団塊夫婦の桜巡りの旅・2023ー早咲きの神奈川県松田町の河津桜へ

2023/03/01 - 2023/03/01

2月末に白馬岩岳で今年二度目のスキーを楽しんだ時、宿のテレビで神奈川県松田町の河津桜が見頃を迎えていることを知り、帰宅途中に立ち寄ることも考えたが、車でのアクセスに時間がかかりそうなので断念。しかし、帰宅した後もあきらめきれず、翌日の早朝電車で松田町まで出かけることに。前日までは快晴の天気だったのに、この日は朝から薄曇りの天気で、青空の下での桜見物とはならなかったのは残念だったが、河津桜だけでなく、菜の花もちょうど満開で、ピンクと黄色のコラボも堪能することが出来た（表紙写真）。

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

神奈川県松田町の松田山ハーブガーデンの西平畑公園は、早咲の河津桜の名所として知られ、関東の富士見百景にも選定されている。開花時期に合せて、桜まつりも開催される（2023年は、2月11日から3月12日まで）。私達は、これまで伊豆の河津桜を見に行ったことはあったが、ここは全くその存在すら知らなかった。今年、白馬にスキーに行っている最中に偶然その存在を知ることとなり、スキーから帰った翌日の早朝に慌ただしく出かけることになった。

3月1日（水）、早朝起きると、自宅のマンションからは朝焼けに染まった東京都心を見ることが出来た。これだけきれいな朝焼けは珍しい。松田山ハーブガーデンの開園時間（9時）前に着きたいので、6時半ごろには自宅を出る。駐車場が心配なので、車では行かず、最寄り駅のスーパーの駐車場に車を停め、バスと電車（小田急）を乗り継いで新松田駅まで行くことにした。

小田急線の車内。乗った時は、都心と逆方向にもかかわらずかなり混雑していて座れなかったが、運よく町田で近くの席があいたので二人とも座ることができた。写真は下りる新松田駅近くになってようやく空いてきた車内。

8時半ごろには新松田駅に到着。駅を出てからJR松田駅方面に歩いて行くと、松田山ハーブ館への案内があらわれた。JR松田駅からはシャトルバスも出ているらしいが、私達は、案内を頼りにそのまま歩いて向かう。

しばらく歩くと前方の山の斜面に桜がかたまって咲いているのが見えた。目的地まではかなり登るようだ。

東名高速の下をくぐり、

その後左折して高速の横を登っていくと、

桜まつりが行われている西平畑公園の入り口に到着。桜まつりの入場料は一人300円で、ここでチケットを購入。新松田駅から20分ほどかかった。

公園まで登っていく途中では、白い桜も見られた。

さらに登ると、桜越しに富士山も見えてきた。山の背後は、残念ながら薄雲に覆われていて、青空ではなかった。

さらに階段を登っていくと、桜の下には菜の花も見えていた。

上記の階段を登り切った後で、歩いてきたところを振り返って。

菜の花と河津桜の競演が見事。

下のほうは散り始めていたが、上の方の河津桜は満開。

桜を拡大して。
公園内のビデオ映像は以下のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=VXNXXRtO92c

桜越しに松田町の街並みを望む。

パノラマで（画像をクリックしてください）。

公園の案内図。

上図の子どもの館前まで登り、公園をパノラマで撮影（画像をクリックしてください）。

さらに少し上まで行ってから富士山の方角を見る。

子どもの館前には、ブランコ（Sky Swing）。富士山をバックに写真を撮ることができる。

ブランコで記念撮影。

富士山と河津桜のコラボ（その１）。

その２．

その３．

その４．

とりわけ美しい花を拡大して。

戻る前に子どもの館の中を覗いてみると、ひな人形が展示されていた。

ひな人形の上にはきれいな雛のつるし飾り。平成１５年に婦人会からの寄贈で始められたもの。これらのつるし飾りの製作は「てずくな桃の会」による。子供の幸を願いながら、一つ一つ作られたそうだ。

こちらもてずくな桃の会の作品。

お雛様。

再び子ども館の前から市街地を望む。柵で囲まれたところが展望台。

上の写真の展望台まで行き、河津桜を接写。

展望台から撮影した河津桜と菜の花のコラボ（その１）。

その２．

その３．

展望台から下る途中の桜と菜の花（その１）。

その２．ひときわ見事な菜の花。

その３．

その４．

その５．

階段下まで戻ってきた。名残惜しいが、これで公園散策は終了して、新松田駅へと戻る。

JR松田駅前では、シャトルバスを待つ人の列も。公園までの登り道は思ったほどきつくはなく、私達シニアでも十分歩ける道だった。

街中からは、西平畑公園よりさらに高いところに桜と菜の花が咲いているのが見えた。帰った後で調べてみると、あぐりパーク嵯峨山苑というところだった。西平畑公園入り口手前の農道を上がると行けるらしい（ただし、かなり歩くことになるようだ）。

新松田駅から小田急線で自宅へと戻る。帰りの車内は最初はがらがら。２回乗り替えて、小田急線の駅から少し歩いて、自宅の京王線最寄り駅には、11時半ごろ到着。駐車場から車で自宅へは昼前に戻れた。朝6時半に自宅を出てから、約5時間の今年最初の桜巡りの旅は終了した。天気予報が外れ、快晴でないのが残念だった。