2022/05/15 - 2022/05/28
2位(同エリア989件中)
ねんきん老人さん
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- 旅行記100冊
- クチコミ14件
- Q&A回答2件
- 407,233アクセス
- フォロワー248人
同じ所に二度行くと、前回見落としていた事物の多いことに気付きます。
三度行くと、それまでの見聞がどれほど浅薄であったかを思い知ることになります。
京都府宮津市の智恩寺。 そこに建つ多宝塔の斗組(ますぐみ)は、他では滅多に見られない精緻を極めたものですが、それを知ったのは前回お参りから帰ったあとのことでした。
今回は意識して多宝塔を目指します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 余部鉄橋 】
浦富海岸を楽しんだあと、何か所か寄り道をしながらも順調に進んでいたところ、路面の亀裂で通行止めという箇所があり、迂回を余儀なくされました。 まあ、車の旅ではときどきあることですから、「しゃあねえ」と。
それでも余部鉄橋には午後4時過ぎに着き、さっそく見学します。
地上41mに架けられた長さ300 m の鉄橋を渡る山陰本線の列車。 いつか自分も乗ってみたいと思っていたのは、鉄道ファンでなくても皆同じだと思います。
その鉄橋から突風にあおられた客車7両が脱線転落したのが 1986年の暮れも押し詰まった28日。 長くなるのでその経緯は省きますが、そのときのニュース映像は今でも覚えています。 -
【 残された橋脚 】
その現場がここ。 当時の橋脚の一部(鉄)が残され、隣りにコンクリートの橋脚が新しく作られています。 -
【 エレベーター 】
餘部駅(無人駅)までは歩いて登ることもできますが、今はガラス張りのエレベーターもあります。 クリスタルタワーというそうですが、せっかく「餘部」という響きの良い駅なのに、なんという俗っぽい名前をつけたのでしょう。
ちなみに、あまるべは「余部」と書きますが、駅だけは「餘部」となっています。 これは兵庫県姫路市と岡山県新見市を結ぶ姫新線にある「余部(よべ)駅」との混同を避けるためのようです。 -
【 餘部駅 】
エレベーターを降りると、そこはコンクリートで埋められてはいますが、かつて列車が通っていた線路の跡です。 覗き窓があり、地面からの高さを実感できます。
写真の金網の左側には現在のホームと線路があります。 -
【 事故現場 】
古い線路は駅の東側で途切れています。 その先がまさにあの大事故の現場で、こうして途切れているのを見ると胸が詰まります。
この高さでこの線路。 やっぱり怖いですね。 -
【 日本海 】
線路のすぐ北側には日本海が広がり、見下ろせば艶やかな漆黒の瓦を葺いた家々が密集しています。 地理的にみて石州瓦の黒かなと思いましたが、ただそう思っただけで、それを裏付ける知見はまるでありませんから、信用しないでください。 -
【 橋脚基部 】
残された古い橋脚の基部です。 見るからに頑丈そうで、事実あの事故は鉄橋そのものの損傷ではなく、客車が突風によって脱線したというものでした。 -
【 慰霊碑 】
新しい橋脚の麓に「慰霊碑・聖観世音菩薩」と書かれた像が建っています。
当然あの脱線事故の犠牲者の安寧を祈るためのものでしょうが、そのことはどこにも書いてありません。 そばに観音像と余部鉄橋についての説明板がありますが、そこでも事故のことについては一言も触れられていません。
そういえば、この旅行記の2枚目に使った「空の駅」の説明板にも事故のことはまったく書かれていませんでした。 敢えて事故の記憶を消そうとしているのでしょうか? -
【 道の駅・あまるべ 】
さて、空の駅の下に「道の駅・あまるべ」があります。 今日はここで寝ようかと思っていたのですが駐車場が狭く、食堂も3時までということで既に閉まっています。
売店でパンでも、と思いましたがそれらしいものも見当たらず、どうも居心地は悪そうです。
やむなく、ほかで泊まる所を探そうと、出発します。 -
【 夕日ケ浦 】
適当な寝場所が見つからないままに走っていると、京丹後市の夕日ケ浦海岸に出ました。 有名な場所ですが、私はこれまで来たことがありません。
言うまでもありませんが夕日の美しいことで知られ、その写真も沢山見ていますが、まだその時間にはちょっと早かったようです。
ですが、この浜を有名にしているもう一つのフォトジェニック・ビュー「ブランコに興ずる子供」があつらえたようにそこにいてくれました。 -
【 何の駐車場? 】
道路の案内標識に「伊根」の文字が見え、それに従って進むと、こんな場所がありました。 広い駐車場。 ただし真っ暗で、古ぼけたトイレだけがあります。 立入禁止ともなっていないし、ここで寝ることにしましょう。 (写真は翌朝のものです)
朝、食べ物が何もなかったせいか、薬を飲むのを忘れました。
そうそう、薬といえばずっと血圧の薬を飲んでいるのですが、最近、なんだかもう一種類の薬が処方されるようになりました。 何の薬だか分かりませんが、これで毎朝2錠。 そのうち3錠、4錠と増えていくのでしょうか? -
【 道路に猿 】
丹後半島を反時計回りに走っていると、道路に猿がいました。 急ブレーキをかけると道路脇の擁壁に登ってゆきましたが、数えてみると8匹、いや、今この写真を見ると子供を抱いているようですから9匹で、じつに悠々と、ふてぶてしいくらいの態度でした。 -
【 琴引浜 】
網野町の琴引浜です。 言わずと知れた鳴き砂の浜で、歩くと砂に含まれる石英がこすれてキュッ、キュッと音がします。 タバコの灰を耳かき1杯落としただけで鳴らなくなると言われていますが、実際にはそんなことはなく、ここでも多くのゴミがありましたが、きれいな音を出していました。
ただ地元の方々がいつも清掃をしているということで、観光客の意識が問われるところです。 -
【 伊根湾遊覧船 】
同じ道を戻り、伊根町の日出桟橋にやってきました。 伊根湾めぐりの遊覧船(25分)に乗るためです。
10時出航ということで、今は9時40分過ぎ。 どうやら乗客は私1人らしく、これはラッキーと乗船券を買います。 あとで行く傘松公園へのケーブルカー往復券とセットで割安になるということで、これまたラッキー。 さらにかっぱえびせんがついてきて、トリプルラック! -
【 団体さん、ゴトーチャク! 】
と思ったら、あと10分ぐらいというときになってクラブツーリズムのバスが2台ご到着! ドヤドヤッと客が降りてきました。 ワイワイガヤガヤ船に乗り込み、私は一番あと。 個人で乗ったのは私1人でした。 -
【 待ち構えるカモメ 】
