2023/01/28 - 2023/01/30
166位(同エリア1239件中)
クッシーさん
この旅行記スケジュールを元に
寒い時は寒いところへ
恒例となった夫との月イチ旅行、1月は前々から行きたかった厳冬の釧路
・見たかったもの:タンチョウ、霧氷、釧路の夕陽
・したかったこと:SL撮影と乗車、早朝カヌー
・食べたかった物:つぶ貝と炉端焼き
ラッキーにも全部が叶ったので、他の旅行と順番は前後しますが季節が冬のうちにアップしたいと思います。
<行程>
1日目:羽田 (11:35)→ 釧路空港(13:15)
阿寒国際つるセンター ラビスタ釧路川 泊
2日目: SL冬の湿原号撮影&乗車
幣舞橋にて夕日鑑賞 ラビスタ釧路川 泊
3日目:釧路川早朝カヌー
釧路湿原細岡展望台、摩周湖、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
釧路空港(18:30)→ 羽田(20:20)
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
釧路滞在2日目
この日は『SL冬の湿原号』の撮影と乗車がメインイベント☆彡
SLは限定日に釧網本線の釧路=標茶間を1往復します。雪の釧路湿原の中をもうもうと煙をあげて走るSL、乗ってみたいし、でも雄姿の撮影もしたい。そんなクッシーの願いを叶えてくれたのが、たまたまネットで見つけた『釧路 貸切観光タクシー SL冬の湿原号撮影コース 車でSLを追走&激写しよう!』という釧路日交タクシーのツアー。これで往路の釧路から標茶は撮影、復路の標茶から釧路はSL乗車が可能になりました~♪
ツアーは貸切なのでスタート時間や立ち寄り場所などこちらの希望もきいてくれ、おまけに慣れない雪道を自分たちで運転する必要なく、撮影スポットを熟知したプロのドライバーさんにお任せできるという願ったり叶ったりの内容。実際、予約をしたらすぐに担当の方から連絡があり、コースや出発時間の調整ができました。
で、当日はホテルに10時15分に迎えに来てもらいツアースタート! -
まずは釧路駅に立ち寄り
釧路駅 駅
-
ここでしか販売されていない記念入場券シートをゲット
-
そしてSLが出発するホームに向かい、入ってくるSLの姿を撮影します。
-
10時半前に到着したのでSLはまだ入線していませんでしたが、隣のホームに可愛らしいラッピングの列車発見(^^)
釧路=根室間を走る花咲線です。この列車、ホーム側は雪原をイメージした白いラッピングですが、反対側はハマナスをモチーフに赤いラッピングなんですって。絶景の中を走る観光列車としてサービスもいろいろ用意されているようで、次回はこれにも乗ってみたくなりました。
※ 花咲線の紹介サイト
https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/hanasakisen/
https://www.hanasaki-line.com/ -
SLを待つ間、ホームを散策
-
10:39 ホームの先の方からポォーッと汽笛が聞こえ、SLが姿を現しました。
SL冬の湿原号 乗り物
-
クッシーは乗車ホーム、夫は線路をはさんだ隣のホームからお出迎え
この3枚は隣のホームからの写真 by 夫 です。 -
大量の煙をあげて湿原号、入線
-
こちらは乗車ホームからの写真 by クッシー
ホームの一番前で待っていました。 -
実際に動いているSLをこんなにじっくり、近くで見るのは初めてかも。。。
-
煙や蒸気が嬉しくて、いちいち写真を撮ってしまう ^^;
-
「C11 171」
C11形蒸気機関車171号機、1940年(昭和15)年製造で車齢80年を超える古い車両です。 -
今シーズンはこうして元気に動いていますが、昨シーズンは試運転時に故障が発覚しディーゼル機関車に置き換えて運行されました。
-
無事、復活してくれてありがとう!
