2021/11/20 - 2021/11/23
363位(同エリア705件中)
摂津の国のマーガトロイドさん
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飛び石4連休は太平洋フェリーで東北地方へ。
初日は名古屋で熱田神宮とリニア鉄道館、名古屋港を満喫して太平洋フェリーに乗り込み太平洋クルーズ。
2日目も太平洋クルーズを楽しみ仙台からは一路高速バスと奥羽本線に乗り込んで大曲へ。
3日目は北上へ向かいカーシェアでダムと郵便局巡りと神アリスこと上有住へ。
東北新幹線で一路東京へ向かう。
最終日は江戸城本丸跡の皇居東御苑へ向かいそこから横浜へ。
氷川丸と日本郵船歴史博物館を満喫して大阪へ帰る見どころだらけの4日間。
今回利用した列車は以下の通り。
1日目
新大阪724→のぞみ284号→813名古屋
名鉄名古屋831→特急豊橋行→837神宮前
神宮西919→名城線左回り→923堀田
堀田933→名城線左回り→947八事日赤
八事日赤957→名城線左回り→1002本山
本山1008→高畑行→1010覚王山
池下→高畑行→今池
今池→中村区役所行→高岳
高岳→中村区役所行→名古屋
名古屋1100→金城ふ頭行→1110中島
中島1125→金城ふ頭行→1139金城ふ頭
金城ふ頭1344→名古屋行→1350稲永
稲永駅1357→名古屋市営バス→1409築地口
築地口1421→名古屋港行→1422名古屋港
名古屋港→大曽根行→1615六番町
六番町→大曽根行→金山
金山1650→名古屋港行→1657東海通
東海通→名古屋市営バス港区役所行→港区役所
港区役所1741→名古屋港行→1742築地口
築地口1757→名古屋市営バスフェリーふ頭行→1815頃フェリーふ頭
名古屋港1900→太平洋フェリーいしかり→1620頃(定刻1640)仙台港
2日目
多賀城1655→普通あおば通行→1720あおば通
仙台駅前1740→1845頃山形駅前
山形1858→普通新庄行→2010新庄
新庄2018→普通秋田行→2205大曲
3日目
大曲710→普通湯沢行→727横手
横手743→普通北上行→905北上
北上1730→はやぶさ112号→1931大宮
大宮1947→普通磯子行→1950さいたま新都心
与野2017→普通大船行→2022浦和
浦和→赤羽
赤羽→普通新木場行→池袋
池袋→急行→小竹向原
小竹向原→普通清瀬行→練馬
練馬2126→普通豊島園行→2129豊島園
豊島園2139→清澄白河行→2158新宿
新宿→(記録不明)→麹町
4日目
麹町611→普通川越市行→631小竹向原
小竹向原632→快速急行小川町行→708坂戸
坂戸712→普通越生行→735越生
越生750→普通高麗川行→803高麗川
高麗川815→普通八王子行→821東飯能
飯能836→特急ちちぶ72号→915池袋
池袋→山手線内回り→高田馬場
高田馬場945→普通西船橋行→956竹橋
大手町1047→普通日吉行→1050日比谷
有楽町1054→普通和光市行→1057永田町
永田町1104→普通押上行→1106半蔵門
麹町1144→普通石神井公園行→1146飯田橋
飯田橋1149→普通千葉行→1158秋葉原
秋葉原1228→普通千葉行→1234錦糸町
錦糸町1243→普通逗子行→1323横浜
横浜1332→快速大宮行→1335東神奈川
京急東神奈川1345→普通浦賀行→1348横浜
横浜1353→特急元町・中華街行→1401元町・中華街
元町・中華街1510→急行和光市行→1513馬車道
関内1611→普通湘南台行→1622上大岡
上大岡1628→エアポート急行羽田空港行→1630弘明寺
弘明寺→普通品川行→南太田
南太田→普通浦賀行→井土ヶ谷
井土ヶ谷→エアポート急行羽田空港行→日ノ出町
日ノ出町1727→普通品川行→1729戸部
戸部1737→普通品川行→1743京急東神奈川
東神奈川1747→普通八王子行→1750大口
大口1803→普通八王子行→1809新横浜
新横浜1858→のぞみ251号新大阪行→2106新大阪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅は新大阪から。3週間ぶりに東京に向かう(笑)
この3週間で警備員の数が増えた。
