ANAの年末年始セールで北九州空港in、米子out （益田⇒境港を普通列車で。境港と米子空港）

2022/12/28 - 2022/12/31

3日目は山陰本線を益田から米子まで普通列車で行き、境港線で境港へ行って一泊します。
年末年始の航空券セールを購入時に山陰本線をどこまで乗って羽田に戻るかを考え、米子空港OUTにしました。
それから宿泊地とホテル、どこを観光するか決めました。

写真はシーサー
「ゲゲゲの鬼太郎」では、鬼太郎の仲間として登場する。
お正月が近いので、どの妖怪もしめ縄巻いています。ここに来る1週間ほど前、たまたテレビのニュースで、しめ縄を巻いている所を放送していました。

エリア 境港(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ちょっと悩みました。益田6：55発、スーパーまつかぜ6号に乗れば9：48米子に到着なので、たっぷり観光できます。特急料金2930円でもいいかな。それに特急に乗る選択肢も残しておきたかったので青春18きっぷは使っていません。
でも、よく考えると今回の旅の大きな目的の一つは車窓から日本海を眺めながらの山陰本線の旅。まだ暗いうちに山陰本線を突っ走ってしまったら暗い日本海しか見えない、ということで普通列車で行くことにしました。
米子でちょっと時間があるので（実際にはありませんでした）益田⇒米子までの切符3410円購入。
益田駅に入線してきた1両だけの電車に乗ります。

昨日と同じレトロな内装の車両です。日本海側の対面シートは2つしかありません。
早く来てよかった。この時点では空いていましたが途中から混み合ってきて立っている人もたくさんいました。
7：38　益田駅　出発。

見たかった風景♪

江津駅のホーム　石州　瓦？
石州瓦（せきしゅうがわら）は、島根県の石見地方で生産されている粘土瓦のこと。三州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つ。だそうです。

日本海の荒波
昨年の北陸の旅のように雪景色の中を走ると思っていました。山陰と北陸では全く気候が違うなんて知りませんでした。

奥は島根半島の左側、日御碕灯台へ続く山波かな？

11:08　3時間半かかって出雲市駅に到着。
岡山からの特急やくも　が終着駅の出雲市駅に入線してきました。

私はここでまた普通列車に乗継です。
11:37発ですが、特急が遅れているとかで、11：40、やっと折り返しの電車が入線してきました。ホームには多くの人が待っていましたが2両編成でみな座れました。

宍道湖！

来待駅

出雲石灯ろう建材　来待石の原産地　とあります。

宍道湖か中海か、どちらかな。
出発が遅れた影響で、米子で境港線に乗継が難しい時間になってきました。13:31を逃すと、次は約1時間後です。
電車はワンマンで無人駅は運転席の横のドアから料金を払って出ます。大きい駅は改札があるのでドアの開閉ボタンを押して出ます。

一つ前の安来駅に到着すると、運転手さんに、前の駅で開閉ボタンを押したけれど開かなくて降りられなかったとクレームを始めた夫婦がいて、なかなか出発しません。運転手さん、他に降りた人がいたのを確認しているのでドア開きましたよ・・とか説明しています。遅れてるのに・・・いい加減にして素直に降りてよーと思っていると、しばらくして駅員さんが出てきて夫婦を連れていきました。
でも直ぐに出発せず、しばらく停車してから出発しました。なぜ？

乗継はギリギリの時間なのに米子駅に近づくと徐行します。ドア近くに移動しドアの開閉ランプが付くと同時に前に立っている人の肩越しにボタンを押して降車しました。幸い近くにあった階段をかけ登るとアナウンスが・・境港行きは〇番線からの発車です。よし！　あ、鬼太郎のラッピングの電車！　急いで乗車すると・・次のアナウンス。出発時間は過ぎていますが、遅れている特急からの乗継を待ってから出発します・・・へなへなヘナ・・・

