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 至誠一貫の石田三成、権謀術数の前田利長。<br /> いささかステレオタイプなそういう見方を私もずっとしており、今もそのイメージを拭えずにいるのですが、加賀藩領民にとってそれはどうだったのでしょうか?<br /> あの吉良上野介が地元で名君と仰がれていたように、加賀藩の民百姓は自分たちの暮らしを守ってくれた名君として利長を見ていたのではないか? <br /> 400年後の今を生きている私たちは、義だの筋だのと言って戦国武将を評価しますが、藩主の独りよがりな美学によって苦しめられるのは名もなき領民ですから、その領民たちの本音を聞いてみたいものだと思いました。

民守り 今も人気の 利長くん 《 富山県・高岡市 ほか 》

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2022/05/15 - 2022/05/28

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52

ねんきん老人

ねんきん老人さん

 至誠一貫の石田三成、権謀術数の前田利長。
 いささかステレオタイプなそういう見方を私もずっとしており、今もそのイメージを拭えずにいるのですが、加賀藩領民にとってそれはどうだったのでしょうか?
 あの吉良上野介が地元で名君と仰がれていたように、加賀藩の民百姓は自分たちの暮らしを守ってくれた名君として利長を見ていたのではないか? 
 400年後の今を生きている私たちは、義だの筋だのと言って戦国武将を評価しますが、藩主の独りよがりな美学によって苦しめられるのは名もなき領民ですから、その領民たちの本音を聞いてみたいものだと思いました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 【 道の駅・能登食祭市場 】<br /><br /> 石川県七尾市での車中泊。<br /> 夜中にトイレに行きました。 夜に入ってからの強い雨が続いており、傘をさしての数十mは愉快とは言えません。<br /> 車に戻ると、ドアが開かな~い! いつもはキーを持って車を離れるのですが、このときは雨に気をとられていたのか、キーを置いたまま、ロックもせずにいました。 それが何故ロックされていたのかは分かりません。<br /> JAFに連絡しようにも、ケータイは車の中です。 公衆電話は見つかったのですが、テレフォンカードも小銭も車の中。<br /> 雨宿りするような庇もなく、仕方なくまたトイレに行って、椅子代わりの便器に座って朝まで過ごしました。 夜というものがこんなにも長いものだとは。<br /> ようやく辺りが見える明るさになって駐車場に戻ると、なんと道路の向こうに交番が。 助かったと思って行ってみましたが、シャッターが下りていて人はいないようです。 万事窮すと思ったときに、緊急連絡用の電話が置かれていることに気がつきました。 受話器を上げ、ボタンを押すと、嬉しや、警察につながりました。<br /> 事情を話し、JAFに連絡してくれるよう頼むと、30分ほどして白馬ならぬ赤い車に乗ったJAFの騎士が。<br /> 開錠され騎士が去ったあと、しばらくは気が抜けた状態でアイドリングを続け、冷えた体を暖めました。

    【 道の駅・能登食祭市場 】

     石川県七尾市での車中泊。
     夜中にトイレに行きました。 夜に入ってからの強い雨が続いており、傘をさしての数十mは愉快とは言えません。
     車に戻ると、ドアが開かな~い! いつもはキーを持って車を離れるのですが、このときは雨に気をとられていたのか、キーを置いたまま、ロックもせずにいました。 それが何故ロックされていたのかは分かりません。
     JAFに連絡しようにも、ケータイは車の中です。 公衆電話は見つかったのですが、テレフォンカードも小銭も車の中。
     雨宿りするような庇もなく、仕方なくまたトイレに行って、椅子代わりの便器に座って朝まで過ごしました。 夜というものがこんなにも長いものだとは。
     ようやく辺りが見える明るさになって駐車場に戻ると、なんと道路の向こうに交番が。 助かったと思って行ってみましたが、シャッターが下りていて人はいないようです。 万事窮すと思ったときに、緊急連絡用の電話が置かれていることに気がつきました。 受話器を上げ、ボタンを押すと、嬉しや、警察につながりました。
     事情を話し、JAFに連絡してくれるよう頼むと、30分ほどして白馬ならぬ赤い車に乗ったJAFの騎士が。
     開錠され騎士が去ったあと、しばらくは気が抜けた状態でアイドリングを続け、冷えた体を暖めました。

  • 【 カルガモ 】<br /><br /> ノロノロと出発。<br /> コンビニでオロナミンCを一気飲みして気を取り直し、国道160号線を走り出すと、車の前にカルガモの親子が現れました。<br /> 待つほどもなく道路わきの草むらに消えましたが、こんな所になぜ水鳥が?と思って地図を調べると、近くに十二町潟水郷公園というのがあるのですね。 合点。

    【 カルガモ 】

     ノロノロと出発。
     コンビニでオロナミンCを一気飲みして気を取り直し、国道160号線を走り出すと、車の前にカルガモの親子が現れました。
     待つほどもなく道路わきの草むらに消えましたが、こんな所になぜ水鳥が?と思って地図を調べると、近くに十二町潟水郷公園というのがあるのですね。 合点。

  • 【 雨晴海岸 】<br /><br /> 富山湾西岸の雨晴(あまはらし)海岸にやってきました。<br /> 西日本旅客鉄道の線路があり、ここを走る気動車が撮り鉄に人気と聞いたことがありますが、私自身は撮り鉄でも乗り鉄でもなく、ただ架線がないのが気に入ったというくらいです。 使用車両はキハ40形とキハ47形だそうですが、このとき通ったのがそのどちらなのか、ワカリマセン・・・でも写真を見ると車体にキハ40と書いてありますね。ゴメンナサイ。

    【 雨晴海岸 】

     富山湾西岸の雨晴(あまはらし)海岸にやってきました。
     西日本旅客鉄道の線路があり、ここを走る気動車が撮り鉄に人気と聞いたことがありますが、私自身は撮り鉄でも乗り鉄でもなく、ただ架線がないのが気に入ったというくらいです。 使用車両はキハ40形とキハ47形だそうですが、このとき通ったのがそのどちらなのか、ワカリマセン・・・でも写真を見ると車体にキハ40と書いてありますね。ゴメンナサイ。

  • 【 義経社 】<br /><br /> 海岸に出るには国道沿いにある道の駅「雨晴」に車を置いて、踏切を渡ります。<br /> そこに義経社という小さな社がありますが、これは源義経が奥州に落ち延びる途中ここに立ち寄ったということから建てられたもののようです。

    【 義経社 】

     海岸に出るには国道沿いにある道の駅「雨晴」に車を置いて、踏切を渡ります。
     そこに義経社という小さな社がありますが、これは源義経が奥州に落ち延びる途中ここに立ち寄ったということから建てられたもののようです。

  • 【 義経岩 】<br /><br /> 社は大きな岩の上にあるのですが、その岩がこれです。<br /> この場所で急な雨に遭って難儀をしたときに、弁慶が岩を持ち上げて他の者たちがその下で雨宿りをしたということ。<br /> 顔を真っ赤にして頑張っている弁慶の足元で休んでいる家来たちは、さぞ落ち着かなかったと思うのですが、どんなものでしょうか?<br /> 今は弁慶の代わりに人工の柱で岩を支えていますが、試しに入ってみると、なんとも心細く、長居はしたくありませんでした。

    【 義経岩 】

     社は大きな岩の上にあるのですが、その岩がこれです。
     この場所で急な雨に遭って難儀をしたときに、弁慶が岩を持ち上げて他の者たちがその下で雨宿りをしたということ。
     顔を真っ赤にして頑張っている弁慶の足元で休んでいる家来たちは、さぞ落ち着かなかったと思うのですが、どんなものでしょうか?
     今は弁慶の代わりに人工の柱で岩を支えていますが、試しに入ってみると、なんとも心細く、長居はしたくありませんでした。

  • 【 女岩と立山連峰 】<br /><br /> 砂浜からは指呼の間に女岩と呼ばれる小さな島があり、その向こう、富山湾を挟んで立山連峰が見えます。 5月は黄砂の影響もあって霞んでしまうのだそうで、それはまあ残念ですが、それでもなかなかの景観です。

    【 女岩と立山連峰 】

     砂浜からは指呼の間に女岩と呼ばれる小さな島があり、その向こう、富山湾を挟んで立山連峰が見えます。 5月は黄砂の影響もあって霞んでしまうのだそうで、それはまあ残念ですが、それでもなかなかの景観です。

  • 【 大仏寺 】<br /><br /> 雨晴海岸からは30分ほどで高岡市内にある鳳徳山大仏寺に。 知りませんでしたが、浄土宗のお寺だそうです。<br /> 一方通行の路地わきに駐車場があり、そこに入るために迂回するとそこもまた一方通行という具合。 少々ふれくされながらの参拝です。<br /> しかしそれは筋違いな立腹というもので、自分の記憶違いを棚に上げて文句を言う筋合いではありません。 前回来たときから四半世紀が経ってはいるのですが、私の記憶では広い境内の奥に大きくはない大仏様が鎮座し、周りは墓地だった・・・ような。

    【 大仏寺 】

     雨晴海岸からは30分ほどで高岡市内にある鳳徳山大仏寺に。 知りませんでしたが、浄土宗のお寺だそうです。
     一方通行の路地わきに駐車場があり、そこに入るために迂回するとそこもまた一方通行という具合。 少々ふれくされながらの参拝です。
     しかしそれは筋違いな立腹というもので、自分の記憶違いを棚に上げて文句を言う筋合いではありません。 前回来たときから四半世紀が経ってはいるのですが、私の記憶では広い境内の奥に大きくはない大仏様が鎮座し、周りは墓地だった・・・ような。

  • 【 境内 】<br /><br /> ですが、入ってみると境内はお寺を間違えたかと思うほど狭く、大仏様の周りにもお墓など1基もありません。 ほかにも露座の仏様があったように覚えていたのですがそれもなく、近年とみに己の記憶に自信が持てなくなっている私ではありますが、いささかショックでした。

    【 境内 】

     ですが、入ってみると境内はお寺を間違えたかと思うほど狭く、大仏様の周りにもお墓など1基もありません。 ほかにも露座の仏様があったように覚えていたのですがそれもなく、近年とみに己の記憶に自信が持てなくなっている私ではありますが、いささかショックでした。

  • 【 阿弥陀如来 】<br /><br /> もともとは木造の大仏様であったのが2度の焼失を経て昭和8年に高岡銅器の職人さんたちの手で再建されたということです。<br /> 与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と言ったそうですが、私は小学校のバス遠足で鎌倉に行ったときにガイドさんから与謝野晶子という人が鎌倉大仏を美男だと言ったということを聞きました。 ヨサノアキコという名をそれで知ったのですから今でも忘れませんが、著名な歌人がちょっと軽いんじゃねーけ?

