コロナ禍3年ぶりの海外旅行：列車で行くタイ南部縦断の旅5（懐かしさと驚きが入り混じるバンコク編）

2022/12/29 - 2022/12/31

コロナ禍3年ぶりの海外旅行！出張で稼いだJALのマイルの期限が近づいていたのと、東南アジアへの往復に必要な25,000マイルをちょっと超えるマイル数が残っていたので、久々の海外旅行はタイに決定。ほどなくタイへの入国制限も緩和されたので、隔離やPCR検査など面倒は一切無し！

3年前にも行ったタイ南部が良かったのでトロピカルな雰囲気を味わいに今回もタイ南部を縦断し、前回行っていないプラチュアップキリカン、チュムポンと前回気に入ったホアヒンを8泊10日で訪れることにした。バックパッカー旅にありがちなプチトラブルも数々あったけど、久々のアジア一人旅、やっぱり楽しかった！

8日目の午後にホアヒンからバスでバンコクへ移動し、ナナのホテルにチェックイン。4年ぶりのバンコクは建物などが劇的に変わっていたけど、猥雑な雰囲気は相変わらずで懐かしくもあり嬉しくもあり。夜はタイ料理を満喫し、最終日の9日目は夜ギリギリまで食ってマッサージ行って飲んで、深夜便で一路関空へ。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

4年以上ラビットカードを使っていなかったので残額を確認しようとBTSの窓口へ行くと、カードは期限切れとのことで作り直しになった。元々入っていたであろう80バーツはオジャン。

ナナにあるホテルをAgodaで予約済みなのでBTSに乗って移動。「サターニートーパイ、ナーナー（次の駅はナナ）」の気の抜けた車内アナウンスが懐かしくて泣ける。駅を降りると、ずっと空き地だったナナ駅前に巨大なコンドミニアムが2軒建っていてビックリ。

ナナ駅から徒歩数分のCrown BTS Nana Hotelにチェックイン。かなり古い。代金支払い時にVISAカード使えなくて焦ったけど、以前不正使用があった際に海外決済ブロックしてたのを忘れてた（笑）。別のカードで無事に支払いが出来てひと安心。こんなホテルでも1泊1,020バーツ（約3,875円）。やっぱりバンコクは物価が高いなぁ～。

部屋は6階。ふた昔前の東南アジアのホテルという雰囲気。

広いけど、掃除がちゃんと行き届いていないし、とにかくボロい。床に小さいヤモリがいたので、おちょくってやろうと思って尻尾を触ったらポロっとちぎれ全く動かないので、あれ？と思ったら死んでカピカピになっていた（苦笑）。

風呂は湯舟があるけど、ボロボロで一部ホーローが剥げており、浸かる気になれず。

Wi-Fiも不安定ですぐに切れる。

バンコクに丸一日以上滞在なので、両替しておこう。いつものナナ駅前のVASUで両替。600元×4.94＋50×4.5=3,189バーツ。ホアヒンより、少しレート良し。18時で閉まるところだったんでギリギリ間に合って良かった。

Vasu Exchange その他の店舗

スクンビット通り沿いのハッピーアワーの店を見つけて、ビアチャーン生を注文。ハッピーアワーでも108バーツ（約410円）もする。

ボーッと通りを眺めながら、40代前半は駐在先での仕事がうまくいかず、現実から逃げるように週末にバンコクに遊びに来てた頃を思い出し、ちょっと感傷的な気分に・・・。

さて、気を取り直し、夜はタイ人の知り合いとの夕食でトンローへ。トンロー駅前も巨大コンドミニアムが建っていた。

以前、タイ現地法人の社員に連れて行ってもらったサイアムパラゴンのタリンプリンが美味しかったので、トンローにある本店？のスクンビット34店で食べることにした。まずはビアチャーンで乾杯。

タリン プリン (スクンビット34店) アジア料理

海老の味噌の風味が濃厚で美味しいスープ（名前忘れた）。

タリン プリン (スクンビット34店) アジア料理

世界一美味しい料理に選ばれたというマッサマンカリーを今回どうしても食べてみたかったんで注文。めちゃめちゃ美味かったけど、初めての感じがしなかったので、どこかで知らん間に食べてたのかも(^^;

タリン プリン (スクンビット34店) アジア料理

ヤムウンセン。辛さを抑えてもらったので美味い。

タリン プリン (スクンビット34店) アジア料理

海老チャーハン。もちろん、これも美味い！

ビール3~4杯ほど飲んで、全部で1,724バーツ（約6,550円）。場所柄日本人客も多いし、なかなかええ値段するわ。

タリン プリン (スクンビット34店) アジア料理

さて、タイ旅行の最終日でバンコクの最終日である9日目を迎えた。日本は寒いやろなぁ。帰りたくないなぁ～。

ホテルから裏道的なところを抜けて、ソイ8に出ることができる。こっちの方がBTSナナ駅には近道。

朝飯にジョーク屋台を探すも見当たらず。Googleマップで検索すると、ナナ駅構内のコーヒースタンドが意外に美味しいようなことが書いてあったのでラテ購入。60バーツ（約230円）。食事はセブンイレブンでハムチーズホットサンド27バーツ（約100円）。チュンポンでも同じものを買ったんやけど、その店とは違って、この店はチンじゃなく、わざわざホットサンドメーカーで焼いてくれるのでサクサクしてめっちゃ美味かった。ラテはコーヒー濃い目で確かに美味い。コーヒー美味いと朝から気分がいい♪

