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ホテルで朝食を済ませ、路線バスで石垣島空港へ。空港にはレンタカー会社のカウンターが無かったため、予約していたレンタカー会社に電話し迎えに来てもらい、車をピックアップし石垣島観光をスタート。<br />最初に空港とは反対側、島の西先端に位置する“御神崎(うがんざき/おがんざき)に向かう。30分程度で到着。まず高台にある灯台に行ってみるが中には入れなかった。この日も快晴で、高台から見る景色は素晴らしかった。高台を降り岬の先端に行くと、断崖絶壁でここから見る奇岩や南側に広がるコバルトブルーの海もとても美しかった。<br /><br />次に石垣島随一の観光スポット、“川平(かびら)湾”へ。15分程度で到着し、早速川平湾観光の定番のグラスボートに乗船。船底のガラス越しにサンゴの群生や色鮮やかな様々な魚が見える。暫くするとウミガメが現れたが、船長さんによるとウミガメが見えるのは珍しいとのこと。乗船客の中にディズニーアニメの“ニモ”のぬいぐるみを持っている子がおり、船長さんが次はニモを見に行こうと別のスポットに船を走らすと、カクレクマノミは同じイソギンチャクなどに住み着くのか、本当にイソギンチャクの中で泳ぐカクレクマノミがいて少し驚いた。<br />グラスボート遊覧が終わり、川平湾を一望できる展望台に向かう。さすが人気のスポット、途中にある写真撮影スポットでは何組ものツアー客が集合写真を撮っていた。また、外国人観光客の姿も多く見られた。写真スポット、展望台から小さな島々が広がるコバルトブルーの海の景色を楽しみ、付近の食堂に入り、昼食に、八重山そばをいただいた。<br /><br />次に、川平湾から車で10分強のところにある、波打ち際からでもカラフルな魚を観察することができるという“米原ビーチ”に立ち寄る。川平湾とは打って変わって浜には先客が二人いるだけ。その人たちがいる方向に行ってみると本当に砂浜から黒や青色の魚が見え驚いた。聞いてみると、その人は前日にも来たが、その時は満潮であり、浜からは魚は見えなかったとのこと。浜から魚を見るためには干潮時を狙う必要があるようだ。<br /><br />次いで島の最北端の“平久保岬”に向かう。40分程度のロングドライブとなるが、行き交う車も少なく、車窓から見える海岸風景を楽しみながら北上する。車数台しか停められない駐車場に車を置き、徒歩で2、3分の灯台に。灯台や辺りの高台からは美しい緑や青のグラデーションの海が見える。この海の景色は数ある石垣島の海の観光スポットの中でも最高と思えるものであった。<br />平久保岬からさらに県道206号線の終点まで行ってみる。終点の先には更に海に向かう細い道があり、行ってみると海水浴場があった。きれいな浜であるが、ここもペットボトルなどの漂着物が多く見られた。<br /><br />半島を南下し、途中にある伊原間サビチ鍾乳洞に立ち寄る。この鍾乳洞は規模は大きくないものの、日本で唯一出口にいきなり海が広がるという珍しいものである。実際、鍾乳洞の中は特別感は全くなかったが、出口には奇岩が点在する海が広がり、干潮時には、幸せになれるパワースポットと言われる亀の形をした岩が見れるとのことであるが、訪れた時は生憎満潮時で見えなかった。<br /><br />鍾乳洞観光を終え、5~6分で“玉取崎展望台”に到着。広い駐車場に車を置き、徒歩で小高い丘にある展望台へ。途中にあるヤシの木やハイビスカスの花が南国気分を醸し出している。展望台から見ると、東側に青く澄んだ海など雄大な景色が広がっていた。<br /><br />次に、北半球最大級のアオサンゴの群生が広がるという白保海岸に行ってみたが、冬場であるためか、シュノーケリングなどのアクティビティを提供している施設も見当たらず、空しく、レンタカーを返却すべく空港に向かう。<br /><br />レンタカーを返却し、空港からバスで市内中心部に。今夜の夕食は、楽しみにしていた“島唄三線ライブ居酒屋 結風(ゆいかじ)”である。入店したのは18:30であったが、ライブが始まるのが19:20であるためか、客は1人しかいなかった。我々が予約していたのはイス席であったが、座敷席よりイス席の方がステージに近かった。注文した料理とオリオンビールや泡盛を楽しんでいると、客も増えてきて、舞台の準備も始まった。<br />19:20いよいよライブが始まる。歌手は何と先ほどまでマイクや音響設備などのチェックをしていたTシャツに短パンのお兄さんであった。ライブも衣装も同じで、地元石垣島の着物を着て現れるのかなと思っていた筆者は拍子抜けした。<br />しかし、ライブが始まってみると、張りのあるきれいな歌声とその歌唱力にびっくりさせられた。曲目は、ビギンの“島人(しまんちゅう)ぬ宝”や“島唄”、“安里屋(あさどや)ユンタ”など。それぞれの曲の中の“合いの手”の入れ方を説明してくれ、客はそれに従って皆で大きな声を出していい雰囲気に。またビギンの“おじい自慢のオリオンビール”(筆者は知らなかった)では、みんな立ち上がって“アリ乾杯”と発声しながら何度も乾杯し盛り上がった。<br />最後に、定番の沖縄の躍り“カチャーシー”の躍り方を教えてくれ、みんな立ち上がって躍って20:00頃にライブが終了した。店を出て、流しのタクシーを拾いホテルへ。<br />

