![2023年2月、飛び石連休を利用して岩手・秋田に行ってきました。年初の計画では「どこかにマイル」を利用する予定でしたが、希望の時間帯では選択肢さえ示されず、往路を午後・帰路を夜間にすると選択肢は示されますが、何度検索しても行先が今一つのため断念。そこでJR東日本の「ダイナミックレールパック」を利用して岩手・秋田に行ってきました。全国旅行支援の対象となることも判断の材料となりました。<br /><br />旅の主目的を「乳頭温泉郷の湯めぐり・宿泊」、その他として「平泉観光」「ご当地グルメ」を計画に組み込みました。懸念事項として、雪深い事で有名な乳頭温泉周辺へのレンタカー運転がありましたが、結果的には危ない目に合うことなく問題もありませんでした。むしろ、レンタカーがあったことで旅行の幅や奥行きが広がりました。マイルの消化にはなりませんでしたが、全体を通して後悔する点がほぼ無く、とても楽しく思い出深い旅行になりました。<br /><br />旅行記は(1)~(4)の4部構成となっており、こちはらは2日目の乳頭温泉での後半の様子を纏めています。よろしかったらお付き合いください。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/81/24/650x_11812452.jpg?updated_at=1710836253)
2023/02/24 - 2023/02/24
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polnpolnさん
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2023年2月、飛び石連休を利用して岩手・秋田に行ってきました。年初の計画では「どこかにマイル」を利用する予定でしたが、希望の時間帯では選択肢さえ示されず、往路を午後・帰路を夜間にすると選択肢は示されますが、何度検索しても行先が今一つのため断念。そこでJR東日本の「ダイナミックレールパック」を利用して岩手・秋田に行ってきました。全国旅行支援の対象となることも判断の材料となりました。
旅の主目的を「乳頭温泉郷の湯めぐり・宿泊」、その他として「平泉観光」「ご当地グルメ」を計画に組み込みました。懸念事項として、雪深い事で有名な乳頭温泉周辺へのレンタカー運転がありましたが、結果的には危ない目に合うことなく問題もありませんでした。むしろ、レンタカーがあったことで旅行の幅や奥行きが広がりました。マイルの消化にはなりませんでしたが、全体を通して後悔する点がほぼ無く、とても楽しく思い出深い旅行になりました。
旅行記は(1)~(4)の4部構成となっており、こちはらは2日目の乳頭温泉での後半の様子を纏めています。よろしかったらお付き合いください。
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乳頭温泉郷の妙乃湯に到着したのは12時チョイ過ぎ。
乳頭温泉郷 妙乃湯 宿・ホテル
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温泉の前にランチをとることに。昼時とあって食堂はほぼ満席でしたが、ラッキーなことに待つこと無く着席することが出来ました。
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こちらは稲庭うどんセット1,320円(税込)。この日は暖かったこともあって冷たいうどんが丁度良かったです。
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こちらは稲庭古来細麺1,650円(税込)。比較的最近のメニューのようでした。
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ランチを終え、温泉に向かいます。
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先ほどの鶴の湯の印象が強いせいか、とてもモダンな造りにビックリ。
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表記も英語です。コロナ前は相当インバウンド客で賑わっていたのでしょう。
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妙乃湯は入浴者数の管理がしっかりしていて、一定以上の人数にならないようにしているので、ゆったり入浴することができました。その代わり、間が悪いと入口付近で待たされることになりますが…
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こちらは金乃湯。鉄分を多く含んでいるのでこの色合いになるみたいです。
妙乃湯温泉(乳頭温泉郷) 温泉
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妙乃湯にはこの他に混浴露天風呂と銀乃湯という内湯がありました。こちらの混浴露天風呂は女性が入浴するには相当の覚悟が必要ということもあって、私が見てる限りでは誰も入って来ませんでした。
なお、宿泊者向けですが女性専用の時間が設定されているようです。 -
この写メを撮影したのは13時半過ぎでしたが、既に当日の日帰り入浴の受付を終了していました。妙乃湯は定刻の14時前に受付を終了することが珍しくないと、事前にネットで確認していましたので、それを前提に計画を立てていたので影響はありませんでした。
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ほぼ1時間に1本走っている田沢湖駅に向かう路線バスが妙乃湯バス停に来ました。狭くて雪の多い道をこのような大型バスが走っていることに少しだけ驚きます。まあ、それだけ利用者もいるということなのでしょう。
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これは妙乃湯さんの除雪用ショベルローダー。とてもキレイでほぼ新車に近い印象てした。
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妙乃湯の後は蟹場温泉(がにばおんせん)にやって来ました。看板にもカニがいます。
