2022/11/01 - 2022/12/05
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kawausoimokoさん
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人生の再生を目指して、「お気に入り」と再会し「初めまして」に出会うために、ロンドン、パリ、ヘント&ブルージュ、デン・ハーグ、アムステルダムを35日で巡りました。
旅の5日目はナショナルギャラリーとコンサートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Jan van Eyck : Portrait of a Man in a Turban
2022年11月5日(土):(Day5)
旅の5日目はナショナルギャラリーとコンサートです。
Charing Cross駅に着き、ナショナルギャラリーに近いPret A Mangerで軽く朝食。チェーン店Caféは立地が良くて安いしとても便利です。
予約時間の朝10時にナショナルギャラリーに入場し、クロークで荷物を預けてRoom28へ直行。
Room28には3日前と同じ監視員の方が居て、ご挨拶をすると、「やあ、また来たのかい!」と言われました。
実は、3日前にRoom28へ来た時、あまり同じ絵にスティックしているとアートテロが横行しているので監視員の方に不審に思われるかもしれないと危惧し、私のほうからお声をかけたのです。
私がヤン・ファン・エイクの作品を観るためにロンドン、パリ、ヘント、ブルージュを巡る旅行中であることなどを話すと、なんと彼もお気に入りだということで、私の顔を覚えていたのです。
他の見学者の方が誰もいなかったので、ひとしきり同好の士とヤン・ファン・エイクの自画像と言われる絵を眼前にしてお話をするのは楽しかったです。
余談ですが、「毎日、名画が鑑賞できて羨ましいお仕事ですね」と話すと、「自分はアートが好きだけれど、同僚の中には絵画には全く興味ない人も多いよ」とのことでした。 -
Bartolomé Bermejo : San Michele trionfa sul demonio
ギャラリーをゆっくり巡ります。
今まで気づかなかった作品に目が留まりました。
イスラムを感じさせる鮮やかな赤紫のマントが美しい大天使ミカエルとアニメチックな悪魔が目を引く、明らかにフランドル絵画の影響がみられる作品です。
ネットで検索すると、ベルメホはスペインの画家で、彼が活躍した1400年代中頃には既にスペインでヤン・ファン・エイクを始めとするフランドル絵画の影響が浸透していたことを知りました。
ギャラリーのMuriel's Kitchenで昼食を取り、疲れたので一旦ホテルへ戻りました。
この時点ではトラファルガー広場は平常でした。
うたた寝をして気づくともう夕方の6時を過ぎ。
コンサートへ行かねばなりません。
このコンサートのことは2日目に立ち寄ったSt Martin-in-the-FieldsのCaféでポスターを見てチケットが購入できたので、楽しみにしていたのです。
ところが、今日はガイ・フォークス・ナイト(Guy Fawkes Night)の日で、更に、たびレジに登録していたので在英日本大使館からトラファルガー広場を含むロンドン市内各地で行われるデモの注意喚起メールを受信しました。
たぶん、ハイドパークでしょうか?
花火が上がる音や若者の叫び声も聞こえてきて、騒々しい気配がホテルの部屋に居ても感じられます。
そんな雨の夜にデモが行われている街中へ行くのはいかがなものか?という考えが頭をよぎりました(寝起きでちょっと面倒くさくなってた!)が、ヘンデルやミサ曲を教会で聴いたことはないので、会場であるトラファルガー広場のSt Martin-in-the-Fieldsへ向かいます。
夜7時過ぎにCharing Cross駅から広場へ出てみると、デモ隊の人数はそれ程多くなく静かに行進しており、警官も多数配置されていて安堵します。 -
Olivia Taitが指揮するSt. Martin-in-the-Fields合唱団とアンサンブルによるヘンデルの「王宮の花火のための音楽」とミサ曲のコンサートです。
-
演奏中の写真は撮れなかったので、開始前の写真です。
アンサンブルはプロの方々だそうですが、合唱団は教会付きの25人のボランティアということです。 -
レベルの高さに驚きました。特に教会で聴くミサ曲はやはり特別です。
来てよかった!
コンサートが終わった頃にはデモ隊は解散していて、地下鉄は激込みでしたが、無事ホテルに帰着しました。
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