2022/11/09 - 2022/11/11
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ニースのミモザさん
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スペインのバルセロナから、
マヨルカ島、マラガを回ってリスボンに来ました。
リスボンは何度か訪れていますが、大好きな街です。
ポルトガルは大西洋に突き出たイベリア半島の西の端、
ヨーロッパ、ユーラシア大陸の西の果てに位置するポルトガル。
国土の西側は大西洋に面し美しい海岸線を持つ一方、
北東部は山肌の緑豊かな地で、東側はスペインと国境を接している。
日本と同じように南北に長い為、地域差はあるものの、
温暖で穏やかな海洋性気候。
この温暖な気候が、世界に誇るポートワインのワイン造りに欠かせない。
イスラム教やユダヤ教などに迫害された歴史を持つポルトガルも、
現在は信仰の自由が約束されている。
国民の95%がカトリック教でキリスト教が人々の生活に深く根付いている。
ポルトガルが歴史上最も繁栄したのは、15~16世紀にかけての大航海時代。
エンリケ航海王子を筆頭に当時のポルトガルはその財力と卓越した航海技術のもと、積極的に海外進出を計た。
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見、カブラルのブラジル発見、マゼランの
世界1周と大航海時代の栄華をほしいままにしていた。
この頃の1543年に日本の種子島に漂着した。
世界各地に交易拠点を設けたポルトガルは、西洋のヨーロッパ社会と東洋の
アラブ・アジア諸国という2つの異なる世界を結びつけ、
文化・芸術面のみならず、世界各地の様々な史実に影響を与えた。
リスボンは大西洋に注ぐテージョ川の川口から約12km上流の右岸に位置し、ヨーロッパ大陸最西端の首都。
ギリシャ神話の英雄オデユッセウスによって築かれたという、
"7つの丘の街”と呼ばれる起伏の激しい土地だが、
ヨーロッパでも有数の美しい街の1つ。
特にテージョ川の河口付近はベレン地区と呼ばれ、
多くの冒険者達が世界を目指して旅立って行った歴史的な場所。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずはジェロニモス修道院。
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して、
エンリケ航海王子が設計した礼拝堂を基に、
マヌエル1世の命により1502年に着工し途中の中断などもあり、
300年かけて建造された。
設計者はマヌエル様式の建造物を残した巨匠ボイタック。
彼の死後は、スペインのジョアン・デ・カスティーリョが引き継ぎ、
1502年から19世紀に至る迄、完成に長い年月を費やした。
その莫大な建築費を多くの植民地から徴収する。
最初の資金はヴァスコ・ダ・ガマが持ち帰った香辛料の売却によって得た利益で、
その後も香辛料貿易の利益が建築資金に充てられた。
大航海時代栄華を象徴した横長の建築物は、修道院単独ではなく、
ジェロニモス修道院に国立考古学博物館、海洋博物館が横並びに並んでいます。 -
サンタ・マリア教会の南門。
聖母マリアに捧げられたこの門には、
修道院の名の由来となっている聖ジェロニモスの生涯を描いた壁彫刻、
門の上にはエンリケ航海王子を見る事が出来る。 -
サンタ・マリア教会の南門、側面から写す。
聖人像の彫刻は素晴らしい!!! -
ジェロニモス修道院も側面から・・・
内部の中庭を取り込む約55m四方の回廊も素晴らしい。
しかし今回は、以前何度も訪れているのでパス。 -
教会の方へ、入り口の上の方。
-
中に入ると
ステンドグラスからの光が! -
サンタ・マリア教会。
聖母マリアを讃える為に造られた三郎式の教会で、
修道院に付属している。
天井の高い大きな中央祭壇。 -
教会内部は、石造りで荘厳な雰囲気。
-
石造りの重厚な建物内部には、
椰子の木をモチーフにしたとされる支柱が天高く聳え、
開放感と荘厳さが漂う。 -
大きなステンドグラス。
-
緻密なレリーフが絡み合い、
独特な陰影を醸し出している。 -
柱や壁、天井に施された多くのマヌエル様式の彫刻群は見もの。
中心礼拝堂の後方に在る
キリストの生涯を描いたローレンス作の5枚の飾り板も素晴らしい!
写真はその1枚。 -
ステンドグラスに光が!
