マレーシア(12)二日で学習ボルネオ文化

2022/10/06 - 2022/10/11

クチン在住の人たちに取材した所、３人中３人が絶対行くべき！と猛烈プッシュのサラワク文化村＋クチン三日目にして最終日もギリギリまで、出来立てホヤホヤの文化博物館を巡り、豊かな島の文化に触れたり、でも結局ひたすら新しい友人たちと飲んだり食ったりです。

エリア クチン(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝ごはんは早くから地元の人で大賑わいの春園茶室へ。

常に満席ですが待っていたら手際良く案内してくれます。

大好き！コロミーです。コシのある縮れ卵麺（汁なし）に香味油を素早く和えて。シンプルなのに旨い旨い。

クチンに行くなら絶対！と地元の人たちがこぞって推すサラワク文化村に。着いたら目玉の民族舞踊ショーが開演したばかりで、絶え間なく各民族の個性豊かな踊りや歌が披露されました。

サラワク カルチュラル ビレッジ 散歩・街歩き

ショーの後は広大な敷地内を巡ります。

サラワク州の７つの先住民の暮らしを見学できるる文化村、「実際ここで生活している先住民もいるんだよ」と案内してくれたOwen。まずは竹を組み合わせただけの橋から体験。足元にお気をつけて。

本来はバラバラに生活していた先住民の住まいが一堂に。首狩り族のゾーンでは実際に燻された頭蓋骨が吊るされていたり、ロングハウスと呼ばれる巨大長屋では寝泊りも出来たり。

独特の文様は「撮っておくと縁起が良い」とOwenが言うので。

高床式の住居も点在。敵が迫ると上階に引き上げてしまうそう。

クチンの市街地までは車で45分ほどです。夜も圧倒的な存在感＝州議会議事堂。

サラワク州議会議事堂 建造物

夜はお待ちかね、戸外の飲食の何と愉快なこと。サラワク総合病院近くのフードコートに繰り出します。

タコのから揚げを始め、エビに白身魚にシーフードづくし。もちろんお供はアンカービール（※シンガポール産）。

ビショップ宿舎→Owenの母校の校舎→The Marian Boutique Lodging House（現在）。朝食は玄関脇の小部屋にあるパンや紅茶を適当に。

朝な夕なに眺めてきた州議会議事堂。どこまで歩いても逃げられない。

午後のフライトまでは街中にあるピッカピカのボルネオ文化博物館です。前日の文化村同様外国人プライスはかなり高め。

2022年春に出来たばかりの博物館は地元の家族連れや社会見学御一行様からも大人気！最初は環境について学ぶフロアより。舟型の椅子に座れば周囲のスクリーンに熱帯雨林が投影されキッズ大興奮でした。

体感型の展示が多く、このフロアまではお子様方も熱心でしたが、上階に行くにつれやや本格派に。

さっそく物騒な展示も。前日に文化村で見た人骨ふたたび。首狩り族を始め先住民関連の展示は特に力が入っています。

実は先住民よりもっともっと昔、旧石器時代の展示に始まり、サラワク王国時代、さらに大事に世界大戦の日本軍統治下時代とイギリス植民地時代、最後はマレーシアに属するまで膨大な展示が各フロアに。

大迫力のどでかい木の柱は、かつて死者の骨を上部に収めたというクリリエン。

ライオンキング的コーナー。実際には何十個も仮面が大集合していてなかなかの圧です。

最上階からクチンの街並みが一望できます。

ラストスパート！クチン最後の昼食は、サラワク州の先住民たちの料理も楽しめる名店LepauにMarvinが連れて行ってくれました。テキスタイルも勿論先住民に伝わるデザインとか。ここはビールでなく、ご当地ライスワインから。程よい甘さですっきり。でもちゃんとお酒。

山菜炒めや葉っぱで包んで蒸したおこわなどなど、外れなし。受賞歴のある有名店で予約なしだと難しそうでした。

クチン土産はローカルスーパーにて。

実はコーヒー栽培も盛んなボルネオ島。分けやすい個包装のドリップバッグ（隣のコタキナバル産でしたが）と、折角なのでドリアン風味のも（こっちは３倍高価！）。

有無を言わさず、スイーツ店に寄り道を。誕生日が近い事を話したのをちゃんと覚えていてくれて、激甘ケーキを贈ってくれました。Terima kasih！どことなくトロピカル。

小さな地方空港風です、クチン空港。ボルネオ島と言えばラフレシアだった、と思い出す。

クチン国際空港 (KCH) 空港

帰りも安定の遅刻、エアアジア。機内Wi-Fi、無料っぽい雰囲気を醸していてもやっぱり有料でした。

KLIA２に着いたらサテライトターミナルに移動。翌朝早い便に備えて空港ホテルに泊まってみました。

エアロトレイン (クアラルンプール国際空港) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

早朝のANA便のゲートにも程近くで安心のサマサマエクスプレスです。

サマサマ エクスプレス KLIA ターミナル 1 - エアサイド トランジット ホテル ホテル

プライオリティパスで、ラウンジ扱いの食堂利用可でした。アルコールは缶ビールだと１本だけくれます。機内で有料機内食たべたけれども記念に軽く。

滑走路が見える部屋をリクエストしたものの敢え無く窓なし部屋…ギリギリまで買い物まで済ませて余裕の搭乗です。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

密かに大好きなフライドパスタスナック。お代わりしていたら離陸前に「お誕生日おめでとうございます」のメッセージ付きで数袋まとめてそっと手渡されました。感謝。

成田着陸後、この時点ではまだまだ果てしなく歩いて歩いて帰国です。歩きすぎて体温あがりそうな位。とはいえ、また旅が出来る歓びを噛みしめながら。

成田国際空港 空港