…という評価。
ラーメン音痴の私としては端麗という意味が良く分かりませんが、ラーメン好きの人には通じるのでしょう。
ちなみに麺は中太でした。 -
ラーメンの中に入っていた海老水餃子はサービス。
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こちらはラーメンとは別に頼んであった海老水餃子。
海老もプリプリでしたし、味もしっかりしていて美味しかったですよ。 -
あさりの炊き込みご飯もサービス。
プレオープン中のサービスとはいえ、サービスし過ぎではないかというくらいボリュームあり。
暫くラーメンは良いかも…と思うくらい、食べ過ぎてしまいました。 -
伊勢神宮から始まった冬旅もこれで終わり。
今度は何処に行こうかな?伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会
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