船の周りには、早くもお約束のカモメがスタンバイしています。 -
【 伊根の舟屋 】
出航するとすぐ、舟屋群が見えてきました。 海上から見るのは初めて。 やっぱりこの角度から見るのがいいですねえ。 -
【 舟のガレージ 】
これもいい。 漁師さんたちの利便性を優先しての建築ですね。
ただ、これだけ隣家と接していると、茶碗を投げ合っての夫婦喧嘩などお隣りさんには筒抜けでしょうねえ。
もっとも、二階が居住スペースといいながら、実際にここに住んでいる例は稀だそうで、たいていは道を隔てた山側に居住用の家を持っているのだとか。 -
【 トンビにえびせん 】
船客たちは競ってかっぱえびせんを放り投げ、群がるカモメが器用にそれをキャッチ。 遊覧船ではお馴染みの遊びですが、ここではカモメに混じってトンビが寄ってきます。 これは私にとっては稀有の体験で、間近で見るトンビが大きいことに驚きました。
おい、トン公! おめえにはプライドっちゅーもんがねえのか? トンビには油揚げって決まってんだろう。 えびせんなんか狙うようンなっちゃーおしめえよ。 -
【 舟屋群 】
さらに舟屋が続きます。 このような舟屋は230 軒ほどあるそうで、国の伝統的建造物群保存地区になっているとか。 -
【 釣り用浮き桟橋 】
おっとー、これは釣り用の浮き桟橋ですね。 はっきりとは見えませんが、小鯖のような魚が釣れているようでした。
浜ちゃーん、ちっちぇーなー! -
【 牡蠣棚 】
そして牡蠣の養殖も行われているようです。 -
【 傘松公園へ 】
楽しいことはあっという間に終わり、傘松公園に向かいます。 海沿いの178 号線を20分弱でしょうか。 -
【 ケーブルカー駅 】
うちわを振って客を呼び込むオバサンにつられて土産物屋の駐車場に車を停めます。
「土産は買ったかい?」
「今着いたところだよ」
「ほかで買っちゃダメだよ」
「値段だけ調べてくるよ」
まずはケーブルカーに向かいます。 -
【 ケーブルカーで上へ 】
ケーブルカーではだいたい前の席を選ぶのですが、ここでは最後尾に陣取ります。 この景色を見るためです。 -
【 股のぞき 】
山頂に着きました。
そして、誰が考えたか知りませんが、ここに来たら「股のぞき」。
確かに一味違う景観で、同じことを他の観光地でやってみても特にどうということはありません。
( この写真は、実際に股のぞきをしながら撮ったものではありません。 カメラだけを回転させたのですが、デジタルのせいか、ファインダーの画像はくるりと回って上下正常に表示されてしまいます。 それでもパソコンに移動すると逆さまに写っているのが不思議です。 アナログ老人には分かりません ) -
【 かわらけ投げ 】
ありました、やっぱり。
3枚200 円のかわらけを投げて、前方の輪を通すことができたら「願い事が叶うと言われている」と。
「言われている」って、言ってるヤツは責任をとれるのかい? 俺が投げて、もし通ったら「大谷翔平のルックスと才能を貰いたい」っていう俺の願いを責任もって叶えてくれるんだろうなっ!? -
【 リフトで下へ 】
下りはリフトにしました。 上りも下りもケーブルカーかリフトの好きな方を選べます。
でも、こちらは白髪の後期高齢者が一人で乗っているわけですから、若い二人がイチャイチャ乗っているリフトとすれ違うときなどは、ちょっとバツの悪いような気分がしないでもありません。 -
【 土産物店 】
リフトを降りて籠神社までの道には土産物屋さんが並んでいますが、うちわのオバサンに叱られますから、ここで買うわけにはいきません。 -
【 倭宿禰(やまとのすくね)命像 】
最初に現れるのが倭宿禰命の像です。
神武天皇が東征されたときに明石海峡で亀に乗って現れ、天皇を先導したとか。 今回初めて知りました。 -
【 眞名井稲荷社 】
眞名井神社の摂社で、もともとは眞名井の境内にあったものを平成3年に移したのだそうです。 -
【 拝殿 】
籠(この)神社の拝殿です。 ご祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと)だそうですが、恥ずかしながら初めて聞くお名前です。 なんでもニニギノミコトの兄弟だということで、ニニギノミコトというお名前はなんとなく耳にしているものの、それがどういう神様なのか、これまた知りません。 -
【 狛犬 】
神明鳥居をくぐった先にある狛犬。 なんとも不細工な、と思ったのは私のお粗末な鑑賞眼によることで、由緒書きによれば鎌倉時代の作で魂を宿し、天橋立の松林に出没しては通行人を驚かしていたそうです。
それを知ったあの岩見重太郎が剛刀でこの狛犬の前足を切り払ったため、以後はおとなしく社前に控えているということで、なるほど前足には継いだ跡が残っています。
造形的にも胴と足がどっしりして、狛犬の最高傑作と言われているとか。
狛犬には珍しく、覆屋の中に置かれていますが、その覆屋も神明造りで千木も鰹木もつけられているという格式の高そうなもので、ただただひれ伏すしかありません。 -
【 一の鳥居 】
今回は傘松公園からの帰りに籠神社に回ったため、最後に一の鳥居から出るという順序になってしまいました。
少々気が咎めますが、ここからもう一度お詣りをし直すには気力と体力がちょっと・・・。 -
【 天橋立へ 】
次はこの日一番のお目当て、智恩寺を目指します。 雪舟の「天橋立図」にも描かれている臨済宗のお寺です。
前回お参りしたときに、なぜか多宝塔を見落とし、後日その精緻な組み物の写真を見て愕然としたのが忘れがたく、今回どうしてもその多宝塔を仰ぎたいと思ってのことです。
それともう一つ、天橋立の砂州を海上から見たことがないので、今回は阿蘇海北岸の一宮桟橋から南岸の天橋立桟橋まで観光船に乗ることにします。 -
【 観光船 】
乗るのはこれ、KAMOME12号です。 定員はなんと 120 名。 こんな小さな船に 120 人も乗った様子を想像するとゾッとしますが、幸いこのときは10名を超えるかどうかという乗客しかいなく、これなら万一転覆しても救命胴衣をいくつも貰えるのではないかと安心しました。 -
【 お約束のカモメ 】
さっそくカモメのお出ましです。
で、ふと沸いた疑問ですが、日本中で売られているかっぱえびせんのうち、人間が食べる量と、カモメによる消費量と、どっちが多いのでしょう? -
【 ここにもトンビが 】
カモメがかっぱえびせんを取るとき、首をひょいと曲げてくちばしで咥える器用さはお馴染みです。 人の手からはもちろん、空中に投げ上げられたものも見事にキャッチします。
ではトンビはどうでしょうか? これは船内アナウンスで初めて知ったのですが、足で掴むのですね。 なるほど、観光客の手からがっちりと掴み取っていきます。 くちばしは使いません。