というのも筆者が前回新幹線に乗っていた10月31日に京王線で放火事件が発生したのである。
その影響はこういうところにも広がっていたのだ。 -
今回はN700A、最初からN700Aである方である。
-
のぞみだが東京までは行かないw今回は名古屋までである。
名古屋まで新幹線というとぷらっとこだまのイメージが強いが、エクスプレス予約であれば運賃も所要時間もぷらっとこだまとそこまで大きく変わらなかったのでのぞみで行く。 -
そうこうしていると今回の新幹線も中間地点、もう伊吹山が見えるようになっていた。
天気もいいので伊吹山もきれいに見える。 -
名古屋に到着。ここまではわずか50分ほどだ。
-
名駅辺りを少し歩いてみる。
近鉄名古屋駅周辺はここだけ雰囲気がなんとなく関西w -
名古屋駅といえばナナちゃん人形…が極めて縮小化しているw
ナナちゃんは関西リフレッシュ旅行中(=京都で修理中)とのことで「ミナちゃん」が代理で立つことになった。
激レアと書いているがその通りでナナちゃんがここを離れたのは15年ぶり2回目とのこと。 -
そのまま真横から名鉄名古屋駅へ。
少し撮り鉄… -
名古屋駅に到着する電車は走行中は当然ライトを点灯するが…
-
停車するとライトを切る。
急行豊川稲荷行きの到着。ホームが湾曲しているので遠くからでも撮りやすい。 -
中部国際空港行きの特急が来た直後に…
-
豊橋行きの特急が来た。
この列車に乗って名古屋を後にする。 -
とはいっても神宮前までなw
神宮前で下車する。目の前には回送列車が停車していた。 -
駅を出る。立派な建物だが老朽化のため解体工事が始まっている。
-
神宮前駅の真裏が熱田神宮だが、そういえば熱田神宮に安置されている三種の神器のひとつ、草薙剣が終戦直後に避難した飛騨一宮水無神社に参詣したことがあるのに熱田神宮はないなということで熱田神宮へ向かうことにした。
名古屋の市街地にありながらこの荘厳な雰囲気である… -
拝殿前までやってきた。朝の9時前だがそれなりに賑やかである。
-
というのも時期柄やはり七五三の家族連れが非常に多い。
まあ賑やかとはいっても騒ぐわけではないのだが。 -
西門から出る。ここから近い駅は…
-
現在では熱田神宮西駅となった神宮西駅である。
ここから名城線に乗り込む。ドニチエコきっぷはここからスタートとなった。 -
左回りで堀田へ…名鉄じゃないよ?
-
堀田で郵便局に立ち寄り再び名城線左回り…
-
八事日赤でも郵便局へ…
このあと本山で東山線に乗り換えて覚王山から池下まで郵便局巡りも兼ねて歩いてみたり桜通線に乗ってみたりしている… -
そんなわけであおなみ線の名古屋駅にやってきた。
-
キハ85系が向かいのJR名古屋駅に停車している。
これももう長くはない光景なので積極的に記録していかねば… -
あおなみ線の先頭車両が空いていたので座るが先頭には電車好きの親子連れが数組。
なぜ断言できるかって?名古屋駅を発車した途端…
「名鉄だ!」「新幹線だ!」「JR!」「アーバンライナー!」「ひのとりだ!ひのとり!」「しまかぜ来る?」「大阪行く?マリオの?」「しなのだ!」「貨物列車!」
この子達の目的地はもうお分かりだろう(苦笑)
中でも一番人気はやっぱり近鉄が誇る新型特急ひのとりのようである。
ひのとりだけは連呼される辺り名古屋っ子の子鉄達にもひのとりは大人気のようだ。 -
中島で途中下車。あおなみ線の1日乗車券を名古屋駅で購入していた。
駅近くの郵便局に立ち寄り、後続の電車で改めて金城ふ頭を目指す。 -
金城ふ頭に到着。リニア鉄道館に向かって歩く。
天気が良いのであおなみ線と青空がよく映える。 -
あおなみ線自体は稲永辺りにあった西名古屋港駅までは旧国鉄の貨物線である西名古屋港線(国鉄時代は通称だったがあおなみ線として開業してからは正式名称となる)を旅客化したものであり、今でも名古屋貨物ターミナルまで貨物列車が毎日運行しているので貨物列車の入線が可能だが、金城ふ頭駅は旅客化と同時に建設された区間のため貨物列車の入線は考慮していない。
そのため高架橋も貨物列車を考慮しない形となっている。 -
ようやく本題のリニア鉄道館に到着。
ちなみにあおなみ線の1日乗車券で割引が受けられる。 -
館内に入ると色々と変わったものが…