    【 阿弥陀如来 】

     もともとは木造の大仏様であったのが2度の焼失を経て昭和8年に高岡銅器の職人さんたちの手で再建されたということです。
     与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と言ったそうですが、私は小学校のバス遠足で鎌倉に行ったときにガイドさんから与謝野晶子という人が鎌倉大仏を美男だと言ったということを聞きました。 ヨサノアキコという名をそれで知ったのですから今でも忘れませんが、著名な歌人がちょっと軽いんじゃねーけ?

  • 【 台座下の回廊 】<br /><br /> 台座の中は回廊になっていて、阿弥陀三尊像はじめ仏画、仏頭などを拝観することができます。 ( これも記憶にありませんでした! )

    【 台座下の回廊 】

     台座の中は回廊になっていて、阿弥陀三尊像はじめ仏画、仏頭などを拝観することができます。 ( これも記憶にありませんでした! )

  • 【 仏頭 】<br /><br /> 以前の大仏様は木製であったため2度焼失。 そのうちの明治の大火では奇跡的にこの頭部だけが焼け残ったということです。<br /> それにしちゃあ、やけにちっちぇーなと思っていろいろ調べてみると、これは焼け残った頭部ではなく、火災のあとに寄贈されたものだという話もあって、本当のところはよく分かりません。

    【 仏頭 】

     以前の大仏様は木製であったため2度焼失。 そのうちの明治の大火では奇跡的にこの頭部だけが焼け残ったということです。
     それにしちゃあ、やけにちっちぇーなと思っていろいろ調べてみると、これは焼け残った頭部ではなく、火災のあとに寄贈されたものだという話もあって、本当のところはよく分かりません。

  • 【 仏画 】<br /><br /> また回廊内には高岡市在住の画家による仏画が並んでいます。 その中の1枚、愛染明王のお姿に目が止まりました。<br /> 愛染明王の御名は「あいぜん・あいぞめ」と読み方こそ違いますが、あちこちで見かけます。 子供のころ、「愛染かつら」という映画があったようで、その主題歌らしい歌が流行りました。<br /><br />   花も嵐も 踏み越えて<br />   行くが男の 生きる道<br />   泣いてくれるな ほろほろ鳥よ<br />   月の比叡を 独り行く<br /><br /> 歌詞はほとんど忘れましたが、その中に「愛染かつら」という言葉があり、私はそれをずっと頭にかぶるカツラだと思っていました。

    【 仏画 】

     また回廊内には高岡市在住の画家による仏画が並んでいます。 その中の1枚、愛染明王のお姿に目が止まりました。
     愛染明王の御名は「あいぜん・あいぞめ」と読み方こそ違いますが、あちこちで見かけます。 子供のころ、「愛染かつら」という映画があったようで、その主題歌らしい歌が流行りました。

       花も嵐も 踏み越えて
       行くが男の 生きる道
       泣いてくれるな ほろほろ鳥よ
       月の比叡を 独り行く

     歌詞はほとんど忘れましたが、その中に「愛染かつら」という言葉があり、私はそれをずっと頭にかぶるカツラだと思っていました。

  • 【 賓頭慮尊者 】<br /><br /> 私はたぶん40代か50代のころまで賓頭慮尊者様を知らなかったと思います。 その像がここにありました。<br /> これまでに私が出遭った数は極めて限られていますが、どれもやや情けないお顔をしていらっしゃいます。 ですがここのおびんづる様はふくよかな良いお顔です。<br /> 足とか手とか、自分の悪い所と同じ箇所を撫でるとそれが治るということで「なで仏」と呼ばれていますね。 私は頭を撫でたいのですが、さすがのおびんづる様も私の頭は手に負えないであろうと思い、これまで撫でたことがありません。

    【 賓頭慮尊者 】

     私はたぶん40代か50代のころまで賓頭慮尊者様を知らなかったと思います。 その像がここにありました。
     これまでに私が出遭った数は極めて限られていますが、どれもやや情けないお顔をしていらっしゃいます。 ですがここのおびんづる様はふくよかな良いお顔です。
     足とか手とか、自分の悪い所と同じ箇所を撫でるとそれが治るということで「なで仏」と呼ばれていますね。 私は頭を撫でたいのですが、さすがのおびんづる様も私の頭は手に負えないであろうと思い、これまで撫でたことがありません。

  • 【 法然上人座像 】<br /><br /> と、法然上人の座像が目に入りました。<br /> これはまた! 法然上人といえばこの大仏寺の宗派・浄土宗の開祖ではありませんか。 これは中学校でも習うことで、猿でも知っていることです。<br /> その法然様の像を古物屋の隅みたいなコンクリートの上にぽつんと置いてあるのはいったいどういうことでしょう?

    【 法然上人座像 】

     と、法然上人の座像が目に入りました。
     これはまた! 法然上人といえばこの大仏寺の宗派・浄土宗の開祖ではありませんか。 これは中学校でも習うことで、猿でも知っていることです。
     その法然様の像を古物屋の隅みたいなコンクリートの上にぽつんと置いてあるのはいったいどういうことでしょう?

  • 【 ムシトリナデシコ 】<br /><br /> そのあと、広くはない境内を散策していて、虫取り撫子が咲いているのを見つけました。<br /> 葉の下に粘液があって蟻などが登ってこられないようにしているそうですが、私はそれよりこの花の色合いが好きで、庭にも植えてありました。 ところが年ごとに勢いがなくなり、数年後には消滅してしまいます。 また植えるのですが結果は同じ。 <br /> 園芸店などでは売っておらず、野生のものを見つけては運んでいるのですが、どうもうまくいきません。 ここ数年は見ていませんでしたので、これは嬉しい出会いでした。

    【 ムシトリナデシコ 】

     そのあと、広くはない境内を散策していて、虫取り撫子が咲いているのを見つけました。
     葉の下に粘液があって蟻などが登ってこられないようにしているそうですが、私はそれよりこの花の色合いが好きで、庭にも植えてありました。 ところが年ごとに勢いがなくなり、数年後には消滅してしまいます。 また植えるのですが結果は同じ。 
     園芸店などでは売っておらず、野生のものを見つけては運んでいるのですが、どうもうまくいきません。 ここ数年は見ていませんでしたので、これは嬉しい出会いでした。

  • 【 前田利長公墓地への道 】<br /><br /> 大仏寺からは10分もかからずに瑞龍寺にやってきました。<br /> 駐車場から東に向かってまっすぐな参道があり、その先に前田利長公墓所があるとの案内板が立っています。<br /> 先にも書きましたが、私は前田利長という武将に、時に応じて強い側につき、うまく立ち回っていた人というイメージを持っているものですから、とくに墓参りをしようという気にもならず、パスしました。<br /> でも考えてもみれば、藩主が「義」だの「美学」だのといって負け戦に参加して、それによって苦しむ民百姓はたまったものではありませんね。<br /> 講談的には不人気であっても、それで領民の安泰と藩の繁栄を図ってくれた方がいいと思うのは自然で、結果的に加賀百万石の礎を築いてくれた利長はきっと「いいお殿様」だったのでしょう。

    【 前田利長公墓地への道 】

     大仏寺からは10分もかからずに瑞龍寺にやってきました。
     駐車場から東に向かってまっすぐな参道があり、その先に前田利長公墓所があるとの案内板が立っています。
     先にも書きましたが、私は前田利長という武将に、時に応じて強い側につき、うまく立ち回っていた人というイメージを持っているものですから、とくに墓参りをしようという気にもならず、パスしました。
     でも考えてもみれば、藩主が「義」だの「美学」だのといって負け戦に参加して、それによって苦しむ民百姓はたまったものではありませんね。
     講談的には不人気であっても、それで領民の安泰と藩の繁栄を図ってくれた方がいいと思うのは自然で、結果的に加賀百万石の礎を築いてくれた利長はきっと「いいお殿様」だったのでしょう。

  • 【 高岡山瑞龍寺 】<br /><br /> それではその利長公の菩提を弔うために建立された高岡山瑞龍寺を見学しましょう。<br /> まずは総門です。

    【 高岡山瑞龍寺 】

     それではその利長公の菩提を弔うために建立された高岡山瑞龍寺を見学しましょう。
     まずは総門です。

  • 【 総門 】<br /><br /> 徳川家綱の時代だそうですから、360~370年くらい前に建てられたということになるのでしょうか、重要文化財に指定されています。

    【 総門 】

     徳川家綱の時代だそうですから、360~370年くらい前に建てられたということになるのでしょうか、重要文化財に指定されています。

  • 【 家紋 】<br /><br /> 総門の梁には前田家の家紋である梅鉢があしらわれています。 ガス会社のシールは貼られていません。

    【 家紋 】

     総門の梁には前田家の家紋である梅鉢があしらわれています。 ガス会社のシールは貼られていません。

  • 【 総門先の玉砂利 】<br /><br /> 総門をくぐると、その先の山門まで何もない玉砂利の空間が現れます。 これはもう忘れようもない景観ですから、前回の高岡大仏と同じ日に来たとは思えないほど記憶が鮮やかです。

    【 総門先の玉砂利 】

     総門をくぐると、その先の山門まで何もない玉砂利の空間が現れます。 これはもう忘れようもない景観ですから、前回の高岡大仏と同じ日に来たとは思えないほど記憶が鮮やかです。

  • 【 山門 】<br /><br /> 玉砂利の先は山門です。 楼門になっていて、上階には釈迦如来、十六羅漢が祀られているそうです。<br /> 二重の屋根が上下ほぼ同じ大きさというのは珍しいと思いますが、これは上の屋根に積もった雪が下の屋根に落ちるのを避けるためだそうで、なるほど雪国には雪国の知恵があるものだと感心しました。<br /> ところでこの山門には「影向閣」という扁額が架かっています。 読めますか?<br /> けいこうかく・・ブブーッ。 えいこうかく・・ブブーッ。<br /> 正解は「ようごうかく」です。 私は今回初めて知りました。