第3日(2月1日(水)) 石垣島観光

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2023/01/30 - 2023/02/02

5276位(同エリア5559件中)

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happy drinker

happy drinkerさん

ホテルで朝食を済ませ、路線バスで石垣島空港へ。空港にはレンタカー会社のカウンターが無かったため、予約していたレンタカー会社に電話し迎えに来てもらい、車をピックアップし石垣島観光をスタート。
最初に空港とは反対側、島の西先端に位置する“御神崎(うがんざき/おがんざき)に向かう。30分程度で到着。まず高台にある灯台に行ってみるが中には入れなかった。この日も快晴で、高台から見る景色は素晴らしかった。高台を降り岬の先端に行くと、断崖絶壁でここから見る奇岩や南側に広がるコバルトブルーの海もとても美しかった。

次に石垣島随一の観光スポット、“川平(かびら)湾”へ。15分程度で到着し、早速川平湾観光の定番のグラスボートに乗船。船底のガラス越しにサンゴの群生や色鮮やかな様々な魚が見える。暫くするとウミガメが現れたが、船長さんによるとウミガメが見えるのは珍しいとのこと。乗船客の中にディズニーアニメの“ニモ”のぬいぐるみを持っている子がおり、船長さんが次はニモを見に行こうと別のスポットに船を走らすと、カクレクマノミは同じイソギンチャクなどに住み着くのか、本当にイソギンチャクの中で泳ぐカクレクマノミがいて少し驚いた。
グラスボート遊覧が終わり、川平湾を一望できる展望台に向かう。さすが人気のスポット、途中にある写真撮影スポットでは何組ものツアー客が集合写真を撮っていた。また、外国人観光客の姿も多く見られた。写真スポット、展望台から小さな島々が広がるコバルトブルーの海の景色を楽しみ、付近の食堂に入り、昼食に、八重山そばをいただいた。

次に、川平湾から車で10分強のところにある、波打ち際からでもカラフルな魚を観察することができるという“米原ビーチ”に立ち寄る。川平湾とは打って変わって浜には先客が二人いるだけ。その人たちがいる方向に行ってみると本当に砂浜から黒や青色の魚が見え驚いた。聞いてみると、その人は前日にも来たが、その時は満潮であり、浜からは魚は見えなかったとのこと。浜から魚を見るためには干潮時を狙う必要があるようだ。

次いで島の最北端の“平久保岬”に向かう。40分程度のロングドライブとなるが、行き交う車も少なく、車窓から見える海岸風景を楽しみながら北上する。車数台しか停められない駐車場に車を置き、徒歩で2、3分の灯台に。灯台や辺りの高台からは美しい緑や青のグラデーションの海が見える。この海の景色は数ある石垣島の海の観光スポットの中でも最高と思えるものであった。
平久保岬からさらに県道206号線の終点まで行ってみる。終点の先には更に海に向かう細い道があり、行ってみると海水浴場があった。きれいな浜であるが、ここもペットボトルなどの漂着物が多く見られた。

半島を南下し、途中にある伊原間サビチ鍾乳洞に立ち寄る。この鍾乳洞は規模は大きくないものの、日本で唯一出口にいきなり海が広がるという珍しいものである。実際、鍾乳洞の中は特別感は全くなかったが、出口には奇岩が点在する海が広がり、干潮時には、幸せになれるパワースポットと言われる亀の形をした岩が見れるとのことであるが、訪れた時は生憎満潮時で見えなかった。

鍾乳洞観光を終え、5~6分で“玉取崎展望台”に到着。広い駐車場に車を置き、徒歩で小高い丘にある展望台へ。途中にあるヤシの木やハイビスカスの花が南国気分を醸し出している。展望台から見ると、東側に青く澄んだ海など雄大な景色が広がっていた。