まずは一番オーソドックス(?)なものから… -
C62 17が展示されている。
蒸気機関車なのに129kmも出したスピードスター。
東山動植物園に保存されていたがリニア鉄道館で展示されることとなった。 -
続いては新幹線955形、通称300X。
JR東海唯一の新幹線試験車(純然たる試験車として)である。 -
300Xの愛称も大きく書かれている。
-
普通鉄道としてのタイトルホルダーも300Xである。
443kmの記録が残っている。 -
300Xの車内は…意外に座席はない。
-
そして時代はリニアへ…
MLX-01が展示されている。
こちらは有人世界最速記録、581kmを出している。 -
ドアはこう開きますw営業運転開始時の建築限界とか大丈夫なのだろうか…地下駅もあるけど…
第2編成もいるのだがそちらは山梨県立リニア見学センターで保存されている。
山梨のリニアも見に行っているので近いうちに旅行記化したいところ… -
車内は片側の座席だけ残されているが…
-
実験当時はきちんと4列シートだった。
東海道新幹線とは異なり4列である。 -
リクライニングは意外に倒れるという印象。
リニア辺りになってくるともう鉄道というより飛行機に近い印象を受け、座席間隔も狭くリクライニングも焼け石に水程度かと思っていたが普通に東海道新幹線クラス。 -
いい加減にメイン展示へ…
この通り新幹線だらけのインパクト。これは好きな人はたまらないと思われる…
それにしても0系、100系、300系、700系、屋外にN700系と保存されていて何か足りないと思ったあなた、そこは会社間の闇である… -
やっぱりここにも何かが足りない…
そもそもここにいないその「何か」がいると他の車両の人気を食ってしまう可能性はあるのでまあ妥当といえば妥当かもw -
JR東海のことだから新幹線がメインで在来線はおまけ程度でしょ?とお思いのそこのあなた、確かにメインは新幹線だが在来線の保存車両もそれなりにはある。ということでリニア鉄道館なのにあえてまずは在来線から。
2両しか製造されていなかったのに奇跡的に約100年経つ今でも2両ともに保存されて健在というED11のうち2号機が展示されている。
1号機は西武鉄道に譲渡され、横瀬車両基地で保存中。 -
これは有名だろう、お召し列車指定機で有名なEF58である。
もっとも、この157号機自体はお召し列車の牽引実績はない。
それでも一度廃車になり国鉄清算事業団行きになりながらJR東海に購入され、各種イベントに活躍していた。 -
C57 139も保存されている。
こちらは何度もお召し列車の牽引経験のある名古屋機関区のエース機。
ということでお召し列車装備での展示となる。 -
ED18が展示されている。
こちらも静態保存からの復帰組で国鉄時代は飯田線で貨物列車の牽引として活躍していた。 -
みんな大好き113系もいる。
行先はなんと… -
国鉄型で東京発の静岡行き…これはキッパー感涙の電車だろう…
-
車内は国鉄臭が充満しているw
キッパーが感涙している姿が目に浮かぶw -
同じくキッパー感涙系ではあるがちょっとイメージとしては意外な車両も保存されている。
それがモハ52形である。
この車両、いわゆる関西新快速の元祖である。
実際は飯田線でも戦後は活躍していたがどうしても戦前の関西急電のイメージが強く、保存車としても吹田工場に保存されているイメージが強い。 -
このモハ52だが、関西急電時代の姿を再現しているので所属は「大ミハ」すなわち宮原電車区である。
JR東海の博物館なのに意外なところ… -
新快速の系統でいえば117系も展示されていた。
このベージュと茶色は帯の幅に違いはあれど今の223系や225系まで引き継がれている。
こちらは元々屋外で休憩室として保存されていた。 -
続いてはしなの新旧…JR東海がしなのの系譜としてこの車両を展示したというところに勇気を感じる。
キハ181系がしなのヘッドマークで保存されている。
こちらも2011年までは特急はまかぜとして大阪駅に乗り入れていた。
それにしてもピクシブ百科事典や艦これwikiの浜風のページで触れられているはまかぜの説明は相当な愛を感じる… -
方向幕はしなの名古屋行き
-
車内はキハ181系の雰囲気そのもの。保存前まではJR四国で走っていたので比較的最近まで活躍していた。