長生きするといろんなことが分かりますね。 こんど孫に教えてやろっ! -
【 空中での食事 】
人の手からえびせんを掴み取ったトンビは、飛びながらそれを食べます。 鎌倉小町通りで食べ歩きをしているギャルたちも顔負け・・・と思いましたが、「ギャル」って、古かったでしょうか? -
【 砂州の松林 】
天橋立というのは宮津湾と阿蘇海を分ける砂州を橋に見立てての呼び名だと思います。
その砂州は全長約 3.2 km。 そこに約8千本の松が植えられているそうです。 15年ほど前にそこを自転車で走り、今そこを船上から見ている不思議な感覚に酔いながら、しばしの船旅を楽しみます。 -
【 智恩寺山門 】
天橋立桟橋に着きました。 智恩寺境内に直接入る道がありますが、ここはやっぱり山門からと、ちょっと回り道をします。
これがその山門です。 「黄金閣」と、いささか俗っぽく称されていますが、典型的な禅宗様式の山門だそうで、 8,780 人の大工が足掛け7年をかけて造営したということ。 ( この数字の意味は分かりません。 毎日8千人が作業をしたら混雑して仕事にならないでしょうし、交替制としたら何人が何日ずつ働いたのか? )
二階部分には釈迦如来像・両脇士像・十六羅漢像が安置されているそうです。
一階の扁額には「海上禅叢(かいじょうぜんそう)」の文言が。 意味は分かりませんが、解説によると海の上で禅を組むということらしい・・・やっぱり分かりませんが、ま、いっか。 -
【 山門軒下の斗組 】
山門の軒下には、私のようなシロウトでも分かる斗組(ますぐみ)が教科書通りに並んでいて、ほれぼれとしてしまいます。 -
【 多宝塔 】
そして、山門をくぐると左手にお目当ての多宝塔がありました。
こんな分かり易い場所にあるというのに、前回はなぜ見落としたのでしょう? 改めて自分の寺社参拝のいい加減さに忸怩たる思いが募ります。 -
【 多宝塔の斗組 】
これこれ! 写真で見て驚いた斗組です。 寺社建築の代表的な部分ですので、各地の寺社で目にしますが、これほど精緻で密集したものは滅多にないと思います。
実は私は庭に鳩小屋を建てたとき、2か所ほど斗と肘木を組んでみました。 組み合わせの数を減らしたいい加減なものでしたが、うまくいきません。 本来は釘やかすがいを使わず、接着剤も使わないのですが、私の技術ではどうにもならず、太い釘を使いました。 それでも結局安定せず、意味のない飾りになってしまったのは情けない限りです。 -
【 匠の知恵 】
近づいてみると、さらにその組み方に驚かされます。 立体パズルのように組まれた木製部品が重い上層を支えているそうですが、重力拡散という構造上のしくみと見た目の美しさをここまで追求しての組み合わせはいったい誰が考え出したものでしょう?
何十年何百年と匠たちが受け継ぎ、発展させてきた知恵に驚くとともに、ここ智恩寺のご本尊が知恵の文殊菩薩であることも思い合せ、「知恵」というものへのめくるめく崇敬に、恍惚の時間を過ごしました。 -
【 力石 】
見事な建築に圧倒された私をからかうようなものがありました。
祭の余興などで力自慢を競った力石です。 3個あり、それぞれ130 kg、100 kg、70 kgだそうです。 むろん試してみようという気にすらなりませんが、立て札に「この石に触ると不思議に力と知恵が授かる」とあり、「どうぞご自由にお触りください」とも書かれています。
今さら触ってみたところで、私の力と知恵がそんなことでなんとかなる筈がないことは分かっていますから、これまた敬してなんとやらで・・・。 -
【 おみくじ 】
扇形のおみくじが松の枝にぶら下がっていました。 昔ながらの紙に書かれたおみくじはもちろん主流ですが、全国の神社や寺はあの手この手で売り上げを伸ばそうと、いろんな形のものを売っているようですね。
素焼きの狐やウサギ、ホタテの貝殻や繭玉、はてはダルマから野球のボールまで、これでもかと言わんばかりに珍しさを競っていますが、ここの扇子は形といい、なかなかのセンスですね。 ( 分かってくれましたか? → 誰でもゆーっぺ!)
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【 文殊堂 】
さて、ご本堂の文殊堂です。 文殊様の座像が祀られているそうですが、秘仏であるため、ご開扉の日以外は拝観することができません。 -
【 ウクライナ避難民救援募金 】
ウクライナ避難民への救援募金箱が置いてありました。 自分はこうして遊び歩いているわけですから、お釣りでもらった小銭などを入れて何かしたような気分になるのは偽善のような気がして、入れませんでした。
( もちろん、ウクライナの悲劇を他人事と思っているわけではなく、自分の住む市役所の窓口には行っています。 ここ智恩寺で献金している人を偽善者だと言っているわけでもありません・・・言い方って、難しいですね ) -
【 絵馬 】
文殊堂の左側回廊は絵馬堂のようになっていて、沢山の絵馬が掲げられています。 もちろん参拝者の納めた絵馬も。
智恩寺にはそれ以外にもいくつもの見どころがあり、いちいちご報告したい気持ちはあるのですが、今回は多宝塔の斗組が目当てでしたし、長くなりますので割愛します。 -
【 道の駅・舞鶴とれとれセンター 】
智恩寺からは国道178 号線を1時間半ほど走り、舞鶴西港に面した「道の駅・舞鶴とれとれセンター」にやってきました。 ここで寝ようと思っていたのですが、来てみると港によくある海鮮市場のような所で、買い物客が多く、どうも落ち着きません。
車中でコンビニ弁当を食べながらしばらく車の出入りを観察していましたが、まるでスーパーの駐車場のように人も車も動いており、結局ここでの車中泊は諦めました。 -
【 道の駅・シーサイド高浜 】
そしてやってきたのは県境を越えて福井県の「道の駅・シーサイド高浜」です。
広くて一目で気に入り、泊まることにしました。
( 写真は翌朝撮ったものです ) -
【 道の駅・シーサイド高浜 】
ただ、トイレに入ってみると写真のような和式が2基あるだけで、これは困ります。 なぜなら、私は足腰が弱っていて、しゃがんだ姿勢を維持できないのです。 こんな所で用を足したら、終わって立ち上がるときに尻餅をつき、すっぽりと便器にはまって抜けなくなるに違いありません。 助けを求めたあとの騒動を思うととても利用する気にはならず、別のトイレを探してかなりの距離を歩きました。
幸いウォッシュレットつきの洋式が見つかりましたが、ここも2室しかなく、こんな広い道の駅を設計した人が、自分では利用する気がまったくないのだということが分かりました。 -
【 夕食 】
この晩の食事は、途中のスーパーで買った刺身と冷やしぜんざいです。