次に、北半球最大級のアオサンゴの群生が広がるという白保海岸に行ってみたが、冬場であるためか、シュノーケリングなどのアクティビティを提供している施設も見当たらず、空しく、レンタカーを返却すべく空港に向かう。

レンタカーを返却し、空港からバスで市内中心部に。今夜の夕食は、楽しみにしていた“島唄三線ライブ居酒屋 結風(ゆいかじ)”である。入店したのは18:30であったが、ライブが始まるのが19:20であるためか、客は1人しかいなかった。我々が予約していたのはイス席であったが、座敷席よりイス席の方がステージに近かった。注文した料理とオリオンビールや泡盛を楽しんでいると、客も増えてきて、舞台の準備も始まった。
19:20いよいよライブが始まる。歌手は何と先ほどまでマイクや音響設備などのチェックをしていたTシャツに短パンのお兄さんであった。ライブも衣装も同じで、地元石垣島の着物を着て現れるのかなと思っていた筆者は拍子抜けした。
しかし、ライブが始まってみると、張りのあるきれいな歌声とその歌唱力にびっくりさせられた。曲目は、ビギンの“島人(しまんちゅう)ぬ宝”や“島唄”、“安里屋(あさどや)ユンタ”など。それぞれの曲の中の“合いの手”の入れ方を説明してくれ、客はそれに従って皆で大きな声を出していい雰囲気に。またビギンの“おじい自慢のオリオンビール”(筆者は知らなかった)では、みんな立ち上がって“アリ乾杯”と発声しながら何度も乾杯し盛り上がった。
最後に、定番の沖縄の躍り“カチャーシー”の躍り方を教えてくれ、みんな立ち上がって躍って20:00頃にライブが終了した。店を出て、流しのタクシーを拾いホテルへ。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 御神崎(うがんざき/おがんざき)灯台

    御神崎(うがんざき/おがんざき)灯台

  • 御神崎の岬の先端には断崖絶壁と青い海が

    御神崎の岬の先端には断崖絶壁と青い海が

  • 高台から望む川平(かびら)湾

    高台から望む川平(かびら)湾

  • 川平湾のグラスボート・船底のガラス越に沢山の小魚が

    川平湾のグラスボート・船底のガラス越に沢山の小魚が

  • 川平湾のグラスボート・イソギンチャク上には小さなカクレクマノミが

    川平湾のグラスボート・イソギンチャク上には小さなカクレクマノミが

  • 米原ビーチ・波打ち際から見えた青い小魚

    米原ビーチ・波打ち際から見えた青い小魚

  • 平久保岬灯台

    平久保岬灯台

  • 平久保岬から見た美しい緑や青のグラデーションの海<br />

    平久保岬から見た美しい緑や青のグラデーションの海

  • 平久保岬近くの県道206号線の終点の先にある海水浴場(平野ビーチ)・澄んだ海が広がるが、この時は浜辺にはかなりのペットボトルなどの漂着物が見られた

    平久保岬近くの県道206号線の終点の先にある海水浴場(平野ビーチ)・澄んだ海が広がるが、この時は浜辺にはかなりのペットボトルなどの漂着物が見られた

  • 出口には海が広がる珍しい”伊原間サビチ鍾乳洞”

    出口には海が広がる珍しい”伊原間サビチ鍾乳洞”

  • 伊原間サビチ鍾乳洞の出口の先にある奇岩<br /><br />干潮時には、幸せになれるパワースポットと言われる亀の形をした岩が見えるとのことだが、満潮時で見えなかった

    伊原間サビチ鍾乳洞の出口の先にある奇岩

    干潮時には、幸せになれるパワースポットと言われる亀の形をした岩が見えるとのことだが、満潮時で見えなかった

  • ”島唄三線ライブ居酒屋 結風(ゆいかじ)”の歌手<br /><br />張りのあるきれいな歌声とその歌唱力にびっくり

    ”島唄三線ライブ居酒屋 結風(ゆいかじ)”の歌手

    張りのあるきれいな歌声とその歌唱力にびっくり

  • 石垣港離島ターミナルにある具志堅用高の銅像(旅行記にh書いていないが)

    石垣港離島ターミナルにある具志堅用高の銅像(旅行記にh書いていないが)

  • 1972年に沖縄が返還されたあと、1978年7月30日午前6時、石垣島を含む沖縄県内の道路交通ルールが一斉に「左側通行」へと変わったことを祈念す<br />る碑(旅行記には書いていないが)<br />

    1972年に沖縄が返還されたあと、1978年7月30日午前6時、石垣島を含む沖縄県内の道路交通ルールが一斉に「左側通行」へと変わったことを祈念す
    る碑(旅行記には書いていないが)

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