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王の墓
教会奥の中心礼拝堂とその横に在る副礼拝堂に位置する。 -
修道院の建築には、
マヌエル1世が自らとその子孫を一堂に集合させたいと言う願いを込めて
着工したと言う説があり、
此処には王家一族の墓が集められている。 -
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-
外から光が、この窓を通って
次の写真に写っています。 -
右下にステンドグラスの光が
丁度、女性の後ろの壁に! -
後ろからの磔刑のキリスト様。
上部聖歌席の部分に在る。
6月と12月の夕暮れ時には、西向きの丸窓から光が差し込む為、
1階から見上げると逆光の中に十字架が浮かび上がり
幻想的のように見えるとか。 -
ヴァスコ・ダ・ガマの棺。
ヴァスコ・ダ・ガマ以外も
詩人カモンエスとペソアの棺も安置されている。 -
ヴァスコ・ダ・ガマの棺。
棺に施された中央のレリーフは、カラベル船のレリーフ。
安定性と速力に優れたこの小型船は海洋探検に適していた。 -
祭壇の下には棺が納められています。
-
外は、未だ未だ長蛇の列のジェロニモス修道院。
-
反対側のテジョ川の方へ移動。
ブラジルまで飛行した水上機が展示されています。
観光客の皆さんはベレンの塔の方へ向かっていますが、
私はもう良いので、
反対方向の4月25日橋&発見のモニュメントの方へ向かいます。 -
4月25日橋とクリストレイが遠くに見えます。
クリストレイは、第2次世界大戦に巻き込まれなかった事を
神に感謝する意図で建てられた。
自由の女神にも匹敵するキリスト像。
4月25日橋は、全長2278mの吊り橋で1974年の革命を記念して作られた、
当時は世界1の長さを誇っていた。
上段は車、下段は列車が通る2段式になっており、
車窓からの眺めは素晴らしい -
発見のモニュメントと4月25日橋。
-
1966年迄は、市内とリスボン南部をつなぐ橋は無く、
フェリーで行き来していたが
当時の独裁者サラザールが4年をかけ建造させた。 -
対岸に立つクリストレイ。
4月25日橋を渡った南側に高さ28mのキリスト像が立っている。
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにあるキリスト像より小さなレプリカ。
夜になるとライトアップされる。
頂上は展望台で、エレベーターと階段で高さ82,6mのキリスト像の足もと迄行ける。
以前、リスボンを訪れた際に
ブラジルのキリスト様には会いに行けないだろうから此処でお会いしたいと。
風雨大荒れのお天気の中、
途中で吹き飛ばれそうになりながら、
途中ですれ違った観光客にやめた方が良いと言われ、川からの強い風で
台座に張り付きながら入り口まで辿り着きました。
その後、リオのキリスト様にもお会いする事が出来ました。
数年後に再度ポルトガルのクリストレイ様にも
お天気の良い日に再びお会いしに行きました。 -
ブラジルまで飛行した水上機。
写真はないですが、、、
ベレンの塔は1520年、ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念し、
テージョ川に出入りする船の監視を目的にして建造された建造物です。
内部は1階が政治家の間、2階が王家の間、3階が迎賓の間、4階が祈祷室で、
狭いらせん階段を登った先には屋上があり、
テジョ川を望む美しい景色を楽しむ事が出来ます。 -
発見のモニュメント、
角度が違うと発見のモニュメントに見え無いような? -
エンリコ航海王子を先頭に
ヴァスコ・ダ・ガマ等の27人の偉人が続いています。 -
左右並んでいる偉人達は違います。
-
4月25日橋は、当時はサラザール橋と呼ばれていた様でしたが、
1974年4月25日にサラザールを排除した無血革命にちなんで、
現在の名前に改められた。 -
ザビエル?
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広場の大理石作りのコンパスと世界地図がある。
日本に到着した年も刻まれている。
日本の地図は少し変形? -
発見のモニュメントの塔に登ると
ジェロニモス修道院やリスボン市内など絶景が見れる。
前回登ってたので此処もパス。 -
リスボン中心部へ。
ロシオ広場、波のように見えるタイルのモチーフが素晴らしい!
北の方に在る赤い屋根の建物は、ドナ・マリア2世国立劇場。 -
ドナ・マリア2世国立劇場は、
ネオ・クラシック様式の白亜の建物で1842年に建てられた。
赤茶色の屋根には細かな彫刻が施されていて美しいとか?
そこは確認出来なかった。 -
ロシオ広場中央の噴水。
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ロシオ広場。
塔の上にある像は、初代ブラジル国王のドン・ペドロ4世。 -
近くからドナ・マリア国立劇場。
下の方から写しているので、赤い屋根が写っていない! -
ロシオ駅付近の裏路地を散策する。
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路地からロシオ広場。
初代ブラジル国王のドン・ペドロ4世も見えています。 -
缶詰の専門店。
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缶詰の専門店。
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缶詰の専門店。色々な缶詰が有ります。
年代別の缶詰以外、種類も多く内容が分かりにくいので
面倒で何も買わなった。 -
缶詰の専門店のメリーゴーランド。
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ロシオ広場のストリート。
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飲食店も多いです。
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パン屋さんも在りました。
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アウグスタ通りから、勝利の門をくぐりコメルシオ広場へ。
これからシントラへ向います。
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