チェックアウト時間の12時までノンビリし、宿に荷物を預けて外に出る。荷物は裏の物置部屋に適当に置いておけ、って感じで引き渡し券とかも何もなくセキュリティゼロ（苦笑）。まぁ、安宿やししゃあないか。誰もこんなバックパックをパクらんやろし（笑）。

さて、特に観光する予定はないし、ビールでも飲もう。ソイ7のバービア街はまだ営業していなかった。行きつけのBeer Garden Sukhumvit Soi7でビアチャーン飲みながらまったり。105バーツ（約400円）。

最初は客は誰もいなかったけど、帰る頃にはファランが3~4人ほどいた。それでもコロナ前の５分の１くらいの客の入りやなぁ。ここはファランの相手をする怪しげなオバチャンたちの巣窟なのだが、オバチャンたちもほとんどいない。

ソイ7にも建築中の巨大なビルがあった。確か、ここは土産屋が密集する場所だったような。

ランチは、ターミナル21のフードコートでカオカームーのモツと揚げた豚肉のぶっかけ飯47バーツ（約180円）。豚足とモツのセットと思って注文したんやけど、これはこれで美味かった。

ピア21フードコート(ターミナル21) 地元の料理

デザートにカオニャオマムアン小35バーツ（約135円）。マンゴーがあまり美味くなかった。

ピア21フードコート(ターミナル21) 地元の料理

マジンガーZのフィギュアが展示されていた。

腹ごなしがてらプロンポンまでブラブラ歩き、Googleマップで評価が高かったミキマッサージへ。1時間半で400バーツ＋チップ40バーツの計440バーツ（約1,670円）。

ターミナル21 (アソーク) ショッピングセンター

マッサージの後は、またアソーク方面にブラブラ歩く。ハイアットの前を通り過ぎようとした際にビアチャーンの生99バーツ（約380円）のフェアを発見。

本当に99バーツなのか念のため店員に確認し（笑）、間違いないようだったので1杯飲むことに。小さめのカップなんでお得感は少ないけど、ハイアットだからか味が薄くない？気がする。

地球の歩き方に載っていたアバイブーベのマンゴスチン石鹸。どこでも簡単に手に入るっぽい書き方だったんで、普通のスーパーに行ってみたんやけど置いておらず、その後、いくつかスーパー、ドラッグストア、コンビニを周るも全く置いていない。

次の店でなかったら諦めようと最後にダメ元で行ったナナのインド人街のショボい薬局で遂に発見！5つで400バーツ（約1,520円）。1つ30バーツのはずやのにぼったくり？

バンコクにも大麻ショップがいっぱい。

タイ旅行最後の夜なので、美味しいビールで締めよう。前から行きたかったOld German Beer House Soi 11へ。

まずは店員オススメのドイツビール。味が濃厚で美味い。

オールド ジャーマン ビア ハウス その他の料理

食事は、ソーセージ、ザワークラウト、マッシュポテトのワンディッシュを注文。それなりに美味いけど、味が単調。ドイツ人はこれを毎日食べてるのかと思うと日本人に生まれて良かったとつくづく思う（笑）。

オールド ジャーマン ビア ハウス その他の料理

まだ帰国便まで時間があるので、ナナプラザへ。以前とは異なり、セキュリティがめちゃめちゃ厳しくなっていて、水や手持ちの石鹸すら持ち込みNGだった。小さな机の上に雑然と置くだけなので、当然どれが誰のか分かるような仕組みはゼロ（苦笑）。

ざっといくつかの店を覗き、そこそこ客の入っていたAngel witchという店に入った。それでも通常からすれば、5分の1くらいの入りか。ここは、結構80年代のハードロックやメタルが流れるのでメタル好きには嬉しい。We’re not gonna take itからCum on feel the noizeの流れとか、OverkillやTrooperとか選曲がなかなかオレ好み。やり手ババアに女の子を何度も勧められるのを適当にあしらいつつ、21:25にチェックビン。ビアチャーンとジンビームで360バーツ（約1,370円）。チップチップとうるさいので20バーツだけ渡した。帰国便までの暇つぶしにはちょうど良かった。入口でお土産の石鹸とペットボトルの水を無事回収。

ホテルに戻り、預けておいたバックパックを無事ピックアップし、パヤータイまでBTSで行き、エアポートリンクに乗り換え。10:06に発車。10:36にスワンナプーム空港に到着。

まだ時間に余裕があったので、最後にマジックフードでパパイヤを買って食べる。45バーツ（約170円）。

JL728 バンコク（スワンナプーム） 0:55－関西8:05
フライトはほぼ定刻通りに離陸。今ごろ酔いが回ってきて激烈に眠い。熟睡はできんかったけど、おかげであまり時間を感じずあっという間に関空到着。

コロナ対策のためか、検疫までの導線が迷路のように異常に長く、速足でも10分以上歩かされる。スタッフも無駄に多いし（たぶん40-50人はいた）、タイを見習え！ただ、事前にファストトラックに登録しておいたから、入国自体はスムーズに完了。

次の電車まで時間が結構あったので、関空エアロプラザのローソンでラテを飲もうとしたら、ここのローソンではコーヒー類は売っていないとのこと。コーヒー飲みながら、その辺に座るのを避けるためのコロナ対策か？やりすぎやろ（怒）

日本入国ではかなりイライラしたけど、旅行自体は3年ぶりのタイを満喫できて楽しかった。また以前のように海外旅行にバンバン行きたいけど、円安とサーチャージがイタすぎる・・・。コロナや戦争も収束し、早く為替レートやサーチャージが回復しますように！

（完）

マジックフードポイント 地元の料理