10:47 ホームでひとしきり撮影したので、次の撮影スポットに移動します。 -
10:56 釧路駅からタクシーでSLを先回りし釧路川鉄橋近くの「舟着き広場」に到着。ここで釧路駅を11:05に出発するSLを待ち受けます。鉄橋を走るSLが撮影できる人気のスポットなので、すでに多くの人が三脚を立てスタンバイしていました。ここでも夫とそれぞれ違うポイントから撮ることにし、良さそうな場所を探します。
夫はこの角度で撮ることにしたようです。
この鉄橋は釧路駅から近いので、事前情報ではSLが釧路駅を出発する際に鳴らす汽笛の音が聞こえ、そのの2,3分後にSLがやってくるとのこと。ドキドキしながら待っていると汽笛が聞こえてきました。それまで雑談していたカメラマンたちも一斉ににカメラに向かい撮影モード、あたりがシーンとします。釧路川 自然・景勝地
-
イチオシ
11:10 SLが現れあちこちからシャッター音が響きます。
-
イチオシ
青空に白い煙が映えますね~☆彡
ちなみに鉄橋の下、川面は釧路の冬の風物詩「蓮氷」に覆われています。 -
クッシーは夫より少し鉄橋から離れた場所を陣取りました。
広角で狙いは「蓮氷とSL」です。 -
が、なんと撮れた写真はSLにズームしちゃったものばかり!
-
SLが現れた時にピントを合わせたくて、思わずズームレンズをぐりぐりしてしまったみたいです。
-
もっと引きで撮りたかったのに~
蓮氷が全く写っていない・・・(涙) -
気づいた時には時すでに遅し
夫が「蓮氷とSL」を撮っていてくれたことがせめてもの救いでした。。
撮影が終わったら落ち込んではいられない! すぐに撤収し、次の撮影スポットに移動です。同じように車で追いかけている人も多く、駐車場は出たい車で渋滞発生。でもこんな時タクシーは本当に便利、ドライバーさんが路地にスタンバイしていてくれて乗り込んだらすぐに出発できました。 -
イチオシ
途中SLに追いつき車の中からパシャリ
-
11:21 並走
-
なんとか追い抜き、先を急ぎます。
JR釧網本線 乗り物
-
次の撮影スポットは塘路駅近くのカーブ
SLが来る15分前には到着しましたが、またしてもすでにスタンバイしている人が10名ほど。たかが10名と思われるかもしれませんが、先ほどの鉄橋と違ってここはカメラポジションがかなり限定されます。すでに三脚を立てている人の邪魔にならず、撮りたいアングルで撮影できる場所を探し・・・ -
イチオシ
12:01 SLがカーブを曲がって来るところをパシャパシャ
-
スピードが出ているので、駅に入線してきた時よりずっと迫力があります。
-
それがわずか数メートルの距離で見られるのだから幸せ♪
-
真横を走り過ぎ
-
モクモクと煙をあげて去っていきました。
SLを見送ったら、またすぐに出発です。 -
次は直線を走って来るSLの撮影
ドライバーさんは標茶駅手前のルルラン踏切に案内してくれました。
ここは近くの農家さんが私有地を駐車場として開放してくれている場所とのことで、けっこう人が集まって来ていました。路駐の見張りなのかパトカーも待機。 -
遮断機脇には脚立を立てて狙う人も。
クッシーたちも早めに着いたので、正面を狙える遮断機近くにポジション確保 -
イチオシ
12:31 SLが近づいてきました。
-
夫は縦位置で撮影
-
クッシーは横位置でしたが、相変わらず二人とも手持ち撮影。今回も機動性重視です。三脚をスピーディーにセットするのが苦手だっていうこともあるのですが ^^;
-
列車を見送り、これにて追走撮影終了
ゴールの標茶駅に向かいます。 -
12:39 SLの終点、標茶駅
釧路から案内してくれたドライバーさんとはここでお別れ。約2時間、追走ありがとうございました。レンタカーで追走していたら絶対こんなに撮影できなかったはず。車中での話も楽しく、良いドライバーさんと出会えてラッキーでした ^^標茶駅 駅
-
標茶駅には5分ほど前に着いたばかりの湿原号が停まっていました。
-
標茶町のゆるキャラ?
SLに乗ってきた人たちを熱烈歓迎中だったので、写真を撮らせてもらいました。 -
12:35に到着した湿原号は14:00に釧路に向けて出発します。クッシーたちもこれに乗って帰るのですが、出発までに時間がたっぷりあるのでもう少し撮影したい!
改札で帰りのチケットを見せたら構内に入れてくれました。 -
ホームにあった古いレール
-
ひと仕事終えたばかりの「C11 171」
-
釧路駅では多くのギャラリーに囲まれていましたが、この時は人も少なくシャッターチャンス
-
イチオシ
運転席も見えました
-
ピカピカに磨いてもらっているのね~
-
いろんなところから蒸気が噴出してる!