-
洗面器も国鉄型…かと思いきや英語併記のステッカーが新しい辺り、最近まで走っていたのが分かる。
-
しなのは中央新幹線…ではなく隣の381系に引き継がれた。
この381系の後継が現在の383系である。 -
こちらは南紀とくろしおの元祖、キハ82系である。
というよりも元々くろしおがキハ82系で運行されており、和歌山~新宮間の電化の際に新宮で系統分割(ただし南紀は紀伊勝浦まで運行)されて「南紀」となったのである。 -
各地の私鉄でも走ったモハ63形と隣にはキッパー感涙の165系グリーン車が保存されていた。
モハ63形の方は三鷹行きのサボ。 -
165系は先頭車も保存されている。それも急行東海だ…
急行はキッパーは乗れないのでキッパーの大敵かもしれないが…
ちなみに順番が前後しているが117系はその隣に保存されている。 -
古い寝台車が展示されている。
右側は戦後初の寝台車であるマイネ40(wikiなどでは改番後のマロネ40として紹介されている)で左側は1950年代製造のオロネ10。
ちなみに側面の銘板がマイネ40では運輸省だがオロネ10では日本国有鉄道となっている。
オロネ10の方は宿泊用工事車として改造された後佐久間レールパークで保存され、リニア鉄道館に移動してきた。
ここまで意図的に触れてこなかったのだが妙に飯田線や静岡に縁のある保存車両が多い理由は佐久間レールパークがリニア鉄道館の実質的な前身だからである。 -
このキハ48000も佐久間レールパークからの移動組。
登場当時の塗装に復元されている。 -
在来線の最後はこれで締めよう。おいらん車ことオヤ31である。
色々と突き出しているものは建築限界測定用の矢羽根。
硬そうに見えて実は矢羽根は動くようになっており、万一ぶつかっても問題ないようになっている。 -
リニア鉄道館にも一応ジオラマがある。
かつての弁天町のような手作り感というよりも現代のスタイリッシュな感じではあるが…
かつての飯田線の顔、119系がいる。 -
N700系と…
-
今はなき700系も停車している…
-
快速みえに使用されるキハ75系のジオラマもある。
-
dionmall…
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関西本線が完全電化されたようですw
-
ジオラマコーナーを後にして色々と展示を見て歩く。
リニアの先行実験線の模型があった。川勝マジギレ… -
リニアの模型が高速で通過している。
川勝がキレる… -
券売機発券コーナーはご覧の行列w
でも今日はリアルの新幹線で来たからな…とパス。 -
架線についての展示もある。この辺りは京都鉄道博物館と変わらない印象。
-
パンタグラフの説明が300系という辺りが東海らしい。
京都鉄道博物館には当然500系のパンタグラフが展示してあった。 -
アーチの仕組みも京都鉄道博物館同様にある。
京都鉄道博物館の方が色々この辺りは充実しているが… -
こちらの座席のモケットは見覚えのある方も多いのではないだろうか。
N700系の普通車の座席である。
結構硬めだが、寝るにはちょうどいい。東海道新幹線の座席はだんだん硬くなっていく印象…最新のN700SはN700系以上に硬いが寝るには快適になっている。
もっとも、名阪間で最も寝るのに快適な乗り物は近鉄特急ひのとりプレミアムシートで間違いないと思う。 -
ここには新幹線のグリーン席が展示されていた。
奥が300系のグリーン席、手前が700系のグリーン席。
残念ながらどちらもグリーン席には乗車経験なし。というか300系は普通車含め乗った経験がほとんどないような… -
ちなみにこれらの座席は2Fにもベンチ代わりとして配置されている。
ベンチとしては超高級品w -
軌間の比較も展示されている。
近鉄ではなく新幹線なのがやっぱり東海らしいところ。
東海らしいといえば車両も313系だ。さすがにナローゲージなどはないw -
さていよいよ新幹線の方に移ろう。言わずと知れた0系だ。
-
座席は初期の転換クロスシート。
初代ということもあり実は結構色々な場所で保存されており、見ることができる。 -
0系はある意味在来線特急の進化系。なので冷水器が設置されている。
-
0系にはあったものといえばこちら。
ただいま満席です… -