蟹場温泉 宿・ホテル
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こちらは蟹場温泉の宿泊施設の全景。温泉は内部や外部の通路を使います。
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入口の提灯には美肌の湯宿とあります。
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入口の扉を開けると蟹がいました。蟹場温泉は付近の沢に蟹が多く住むところからと名づけられたそうです。
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こちらは岩湯の入り口、男女並んでいます。
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岩湯は岩というよりか、石風呂という感じの浴槽で5~6人が一度に入れる広さ。お湯はほぼ無色透明でした。蟹場温泉にはもう一つの内湯、秋田杉をつかった木湯がありましたが、露天風呂に入るためにそちらはスルーしました。
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こちちらは露天風呂に通じる道なのですが普通に屋外の雪道を進みます。
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歩を進めると両脇の雪が更に高くなってきました。
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1分程歩くと露天風呂が見えてきました。
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小川の右側の垣根の向こう側が混浴露天風呂です。
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混浴露天風呂ですが、先客は6~8名でした。女性はいませんでした。こちらも妙乃湯に負けず劣らず女性には厳しい混浴露天風呂だと思います。なお、妙乃湯と同様に宿泊者向けに女性専用の時間が設定されているようです。
蟹場温泉 (乳頭温泉郷) 温泉
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こちらは脱衣所の様子。左側に空いてるカゴがありますが、これは帰りに撮影したもの。私が入るときは空きが無く、椅子として使われている切り株に脱いだ服を置くしかありませんでした。
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恐らく夜は、この蟹場温泉の提灯が良い味を出すのでしょう。
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露天風呂を出て、当たり前ですが来た道を戻ります。因みに画像はありませんが、旅館側で露天風呂利用者向けに無償で長靴を用意しています。でも、何を頑張っているのかスニーカーで行き来している方も見受けられました。
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男性の場合、蟹場温泉では混浴露天風呂は必須だと思います。岩湯と木湯のみでは蟹場温泉の良さが伝わらないと思いました。
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宿泊先の休暇村を除くと、湯めぐり最後となる大釜温泉の駐車場にやって来ました。
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大釜温泉は先ほどの蟹場温泉とその前の妙乃湯の間に位置していますので、同様にその周辺はとても雪深いです。
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こちらが大釜温泉の入り口。何だかどこぞの事務所(反社とかでなく)入り口のようです。
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入口を入ると直ぐに貴重品のロッカーがあって、下駄箱は奥の扉の先にあります。
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大釜温泉の日帰り入浴は16時半までと乳頭温泉では遅い時間まで受け入れてます。我々が訪れたのは15時少し前くらいでは画像ような感じで、程よく混雑している感じでした。
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大釜温泉の看板娘は結構気が強くて、後からくる客が見えたので戸を閉めずにいたら、「開けっ放しじゃ寒いでしょ!」と窘められてしまいました。
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大釜温泉はかつての小学校の木造校舎を再利用しており、大浴場に向け学校のような廊下を進みます。
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こちらが男湯の入り口。大釜温泉は内湯1つ、露天風呂1つ、混浴露天風呂はありませんでした。
乳頭温泉郷 大釜温泉 宿・ホテル
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私が入浴してた間の男湯は最大で8名程度、露天は4名以上にならず快適に入浴出来ました。
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入浴した後、泉質の説明書きに「ヒ素」とあり多少驚きました。
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大釜温泉は1977年、現在の場所にあった旅館が焼失。ちょうど校舎の建て替えのため取り壊されることになった秋田県由利本荘市の小学校を建築資材として譲り受け再建したそうです。