ご飯や麺のようなものはありませんが、心配はいりません。 カロリー源としてのビールを2本(本当は3本)、しっかりと摂取していますから。
ほろ酔い気分でパソコンの地図を見ていると、ここから50km強の所にあの「メタセコイア並木」があることが分かりました。 4トラの旅行記で知って是非行ってみたいと思っていた場所です。
明日の予定はすべて明後日に回し、メタセコイアを見に行きましょう。 帰りが1日遅くなる? なに、構いません。 年金生活ですから。
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この旅行記へのコメント (25)
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- ちいちゃんさん 2023/06/02 10:34:00
- 奥様もご一緒
- ねんきん老人さん、いつも奥様とご一緒のご旅行のようですが、ここで羨ましいなどと書き込んだら閻魔様に舌を抜かれるのでスルーさせていただきます。
願いが叶うなら大谷翔平のルックスと才能ですか。私は同県民としてひょろっとした体格で力投し、決勝戦で敗れ大粒の涙を流している姿をテレビで見ているので才能もですが、その努力は想像を超えるんじゃないかと思っています。今は野球だけという集中力、多分ビキニのお姉さんが近づいてきてもあまり関心がないんじゃないかしら。ちなみに大谷君は弟みたいな可愛さですが、異性としてみるなら佐々木朗希君、彼はかなりの逸材です。
余部鉄橋のの事故は今でも忘れられません。「あまるべ」というどこかのんびりした地名で起きた年末の事故。お正月支度のあわただしさと匂いとともに記憶に刻み付けられています。伊根の舟屋はぜひ行ってみたい、暮らしたいとは思わないけど少しだけ住んでみたい。波が寄せる音が子守唄になるのかしら。
ちいちゃん
- ねんきん老人さん からの返信 2023/06/03 19:44:20
- 妻と一緒・・・は罪滅ぼしです。
- ちいちゃんさん、拙稿への書き込み、ありがとうございます。
先月の23日から旅行に出ていて、今日の昼過ぎに帰ってきました。 新潟の糸魚川から青森の尻屋崎まで、日本海に沿っての車旅です。
昨日から今日にかけての大雨で、東北自動車道を休み休み走って、やっと帰ってきました。
私がいつも妻と同行している(つもり)件ですが、あれもしてやりたかった、これもしてやりたかった・・・あそこにも連れて行きたかった、ここにも連れて行きたかった・・・という後悔ばかりの私が妻への罪滅ぼしのつもりでいるだけで、実際には妻は何も分からないのでしょうから、つまるところ私の気休めにすぎません。 今さら何を言っているのかと、妻はふてくされていることでしょう。
大谷翔平はやっぱりすごいですよね。 報道によるととてもストイックな人で、野球以外の楽しみには目をつぶって、休日ももっぱら寝て、体力の維持につとめているそうですから、もって生まれた才能だけで生きているわけではないのですね。 ちいちゃんさんは同県ですか? それだけで羨ましいほど、彼は特別な人だと思います。
余部鉄橋の事故をご記憶ですか? 私にとっても忘れられない大惨事でしたが、今、地元でそれを語り継ごうという空気がまったくないのが不思議です。
実際に行ってみると、いろんなことが分かりますね。 だから旅はやめられない・・・。 足も腰も頭も弱りに弱った私ですが、できればこれからも未知の土地を訪ねて歩きたいものです。
※ 先日投稿した旅行記ではちいちゃんさんのお名前を無断で使わせていただき、もしかしたらお叱りを受けるかとビクビクしていたのですが、どうやら不問に付していただけたようで、ホッとしています。(自分で勝手にそう思っているだけですが)
どうぞ悪しからず、これからもよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- nimameさん 2023/04/16 21:14:03
- 知らない事が多すぎでした!
- ねんきん老人さん・こんばんは。
最初の言葉・
同じ場所に2度行くと最初に見落としていた事に気づく!
その通りですね!
余部鉄橋(空の駅)展望施設・こちら名前だけテレビで聞いて知っていましたが、客車7両の脱線事故は知りませんでした!
そして伊根の駐車場・あの景色見覚えがあります。
駐車場を通り過ぎて行くと、伊根の舟屋が見える場所があり
ツアーで行きました。
そしてケーブルカーに乗って上に・・
伊根の股覗きしましたよ(笑)
ねんきん老人さんは頭が良い・パソコンに取り込んで反対にすると逆さになりますね!
ねんきん老人さんは個人で行かれているので・細かく詳しく
書かれていてなるほど・・と読ませて貰っています。
トンビがエビセンを足でつかむなんて知りませんでした!!
そして道の駅は一番トイレが大事です(^^)
本州へ行くと立派な道の駅ばかりに出会い・さすが・・
と思っていましたが、場所によってはまだまだ和式だけ
何てあるのですね!!
早く作り直さなければ!!
客が逃げますよ。
最後の夕食と奥様・これが最高です。
お刺身美味しかったでしょう(*'▽')
次のメタセコイア・この言葉4トラさんで良く読みますけど・
nimameも見た事ありません。
気になっています。
今度アップされるの楽しみにしています。
nimame
- ねんきん老人さん からの返信 2023/04/17 09:24:30
- やっぱり nimame さんが羨ましい!
- nimame さん、おはようございます。 旅行記とも言えぬ旅行記をいつも丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。
余部鉄橋の脱線事故のことをご存知なかったと・・・。 私は日本の鉄道事故の中でも最も悲惨を極めた大事故だったと思っているのですが、若い人ばかりでなく、私の周りにいる年寄りたちもほとんどは知らないので不思議に思っていました。 旅行記の中にも書きましたが、当の余部周辺で事故のことがまったく語られていないということにも合点がいきません。 人々があえて記憶から消そうとしているのでしょうか?
伊根の駐車場に見覚えがあるとは! そう、その通り、そこを通り過ぎると伊根の舟屋が見える場所(今は道の駅)があるのですね。 ツアーバスで通り過ぎただけなのに、よく覚えていらっしゃいましたね。
「股覗き」。 やりましたか! 私も前に行ったときはやりましたが、今は体が固くなっていて、ああいう姿勢はとれません。 無理にやったら、そのまま一回転して台から転げ落ちるでしょう。 昔、体操でインターハイにも出たという「栄光」はどこに行ったのでしょうか?