    【 山門 】

     玉砂利の先は山門です。 楼門になっていて、上階には釈迦如来、十六羅漢が祀られているそうです。
     二重の屋根が上下ほぼ同じ大きさというのは珍しいと思いますが、これは上の屋根に積もった雪が下の屋根に落ちるのを避けるためだそうで、なるほど雪国には雪国の知恵があるものだと感心しました。
     ところでこの山門には「影向閣」という扁額が架かっています。 読めますか?
     けいこうかく・・ブブーッ。 えいこうかく・・ブブーッ。
     正解は「ようごうかく」です。 私は今回初めて知りました。

  • 【 金剛力士像 】<br /><br /> 阿形の仁王様。 寺院のガードマンとして邪悪な侵入者を威嚇するポーズは頼もしい限りですね。<br /> 私は諸寺の仁王様を見るたびに手首の柔らかさに目が行くのですが、ここでも甲を反らせた右手を真似てみました。 かなり力を入れ続けないとこの形は保てません。 変なジジイが仁王様の前で何かやっているぞと怪しまれるおそれがありますので、近くに人がいないことを確認してからの所作です。

    【 金剛力士像 】

     阿形の仁王様。 寺院のガードマンとして邪悪な侵入者を威嚇するポーズは頼もしい限りですね。
     私は諸寺の仁王様を見るたびに手首の柔らかさに目が行くのですが、ここでも甲を反らせた右手を真似てみました。 かなり力を入れ続けないとこの形は保てません。 変なジジイが仁王様の前で何かやっているぞと怪しまれるおそれがありますので、近くに人がいないことを確認してからの所作です。

  • 【 金剛力士像 】<br /><br /> 吽形の仁王様。 キン肉マンもかくやと思われるムキムキの体ですが、ひげ、眉毛、胸毛が墨で描かれているのがなんともマンガチックで、こういう像は他で見た記憶がありません。

    【 金剛力士像 】

     吽形の仁王様。 キン肉マンもかくやと思われるムキムキの体ですが、ひげ、眉毛、胸毛が墨で描かれているのがなんともマンガチックで、こういう像は他で見た記憶がありません。

  • 【 仏殿 】<br /><br /> 七堂伽藍の中心になる仏殿(国宝)です。 二層に見えますが、下の屋根は裳階で、内部は単一の空間です。<br /> 専門的なことは分かりませんが、屋根は鉛瓦でその重量は47トン。 非常時には溶かして鉄砲の弾250万発が作れるということでした。 実際に戦さを想定していたのかは分かりませんが、その荘重さには言葉を失います。

    【 仏殿 】

     七堂伽藍の中心になる仏殿(国宝)です。 二層に見えますが、下の屋根は裳階で、内部は単一の空間です。
     専門的なことは分かりませんが、屋根は鉛瓦でその重量は47トン。 非常時には溶かして鉄砲の弾250万発が作れるということでした。 実際に戦さを想定していたのかは分かりませんが、その荘重さには言葉を失います。

  • 【 釈迦三尊像 】<br /><br /> 仏殿内部の正面には、釈迦三尊像が安置されています。<br /> 不敬ではありますが、私はそれよりも天井に目が行ってしまいました。

    【 釈迦三尊像 】

     仏殿内部の正面には、釈迦三尊像が安置されています。
     不敬ではありますが、私はそれよりも天井に目が行ってしまいました。

  • 【 海老虹梁 】<br /><br /> その天井がこれです。 この曲がった虹梁はよく見かけますが、これまで高さの違う柱を連結する構造材で、日本の風土が育てた曲がった木をうまく利用しているのだと思っていました。<br /> ガガーン! 無知とは恐ろしいもので、これは唐様、つまり中国から伝わった技法で、日本の風土云々はまったく関係ないのだそうですね。 その呼び名「エビコウリョウ」も含めて、今回ここに来て初めて知ったことです。<br /> 人前で喋らなくてヨカッター。

    【 海老虹梁 】

     その天井がこれです。 この曲がった虹梁はよく見かけますが、これまで高さの違う柱を連結する構造材で、日本の風土が育てた曲がった木をうまく利用しているのだと思っていました。
     ガガーン! 無知とは恐ろしいもので、これは唐様、つまり中国から伝わった技法で、日本の風土云々はまったく関係ないのだそうですね。 その呼び名「エビコウリョウ」も含めて、今回ここに来て初めて知ったことです。
     人前で喋らなくてヨカッター。

  • 【 唐仏 】<br /><br /> 唐様といえば、この仏像もいかにも中国風ですね。 「大権修理菩薩」だそうですが、白状すると、そういう菩薩様がおられることも今回初めて知りました。<br /> そもそも先ほど観た釈迦三尊像も華工(中国人仏師)による唐仏(からぶつ)なのだそうで、瑞龍寺の壮大な伽藍配置について確かな記憶を持っていたつもりの前回の拝観はいったい何を観ていたのだろうと、今になって忸怩たる思いばかりです。

    【 唐仏 】

     唐様といえば、この仏像もいかにも中国風ですね。 「大権修理菩薩」だそうですが、白状すると、そういう菩薩様がおられることも今回初めて知りました。
     そもそも先ほど観た釈迦三尊像も華工(中国人仏師)による唐仏(からぶつ)なのだそうで、瑞龍寺の壮大な伽藍配置について確かな記憶を持っていたつもりの前回の拝観はいったい何を観ていたのだろうと、今になって忸怩たる思いばかりです。

  • 【 禅堂 】<br /><br /> 仏殿から山門に戻って振り返ると、左方向に禅堂が見えます。 昭和から平成にかけて再建されたものですが、こけら葺きの屋根もほどよく落ち着き、他の堂宇としっくり馴染んでいます。

    【 禅堂 】

     仏殿から山門に戻って振り返ると、左方向に禅堂が見えます。 昭和から平成にかけて再建されたものですが、こけら葺きの屋根もほどよく落ち着き、他の堂宇としっくり馴染んでいます。

  • 【 回廊 】<br /><br /> 瑞龍寺というと七堂伽藍がシンメトリックに配置され、それを囲むように巡らされた回廊が有名ですね。 一回りすると300mというから驚きます。<br /> 山門の左右に続く回廊は南辺を東西に伸びています。 まずは西に向かって歩いてみましょう。

    【 回廊 】

     瑞龍寺というと七堂伽藍がシンメトリックに配置され、それを囲むように巡らされた回廊が有名ですね。 一回りすると300mというから驚きます。
     山門の左右に続く回廊は南辺を東西に伸びています。 まずは西に向かって歩いてみましょう。

  • 【 烏蒭沙摩明王像 】<br /><br /> 南辺回廊の西角まで来ました。 この左手には東司(便所・雪隠)があったそうで、その名残としてこの場所に烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像のレプリカがあります。<br /> 実は烏蒭沙摩明王という仏尊について何も知らなかったのですが、トイレの神様なのだそうですね。 禅宗ではトイレも修行の場であり、入り方からパンツの下げ方、しゃがみ方など細かく規定されていて、とりわけ声を発することは厳しく禁じられているのだとか。 それも初めて知りました。<br /> そういうことを取り仕切るのが烏蒭沙摩明王で、いわばトイレの神様ということになるのですが、ネットで「トイレの神様」という歌があると知り、試聴してみました。 烏蒭沙摩明王とは何の関係もないようですね。 

    【 烏蒭沙摩明王像 】

     南辺回廊の西角まで来ました。 この左手には東司(便所・雪隠)があったそうで、その名残としてこの場所に烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像のレプリカがあります。
     実は烏蒭沙摩明王という仏尊について何も知らなかったのですが、トイレの神様なのだそうですね。 禅宗ではトイレも修行の場であり、入り方からパンツの下げ方、しゃがみ方など細かく規定されていて、とりわけ声を発することは厳しく禁じられているのだとか。 それも初めて知りました。
     そういうことを取り仕切るのが烏蒭沙摩明王で、いわばトイレの神様ということになるのですが、ネットで「トイレの神様」という歌があると知り、試聴してみました。 烏蒭沙摩明王とは何の関係もないようですね。 

  • 【 大庫裏 】<br /><br /> 角を曲がって西辺の回廊に入ると、中庭を隔てて大庫裏が見えました。 大雑把にいうと台所ですね。<br /> この大庫裏の対面にあるのが、先ほど山門から見えた禅堂です。 行ってみましょう。

    【 大庫裏 】

     角を曲がって西辺の回廊に入ると、中庭を隔てて大庫裏が見えました。 大雑把にいうと台所ですね。
     この大庫裏の対面にあるのが、先ほど山門から見えた禅堂です。 行ってみましょう。

  • 【 魚鼓 】<br /><br /> 禅堂は文字通り坐禅を組む場所ですが、食事、睡眠その他の生活空間を兼ねる場合は僧堂とも言われますね。 この瑞龍寺の禅堂も僧堂であり、食事の合図などには魚鼓が叩かれるようです。<br /> 木で作った魚ですから木魚。 お経を読むときに叩く木魚の元はこれでしょうか?

    【 魚鼓 】

     禅堂は文字通り坐禅を組む場所ですが、食事、睡眠その他の生活空間を兼ねる場合は僧堂とも言われますね。 この瑞龍寺の禅堂も僧堂であり、食事の合図などには魚鼓が叩かれるようです。
     木で作った魚ですから木魚。 お経を読むときに叩く木魚の元はこれでしょうか?