とりあえず荷物を座席に置いて、車内を激写して回りました。

米子空港のすぐ近くを通ります。明日はここから帰ります。

次はぁ～～〇〇ですぅ・・・と言う、気の抜けた鬼太郎の声のアナウンスがあります。
境港駅に到着。

最終目的地です。ゆっくり撮影できます。

後ろの車両は目玉おやじでした。

ホームから駅舎に入ります。米子までの切符なので境港までの差額(3740円ー3410円）を払って改札を出ました。

待合室にも鬼太郎とその仲間

駅舎内

顔出し　電車は6種類あるんですね。
明日はどの電車に乗れるかな？

境港駅、駅ビルかと思ったら隠岐汽船 境港フェリーターミナル
隠岐にも行きたいなとずっと思っているので、パンフレットもらっておきました。
（この旅行記作成時の1月末、羽田⇔隠岐の航空券購入しました）
街路灯が、なんと目玉！

駅を出るとすぐ、水木しげる　の執筆中の像。

今日の宿は、境港駅前の「天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃」
ドーミーイン・チェーンです。ドーミーインでも宿泊料が高めだったのですが、安い料金が出たタイミングで予約できました。朝食付き10000円。
このホテルが取れたので、米子でなく境港泊にしました。夜鳴きそばが楽しみなので夕飯は近くで軽く食べればいいわ。

エントランスは水木しげるロードに面してます。

フロントは左側
旅館のように全館たたみです。靴はエントランスの靴箱へ。

畳の廊下

お部屋はスッキリしています。

10階です♪　窓からの風景。

さて、部屋でゆっくりしている時間はありません。
とりあえず、もう3時近いのでお昼食べよう。境港だから海鮮物あるはず。とウロウロしても・・・ない・・・またはお昼の営業終了。
しょうがない。とにかく水木しげる記念館に行きましょう。
水木しげるロードを歩いていくと、途中にこんな一角が。

妖怪神社なんていうものも・・

目玉おやじの目洗い。この目は水の中でグルグル回っています。

水木しげるロード
お土産屋さんがならんでいます。

交差点の鬼太郎

水木しげる記念館に到着。
入館料700円

水木しげるは、いろいろな国を訪問したそうです。

買い求めた品々

壁に自筆の絵があり、アクリルボードで保護されてます。撮影可

館内見終わって、出口付近の妖怪の庭。（立ち入りは禁止））
鬼太郎の家

ところどころに妖怪の灯

外に出ると、砂かけばばあがいました。

さて、水木しげるロードにいる妖怪をゆっくり見てまわりましょう。

猫又

傘ばけ

二口女

木の立て札に、「ATM周辺で妖怪に暗証番号を聞かれても、決して教えないで下さい」と書いてありました（笑）

ねこ娘

一反木綿

算盤小僧

途中にあったパン屋さん（もう閉まっていました）のショーウィンドー

水木しげる夫妻

ネズミ男

マンホール蓋　一反木綿

家獣

こちらは、おさかなロード（フェリーターミナルの裏）、キジハタとマハゼ

カツオ

お昼食べそこなってお腹すいたけれど、近くに開いている飲食店はありません。ホテルの部屋に戻ると外に出る気がしなくなって非常食のカップラーメンを食べることになるので、フェリーターミナルの1階の回転ずしの開店の１７：００まで周辺をぶらぶら。

海上保安庁　PL01　巡視船おき

駅前にもどると、コミュニティバスが到着。
まだ１６：４０

駅前公園にも鬼太郎の像をはじめ、たくさんの像がありました。水木しげるロードしか行かないと見損なってしまいます。

河童の三平・タヌキ・カッパ

魔女の花子

やっと回転ずし「大漁丸」が開店しました。見栄はって一番乗りでなく3番目に入店しました。
まず、あら汁、エビ、白身魚（一か月前なので忘れました）
エビ・・ちょっと水っぽい。ペーパータオルでちょっと水気とったほうがいいのでは？