サイクリングや登山でいつも体を使っていらっしゃる nimame さんが羨ましくてなりません。
道の駅のトイレは仰る通りですね。 私のように道の駅では駐車場(寝場所)とトイレにしか行かないという者にとっては最重要条件です。
車中で一人過ごす時間はのんびりして快適です。 昔はカセットコンロで湯を沸かしてレトルトカレーやカップラーメンを食べたりしたのですが、最近はそれも面倒になり、もっぱら、手を加えなくてもそのまま食べられるコンビニ弁当や刺身ばかりになりました。 醤油は減塩のものを持ち歩いているので、これだけは妻に叱られずに済みます。
このあとメタセコイア並木に行ったので、今、その旅行記を書いています。
終活その他の雑事の合間を縫って書いていますので、なかなかはかどりませんが、投稿できてまた nimame さんのお目に止まったら、そのときはよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- ことりsweetさん 2023/04/13 09:32:37
- 多宝塔♪
- ねんきん老人さん、おはようございます。
私の東京散歩旅にイイネをありがとうございました。
この旅記を興味深く読ませていただきました。
まず、餘部鉄橋駅のこと。
クリスタルタワーで登ってみると
素晴らしい景観でしょうね。
でも昔の事故の事は胸が傷みますね。
TVで駅のランキングをやっていましたが
こちらは入っていたかもしれませんが気が付きませんでした。
こちらの旅記でようやく認知できました。
次に智恩寺多宝塔の斗組。
素晴らしい構造ですね~そして用途のための組み方であるけれど
とても美しいです。
昔の人の知恵と技はすごいですね。
ねんきん老人さんも斗組?で鳩小屋と建てようとしてたなんて
それもすごいと思います。
多宝塔は正面からの姿(写真)でしかわかっていませんでしたが、
こんな構造を教えていただいて興味が沸きました。
日本の技の世界はすごいですね。
ことりsweet
- ねんきん老人さん からの返信 2023/04/13 19:36:35
- 大工になりた~い!
- ことりsweetさん、こんばんは。
知恩寺多宝塔の斗組に目をとめていただいて、ありがとうございました。
私自身は何度やってもうまくいかないのですが、神社仏閣ですぐれた斗組に出逢うと、なんだか日本人として誇らしい気分になります。
大工というのは自分のやったことが形として残る仕事で羨ましいですね。仕事が終わって、自分の建てた家を見上げて「よし、終わった」と達成感を味わえるでしょうし、子供と散歩しながら「これはお父さんが建てた家だぞ」と自慢できるなんて、どんなに幸せでしょう。
私は鳩小屋で斗組を試みたように、木工が好きで、町内会のポンプ小屋とか素人演劇の舞台装置とかを作っていますが、吹けば飛ぶようなお粗末なものでも、出来上がったときの満足感はまんざらでもありません。
ことりsweet さんが斗組に興味をもってくださったということなので、私も諦めっ放しではなく、もう一度、たとえば物置の中でも改造してみようかなと、ちょっと欲が出てきました。 そこに簡単な斗組を施して、人に自慢してやろうかと・・・見せられる方は迷惑でしょうが。
ことりsweet さんがまたご旅行に出られるとき、頭の隅に斗組のことを置いて寺社詣でをしてくださることを期待しています。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- とらじろうさん 2023/04/04 21:14:24
- んん? カロリーの源はもしや500…? 気のせいかな…
- 多宝塔の斗組の造作はとても素晴らしいものですね。お写真からでもその技術の高さと誇りを感じられます。
以前、バスツアーで余部鉄橋や天の橋立を回りましたがこちらには寄りませんでした。
あのツアーを恨みます。
舟屋は230軒もあるのですか!
海からしかこの風景は船の駐車場みたいでなんだか可愛いです。
遊覧船の団体さんたちはいい時間に到着しますね笑
カッパえびせんは塩気がありますが、鳥さんたちは毎日羽ばたいているので高血圧の心配はいらないかな?
ねんきん老人さんはしっかりお薬を飲んで、食べすぎ飲み過ぎに注意して楽しい旅を続けてくださいね。
とらじろう
- ねんきん老人さん からの返信 2023/04/06 15:44:28
- 百薬の長
- とらじろうさん、こんにちは。 拙稿を丁寧に読んでくださり、カロリー源まで見つけてくださって恐縮しています。 仰るとおりカロリー源は500ミリリットル × 3 で、1リットル半になります。 これだけ百薬の長を飲んでいればご飯や麺は食べなくても大丈夫でしょう。
余部鉄橋や天橋立に行かれたのですか。 どちらも見るものは少ないのですが、見応えのある所ですね。 またの機会に多宝塔もご覧になってください。
こちらは時間も考えずに行動していますが、確かにツアーバスはうまい時間配分をしていて、遊覧船も出航まぎわにちゃんと着くようになっているのですね。 大きな船に一人で乗る快感を得られると思った私が未熟でした。
かっぱえびせんは、言われてみれば確かに塩辛いですね。 一日中あれを食べているカモメやとんびはちょっと問題ではないでしょうか。 これまでカモメの好物としか考えていませんでしたが、とらじろうさんのご指摘で、なるほどと思いました。 次にどこかで遊覧船に乗るときは思い出してしまいますね。
私はもう何年も血圧の薬を飲んでいますが、最近になってようやく飲み忘れがなくなってきました。 それだけ体力が衰えたということだと思います。
食べすぎはありません。 もともと食に興味がないので、どこで何を食べても、仲間から「もう食わねえのか!」と驚かれているくらいです。
ただし、飲みすぎは毎度のことで、これは歳を考えて少し気をつけるようにします。 (言葉だけですが)
今のところ、5月の末ぐらいに新潟から青森まで、海岸線沿いに車旅をしてみようかと思っています。 それまでに町内会の行事ほかいくつもの予定がありますので、旅行前にダウンして計画がパーになることは十分あり得ます。
もし実現したら、恋人の聖地を片っ端から呪いつぶしてやろうと思っていますので、応援をよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
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- ポテのお散歩さん 2023/04/01 09:30:04
- 美しい建築美
- ねんきん老人さん こんにちは。
旅行記を見て下さり、ありがとうございます。
余部鉄橋、私も昨年に行ったのですが 綺麗になっていますね。
ずいぶん前になりましたが、事故が起きた事を覚えています。
天橋立は子供の頃に 親に連れられて何度か行っているので
知恩寺も知っているような錯覚になり
サラッと拝観するだけでした。
多宝塔の斗組、本当に美しいですね。
知っているつもり。。。が、一番知らないんだなと感じました。
次回は新鮮な気持ちで知恩寺を再訪したいと思います。
また旅行記にお邪魔させて頂きます。
今後ともよろしくお願いいたします。
ポテのお散歩
- ねんきん老人さん からの返信 2023/04/01 10:39:58
- 共通体験、嬉しいです。
- ポテのお散歩さん、拙稿への書き込みをありがとうございました。
あちこち同じ場所に行かれて、私のつたない旅行記でもその様子をご理解いただけたこと、とても嬉しく思います。 また、余部鉄橋の事故も覚えていらっしゃるということで、今の余部鉄橋周辺に事故のことが何も書かれていない不思議さにも共感していただけたのではないかと思っています。
日本建築の緻密な斗組。 なんだか日本人として誇らしくなりますね。 私は前回見落としていたので、じつに勿体ないことをしたと、今回は意識的に拝観しました。
ポテのお散歩さんが仰るように、知っているつもりというのはこわいですね。 私は歳をとればとるほど「へーっ、そうだったんだ!」と驚くことが多く、今まであれもこれもいい加減に見ていたんだと痛感することが多くなりました。 もうこの先の人生も長くはありませんので、これからの旅行は意識をもって丁寧な見聞を心がけようと思っています。
これからも思い違いや見落としだらけの旅行記を書くことになると思いますが、どうぞ愛想尽かしなくお付き合いくださるよう、よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
ねんきん老人
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- kiyoさん 2023/03/30 17:27:42
- かっぱえびせんが餌!?