  • 【 禅堂入口 】<br /><br /> 坐禅を組む場所で「選仏場」と書かれています。 どこかで同じ額を見たような気がしますが、思い出せません。 意味も分かりません。

    【 禅堂入口 】

     坐禅を組む場所で「選仏場」と書かれています。 どこかで同じ額を見たような気がしますが、思い出せません。 意味も分かりません。

  • 【 道元禅師座像 】<br /><br /> 禅堂正面奥には、曹洞宗の開祖・道元禅師の木像があります。

    【 道元禅師座像 】

     禅堂正面奥には、曹洞宗の開祖・道元禅師の木像があります。

  • 【 中庭 】<br /><br /> 西辺回廊から山門の方角を見ます。 総門から山門への玉砂利の空間と違って、ここは一面芝の緑に覆われていますが、庭石や樹木が一切なく、シンプルな上にもシンプルで、一度訪れた人は決してこの景観を忘れないでしょう。

    【 中庭 】

     西辺回廊から山門の方角を見ます。 総門から山門への玉砂利の空間と違って、ここは一面芝の緑に覆われていますが、庭石や樹木が一切なく、シンプルな上にもシンプルで、一度訪れた人は決してこの景観を忘れないでしょう。

  • 【 伽藍配置図 】<br /><br /> シンプルと書きましたが、それは伽藍の配置からも感じられます。<br /> 総門から山門・仏殿・法堂までを一直線上に配し、禅堂・大庫裏を対面に置いてすべてを回廊で結ぶという分かり易い配置で、遮蔽物のないことと併せ、寺院全体をこれ以上はないというくらいシンプルにまとめ上げている様は、他に例を見ないのではないでしょうか。<br /> ( 図は拝観券と一緒にくれるリーフレットから引用しました。 赤い人物の位置が前の写真を撮った所です )

    【 伽藍配置図 】

     シンプルと書きましたが、それは伽藍の配置からも感じられます。
     総門から山門・仏殿・法堂までを一直線上に配し、禅堂・大庫裏を対面に置いてすべてを回廊で結ぶという分かり易い配置で、遮蔽物のないことと併せ、寺院全体をこれ以上はないというくらいシンプルにまとめ上げている様は、他に例を見ないのではないでしょうか。
     ( 図は拝観券と一緒にくれるリーフレットから引用しました。 赤い人物の位置が前の写真を撮った所です )

  • 【 法堂 】<br /><br /> これは同じ場所から反対方向を撮ったものです。 左の大きな建物が法堂です。 行ってみます。

    【 法堂 】

     これは同じ場所から反対方向を撮ったものです。 左の大きな建物が法堂です。 行ってみます。

  • 【 北辺回廊 】<br /><br /> 法堂のある北辺の回廊まで来ました。 前方に見える階段が内陣前の高廊下に通じるものでしょう。<br /> でもその前に、石廟と書かれた案内板が。 これは前回見落としていたと思いますので、まずはそちらに行ってみます。

    【 北辺回廊 】

     法堂のある北辺の回廊まで来ました。 前方に見える階段が内陣前の高廊下に通じるものでしょう。
     でもその前に、石廟と書かれた案内板が。 これは前回見落としていたと思いますので、まずはそちらに行ってみます。

  • 【 石廟 】<br /><br /> 5基の廟が並んでいる場所に出ました。 回廊の内側がすっきりと手入れされているのに比して、こちらは樹木、苔に雑草まで生え、足元には水が溜まるなど、なにか陰鬱な空間です。<br /> 写真の廟は右から前田利長・前田利家・織田信長のものだそうです。 えっ、信長!?<br /> 長くなるので詳述は避けますが、私は前田家は信長・家康どちらからも信を置かれていなかっただろうと思っていますので、信長の廟を建てるというのはリスクの大きいことではないかと思います。 七堂伽藍の見事さに比してこれらの廟がやぶ蚊の飛び交う湿っぽい場所にあるのも、そんな事情と関係があるのかなと・・・まあ、浅学の輩の憶測です。

    【 石廟 】

     5基の廟が並んでいる場所に出ました。 回廊の内側がすっきりと手入れされているのに比して、こちらは樹木、苔に雑草まで生え、足元には水が溜まるなど、なにか陰鬱な空間です。
     写真の廟は右から前田利長・前田利家・織田信長のものだそうです。 えっ、信長!?
     長くなるので詳述は避けますが、私は前田家は信長・家康どちらからも信を置かれていなかっただろうと思っていますので、信長の廟を建てるというのはリスクの大きいことではないかと思います。 七堂伽藍の見事さに比してこれらの廟がやぶ蚊の飛び交う湿っぽい場所にあるのも、そんな事情と関係があるのかなと・・・まあ、浅学の輩の憶測です。

  • 【 法堂 】<br /><br /> 回廊に戻り、法堂に進みます。

    【 法堂 】

     回廊に戻り、法堂に進みます。

  • 【 広縁 (高廊下) 】<br /><br /> 法堂内は畳敷きになっていて、その前に広縁があります。<br /> その広縁に、映画『蜩ノ記』の撮影がここで行われたというパネルがありました。 その映画なら観ていますが、どうにもそれらしい場面が思い浮かびません。 帰ってから数日後にプライムビデオで観なおしてみましたが、やはりそういう場所は写っていません。 パネルそのものを写真に撮ってあったので改めてチェックしてみると、撮影はここ法堂の「上段の間」で行われたと分かりました。 次の写真の左端にちょっと写っている床の間つきの場所のようで、そこを武家の家として使ったようです。<br /> もう一度映画を観てみると、なるほどほんの一場面だけ、ごく普通の部屋でのやりとりが写っていました。 瑞龍寺としての撮影ではありません。

    【 広縁 (高廊下) 】

     法堂内は畳敷きになっていて、その前に広縁があります。
     その広縁に、映画『蜩ノ記』の撮影がここで行われたというパネルがありました。 その映画なら観ていますが、どうにもそれらしい場面が思い浮かびません。 帰ってから数日後にプライムビデオで観なおしてみましたが、やはりそういう場所は写っていません。 パネルそのものを写真に撮ってあったので改めてチェックしてみると、撮影はここ法堂の「上段の間」で行われたと分かりました。 次の写真の左端にちょっと写っている床の間つきの場所のようで、そこを武家の家として使ったようです。
     もう一度映画を観てみると、なるほどほんの一場面だけ、ごく普通の部屋でのやりとりが写っていました。 瑞龍寺としての撮影ではありません。

  • 【 内陣 】<br /><br /> 法堂は手前に3部屋、奥に3部屋が一応の区切りになってはいますが、全体としては一つの空間になっています。 奥の真ん中、つまり内陣はとりわけ御簾や欄間、金色の襖などで囲まれた別空間になっています。<br /> そのまた真ん中には前田利長の位牌が安置されています。

    【 内陣 】

     法堂は手前に3部屋、奥に3部屋が一応の区切りになってはいますが、全体としては一つの空間になっています。 奥の真ん中、つまり内陣はとりわけ御簾や欄間、金色の襖などで囲まれた別空間になっています。
     そのまた真ん中には前田利長の位牌が安置されています。

  • 【 こけら板志納の呼びかけ 】<br /><br /> 瑞龍寺の建物は各所に柿葺き(こけら葺き)が施されています。<br /> 非常に似た工法で、比叡山延暦寺の根本中堂では「とち葺き」と言っていました。 どちらもサワラやスギの幹を薄く削った板を重ねて屋根にするのですが、「栃」の木ではないのになぜ「とち葺き」というのかと思いました。<br /> ここでは、同じようにサワラやスギを使うのに「柿」という字を使っています。 「とち」や「柿」は木の種類ではなく、薄く削った板のことを言うのですね。 このことは根本中堂で学びました。<br /> さて、このとち板やこけら板は耐用年数がだいたい20年くらいだそうで、定期的に葺き替える必要があります。 当然莫大な費用がかかることでもあり、寄付を募っています。

    【 こけら板志納の呼びかけ 】

     瑞龍寺の建物は各所に柿葺き(こけら葺き)が施されています。
     非常に似た工法で、比叡山延暦寺の根本中堂では「とち葺き」と言っていました。 どちらもサワラやスギの幹を薄く削った板を重ねて屋根にするのですが、「栃」の木ではないのになぜ「とち葺き」というのかと思いました。
     ここでは、同じようにサワラやスギを使うのに「柿」という字を使っています。 「とち」や「柿」は木の種類ではなく、薄く削った板のことを言うのですね。 このことは根本中堂で学びました。
     さて、このとち板やこけら板は耐用年数がだいたい20年くらいだそうで、定期的に葺き替える必要があります。 当然莫大な費用がかかることでもあり、寄付を募っています。

  • 【 こけら板 】<br /><br /> ここにあるこけら板に自分の住所・氏名・祈祷内容を記入しておくと、その板がそのまま次の屋根板として使用されるということで、一口千円を添えることになっています。<br /> 私は比叡山で同様の「お願い」がされていたのを素通りして、あとで自分を責めた経験がありますので、今回は一口だけ置いてきました。 住所・氏名は書きましたが、お願いすることはありませんので、願文は書きませんでした。<br /> 20年後の葺き替えのときに「大谷翔平みたいなルックスになれますように。ねんきん老人。78歳」なんて書かれた板を職人さんに見られるのもどうかと思いますしね。

    【 こけら板 】

     ここにあるこけら板に自分の住所・氏名・祈祷内容を記入しておくと、その板がそのまま次の屋根板として使用されるということで、一口千円を添えることになっています。
     私は比叡山で同様の「お願い」がされていたのを素通りして、あとで自分を責めた経験がありますので、今回は一口だけ置いてきました。 住所・氏名は書きましたが、お願いすることはありませんので、願文は書きませんでした。
     20年後の葺き替えのときに「大谷翔平みたいなルックスになれますように。ねんきん老人。78歳」なんて書かれた板を職人さんに見られるのもどうかと思いますしね。

  • 【 賓頭盧尊者 】<br /><br /> ここにもまた「おびんづる様」がいらっしゃいます。 やはりなんとなく情けないお顔をしていますね。<br /> 仏様というと端正な顔立ちか威厳に満ちた怖いお顔を思い浮かべますが、十六羅漢の一人というにしてはちと貧相なのはなぜでしょう?

    【 賓頭盧尊者 】

     ここにもまた「おびんづる様」がいらっしゃいます。 やはりなんとなく情けないお顔をしていますね。
     仏様というと端正な顔立ちか威厳に満ちた怖いお顔を思い浮かべますが、十六羅漢の一人というにしてはちと貧相なのはなぜでしょう?