満席と言いながら空席じゃねーかw
ここは食堂車である。
食堂車は21世紀を迎えることなく、レールスターと入れ替わりに姿を消した。 -
現役時代は結構賑わっていたという。
まだ新幹線が憧れの乗り物、その中でも食堂車は憧れの存在だった時代の話だろうか…
ただ0系の食堂車は隣に通路がありしかもガラスなので丸見えなのである。 -
厨房の様子。
コースメニューが出ることもあり、本格洋食店とまではいかないまでも結構本格的だ。 -
続いては食堂車つながりで100系のダブルデッカー車。
2Fが食堂車で1Fは座席となっている。 -
ダブルデッカーなので眺望が良いのも特徴。
通路を1F部分に移したので広々と空間が使えるようにもなっている。 -
当時のメニュー表を再現したものが展示されていた。
結構なお値段である… -
ディナーメニューもあったようだ。
コース料理も出てくるメニューがあったとは…これは国鉄時代からの伝統といえよう。 -
厨房をこちらも撮影してみる。
中央にあるのは食材搬入用の小型リフトだろうか? -
その食堂車が満席の時の待合スペースもある。
満席になることは…結構あったらしい… -
続いては100系の客室へ。
0系と比べると明らかな改善だ。実際、東海道新幹線の普通車の座席のグレードは100系で一気に上がったという。 -
JR化直後の0系の案内掲示。全体的にバブルな雰囲気が漂う…
編成表のデザインは100系なのだが2&2シートがあるので0系。
この手の改造は西日本の得意技というイメージだがJR東海も当初はこういうことをしていた。
輸送力一辺倒になっていくのはその少し後からのことである。 -
続いては300系。見たことは何度もあるがなぜか乗車機会が無かった…
山陽新幹線にも入線はしていたが、当時五島への帰省で山陽新幹線しか乗らなかった筆者一家はいつもレールスターか500系のぞみ。そういうわけで乗車機会は不思議となかった。 -
ということで実際には乗れなかった300系の座席。普通車の座席だが、色合いがグリーン車とほぼ同じであることや座席が肉厚なので高級感を感じる。
窓側の側面は今の新幹線に近いものになってきた。 -
300系の頃は(というかレールスターの頃まで)車内に公衆電話があった。
手元に500系のテレホンカードを持っている、あるいは持っていたという人、意外に多いのでは? -
続いては700系の座席。
こちらはもうかなり今の新幹線に近いが、モケットの色合いが今のN700系列と異なる。
こちらはさすがにレールスターでない700系にも乗車経験はおり、2019年には筆者の旅行記にも登場している。車内の様子撮ってないけど…
https://4travel.jp/travelogue/11524843
2019年7月東京遠征1・2日目(2019/7/12・13) 宗谷と地下鉄博物館とダムを巡る旅 -
最後になったがドクターイエロー922形が保存されている。
こちらは元々博多総合車両所で保存されていたがリニア鉄道館に会社の枠を超えてやってきた歴史がある。 -
東海道・山陽新幹線の名物といえばシンカンセンスゴイカタイアイス
これがここでは新幹線に乗らずに食べることができる。
後述するが屋外にはN700系(!?)が保存されていて車内での飲食が可能なので新幹線気分を味わうこともできる。 -
ここからは2Fの展示を見て回る。
2003年夏、品川駅開業直前の時刻表だ。レールスターが「ひかり」輝いていた頃である。
注釈に寝台列車やドリームつばめの記述がある… -
一方品川駅開業直後の時刻表。新大阪6時発はレールスターである。この新大阪6時発のレールスターが五島帰省の定番だった。
-
一方時代は前後するが1965年の時刻表が展示されている。右側の臨時列車のページは後で触れるとして左側には当時のみどりの窓口設置駅が記載されている。
今はみどりの窓口を減らす傾向なので再びこの水準まで戻る日も遠くない? -
こちらは臨時列車のページ。
当時は東海道新幹線の臨時列車といっても静岡行きのこだまが2往復だけ。
むしろ湘南方面への土休日運転の臨時列車が非常に多い。
そして地味に名古屋発の天理臨の記載があるが、わずか2年しかなかった「天理市駅」の記載がある。
左側のページでは自由席設定の特集があった。「新幹線特急」というネーミングが黎明期らしい。 -