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全体的にもそうですが、特に2階の時計が学校を思い起こさせます。
大釜温泉 (乳頭温泉郷) 温泉
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11時前に湯めぐりをスタートして、鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜と巡り、本日の宿泊先である休暇村に戻って来ました。時刻は15時半前でした。
約半日かけた湯めぐりを通じての感想や気付きをいくつか。「食事込みで4時間チョイで4か所はまあまあタイト」「スーパー銭湯のようにくつろげるところがほぼ無い」「道路状況と天候にもよるが、レンタカー移動がベスト」「天候次第だが入浴後は暑いので調整できる服装が良い」「夏は知らないが湯めぐりは冬が一番おススメ」。いずれも個人の感想・気付きですので悪しからずです。休暇村 乳頭温泉郷 宿・ホテル
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建物に入って左手はロビー。夕朝食時はこちらも食事用テーブルとして使われていました。
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湯めぐり帖購入時に実質的な手続きが終了していたので、チェクインは鍵を受取るだけでとてもスムーズ。
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フロントのカウンターに掲示されていた時刻表や天気情報など。
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売店はそこそこの広さがあり、缶ビールなどの販売もありました。なお、最近宿泊先にアルコール自販機が無いケースが多くなってますが、こちらにはアルコールのある自販機が複数ありました。
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アサインされた3階の洋室。大浴場も同じ3階なので良かったのですが、難を言うと大浴場から一番遠いグループでした。
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部屋からの眺め。こちら側は建物入口からすると裏側になり、屋根の雪などをこちらサイドに下しているようでした。なお、一番奥が大浴場のある建物です。
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こちはらは大浴場。入口には浴槽ごとの温度がデジタル表示されていました。
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更衣室の様子。この日訪れた温泉の中で唯一無料の鍵付きロッカーでした。もちろんドライヤーを含め設備も一番充実していました。
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内湯は「ぬるめ」と「あつめ」の2つ。
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露天風呂を取り巻く人工芝の下は、いわゆる床暖的に温かくなっていました。
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18時近くなったので夕食会場にやって来ました。HP的には満室のようでしたが、大浴場や夕食会場が宿泊客でごった返している感じはありませんでした。
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左手の御狩場焼は、肉・季節の野菜などを山椒味噌で調理した料理。
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天ぷらは、えび・つぶ貝・まいたけ・リンゴ・ししとうの5つから、オーダーしてからあげてくれます。私はえび・まいたけ・リンゴをオーダー。
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姫神サーモンは岩手県で養殖されているご当地サーモン(ニジマス)です。
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秋田らしく、ハタハタの揚げ物もありました。
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サーモンと大葉のグラタンはとても味が良く美味しかったのですが、名前程サーモンが前面に出ている感じではありませんでした。
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こちらは炭火焼きのコーナー。私は岩魚をいただきました。
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右側はきりたんぽ鍋。左側は山の芋鍋。どちらも秋田の郷土料理ですが、秋田でもの田沢湖周辺で有名ということで私は山の芋鍋をチョイス。
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こちらは従業員の方がテーブルを回って配ってくれていた料理。若いタケノコの味噌漬けを焼いたもので、マヨネーズと相性が良かったです。
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こちらも従業員の方がテーブルを回って配ってくれていた料理。とんぶりと山芋の和え物。豆はありませんでしたが納豆の味がしました。
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最初のチョイス。全般的に美味しかったですが、山の芋鍋・リンゴの天ぷら・グラタンが印象に残りました。
前後編となりましたが、2日目の乳頭温泉編は以上となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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