-
客車を逆行でパチリ
-
客車につけられたエンブレムやサボもカッコイイ ☆彡
ちなみにこれらは「SL冬の湿原号オリジナルグッズ」として車内販売もされていました。 -
先頭ではいよいよ見たかった方向転換作業が始まります。
といっても、標茶駅には機関車の向きを回転させる転車台がないため、一旦機関車と先頭車両(1号車)を切り離し、機関車だけを別の線路を使って帰りの先頭車両となる5号車の前に持って行き付け替えるという作業が行われるのです。 -
上が釧路から標茶にやってきた時の形、1号車が先頭です。帰りは進行方向が逆になるので5号車が先頭となります(下の形) が、転車台がなく機関車の向きを変えることができないので、機関車は5号車に往路とは逆さまの形で連結されるのです。
なかなか上手く説明できませんが、図の機関車の形を見ていただくとイメージがつくでしょうか? -
1号車と機関車の切り離し
-
イチオシ
機関車だけが前進して行きます。
-
線路の切り替え部分まで進みストップ
-
しばらく点検作業に入るとのことで、ホームにいたギャラリーたちは一度改札を出るようにとの案内がありました。
-
5号車への連結作業が始まるまで、駅の外で時間をつぶします。
昼食は帰りの車内で食べるつもりでおにぎりやパンを用意してきたので、夫は駅前のコンビニでビールだけ調達。
三角屋根の可愛らしい建物は標茶バスターミナル、中には観光案内所があり、観光客の休憩所としても利用されています。 -
13:30 釧路行きの改札が始まったので再びホームへ
跨線橋の窓から点検を終えた機関車が5号車に向かって走ってくるのが見えました。グッドタイミング! -
徐々に客車に近づき
-
連結完了
-
点検作業は続きます。
-
こちらは機関士さん?
-
点検を終え、運転席に乗り込みました。
-
そろそろ出発時刻
クッシーたちも乗車します。 -
SL冬の湿原号は全席指定
今回乗車したのは1号車、3D,4Dのカウンター席です。座席は全て同じ料金なので発売開始と同時に、眺望の良い川(湿原)側のカウンター席の確保、がんばりました。 -
客車は今シーズン、フルリニューアル
ま新しいシートにはタンチョウやエゾシカ、雪など冬の湿原を代表するモチーフが描かれ、木材がふんだんに使われている車内。2,3,4号車にはダルマストーブが置かれ、温かみとレトロを感じる内装です。 -
14:00 駅員さんや観光協会の人たちに見送られ出発
-
最後尾の窓から小さくなっていく標茶の町の風景をパチリ
-
がんばって取ったカウンター席からの風景を楽しみながら遅めのランチ♪
雪原の奥には雄阿寒岳、雌阿寒岳が見えました。 -
牧場も一面真っ白
でも牛クンたちは外に出ていますね。寒いのは平気なのかしら? -
2号車には車内販売カウンターが設けられ、オリジナルグッズやカフェメニュー、沿線の特産品などが売られていました。窓の模様も可愛らしい。
-
2,3,4号車に設置されたダルマストーブ
ストーブの網の上ではスルメやシシャモ、もちなど、観光客がおもいおもいの物を焼いていました。 -
イチオシ
なかにはこんな大物も!
-
途中の塘路駅では少し長い停車時間があり、乗客は列車から降りることができます。
塘路駅 駅
-
逆さまの向きで客車と連結された機関車
-
機関車のパーツがいろいろ気になる
-
逆さまの向きで連結された機関車その2
-
正面からパチリ
SLっぽくはないけど、これはこれでカッコイイ! -
塘路駅の反対側ホームにやってきた釧網本線
けっこう乗車する人がいましたが網走に向かう列車ですね。 -
再びSLに乗車し、湿原の中を走ります。
-
イチオシ
ブルーの釧路川と雪の白 コントラストが美しい☆彡
-
楽しかったSLの旅もそろそろ終盤、釧路の町が近付いてきました。
蓮氷が浮いている下の写真は追走の時に撮った鉄橋を通過している時のものです。 -
15:42 釧路駅に到着
釧路駅 駅
-
お疲れ様~
-
頑張って走ってくれてありがとう!
-
名残り惜しくて釧路駅でも写真を撮っていたらホームの乗客はクッシーたちだけになっていました。
-
車庫に戻って行く姿を見送って「SL冬の湿原号の旅」は終了
お天気にも恵まれ、撮って乗って大満足の1日になりました ^^
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (5)
-
- mirukuさん 2023/02/26 13:27:41
- 蓮氷とSL、素敵です^^
- こんにちは、クッシーさん!