  • 【 利長くんバス 】<br /><br /> 参拝・見学を終えて駐車場に戻ると、ボンネットバスが停まっていました。<br /> 決まったコースを定時に走るものではなく、要望があれば近くの観光スポットなどに観光客を送迎するのだそうです。 「要望」する度胸はありませんので、乗りませんでした。<br /> 利長くんバスというのだそうで、やっぱり高岡では前田利長の人気は高いのでしょうね。<br /> 領民にしてみれば、おのれの美学などより民百姓の安泰を優先してくれる領主こそ名君だということかもしれません。

    【 利長くんバス 】

     参拝・見学を終えて駐車場に戻ると、ボンネットバスが停まっていました。
     決まったコースを定時に走るものではなく、要望があれば近くの観光スポットなどに観光客を送迎するのだそうです。 「要望」する度胸はありませんので、乗りませんでした。
     利長くんバスというのだそうで、やっぱり高岡では前田利長の人気は高いのでしょうね。
     領民にしてみれば、おのれの美学などより民百姓の安泰を優先してくれる領主こそ名君だということかもしれません。

  • 【 石田浜 】<br /><br /> 富山湾の東岸、魚津市から黒部市に入ると石田浜というところがあります。 黒部川の上流から急流に揉まれながら海に下り、さらに海水で繰り返し浜に打ち上げられて丸くなったという石で覆われた綺麗な浜です。<br /> 石田浜という名前は納得ですが、浜辺には「浜石田」という看板も立っています。<br /> 禁止とは書かれていなかったので、アンパンくらいの大きさの石を1個持ち帰ってスズメの餌台に載せてあります。 別に意味はなく、ときどき糞がつくので洗っています。 洗いながら「俺は何をやっているんだろう?」と思うこともあります。

    【 石田浜 】

     富山湾の東岸、魚津市から黒部市に入ると石田浜というところがあります。 黒部川の上流から急流に揉まれながら海に下り、さらに海水で繰り返し浜に打ち上げられて丸くなったという石で覆われた綺麗な浜です。
     石田浜という名前は納得ですが、浜辺には「浜石田」という看板も立っています。
     禁止とは書かれていなかったので、アンパンくらいの大きさの石を1個持ち帰ってスズメの餌台に載せてあります。 別に意味はなく、ときどき糞がつくので洗っています。 洗いながら「俺は何をやっているんだろう?」と思うこともあります。

  • 【 親不知記念広場 】<br /><br /> 新潟県に入ってすぐ、国道8号線のわきに親不知記念広場があります。 広場といっても車数台が置けるだけですが、一応展望台もあります。<br /> 昔は越後国と越中国を往来する旅人が何人も波にさらわれ、親も子も互いにかえりみることさえできないというところから親不知子不知と呼ばれた交通の難所だったとか。<br /> 展望台から見下ろすと、なるほどこんな所をどうやって渡ったのだろうと思ってしまいます。

    【 親不知記念広場 】

     新潟県に入ってすぐ、国道8号線のわきに親不知記念広場があります。 広場といっても車数台が置けるだけですが、一応展望台もあります。
     昔は越後国と越中国を往来する旅人が何人も波にさらわれ、親も子も互いにかえりみることさえできないというところから親不知子不知と呼ばれた交通の難所だったとか。
     展望台から見下ろすと、なるほどこんな所をどうやって渡ったのだろうと思ってしまいます。

  • 【 母子像 】<br /><br /> 一角に母親らしい女性と子供二人の像があり、私は勝手に、危険な波打ち際で波にさらわれた母子の像だと思っていましたが、30数年前に家族旅行で来たときに子供にそう説明したところ、「裸で落ちたの?」と聞かれて答えられなかったことを思い出しました。<br /> 彫刻の女性って、どうして裸が多いんでしょう?

    【 母子像 】

     一角に母親らしい女性と子供二人の像があり、私は勝手に、危険な波打ち際で波にさらわれた母子の像だと思っていましたが、30数年前に家族旅行で来たときに子供にそう説明したところ、「裸で落ちたの?」と聞かれて答えられなかったことを思い出しました。
     彫刻の女性って、どうして裸が多いんでしょう?

  • 【 道の駅・親不知ピアパーク 】<br /><br /> そこから4~5kmでしょうか、道の駅・親不知ピアパークに着きました。 十数年前に車中泊をした所で、今回もここで寝て、翌日内陸に入り、まっすぐ家まで帰ると言う予定です。<br /> ところが、いつもそうですが、いざあとは帰るだけという段になると、とにかく帰ることだけで頭がいっぱいになり、一刻も早く着きたいと、そればかりを考えてしまいます。<br /> このときも、まだ3時半ということもあって、こんな所でぐずぐずしているより、とにかく家に向かって、途中で適当な場所を見つけて寝れば、明日は帰宅が早くできるという気になってしまいました。<br /> せっかく広々とした寝場所ではありますが、早々に出発します。

    【 道の駅・親不知ピアパーク 】

     そこから4~5kmでしょうか、道の駅・親不知ピアパークに着きました。 十数年前に車中泊をした所で、今回もここで寝て、翌日内陸に入り、まっすぐ家まで帰ると言う予定です。
     ところが、いつもそうですが、いざあとは帰るだけという段になると、とにかく帰ることだけで頭がいっぱいになり、一刻も早く着きたいと、そればかりを考えてしまいます。
     このときも、まだ3時半ということもあって、こんな所でぐずぐずしているより、とにかく家に向かって、途中で適当な場所を見つけて寝れば、明日は帰宅が早くできるという気になってしまいました。
     せっかく広々とした寝場所ではありますが、早々に出発します。

  • 【 諏訪湖SA 】<br /><br /> 10kmちょっと走って糸魚川から内陸に入り、姫川に沿って国道148号線を南下します。<br /> この道は過去に何回か通っているのですが、今回はどこに寄るわけでもなく、夕暮れの道をただ走るだけ。 実につまらない2時間半ほどを耐えたあと、安曇野ICから長野自動車道に乗りました。<br /> そして午後7時、中央道の諏訪SAに到着です。 ここも前に車中泊をしており、温泉施設があることが分かっていますので、今夜はここで寝ることにします。<br /> 

    【 諏訪湖SA 】

     10kmちょっと走って糸魚川から内陸に入り、姫川に沿って国道148号線を南下します。
     この道は過去に何回か通っているのですが、今回はどこに寄るわけでもなく、夕暮れの道をただ走るだけ。 実につまらない2時間半ほどを耐えたあと、安曇野ICから長野自動車道に乗りました。
     そして午後7時、中央道の諏訪SAに到着です。 ここも前に車中泊をしており、温泉施設があることが分かっていますので、今夜はここで寝ることにします。
     

  • 【 諏訪湖SAの朝 】<br /><br /> 5月28日。 この旅行14日目。 家まではもう300km足らずでしょう。<br /> 最後が肝心。 後期高齢者は気を引き締めて自販機のコーヒーを「濃いめ」の設定で取り出しました。

    【 諏訪湖SAの朝 】

     5月28日。 この旅行14日目。 家まではもう300km足らずでしょう。
     最後が肝心。 後期高齢者は気を引き締めて自販機のコーヒーを「濃いめ」の設定で取り出しました。

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この旅行記へのコメント (21)

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  • yamayuri2001さん 2023/12/23 09:24:03
    キー閉じ込め・・・
    ねんきん老人さん、こんにちは。
    車のキーが中にあるのに、ロックされてしまった件、
    本当に大変でしたね。
    しかし、我が家より幸運だったのは、
    JAFが開けてくれたからです。
    我が家も数年前に同じ経験をしました。
    ベンツのSLKだったのですが、
    ベンツはセキュリティがとても高いらしくて、
    JAFの人が2、3時間粘ってくれましたけれども、
    結局は開きませんでした。
    仕方がないので、料金だけを支払って
    電車で帰って来て、家にあった合鍵で
    翌日、伊豆まで車を取りに行ったという経験があります。
    車の中にキーを閉じ込めてしまうのは、
    本当に恐怖ですよね?
    それ以来、気をつけるようにしています。

    高岡大仏は、思ったよりも小さいのですね。
    私も高岡で大雨に降られましたので、
    大仏は見ないで帰って来てしまいました。
    私はひいき目かもしれませんが、
    鎌倉の大仏の方がずっとハンサムなように思えます。

    加賀前田百万石の御曹司が、私の大学時代のオーケストラの指揮者でした。
    ですから、前田家には何か特別な思い入れがあるので、
    公平な目で見ることがなかなか出来ませんけれど、
    瑞龍寺は、やはり前田家にふさわしい壮大なお寺なのですね。
    また、お賓頭盧様が滑稽な顔立ちなのは、
    仏様と間違えられたら困るからではないのでしょうか?
    個人的な考えですが。

    旅行記を拝見して、まだまだ行ってみたいところがあるなと感じました。
    ご紹介ありがとうございます。
    yamayuri2001

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/12/24 09:53:15
    何が幸いするか、分からないものですね。
     yamayuri2001さん、おはようございます。 拙稿への書き込み、ありがとうございました。
     冒頭のドアロックの件、以前yamayuri200 さんのご旅行記で拝読した記憶があったので、もう一度開いて読み返してみました。 前回はお車がベンツであることには多分関心がなかったようで、今回、改めて車種に気がつきました。
     そして思ったことは、何が幸いするか分からないものだということです。
    ベンツのセキュリティがしっかりしていることは無論良いことなのですが、今回ばかりは、それがあだになりましたね。 私の車はあの時点で走行20万キロ超えの日産エクストレイルで、もしドアが開かなかったら近くに落ちている石でも拾って窓ガラスを割るか、JAFからバールを借りてドアをこじ開けてもいいようなシロモノですから、気楽なものです。
     実際にはyamayuri2001さんのときにも試みられたように、ドアの隙間から平べったい「へら」のようなものを差し込んでロックを外すことができたのですが、似たようなことは昔よく、針金ハンガーでやりました。 JAFの作業を見て、これなら俺でもハンガーで開けられたなと思ったのですが、考えてみれば、針金ハンガーを持ってトイレに行くわけがありませんね。
     買い替えるお金もなく、たとえ買えたとしても納車後すぐに私自身が別の世界に行ってしまうのでは無駄ですから、今の車がつぶれるまでは乗っていようと思っています。 次にドアをロックしてしまったら、その辺から丸太でも探してきて、ドアそのものをぶち破ればなんとかなるでしょう。 そういう意味では、安い車に長く乗っているのも悪くはありませんね。 何が幸いするか、分からないものです。