こちらは万博開催時の時刻表や切符が展示されている。「万国博コーナー」なんてものもあったのだ。
-
万博の案内が時刻表に記載されている。
京都付近の宿泊が考慮されている辺りがいかにもという感じである。
実際、これが初の関西旅行、初めての新幹線という人も多かったようでついでに京都、奈良方面へ足を延ばす人も多かったのである。
国鉄側も考えていたのか、ここに記載されている万国博記念セット、万国博記念エック(エコノミークーポンの略らしい)の他に関西圏では万国博プレックという万博入場券、会場までの往復乗車券、特急券、出迎え用の無料入場券をセットにして故郷の家族に万博旅行をプレゼントしようという切符セットも発売されていた。
さらにこれらよりも売れていたのが万国博記念回遊券で京阪神地区の乗り放題もついた往復乗車券である。
やはりこれを機に関西旅行を楽しもうという人が多かったのだ。
実際に近鉄は「伊勢志摩を万博第二会場に」との合言葉の元、万博で関西を訪れた人々を伊勢志摩や奈良方面へ輸送すべく志摩線改軌、鳥羽線開業、難波線開業、橿原線昇圧と軌道改良(こちらは遺跡調査の関係で万博までには間に合わず)を進めることになる。
茨木駅は今とほとんど変わらない。
逆にこの基本が50年経っても変わっていないので歩道橋などは老朽化が進んでいる。 -
これはひどいイメージ…新大阪から万博会場まではそれなりに距離があるぞ…
実際に新幹線の駅前に太陽の塔がある(ということは駅はエキスポランド辺りか!?)のであれば今の新大阪より筆者としては新幹線に乗るのが楽になるw -
当時の記念入場券もある。ここに描かれているパビリオン、筆者の父はほとんど行ったという。
人が押し寄せ大混乱の万博でなぜそんなことができたか?
筆者の父は当時、万博会場からほど近い北千里に住んでいたからであるw
空いている日に何度でも行けたのだ…
月の石も「何度も」見たという… -
万博へのアクセスが盛況であるとの新聞記事。
陸も空も大混雑だが、万博のための臨時列車が好評で定期化されるとの記事もある。
後のつくば万博でも常磐線の増発臨時列車が定期化、花博でも御堂筋線の新大阪延長が好評で定期化されるなど万博と定期化は切っても切り離せない関係になっていく。 -
そして万博の後には万博のために増備した車両を活用するための観光キャンペーンや修学旅行、団体客の誘致を行い、ビジネス目的がメインだった新幹線から多様化するレジャーにも対応した新幹線として変化していくことになる。
ちなみに万博の新聞記事はこの写真中央の記事である。 -
戦後国鉄ではほぼ初となる個人旅行に焦点を当てた「DISCOVER JAPAN」キャンペーンの案内がある。
「美しい日本と私」との副題の命名は川端康成…だと思っていたのだが実際はというと元は電通案件らしい…
ただし、川端康成はノーベル文学賞の受賞記念スピーチで「美しい日本の私」という言葉は残しており、これに似ているフレーズのため電通側が川端康成に使用許可を求めたところ快諾され、揮毫ももらい、晴れて川端康成の言葉として「美しい日本と私」が売り出されるようになっていったという経緯を持つ。 -
キャンペーンの入場券やポスター、絵はがきまである。
山陽新幹線がまだ建設中との記載がある。 -
シンデレラエクスプレスのイメージ色濃い日曜夜の東京駅…
こうして国鉄からJRへの進歩を迎えていくこととなる。この後は…ビジネス一辺倒時代となりつつコロナ戦争で曲がり角を迎え、良くも悪くも国鉄の正統進化系だったJR東海は大変革を迎えることとなる。 -
ここで屋外へ。
なんとN700系がもう博物館入りしている…
量産先行試作車のX0編成である。
N700Sの量産先行試作車の登場に伴い役割を終えた。 -
一度も営業運転は行ったことが無いがN700A化はきちんとされていた。
-
休憩室扱いなので車内は飲食可能。
どうせならグリーン車へwここでコンビニで買った食べ物を食べて昼食とした。 -
最後にもう一度2Fへ戻り保存車両を上から撮影。
ここでリニア鉄道館を後にして金城ふ頭駅へ。 -
あおなみ線で次に降りたのは…稲永!?
まだフェリーには早いぞ…
この後の様子は次の旅行記で紹介する。
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