- ねんきん老人さん、こんにちは。
突風にあおられた客車が、鉄橋から転落!
1986年にそんな大事故があったのですか…。現実に起こりうる事だとは信じられず、驚きました。
遊覧船とケーブルカー往復券のセットに、「かっぱえびせん」までついてくる。
私はかっぱえびせんが大好きで、以前は必ず買い置きしていました。そういうおまけなら大歓迎、、、と思ったら、カモメの餌なんですね(@@
あんなにしょっぱいものをカモメにあげて、大丈夫なんでしょうか。ちょっと心配になりました。
処方される薬の数。
一種類、増えたとありましたが、だんだん増えていくのかと考えると嫌になりますね。
私も、先日、高校の時の同級生、数名で集まった時に、各自が服用している薬や、つい飲み忘れるなどの話題で盛り上がりました。年を重ねること、イコール、薬の数が増えていくということなのかもしれませんね(^^;。
kiyo
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/30 19:39:19
- かっぱえびせん、確かに塩分が気になりますね。
- kiyo さん、拙稿への書き込み、ありがとうございました。
余部鉄橋の事故、ご存知なかったのですか。 私にとってはまだ記憶に新しい事故ですが、確かに帰宅後、息子や娘に話したのですが、誰もその事故のことを知りませんでした。
余部鉄橋に観光で来られる方々も、単に景色の良い鉄橋という位置づけで見ているのかも知れませんね。 本文にも書きましたとおり、現場にも事故についての説明は何もありませんでしたし・・・。
さて、遊覧船のかっぱえびせん。 お馴染みのものですが、塩分ということについて考えたことはありません。 言われてみれば確かにそうですね。 kiyo さんのご指摘に、「確かにそうだよなあ」と感じて、さっき「かっぱえびせん、塩分」で検索してみました。
メーカーも気にしているとみえて、最近は塩分を〇%カットなどというえびせんを売り出しているのですね。 何も考えずにカモメにやり、自分でも食べていたのですが、ちょっと反省です。
薬が増えたのは面倒臭い限りですが、私は血圧が高いので、仕方がありません。 医者からも塩分について毎回注意があります。 とはいえ、「塩分〇〇グラム」などと言われても、何を食べたらそうなるのか分からないので、実際には何でも食べてしまいますが。
願わくば、これ以上薬の数が増えないようにと思いますが、あと2か月後には80歳、まあ、平均でしょうか?
kiyo さんは余部鉄橋の事故をご存知なかったくらいですから、お若いのだと思いますが、老後の健康には若いうちの節制が大いに影響するようですので、どうぞ今から健康にはご留意くださいね。
ねんきん老人
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- mi-naさん 2023/03/25 17:41:59
- 余部鉄橋
- 懐かしい余部鉄橋。今は展望デッキになってるのですね。
最後の架け替えの時に上に上がって写真を撮りに行ったことが
あります。事故当時の事は子供の頃で何も知らなかったのですが
大変な大事だったかと思います。
天橋立は何度か行ってますが、父がロープウェイでデジカメを忘れてきて
結局出てこず、ショックだったことを覚えています。
伊根は一度行ってみたいと思いつつなかなか行けず、
こちらで色々拝見することができまして良かったです。
暑い夏などにキラキラした海を見に行きたくなりました。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/25 19:32:10
- 鉄橋架け替えのときに!
- mi-na さん、こんばんは。 拙稿への書き込み、ありがとうございました。
余部鉄橋の架け替えのときに行かれたのですか? すごい体験ですね。
今のようにガッチリしたデッキがあるならともかく、その前の鉄橋の高さは体で感じる度合いが今とは全然違ったと思います。
私は余部鉄橋を渡る列車に一度乗ってみたいものだと思いながらその機会がないまま、あの事故の報道に接することになりました。 そして去年になってやっと行ったのですが、旅行記にも書いたとおり安全そのものという駅になっていて、往時の雰囲気は感じられませんでした。
天橋立で父上様がデジカメを失くされたとか。 それはショックですね。 mi-na さんが「覚えている」という言葉を使われているところをみるとかなり前の話なのでしょうが、だとするとまだデジカメも高かったころでしょう。 それに、カメラの中には楽しい旅行のスナップも沢山保存されていたのでしょうし、二重のショックでしたね。
夏のキラキラした海ですか。 そうですね。 夏の海はやっぱり他の季節にはない輝きを持っていますから。 考えてみれば、私は「夏の海」というものをずいぶん長いこと見ていないような気がします。
この歳で今さら泳ごうとも思いませんが、今年の夏には冥途の土産に海を見に行ってみようかな、と思いました。
ありがとうございました。
ねんきん老人
- mi-naさん からの返信 2023/03/25 20:39:03
- 余部鉄橋
- 私も乗った事はありませんので乗ってみたかったです。
車で行きましたので帰る時間もありますのでギリギリ粘って
ここを走る赤い列車を見てきました。
デジカメは結局誰かがお持ち帰りされたみたいですが、
代わりに私が智恩寺などの写真を代わりに撮って父に送りました。
なんとなく伊根は夏のキラキラした時に行きたいなあ…と
思いました。泳げませんので見るだけですが…
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/26 08:01:14
- キラキラした海の思い出
- mi-naさん、おはようございます。
mi-na さんも知恩寺に行かれたのですか。 余部鉄橋、天橋立、知恩寺と、共通体験が増えてとても嬉しく思います。
夏のキラキラした海、というとなんとなくロマンチックな感じがしますが、私にとってはそういう詩的なものではなく、失敗談ばかりです。
その一つ。 高校時代、あるキラキラした海辺でキャンプをしました。 ボートで沖に出たのですが、友だちが立ち上がったときにバランスを崩し、ボートが転覆。 二人とも溺れたのを、他の舟の人が助けてくれました。 翌日の地方新聞にそのことが載ったのですが、内容はまるでデタラメで、私が溺れた友人を助けたことになっていました。 そればかりか私の「談」というのが載っていて、「当たり前のことをしただけです」と書いてありました。
後日、学校で先生から「よくやった。偉い!」というようなことを言われて途方にくれたことを覚えています。
新聞やテレビの記事がいい加減だったり、やらせだったりすることはうんざりするほどですが、私が最初に活字を信用しなくなったのはそのときです。
今年の夏はどこかの海で、ボートにも乗らず、泳ぎもせず、ゆっくりと海を眺めてみようかと思います。
ありがとうございました。
ねんきん老人
- mi-naさん からの返信 2023/03/26 17:42:36
- Re: 余部鉄橋
- 何度も失礼します。少し前にNHKの番組、小さな旅で余部鉄橋を放送されて
いまして録画していたものを今日見ました。鉄橋の一部が残されていますね。
ここの鉄道の運転手だった70代の男性の方が今は委託で毎日駅の清掃をされているそうです。思い出しましたがこの鉄橋は出来てからも駅舎が長い間無く、
この鉄橋を歩いて渡ってらっしゃったそうで、とても子供の頃怖かったと、
