大人の休日倶楽部パス（おときゅう）で留萌本線と旧羽幌線の旅　その２（全５回）

2023/01/16 - 2023/01/19

２０２２年度冬の大人の休日倶楽部パス（おときゅう）を利用して、今年３月末で石狩沼田以遠が廃止になる留萌本線の乗り納めと、かつて留萌駅から日本海沿岸を北上していた羽幌線に乗ったつもりで、代替バスでたどりました。計画は次のとおりでした。（実際には一部変更した部分があります。）

１日目：東京9:36－(はやぷさ13号)－13:33新函館北斗13:50－(北斗13号)－17:30札幌
２日目：札幌9:00－(カムイ7号)－10:05深川11:10－(普通)－12:07留萌－(沿岸バス)－羽幌
３日目：羽幌10:56－(沿岸バス)－12:54幌延13:57－(サロベツ4号)－16:49旭川17:00－(ライラック36号)－18:25札幌
４日目：札幌8:43－(北斗6号)－12:19新函館北斗12:48－(はやぶさ28号)－17:04東京

前回は札幌までをご紹介しました。今回は札幌から留萌・羽幌へ向かいます。

エリア 留萌（るもい）(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

二日目、まずは7時のオープンと同時に2900円相当の朝食を食べにレストランへ。皮を剥いたみかんをそのままジュースにして飲めたり、クロワッサンをその場で焼いているなど、やはりビジネスホテルの朝食とは違います。

札幌パークホテル 宿・ホテル

8時前にチェックアウトしました。昨夜とはうって変わって好天の朝です。

札幌パークホテル 宿・ホテル

当初は札幌9時発の【カムイ7号】に乗る予定でしたが、わりと早く札幌駅に着いたので札幌駅でブラブラするよりはと、一本早い8時30分発の【ライラック5号】で深川に向かいます。

札幌駅 駅

石狩平野は再び荒れ模様

深川着。定刻は9時35分着でしたが、どうもドアに異常があったのか各々の停車駅で少しずつ発車が遅れ、結果深川には7～8分ほどの延着となりました。発車もさらに遅れていました。

深川駅 駅

深川駅です。

深川駅 駅

私は旅行貯金をしているので、まずは深川郵便局を訪ねます。

その後は留萌ゆき列車の発車時刻まで時間があるので、近くの喫茶店でコーヒーブレイクしました。穴場を見つけたつもりになっていましたが、フォートラベルの位置情報にも登録されている店でした。記録が無いのですが、コーヒーが430円だったと思います。

セシール喫茶 グルメ・レストラン

11時10分発の留萌ゆき普通列車に乗ります。

深川駅 駅

車内には20人ほどがすでに発車を待っていました。二人掛けのクロスシート部分は窓側が全て埋まっています。接続している札幌10時00分発のライラック11号が到着すると、10人以上の方が乗り込んできました。ほとんどが同好の士だとお見受けしました。

深川駅 駅

沿線は一面の雪景色

JR留萌本線 乗り物

留萌着。このホームに列車が発着するのもあと数十日です。

留萌駅 駅

この案内板もまもなく役割を終えます。

留萌駅 駅

案内板どころか、駅舎そのものが役割を終えたら解体されてしまうのでしょう。

留萌駅 駅

留萌－増毛間が廃止されるまでは使用されていた跨線橋です。役割を終えても今まで残っていましたが、ひっそりと解体を待っているように見えました。

留萌駅 駅

同じ跨線橋ですが、留萌－増毛間が廃止される直前の2015年10月に撮影したものです。このときはまだ、深川へ向かう列車の一部が橋をわたっていくホームから発着していたのでしょう。のりば案内も当時はまだ使われていましたが、今はまだ機器は残っていても、数字が点灯することはありません。

留萌駅 駅

留萌12時18分発の深川ゆき普通列車で折り返す方も大勢いらっしゃいました。

留萌駅 駅

私はここで昼食です。待合室の一角にある駅そばで、名物のにしんそばをいただきました。

留萌駅立喰そば グルメ・レストラン

昼食後、郵便局を訪ねます。開運町にあるから開運郵便局なのですが、なんともありがたい名称です。

留萌市街の中心部ではほとんど人が歩いていませんが、かつてのにぎわいを想像させる街並みです。１９８１年に公開された高倉健さん主演の「駅 STATION」には健さんと倍賞千恵子さんが肩を並べて留萌の街を歩くシーンがありましたが、その頃もすでに往時のにぎわいはだいぶ薄れていたのでしょう。

沿岸バスは駅に乗り入れず、駅前広場から出てちょっと歩いたところにターミナルを持っています。

路線バス (沿岸バス) 乗り物

ここで羽幌方面ゆきのバスの発車時刻まで待ちます。次回は羽幌までをご紹介いたします。

路線バス (沿岸バス) 乗り物