2023/02/19 - 2023/02/20
276位(同エリア1017件中)
ちゃんこさん
往復とも ヴィルトゥ・フェーリーズ(Virtu Ferries)利用
所要時間:片道1時間45分
往路 マルタ島バレッタ港 6:30発/シチリア島ポッツアーロ港8:15着
復路 シチリア島ポッツアーロ港20:30発/マルタ島バレッタ着22:30着(遅延)
マルタ島からシチリアへ。
1日目は、シラクーサを散策。2日目は、バッロク建築が美しい世界遺産の街、ノート~ラグーザ~モディカを訪れ、再びマルタ島へ。マルタ島からのスピンオフ<シチリア編>。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヴァレッタからフェーリー(VIRTU FERRIES)でシチリア島に向かいます。ホテルThe Phoenicia Maltaを午前5時にチェックアウトし、タクシーでフェリー乗り場まで約10分弱。配車アプリ「eCabs」は、事前に予約が出来るので便利。出発は6:30ですが、5:30までにチェックイン手続きが必要。バレッタ港~ポッツアーロ港間は乗船客が多く、事前の予約がお勧め。フェリー予約サイト「Direct Ferries」で購入できます。
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楽しみにしていた朝日は、雲に隠れて微かしか見えず残念。
ポッツアーロ港8:15着。ポッツアーロ~シラクーサ間は、ハイヤーを予約(シシリアウェイで120ユーロ)。ドライバーのマリオさんがネームボードを持って、優しい笑顔で待ってくれていました。 -
ポッツアーロ港から、約45分でシラクーサのホテルCaportigia Boutique Hotelに到着。途中、車窓から薄いピンクに色づいたアーモンドの花が見えました。
ホテルに荷物を預け、タクシーでネアポリス考古学公園へ(10ユーロ)。広大な敷地の中に、ギリシア劇場、ディオニュシオスの耳、天国の石切り場、古代ローマの円形闘技場などが点在しています。ネアポリス考古学公園 広場・公園
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ディオニュシオスの耳。たしかに耳のような形。
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耳の中からの様子。中に入ると真っ暗です。
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現存する最大のギリシア劇場。高台にあるので、街と海が一望できます。紀元前3世紀に造られていると思うと、現存していること自体が驚きです。
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ネアポリス考古学公園からオルティージャ島へ、歩いて向かいます。30分くらいかかりましたが、下り坂なので苦になりませんでした。本土と島をつなぐ橋は2つあり、島に向かって右側が新しい橋で、左側が古い橋。こちらは、古い方の橋です。
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こちらが、新しい方の橋。車が多く行きかってました。
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橋を渡ると、すぐにアポロ神殿が見えます。神殿っ・・と念じながら見ると神殿に見えてきます。神殿横の通りが、街のメインストリート・マッテオッティ通りで、アルキメデス広場につながっています。(写真は、東側から見た早朝のアポロ神殿)
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神殿前の広場を右に進むと、海沿いのプロムナード、フォロ・ビットリオ・エマニュエーレⅡに。ここちよい海風に吹かれながらプロムナードを歩き、公園を抜けると、アレトゥーザの泉に着きます。泉の周りには、カフェや土産物店が。さらに海沿いを進むと、道はどんどん狭くなっていき、道に面して、レストランやバーが所狭しと建ち並んでいます。
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島の先端にあるマニアーチェ城に到着。海が澄んでます。
マニアーチェ城 城・宮殿
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狭い路地を通り抜け、島の中心にあるバロック様式のドゥオーモへ。ドゥオーモとは、街を代表する教会堂のことだとか。たしかに街を代表するにふさわしい佇まいです。
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シチリア島2日目。早起きしてオルティージャ島を散策。朝焼けの中のフォロ・ビットリオ・エマニュエーレⅡ。
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公共交通機関の乏しいシチリアを効率よくまわるためハイヤーを選択(アーモイタリア利用/7時間・520ユーロ)。日本人ガイドさんと共にバッロク様式で統一された世界遺産の街ノートに向かいます。
ノートは17世紀後半の大地震により街が崩壊し、街ごと元々あった場所から現在の場所に再建されたのだとか。街のメインストリート・ヴィトリオ・エマヌエーレ通りを臨みます。 -
ヴィトリオ・エマヌエーレ通りに面して建つ大聖堂。長い階段が印象的です。
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大聖堂の向かいにあるノート市庁舎。1階の広間は一般公開されていて、豪華な居間と天井のフレスコ画を鑑賞することが出来ます。
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世界的に有名なドルチェ店「カフェ・シチリア」。オフシーズンのため、お店は休業中。シーズンになると店の前にテラス席が設置され、賑わうのだとか。
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ニコラチ通り。通りに面する建物のバルコニーの下には、人や動物の精巧な彫刻があり、上を見上げながら歩くと楽しい。この通りでは、毎年5月に花びらで地面に絵を描くイベント「インフィオラータ」が開催されていて、2013年には日本がテーマに選ばれたことも。
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2ヶ所目の世界遺産の街、ラグーザが車窓から見えてきました。
ラグーザも17世紀に起きた大地震の後に街が再建され、バロック様式で全体が統一されたそうです。街はスーペリオーレ地区(上の街)とイブラ地区(下の街)に分かれています。イブラ地区のイブレオ庭園からスタートし、歩いてサン・ジョルジョ大聖堂に向かいます。 -
階段の上に堂々とそびえたつバロック建築の傑作 サン・ジョルジョ大聖堂。ロザリオ・ガリアルディによって設計されました。12:30~16:00の間は昼休みで閉館中のため中に入れず。シチリアでは、お役所も民間の会社も、昼休みが3時間程あるんだとか。
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ラグーザにあるミシュラン2つ星レストラン「CICCIO SULTANO DUOMO」。
こちらも、オフシーズンで休業中。 -
昼食は、「THAT’S A MORO」で。飲み物は、イタリアの定番ドリンク「キノット」を注文。苦味と酸味が程よく、やみつきになる味です。トマトサラダ、ラタトゥイユ風の煮込料理、ラビオリのトマトソース煮をオーダー。星は付いてなくても、どのお料理も美味しかったです。
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食後、再び街を散策。どのシーンを切り取っても絵になる街です。
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イチオシ
サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会からラグーザの街を見渡します。あまりの絶景に言葉を失います。
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世界遺産3ヶ所目の街、モディカに到着。シチリア後期バロック様式の街のひとつ。アステカ文化から伝わる特殊なチョコレート製法が現代まで守られていて、街中に数多くのチョコレート工房があります。
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モディカの中でも最も有名な人気店「ボナイユート」に立ち寄ります。モディカチョコレートの特徴は、あえて砂糖の粒を残すよう低温で処理されているため、シャリシャリとして独特の触感があります。定番はバニラとシナモンだそうで、お土産に購入しました。購入前には、試食も出来ます。
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お土産店にて。テスタ・ディ・モーロ(Testa di Moro)の壁掛やマグネット、シチリアのシンボル・3本足のトリナクリア(Trinacria)等、シチリアらしいものが並んでいます。
モディカ 旧市街・古い町並み
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急こう配の階段を上がり、バロック様式のサン・ジョルジョ教会へ。ラグーザにあるサン・ジョルジョ大聖堂と同じ建築家ロザリオ・ガリアルディによる設計で、外観がとてもよく似ています。一説によると、わざと似せて設計したのだとか。
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高台から、サン・ジョルジョ大聖堂を眺めます。バロックの教会は階段が長い!
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斜面にびっしりと建物が続くモディカの街並みを見渡しつつ、シチリア世界遺産を巡る旅にお別れです。シチリア最高です。
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