他の方もおっしゃっていました。
知恩寺、この智恩寺、の智の字を名前に取ったと何度か親から聞きました。
天橋立は車運転しだした頃に練習で遠出に最初に行ったところなので思い出深いです。元タクシードライバーだった職場のおじさんが、私の地元駅まで電車で来てくれて私の運転に付き合ってくれました。自分の最寄り駅までしか出ていけない私の運転にその後も何度か遠出して運転を教えていただきました。
ボートの事故、それは怖い体験をされましたね。
私は泳げませんので聞いただけで怖いです。ですが何故か泳げませんが
仰向けに浮いてることだけは出来ます。
新聞の記事は困ったものですね、友人の方ともちょっと気まずくなったのでは
ないでしょうか。
長々と失礼しました。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/28 08:03:48
- 羞恥と感謝と。
- mi-na さん、おはようございます。
本当に、本当に、ありがとうございました。 mi-na さんがさりげなく教えてくださった私のミス・・・羞恥の限りですが、感謝の念がそれに勝っています。
宮津市の智恩寺。 私の旅行記では「知恩寺」になっていましたね。 自分の頭の中には「智恩寺」とあって、キーボードに打ち込んでいるときも読み返しているときも、それが「知恩寺」と変換されていることにまったく気づいていませんでした。
さきほど急いで訂正しましたが、既に読んでくださっている4トラの皆様には大変申し訳ないことをしてしまいましたし、多くの方が私の無知ぶりを笑っていらっしゃっただろうと思います。 これから読んでくださる方もいらっしゃるだろうと思うと、冷や汗とともに安堵感を覚えました。
どうぞこれからもボケ老人へのご教示をよろしくお願いいたします。
重ねて、ありがとうございました。
ねんきん老人
- mi-naさん からの返信 2023/03/28 19:41:41
- いえいえ
- そんなことは思ってもおりませんでしたので
こちらこそ失礼いたしました。京都には知恩院や知恩寺など
ありますのであるあるだと思います。
-
- チーママ散歩さん 2023/03/20 19:11:18
- 人生100年時代 定年して次の職業は...。
- 先生 こんばんは。
多宝塔の斗組の表紙にしばらく見入ってしまいました。
日本に古くから伝わる木組み工法は...すごいですね。
よく神社などでもみかけますが。
じっくり先生の解説を聞いて
最も今まで何を見てきたのだろう...って思うほど
斗組の美しさに改めて気づかされました。
そしてここまで素晴らしいのは初めてです。
昔のことですから、設計図なんて物もないのでしょうけれど。
どんなふうに組まれているのでしょう?
妄想好きの私ですが、考えてもさっぱりわかりません。
まあ わかるくらいなら、今や絶滅危惧の職種の宮大工の
設計部隊にでもなって....
世界各地を4トラと関係なく飛び回っていることでしょう。
釘を1本も使わず...よく聞きますが。
重力拡散、耐久性さらには美しさまで考えて作られている
のですね。凄いですね。
今修繕含めて新たに作れる方ってどのくらいいらっしゃるので
しょうね。この技は残して行ってほしいですね。
技と言えば、トンビのえさのキャッチもすごいですね。
動物が手からえさを食べてくれると慣れてくれてうれしいものですが。
あれは・・・怖い。
えさを手渡しですか。
私みたいなおっちょこちょいなトンビなら間違って
指とかっぱえびせんを間違えちゃうかも。
あっ( ・_・;)ごめんって・・・・。
なによりあの子達は慣れる前に「奪い」に来ますからね。
奪い返そうと闘おう物なら、あのつめで怪我しそうですね。
怖い~。
そして誰もいない空中で食事とは。
あれならトンビに油揚げをさらわれる心配はないでしょうね。
あの技にも感動しました。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/21 18:57:34
- 異次元の・・・。
- チーママ散歩さん、こんばんは。
知恩寺多宝塔の斗組の写真をじっくり見てくださったそうで、ありがとうございます。
旅行記の中にも書きましたが、私は鳩小屋の屋根を支える構造部分に極々簡単な斗組を取り入れようと自作したのですが、まったく歯が立たず、落ち込みました。
宮大工に限らず、プロというのは私などとは異次元の存在で、なまじ真似をしようとすれば自分のダメさを思い知らされるばかりです。 よく「人に上下はない」というようなことを言いますが、そんなことはないですね。 人には上・中・下があって、その中でもまた上・中・下があると思います。 さしずめ私などは下の中ぐらいで、かろうじて最下位を免れているかなと思うだけです。 では下の下というのはどんな輩かというと、お年寄りをだまして金を取ったりする詐欺野郎などで、私はそれよりは上かなと思っているだけです。
私の好きな番組に「ニッポンに行きたい人応援団」というのがありますが、さまざまな職種の職人さんたちが出てきて、毎回ため息をつきながら観ています。
社寺建築で斗を組む宮大工さんたちは、まさしく異次元の存在で、どこかの首相が「異次元の子育て支援」などと偉そうに言っているのを聞くと、「異次元という言葉の使い方を間違えてんじゃねえか?」と言いたくなります。
トンビにも驚きました。 嘴で取るカモメと足でつかむトンビ。 そういう違いも今回初めて知りました。 あれもこれも、知らないことばかりで、俺は80年も何を学んできたんだ?と忸怩たる思いです。
チーママ散歩さんのようにアクティブな毎日を送っている人と、私のように1日の平均歩行数が数百歩という人間とでは、一生のうちにどれほどの差がでるのだろうと、暗澹たる気持ちにもなります。
もはや手遅れですが、もしももう一度生まれ変わってくるようなことがあるなら、そのときは生まれ変わった意味があるような人生を送りたいと、まあ、あまり期待できないことを願っています。
なんだか、愚痴っぽいお返事になってしまいました。 ゴメンナサイ。
ねんきん老人
-
- yamayuri2001さん 2023/03/20 10:34:08
- 余部鉄橋・・・
- ねんきん老人さん、こんにちは。
餘部鉄橋は、3年前に私も訪問しましたけれど、
周りの景色が とても凄みのある景色だったの覚えています。
日本海の暗い景色の中に、
風が吹いてきたらひとたまりもないだろうなと思うような強風が
訪問した日も吹いていました。
年金老人さんは、ここで一夜を過ごそうとお考えのようでしたが、
そこで眠らなくて良かったのではないでしょうか・・・
確かに 道の駅は狭くて、多くのものを販売していませんでしたし、
全体的に暗い感じでしたよね・・・
伊根の舟屋で乗られた観光船に、
たくさんのカモメが寄ってきて
餌を漁るということでしたが、
カモメも やはり生きて行くためには必死なのでしょう・・・
ちなみに、山下公園のカモメたちも
ベンチに座って何かを食べようとするやいなや
すごい勢いで飛んできて、
人間の食べ物を奪おうとしますので
最近、横浜では、
外でのんびりお弁当食べたり、おにぎりを食べたりする事は
皆無になりました。
天橋立では、ねんきん老人さんは 知恩寺を楽しまれたのですね。
さすが!目の付けどころが違います。
私は ひたすらまた覗きをした後は、
松林を歩くのでした。
それだけで 充分楽しいなと思っていたのですが
由緒あるお寺の匠の技に目を留めるなど、
さすがに歴史にお詳しい方だなと思いました
大谷翔平のルックスと才能を貰いたいのですね?