     高岡大仏より鎌倉の大仏様の方がずっとハンサムだというお話。 よく言ってくれました。 仏様のお顔ですから、比較してはいけないだろうと遠慮していたのですが、高岡での私の第一印象では「どこが?」という思いだったのです。
     お賓頭盧様が貧相なのは仏様と間違えられないようにとのこと。 納得です。 それなら私も十分にお賓頭盧様の代わりが務まります。 (大谷翔平の代わりは務まりませんが)

     オーケストラのメンバーだったのですか? 私の高校時代に、誰もが気を引かれていた女の子がいて、その子はオーケストラのメンバーでした。 下心を持ってそのオーケストラに入る男も何人かいましたが、楽器を買うお金のない私は、その時点で脱落です。
     でも、その子に近づけなかったおかげで、後年、妻に出遭えたのですから、まったく何が幸いするか分からないものですね。 (この気持を妻に言わなかったことが、今となっては取返しのつかない私の後悔です)

     yamayuri2001さんの書き込みのおかげで、我が身の不遇も案外捨てたものではないなと思い返すことになりました。 ありがとうございました。

    ねんきん老人
  • ちいちゃんさん 2023/12/22 11:16:07
    女は一つを選べない
    ねんきん老人さん、大谷翔平のようなルックスをお願いしなくて正解だと思います。20年後には大谷選手だって今の状態を保てているはずもなく、晩年のプレスリーのようになっているかもしれません。

    鎌倉の大仏様を美男と詠んで、また別の大仏をこちらの方がより美男とおっしゃる与謝野晶子のことを不思議に思われるかもしれませんが、女は一つだけを選べない生き物なんです。ほら、子供を産み育てる性だから、子供の中でこの子だけなんてなって、その子にだけご飯を食べさせたら他の子が飢え死にしちゃうじゃない。だからここは大目に見てあげてください。

    虫取りなでしこがお好きだとか、植えたはずがないのにいつの間にか咲いている花で、そのままにしているといつの間にか増えるので私の中では雑草認定なんです。木々や花を咲かせているところではなく砕石を敷いている場所に咲くので、栄養豊富な土は好まないんじゃないかしら。今年、一大決心をして庭をつぶしました。長期入院なんてなったら、誰も管理をする人がいないので、雑草が生えないように覆ってもらい、そのままだと見た目が悪いので人工芝を敷いてもらいました。私はやりませんが、グランドゴルフのパットの練習ができそうです。おしゃれに言うと瑞龍寺の中庭をこじんまりとした趣です。

    ちいちゃん

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/12/22 21:02:28
    縦横無尽な想像力にタジタジします。
     ちいちゃんさん、、こんばんは。 駄稿への書き込み、ありがとうございました。

     20年後の大谷翔平。 考えたことがありませんでした。 確かに、20年後に屋根の改修に当たる大工さんは、その時点での大谷さん、つまり50歳ぐらいで、とっくに選手ではなくなっている大谷さんを見ているのですよね。 考えなかった! そういうことを咄嗟に想像できるちいちゃんさんの思考はどうなっているのでしょうか?

     「女は一つを選べない」って、それは男だって同じですよ。 よく言われる言葉で、男が女に求める理想を表す言葉があります。 ちょっと公の場で言ったり書いたりはできませんので、ご想像にお任せしますが、男が女に求める理想は、とても一人の女に背負いきれるような一面的なものではないのです。 勝手ですね。 でも、それを自戒して自分の願望を抑制していくのが男のモラルなのですね。

     虫取りなでしこ。 そうです。 私が採取して自宅に運ぶのは、たいてい石ころに覆われた河川敷のような所からなのです。 ちいちゃんさんに言われて初めて気がつきましたが、栄養豊富な「花壇の土」なんてものではいけないのですね。 そうと分かったら、また採ってきて、今度は我が家の荒れた場所に植えてみます。
     それにしても、ちいちゃんさんは思い切ったものですね。 人工芝でお庭を覆ってしまったのですか? 私も子供たちから、死んだあとに石や木を片付ける費用を残していけるのかと責められていますので、死ぬ直前に庭を片付けようとは思っているのですが、それがいつなのか分からないので、下手に業者を呼んで、そのあと1年も2年も何もない庭を眺めることになってはいけないと、ぐずぐずしているのです。

     何から何まで、テキパキ、颯爽としたちいちゃんさんにタジタジです。

    想像力も決断力もないねんきん老人
  • とらじろうさん 2023/12/02 22:31:02
    !!!
    夜中のトイレですから、何も所持品がない時にロック…
    冬じゃなくて本当によかった。
    道の駅なんてものは、周りに何もないようなところにわざと作ってあるような所も多いですから交番があったことはさすが昔から栄え裕福だった石川県です。
    やっとわかりました。
    高級車の鍵を腰にぶら下げている人の理由が。
    イン キーしないための予防だったと。

    母子像の説明 笑
    するどいツッコミをなさるねんきん老人さんのお子さんはやはりしっかりとした視点をお持ちですね!

    法然上人 ちっちゃ!
    わたしでも知っている偉い人が、消化器の隣の扱いでいいんですかね。

    石は大きいのはダメですよ。
    自治会にもゴミに出せず、引き取ってもらうのに10キロ800円もしちゃいますからね。
    うちでは、処分しないと言い張っている年寄りが頑固で頑固で。
    息子が じゃあそんなに必要なら本人の部屋の真ん中に置いておいたらいいよ~とナイスアイディアを出したので天才か!と称賛した次第です。

    とらじろう


    帰宅は気持ちに余裕をもって、あのコーヒーを待っている時のようなラテン音楽でも聞いて🎵♪ゆっくり楽しく帰ってください。

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/12/03 10:39:50
    10キロ800円!?
     とらじろうさん、おはようございます。 昨夜は書き込みをありがとうございました。
     石の処理って、10キロ800円もするのですか? 
     私は終活も大詰めを迎えており、「形ある物は買わない」「形ある物は捨てる」という鉄則で日々頑張っていますが、どうしても捨てられない物が二つあります。
     一つは長年集めてきた「砂」で、これはどこかの博物館に寄付しろと言ってあるのですが、子供たちは「こんなもの、どこが引き取ってくれるというのか! 死んだら、その日のうちに庭に撒く」と言っています。
     もう一つは庭に配置した石で、これは大小合わせたら何トン、もしかしたらもう一桁上になるかも知れません。 海岸で拾ってきた漬物石くらいのものは「石畳のように」敷き詰めてあります。 (石畳というのは私だけが言っていることで、子供たちは「足つぼマッサージの場所」だと言っています)
     子供たちが集まるたびに、その石の処分料は残して死んでくれと言われていますが、10キロ800円ではとうてい用意できません。
     今後は終活の話題を避けて、カラ元気を見せながらその日までを過ごそうと思います。 あとのことは・・・知りません。

     幸か不幸か、車の走行距離が22万キロを超えまして、高速道路をぶっ飛ばすのは心配になってきました。
     これからは低速違反にならない程度でゆっくり走ろうとおもいます。ご忠告ありがとうございました。

    ねんきん老人
  • ねんきん老人さん 2023/11/29 09:25:34
    自分の姿を想像して落ち込んでいます。
    kiyo さん、おはようございます。 拙稿へのご投票、書き込み、ありがとうございました。
     あそこのトイレはセンサーが人の動きを感知して明かりがつくようになっていたのですが、一定時間、何の動きもないと消えるのですね。 つまり、便座に坐ったまま時間が経つと、突然パチッと消えてしまうのです。
     便座に坐った姿勢で眠れる筈もなく、真っ暗闇でただ雨の音を聞いている時間は苦痛以外の何ものでもありませんから、明かりが消えると両手を頭の上に挙げてぐるぐる回し、センサーに呼びかけます。 それで明かりはつくのですが、数分でまた消えます。 また両手を回します。 それが朝まで続くのですから、その惨めさといったらありません。 その自分の姿を想像すると、情けないという言葉以外に思いつきません。
     いやはや、人生の最後になってそんな経験をしようとは・・・!

     車のロックについても分かりません。 JAFの人に聞いてみましたが、その人も、キーが車内にあればロックされる筈がないと不思議がっていました。

     まあ、私を待っている(であろう)妻への土産話ができたと思っていますが、最後の最後までドジを踏み続けた夫に、さぞ呆れることだろうと思いますので、この件は言わずに済ませようかと迷ってもいます。
     
     機会がありましたら、瑞龍寺にもおいでになってください。 kiyo さんのエジプト旅行記も長く楽しませていただきましたが、そろそろ最終回・・・ちょっと寂しいような、残念なような気がしています。

    ねんきん老人
  • kiyoさん 2023/11/29 08:22:41
    なぜロックされたのでしょう
    ねんきん老人さん、こんにちは。

    富山はほとんど行ったことがなく、瑞龍寺のことも知りませんでした。
    ねんきん老人さんの旅行記を拝見して、ぜひ訪ねてみたくなりました。
    それにしても、トイレで夜明かしだなんて(@@
    いくら5月とは言え、過酷な体験。
    風邪などひかれませんでしたか?
    しかし、その後に訪ねた烏蒭沙摩明王という仏尊が、トイレの神様とは。
    なんともトイレに縁のあるご旅行だったのですね(^^)
    kiyo

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/29 09:37:00
    自分の姿を想像して落ち込んでいます。
    kiyo さん、おはようございます。 拙稿へのご投票、書き込み、ありがとうございました。
     あそこのトイレはセンサーが人の動きを感知して明かりがつくようになっていたのですが、一定時間、何の動きもないと消えるのですね。 つまり、便座に坐ったまま時間が経つと、突然パチッと消えてしまうのです。
     便座に坐った姿勢で眠れる筈もなく、真っ暗闇でただ雨の音を聞いている時間は苦痛以外の何ものでもありませんから、明かりが消えると両手を頭の上に挙げてぐるぐる回し、センサーに呼びかけます。 それで明かりはつくのですが、数分でまた消えます。 また両手を回します。 それが朝まで続くのですから、その惨めさといったらありません。 その自分の姿を想像すると、情けないという言葉以外に思いつきません。
     いやはや、人生の最後になってそんな経験をしようとは・・・!