ヤリイカ、卵焼き、違う種類のエビ・・
〆て1754円

本物のカニはなくて、カニ肉の割合の多いカニカマということで・・それでも注文後、売り切れになっていました。
〆て1754円

ホテルの大浴場に入って、ドーミーイン名物、湯上りのアイス。
夕食に満足できなかったので、アイス3本ももらってしまいました。

ドーミーイン名物　夜鳴きソバ。今日も最高に美味しかった。

これを食べる目的がなければ、回転ずしより、ここのホテルの夕食ビュッフェを食べた方がずっと良かったと後悔。

12月31日、初日の出の一日前。
部屋の窓から景色をみていると、山から日が登ってきました。あの山は・・とスマホで地図見ると方向的に「大山（だいせん）」です。うれしい～

今日はゆっくり空港に行けばよいだけなので、朝食付のプラン。
念願のいくらかけ放題！　ここは大きな器にいくらがたっぷり入っていました♪

だいぶ早いですが、8:29の電車で米子空港に向かいます。
この次の電車は10：25ですが、飛行機の出発時間は11：25なので、それでは時間ギリギリになりそうなので。
もう境港で見るものはないしと思っていましたが、家に戻ってガイドブックを見ると江島大橋（ベタ踏み坂）が近くにあったことがわかりました。見に行きたかったけれどタクシー高くつくし、どちらにしろ無理。

入線してきた電車は「ねずみ男」

ソファーに寝転がるねずみ男

前の車両は目玉おやじ。
途中の米子空港駅では前から降りるので、こちらの車両に座りましょう。

米子空港駅に到着

陸橋で道路を渡ります。（エレベーターあり）

屋根しかない連絡通路。荒天時はつらいかも。

このバスは、米子鬼太郎空港⇔松江駅　約45分　と書いてありました。

米子鬼太郎空港　ターミナル

隣は海上保安庁　美穂航空基地

空港のロビー
まだ9時なので、2時間もこの小さな空港内で時間をつぶさなければ。
スナバコーヒー（スタバではありません）がありましたが、コーヒー朝から飲めないし・・コンビニやANAフェスタを何度もじっくりみたり、飛行機が離発着しない（次に到着するのは搭乗機）展望デッキに行ったり。

セキュリティチェックも2，3番目に受けて搭乗待合室へ。
搭乗機が登場しました。

米子鬼太郎空港ターミナル

離陸後、中海を旋回して羽田に向かいます。

名古屋上空。
左端あたりが桑名市、長良川下流、右端中央の雲がかかっているあたりがセントレア

富士山の頭が見えました。

久里浜、この船は多分、久里浜から金谷に向かうフェリー

横須賀基地

羽田空港到着。沖止めでバスでグルグル回ってターミナルへ向かいます。
また飛行機の横断待ちがありました。前の赤い三角は飛行機がクロッシングしている絵が描かれています。

お土産のお菓子。
左下、鶏卵饅頭は益田で唯一あった土産物。
右の２つは空港内のコンビニで
定番は、中央下の「因幡の白うさぎ」　です。

水木しげるロード　で購入した「ゲゲゲもなか」800円。お店の名前は「妖菓堂」
つぶあんと、20世紀梨餡　の2種類があって、20世紀梨を購入。箱の下に餡が入っていて鬼太郎達の形の最中に自分でつめるタイプです。ばらまきには向きません。

この旅行記へのコメント （2）

• マプトさん 2023/02/07 21:43:59

  境線

  おばんでした
  境港、汽車の中から楽しそう
  街なかも妖怪が沢山!
  行ってみたいなあ

  夏への扉さん からの返信 2023/02/08 00:30:23

  Re: 境線

  こんばんは。
  妖怪が多すぎるので、厳選してごく一部だけ載せました。
  境港はゲゲゲの鬼太郎でもっているようで、知っている人が少なくなったら寂れてしまうかもと心配になりました。