ちなみに私は、吉永小百合の若さが欲しい・・・にします!
最後のお手洗いの供述には痛く共感いたします!
yamayuri2001
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/20 12:37:17
- 共通体験、嬉しい限りです。
- yamayuri2001さん、共通体験をふまえての書き込み、ありがとうございました。
余部鉄橋に行かれたのですね。 今yamayuri2001さんの旅行記一覧から探してみました。2020年の10月のご旅行について投稿されていることが分かりました。 私はこれはと思った方の旅行記は読み落としがないように、古いものから順に拝読しており、yamayuri2001さんはもちろんそのお一人ですので、細かく読ませていただくのは少し先になると思いますが、逆にいうと楽しみが増えました。
余部だけではなく、天橋立も知恩寺も行かれたとのことで、私の感じたことに共感してくださって、とても嬉しく思いました。 道の駅あまるべが車中泊をしたくなる雰囲気ではないということなど、実際にそこに行かれた方でないとなかなか分かってもらえないと思います。
横浜のカモメも人馴れしてきたのですか? 私は学生時代、山下公園で毎週のようにフォークダンスをしていたのですが、カモメなど気にしたことはありません。 おっと、フォークダンスって、分かりますか? 古いですね。
古いといえば、吉永小百合さんもちょっと古いような・・・。 でも、サユリストなんて言葉もあったし、今も旅行関係のCMで変わらぬお姿を披露していますね。
でも、数々の旅行記から想像されるyamayuri2001さんは、わざわざ吉永小百合さんの若さをお願いしなくたって、神様がちゃんと人の羨む美しさと若さをyamayuri2001さんに与えてくださっていることは確かです。
どうぞこれからも西に東に足跡を残されて、多くのフォートラメンバーたちを楽しませてください。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- ふわっくまさん 2023/03/20 07:37:51
- 知恩寺・・
- ねんきんさん、おはようございます。
宮津市の知恩寺・多宝塔の斗組を、ご覧に行かれたのですね。
なるほど!木製の立体パズルのような、とても繊細な造りだと思いました。
その前に余部鉄橋を訪れて、脱線事故について考えられたり・・
丹後半島の野生の猿に、出くわされたり・・
伊根湾クルージングに、参加されたり・・
・・今回もすごく充実した、行程でしたね(^_-)-☆
傘松公園での「大谷選手のルックスと、才能が欲しい」という願いには、思わずクスっとなりましたが・・(笑)
カモメやトンビなど見事に撮られて、望遠の効くレンズをお持ちなのだなぁーと思いました。
・・奥様とお刺身のお食事も、美味しそうで・・
減塩に気を付けておられるのも、立派だと思います。
ふわっくま
- ねんきん老人さん からの返信 2023/03/20 11:18:28
- 減塩、減甘、減辛・・・
- ふわっくまさん、拙稿への書き込み、ありがとうございました。
知恩寺・多宝塔の斗組は、わざわざ行った甲斐のある見事なものでした。
綿密な計画を立てての旅行ではなかったのですが、行く先々で楽しい体験ができて、やっぱり家に閉じこもっていては得られないものが沢山あると、改めて旅の良さを実感しました。
それにしても年寄りが1人でヨタヨタと名所めぐりをしているサマは、自分でも情けないものだと思ってしまいます。 神様はどうして大谷翔平にあれもこれも与えて、私には自分でもため息をつくようなルックスと頭しか与えてくれなかったのでしょうね。 神様がその不公平を楽しんでいるとしか思えません。
醤油が減塩であることに気づかれるほど丁寧にご覧くださっていることに感激です。
医者は塩気のあるもの、甘いもの、辛いもの・・・あれもこれも制限をかけてきますが、そんなことを考えながら生活してはいられませんので、無視、無視、無視です。
ですが、医者の説明を一緒に聞いた妻が家に減塩醤油しか置かなくなったので、もともと食に興味のない私はとくに不満もなくそれを使っていました。 車旅に出るときは予め醤油やわさびを買い込んで行きますが、見覚えのある醤油を見つけて「あ、これこれ」と思って買って行ったのです。
以前は車中泊でもお湯を沸かしてカップラーメンなど食べたのですが、最近はそれも面倒になり、そのまま食べられるものばかりです。 ですから、夕食というとコンビニのざるそばとか冷やし中華などが定番なのですが、途中でスーパーが見つかったときにはたいてい刺身を買います。 いっさい手を加えずに食べられるので、私にはもってこいなのです。
ふわっくまさんのように旅先でも衣・食・住(ホテル)に意を用いて、旅の充実度を上げていらっしゃる方を羨ましいと思わないわけではありませんが、そのために努力をする根性がないもので・・・。
神様は、こんな怠惰なヤツに何を与えても無駄だと思って、大谷選手と差をつけたのでしょうね。
どうぞ神様のように私を見捨てずに、今後もお付き合いをよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
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