     車のロックについても分かりません。 JAFの人に聞いてみましたが、その人も、キーが車内にあればロックされる筈がないと不思議がっていました。

     まあ、私を待っている(であろう)妻への土産話ができたと思っていますが、最後の最後までドジを踏み続けた夫に、さぞ呆れることだろうと思いますので、この件は言わずに済ませようかと迷ってもいます。
     
     機会がありましたら、瑞龍寺にもおいでになってください。 kiyo さんのエジプト旅行記も長く楽しませていただきましたが、そろそろ最終回・・・ちょっと寂しいような、残念なような気がしています。

    ねんきん老人
  • nimameさん 2023/11/26 13:50:17
    親不知海岸。
    ねんきん老人さん・こんにちは(^^)

    今お邪魔しましたら・例の車のカギ事件の続きでしたね。
    その後に雨晴海岸・高岡大仏・どちらも有名ですが、
    nimameは行った事がありません!
    そして高岡大仏様の場所・遥か昔もっと広かった記憶が・・
    とありますが、結構昔みたいに広々とした空間を無くして・
    少しでも土地を有効に使わねば~と言う雰囲気何処でもありますよ。
    だから大仏様の場所もねんきん老人さんが記憶違いではなくて・模様替えしたのかも?・
    日本海側も道の駅親不知ピアパーク・・
    あの大きなカメを見て解りましたが・・
    あの道の駅寝るには淋しいと言うか!
    道の駅も寝るには快適そうとか色々ありますよね!
    それにしてもねんきん老人さんはお寺他の事について・
    とても詳しく丁寧に書かれているので・なるほど~と何時も読ませて頂いています。
    でもこれからは1日何キロまで~と短めに走りませんか!
    皆さま心配されますから~
    余計な心配するな~と怒られそうですね(笑)
    nimame

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/26 19:23:56
    「まだまだ」は「そろそろ」と心得るべきですね。
     nimame さん、こんばんは。 「ドジで間抜けなカメ」の旅行記に書き込みをいただき、恐縮しております。 ありがとうございました。

     昔行った場所が記憶より狭かったり小さかったりすることについて、その後の模様替えもあり得るとのお話。 nimame さんの、老人へのいたわりと分かってはいても、「そうだよなあ」と思ってしまいます。
     私の家の墓は町中の寺にありましたが、その後市営霊園に移葬し、今はそのお寺にはありません。 ですが、盆暮れにはそのお寺にささやかなお布施を届けに行きます。 そして思うのはいつも「こんなに狭いお寺だったっけ?」ということです。 子供の頃は私達ハナタレ小僧の遊び場だったのですが、それはそれは広い空間で、他ではできないほどいろいろな遊びができていました。
     近年になって分かったのですが、市営霊園への改葬者が増えて、墓地だったところが切り売りされ、いつの間にか商業施設が建つほどの面積が失われていたのです。
     高岡大仏のお寺も、もしかしたらそういうことがあったのかも知れません。(と思うことにします)

     親不知ピアパークが寝るには淋しい場所では、というご指摘。その通りです。 あそこは北陸自動車道の高架下に作られた道の駅で、その事情からとても細長い敷地に駐車場だけが続いています。 売り場はその外れにあるので、車中泊の車は売り場(トイレも)からかなり離れた細長い駐車場に停めなければなりません。 ですから、夜中はとても淋しい所です。 まあ、私はただ寝るだけですから、淋しいことは静かなことでもあり、不都合はありません。 現に過去に泊まった記憶から、今回もそこを寝場所として予定していたくらいです。
     でも、結果的には諏訪SAまで行ったおかげでもっと快適に寝られましたが。
     ちょっと走りすぎでしょうか? そうですね。 年齢を考えると「高齢男性、高速道路で中央分離帯に乗り上げ死亡」なんて見出しで新聞に載りかねませんし、メンテナンス代が年金生活を圧迫しているような老車で長距離を走るのも考えものですから、次は計画段階で「距離」ということを頭に入れるようにしましょうか。 ご忠告、ありがとうございました。
     もう一つ、いつもnimame さんのお元気さに圧倒されて、ついつい「俺もまだ」なんて欲が出てしまうのですが、そろそろ「己を知る」ことを覚えないと、大きな事故で子供たちに迷惑をかけてしまうかも知れません。 それも気をつけようと思います。

    ねんきん老人
  • 前日光さん 2023/11/26 00:08:39
    懐かしい風景です(*^-^*)
    こんばんは、ねんきんさん

    富山は、石川県からちょっと足を延ばしてみようということで行ったのですが、瑞龍寺の荘厳なたたずまいに度肝を抜かれ、すごいなぁと感心しきりでした。
    特に回廊の美しさにヤラレました。
    富山・越中国は、かつて私が敬愛する大伴家持が国司として赴任していたところです。
    その昔「布施の水海」と呼ばれて、家持たちが周遊していた水海は、今では「十二町潟」にその面影をわずかに残しているとのことでした。
    「布施の丸山」という高台から見下ろした風景は、見渡す限りの田畑で、水海の面影は皆無でした。
    十二町潟まで行く時間はありませんでした。

    ねんきんさんがカルガモと出会った辺りの近くが、「十二町潟公園」なんですね?
    富山には、改めて行きなおさなければと思っていますが、どうしても出雲や奈良に足が向いてしまいます。
    実は来週また、奈良に行きます。

    冒頭の雨の夜、車内に鍵を置き忘れたまま、一夜をトイレの中で過ごしたとのこと、考えるだに長い絶望的な夜だったことでしょう。
    私も、どうして?というくらい物忘れが多くなってきております。
    でも車のキーを車内に。。。と思った瞬間の焦り、後悔、絶望的な気分といったらないですよね?
    瑞龍寺や高岡の大仏様に、少しは慰められたでしょうか?
    本当にお疲れさまでした。
    無事帰宅されたようで、何よりです( *´艸`)


    前日光

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/26 16:44:02
    なんとかなるっぺ・・・。
     前日光さん、こんにちは。 昨夜はわざわざの書き込み、ありがとうございました。
     今日は朝から市の防災訓練とやらで駆り出され、昼前に終わったのですが、そのあとは昼食を兼ねた「反省会」。 反省会には酒がつきものですから午後は何をする気力もなく、さっきまで寝ていました。 というわけで、お返事が遅くなって申し訳ありません。

     「十二町潟」なんて、私はカルガモとの遭遇から地図で水のある所を捜しただけで、むろん初めて見た地名なのですが、前日光さんは大伴家持とのつながりでご存知だったのですね。 私など高校時代に初めて大友家持の名を見て「いえもち」と読んだくらいで、なんの知識もなく、恥じ入るばかりです。 予め十二町潟を知っていればちょっと寄るくらいのことはしたのでしょうが、無知というのは悲しいものです。

     来週、奈良に行かれるのですか? 多くの人は奈良というと大仏様や法隆寺を見て「奈良には行った」となるのでしょうが、やはり専門的な知識があると同じ所に何度も行くことになるのですね。 私などはどこに行っても「ああ、写真で見たのと同じだ」というような見方しかできず、情けない限りです。

     車の中にキーを置いて離れたミスは痛恨でした。 便器に腰かけたまま朝を待つというのは実に惨めな体験で、忘れられない「負の思い出」になってしまいました。
     ただ、これまでもライトをつけっ放しでバッテリーがあがったり、走っていた農道の端が崩れて車ごと田んぼに落ちたり、そのときには絶望するような経験を何度もしていますが、それでも今はそんなことはなかったように出かけていますから、だんだん慣れてきて、いつの場合も「なんとかなった」という変な自信ができてしまいました。
     あのときのミスも、どういう展開になるかは分からないけど、最後にはなんとかなって家に帰れるもんだという気持があって、焦りはしませんでした。
     なんとかなる。 なんとかならない問題なんてない。 どんな体験もあとになると笑い話になるもんだ。
     そういう、我ながら変な自信なのです。

     でも、あのときの寒さと暗さを思い出すと、今でもいやになりますね。 コンビニで買い物をするときでも、一々キーを確認してからでなければ車を降りないようになったのは、進歩なのか退歩なのか分かりません。
     お粗末な旅行記、ただただ恥じるばかりです。
     ありがとうございました。

    ねんきん老人
     
  • 小心者さん 2023/11/16 14:37:58
    心細さの極み
    ねんきん老人さん、こんにちは。
    今回も楽しく(と申しますと多少語弊がありますが)拝見いたしました。

    雨の中、公衆トイレの便座に腰掛けて夜明けを待つ…
    驚愕からの絶望感、気の遠くなるような夜の長さ、打開からの安堵感まで、まるで我が身に起きたことのようにありありと想像できました。
    若い頃、私も何度か車内にキーを置いたままロックしてしまい、全身から血の気の引く思いを味わいました。当時は針金ハンガーで四苦八苦して開けた記憶がありますが、性能が格段にアップした現在の自動車にそんなアナログな手法が使えるはずもなく(そもそも針金ハンガーがそう上手い具合に落ちているはずもないですし)。
    本当にお疲れ様でございました。

    このようなトラブルが起き得るとは言え、やはりねんきん老人さんのような自由気ままな旅に強く憧れます。
    耄碌がこれ以上進まないうちに脱ペーパードライバーを目指したいのですが、運転できるようになる自信がまったく湧いてきません…


    マンガチックな仁王像の前でポーズをきめておられるねんきん老人さんをいつか目撃したいものです。
    次の旅行記も楽しみにお待ちしております!