1月の月一旅行は釧路でしたか?
蓮氷とSLの組み合わせ、釧路の素敵が詰め込まれていますね^^
薄氷も見ごたえがあり、もちろん、SLも・・・
「釧路 貸切観光タクシー SL冬の湿原号撮影コース 車でSLを追走&激写しよう!」があるなんて、なんて、いいことでしょう^^
いいのを見つけましたね^^
来年もやっているかなぁ~?
クッシーさんの旅行記を拝見していて、又、行きたくなってしまいました^^
素敵なお写真に頭は釧路に行った気分で和ませていただきました。
お天気にも恵まれたみたいで、お疲れ様でした^^
miruku
- クッシーさん からの返信 2023/02/27 13:00:25
- RE: 蓮氷とSL、素敵です^^
- mirukuさん、こんにちは。
「動きもの撮影」が苦手な私ですが
今回は動物やSLなど頑張ってきました 笑
って、手持ちで、あまり偉そうなことは言えませんが・・・楽しかったです。
「釧路 貸切観光タクシー SL冬の湿原号撮影コース 車でSLを追走&激写しよう!」
はネットでSLの撮影ポイントを探していてたまたま見つけたのですが
本当にオススメです。
mirukuさんも精力的にあちこち撮影にいらしてますね!
雨晴海岸と合掌造りのツアーはKツーリズムのですか?
私も参加を考えていたんですよ。
参加していたらmirukuさんとお会いできていたかもです^^
五箇山のライトアップもステキでした。
みなさんの旅行記を拝見していると行ってみたい場所、再訪したい場所が
どんどん増えていき、月イチでは全然追いつきませ〜ん。
クッシー
-
- クサポンさん 2023/02/26 12:44:24
- ナイスご主人の撮影案は
- クッシーさん
クサポンです
いつも素敵な写真楽しみにしています。
タンチョウの撮影も素晴らしい。
そして、SLの撮影。
ご主人の写真最高です!
2人で行くと幅も広がりますね。
タクシーツアーあるんですね。これなら自分で運転しなくても良いし楽しめますね。
私は夏の釧路ノロッコが塘路まで乗れなくて、冬のSLに乗りたいと思ってます。
ところで、いつも素敵な写真ですが、一眼を使われているのですか?
ミラーレスを使っているのですが、私の腕ではコンデジも同じかと考え中です。
旅行記見てる私も大満足でした(o^^o)
ありがとうございます。
- クッシーさん からの返信 2023/02/27 12:38:47
- RE: ナイスご主人の撮影案は
- クサポンさん、こんにちは。
SL、良いですよね〜♪
関東でも走っていますが、雪原の中を走っている姿はなかなか見られないので
冬の湿原号、オススメです ^^/
カメラは主にミラーレスを使っています。
旅行で持ち歩くには軽くてコンパクトな方が良いので
OM SYSTEM(旧オリンパス)のOM-D E-M5 Mark III という機種です。
夫もミラーレスですがキャノンの大きいやつで
コントラストや彩度などの設定(好み)が私と異なるため
同じ場所を撮っても色合いが全然違っていて・・・
鉄橋での写真のように並べると一目瞭然なので、普段夫の写真はあまり旅行記には使わないのですが、今回は登場多めです(笑)
あと、コンデジやスマホも被写体や状況によって使ってます。
食事とか飛行機内とかはほぼスマホ、撮影旅行を主としない友人との旅行は
コンデジです。
ただ、やはり動くものとか遠くのものを撮る時はミラーレスかなぁ。
レンズも変えられるし。
クサポンさんも大井川鉄道用にいかがですか ^^
旅行の記録を残すために始めたカメラですが、今は写真が撮りたくて
旅先を決めることもあり、楽しいですよ〜
クッシー
- クサポンさん からの返信 2023/02/27 21:30:06
- Re: ナイスご主人の撮影案は
- クッシーさん
クサポンです
情報ありがとうございます。
私が撮ったらミラーレスもコンデジも同じなんだけど、シャッターを押す高揚感がちがうような。
そして、コンデジにすると肩こりも違って違ってなんだけど。
迷いますね~
携帯も使ってるし、カメラだけでかなりの重量になります(^。^)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
釧路(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023年1月 冬の釧路はおもしろい
5
87