    小心者

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/16 16:47:25
    針金ハンガー!
     小心者さん、こんにちは。 富山旅行記への書き込み、ありがとうございました。
     「楽しく」というお言葉に多少ためらいがおありのようですが、私にとって拙稿を「楽しく」読んでくださったというのは最高の誉め言葉です。 自分としてはどこの馬の骨とも知れぬ一介のヨボヨボジジイの旅行記など誰が読んでくれるものかと引け目を感じながらの投稿ですので、「楽しく」読んでくださるという方がいらっしゃるというのは、たとえそれがお世辞と分かっていても望外の喜びです。 ありがとうございました。

     針金ハンガー! そうでしたねえ。 確かに昔は活躍していて、私も経験があります。 仰るように昨今では使えませんし、そんなものが近くに落ちていることもありませんから、今や針金ハンガーで車のロックを外すといっても「何、それ?」という人が多いかも知れません。
     私は車中泊旅行のときに濡れたタオルなどを掛けておくために針金ハンガーをいつも車の中にぶらさげていたのですが、最近はクリーニング屋さんのハンガーもプラスチックのものになってしまい、針金のものはとんと見なくなりました。

     仁王様の前でのポーズ・・・一瞬、小心者さんに見られたのかと思いました。 あぶねえ、あぶねえ!
     最近は神社仏閣で階段を休み休み登っている自分の姿を人に見られないようにするのが難しくなり、お賽銭に1円玉や5円玉を入れていることを隣の参拝者に悟られないようにするのも難しくなり、旅行もしずらくなりました。
     車での旅行もそろそろ考えなくてはと思っていますが、駅の券売機を上手く使えずに駅員さんに助けを求めている姿を人に見られたくないなどと、公共交通機関での旅行にも難しさを感じています。

     小心者さんは運転が得意ではないとのことですが、そんなもの全く必要としないで公共の乗り物を使って自在に行動できるのですから、これからもずっと旅行を楽しめますね。
     どうぞ体調を整えられて、これまで通り探求心に溢れる街歩きを続けてください。

    ねんきん老人
  • ふわっくまさん 2023/11/14 08:43:41
    石田浜の石・・
    ねんきんさん、おはようございます。
    2週間にわたる旅の、締めくくり編でしょうか・・
    石田浜の石、記念になりましたね(^_^)
    あんパンくらいの大きさだそうですが、何気ないものが思い出になるなぁーと私も思っています。

    七尾市で1泊された際は、JAFの騎士に助けられて・・
    ・・いやはや真夜中に、とても焦られたと察します。

    富山に入られて、雨晴海岸⇒大仏寺や瑞龍寺をお参りされて・・
    新潟県の親不知・子不知は先日 高速道路から素通りしただけだったので、お陰様で母子像など眺めさせていただきました。
    ・・30数年前に「裸で、落ちたの?」と問われたご子息の質問、ウーン・・
    ・・私も、答えられないなぁと思いました。
                 ふわっくま

    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/14 19:50:10
    次の旅は・・・。
     ふわっくまさん、こんばんは。 さきほど、倉敷や大阪北浜のご旅行記に対する私の雑感にお返事をいただきまして、ありがとうございました。
     また、午前中には本稿(富山県高岡市編)にメッセージをいただき、重ねてお礼を申し上げます。

     七尾の道の駅で車中泊した際のトラブルは実にお粗末でしたが、当人にとっては大事件でした。 暗くて寒いトイレでこともあろうに便器に腰かけたまま朝を待つなど、惨めな上にも惨めで、我ながら、いい年よりがなんだこのザマは、と自虐の極みでした。

     今回の旅行は山口県下関から富山県高岡市までの日本海沿いでしたが、日本海に面した本州の道を半分ほど走ったことになり、それならあとの半分も回ろうかという気になってしまいました。
     そこで今年の5月に新潟県の糸魚川から青森県の下北半島尻屋崎まで走ったので、その旅行記も書いてみようかなとは思っています。 ただ、私の常で、いつになるかは分かりません。 自分への言い訳としては、旅行後すぐに書くと、記憶が鮮明なだけにあれもこれも書きたいという気になってしまい、人様にとってはつまらぬことをダラダラと書きすぎてしまうから、時間を置いて、それでも残っている記憶だけを書いた方がいいという理屈をこねています。
     そんな訳で、「いつか」書く予定だというだけのことですし、それまで自分が生きているかどうかも甚だ怪しいことですので、どうかお気になさらないでください。

     ふわっくまさんのように行動的で、その後の「まとめ」もきちんとされている方から見たら、私など近所で噂の種になっているモウロクジジイみたいなものですから、どうぞお許しください。

    ねんきん老人
  • pedaruさん 2023/11/13 07:33:46
    旅のトラブル
    ねんきん老人さん おはようございます。

     最初のエピソード、他人のトラブルは蜜の味、とか言ってられません。どうなることかとハラハラしました。ハードルを乗り越えてやっと読者もほっといたしました。
     トラブルの後のこの写真、負の時間を覆す幸せな光景、カルガモの親子の行進、なかなか見られない姿です。
     雨晴海岸 義経岩 女岩と立山連峰 大仏寺 愛染かつら、次々と登場するオモシロ話題の数々、他人を笑わせるために生まれて来たのか、と思うほどのねんきん節。
     高岡山瑞龍寺 私も何年か前の暑い日に行きました。入り口の切符売りのおじさんも暑さにぼーっとしていて、私たちが前を通っても何も言いません、このまま入ってしまおうかと思いましたが、仏様をだましてお参りするのは、どちらかと言うと良いことではありませんので、ちゃんとお金を払いました。立派な山門ですね。
     毎回精力的にマイカーでおでかけ、すばらしいエネルギーです。私なんぞ、とっくに
    危ないからと家族のプレッシャーに負けて免許返上しました。なさけなや!!

    pedaru


    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/13 08:14:14
    体験の共有、嬉しい限りです。
     pedaru さん、おはようございます。 拙稿への書き込み、ありがとうございました。
     瑞龍寺、pedaru さんもいやっしゃったことがあるのですか! 同じ場所に行かれたというお話を伺うととても嬉しくなります。
     下手な写真でも要領を得ない文章でも、「そうそう、ここここ・・・」とご理解いただけるのは同じ場所を見たという共通の財産があってのことで、
    書いた者としては安心感と共に大きな親近感を覚えます。
     ただ、pedaru さんは暑い時期に行かれたとか。 切符売り場のおじさんもぼーっとしていたほどの暑さというなら、あの一本の木もない空間はすごい暑さだったでしょうね。 「このまま入ってしまおうかと」思われたというお話。 「あるある!」です。 でも、近頃は神仏だけではなく防犯カメラなどというものも私を見張っているので、あとの修羅場を考えると多少の出費は惜しむべきではないと、自分に繰り返し言い聞かせています。

     さて他人のトラブルは蜜の味、とはよく言ったもので、私もあの件が他人(できれば身近な他人)だったら大いにその味を楽しむところでした。 先日も、ふだん偉そうに自慢話ばかりしている町内会の役員が運転を誤って車ごと田んぼに落ち、レッカー車の世話になったということを聞き、その晩はビールを1本多く飲みました。

     運転といえば、私も今や80になりました。 免許返納を考えてはいるのですが、一人暮らしで車がなかったら夕飯にもありつけない毎日ですから、なかなか決心がつきません。
     pedaru さんはご家族のご意向が強かったようですが、良いご家族をお持ちですね。 私の子供たちは「行けるうちに行かなきゃ後悔するよ。 死んだらちゃんと家まで運ぶから、心配しないで行ってきな」とか言って涼しい顔をしています。
     pedaru さんは、免許のない生活で不自由はないですか? もっとも、pedaru さんには自転車という趣味を兼ねた手段がありますね。 私は自転車でどこかに出かけるという体力はもうありません。
     車を手放したあとの「引きこもり老人」を想像すると、なかなか決心がつかない毎日です。

     人様に迷惑をかけず、かつ自分の行動範囲も狭めず、もうしばらく生き続けるヒントがありましたら、またご教示いただければ幸いです。
     重ねて、ありがとうございました。

    ねんきん老人
  • チーママ散歩さん 2023/11/12 20:54:49
    このことでしたか...。
    先生こんばんは。
    前回の大事件はこの事だったのですね。
    大雨だし 真っ暗だしさぞ心細いことでしょうね。
    なんともかわいそうなお話です。
    あるんですね.....。
    周りに誰もいらっしゃらなかったのですか?
    私もありました。
    車にキーを置いて勝手にロックされてしまった事。
    セーフティーシステムなのでしょうが、私には
    全然セーフティーでありませんでした。
    家から40分くらいの所で 普段行かない所なので
    不安でした。
    駐車場を歩いているカップルが半べその私に
    気づいて声をかけてくれて 携帯を貸してもらい
    父に迎えを頼み家に戻り、スペアの鍵を取って
    また向かったことがあります。
    夏場の炎天下 父の車が来るまでくらくした
    のを覚えています。
    便座もないので座るわけにもいかず.....。
    でも熊などが出るエリアでなくて良かったですね。

    スズメの餌台の石。
    砂コレクターはやはり気になったのでしょうね。
    いつも見える所でお使いになって 時々洗っているので
    忘れられない思い出のお土産ですね。

    母子像はどうして裸なのかには笑いました。
    でも先生.....
    道の駅・親不知ピアパークから諏訪湖SAまで
    2時間半はいけませんよ~。 
    まめに休憩取ってくださいね。
    帰省本能に火がつくと先を急ぐ気持ちはわかりますが
    ご注意くださいね。


    ねんきん老人

    ねんきん老人さん からの返信 2023/11/13 07:31:10
    あれも恥ずかし、これも恥ずかし。
     チーママ散歩さん、おはようございます。 昨夜はご丁寧な書き込み、ありがとうございました。
     チーママ散歩さんも車がロックされてしまったことがあったのですか?
     普通はキーが車の中にあるときはロックされないと思うのですが、「筈」だの「変」だのと言っても現実にロックされてしまった以上、どうにもなりませんね。
     チーママ散歩さんは昼間だったから良かったのか、逆に昼間だったから暑さに大変な思いをされたのか・・・父上様が白馬の騎士役を引き受けてくださって良かったですね。
     私は今でも、暗闇で冷たい便座に坐って朝を待っているショボクレジジイの姿を思い浮かべて情けないやら恥ずかしいやら、「過去を消してしまいたい」という言葉に共感しています。
     スズメの餌台に置いた石も、なぜそんな所に置いたのか自分でも分からず、遊びに来た孫に聞かれても答えられず、これまた自虐の念にかられています。

     運転中はまめに休憩を取るようにとのご忠告、ありがとうございます。 仰る通りですね。 そうは思うのですが、帰りたいときや眠気に襲われたときは、そういう理性が働かず、逆に「早く帰って寝よう」などと先を急いでしまうもので、何十年も同じことの繰り返しです。
     でも、人様に害を加えてからでは間に合いませんので、改めて自戒したいと思います。
     実は私の車には、運転席の目立つ場所に「連絡先・この車を運転しているのは・・・」と自分の住所氏名や連絡先の子供たちの住所を書いた紙が置いてあるのですが、これからは「休憩・休憩・休憩」と書いた紙も貼っておいた方がよさそうですね。
     ご忠告、ありがとうございました。

    ねんきん老人

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