2022/12/20 - 2022/12/23
7063位(同エリア7239件中)
ふむすけさん
三泊四日で富山に一人旅。
夏にも来たけど、あまりに良いところ過ぎて冬も見てみたくなりました。
あと、冬の富山はどのくらい日照時間が短くて寒いのかを確かめに。
18きっぷ使用です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
本日の予定は、岩瀬浜→地鉄で立山駅→富山駅周辺でおでん、でしたが、この曇り空の下、お天気病が発生し、うっすら片頭痛のため朝起きられず。
またもや出発が10時ごろになったため、立山駅訪問はもっと気候のいい季節にしようと削除。
さて、ぶらぶらしよう。
上の写真はホテルを出て一つ目の信号。
ライトレールのカーブの敷石が、他の部分と違っていて、強度的な問題なのかもしれないが、お洒落ですね。
ヨーロッパみたいだ。
なんか富山ってお洒落なんだよなあ。
なのに日本の中では圧倒的に地味な県だそうだから不思議。
きっとシャイなんだろう。 -
富山駅から、ポートラムに乗り、岩瀬浜へまいります。
ポートラム乗り場から見た富山駅。
ホテルのロビーのようだ。富山駅 駅
-
ポートラムの停留所の敷石。
綺麗。 -
終点の岩瀬浜から、工場や住宅街を眺めやりつつ、岩瀬浜海岸へ。
曇ってはいるが、風がないのでそれほど寒くない。
気温も7.5度もある。
富山に来る前は、日本海ってもっと波の大きい荒くれた海だと思っていたが、富山湾はこのように穏やか。
この中にはたくさんの美味しいお魚が生きているのであろう。
素晴らしい。日本の宝。住みたい。
砂浜は雪が残っており、関東では見られない景色。
人っ子一人おりません。
しんとした雪の海水浴場を独り占め。
贅沢である。
砂は湿っていて固く、歩きやすい。
こんなところに一人で来て、何が楽しいのかと思う向きもあるだろうが、
いやはや楽しいですよ。
心が落ち着きます。
これも最近流行りの「整う」というやつか。岩瀬浜海水浴場 ビーチ
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ごみの一つも落ちていない。
そもそも誰も来ないのか、地元の人のメンテナンスの賜物なのか。
きっと後者だろう。
私の住んでいる湘南の砂浜も好きだが、いかんせん人が多いのと、ごみが目立つのもあり、やはり毎日見るなら富山の海に軍配が上がる。
湘南もゴミ拾いイベントやってますが、追い付かないのだろうな。
・・・そういえば富山湾てサーフィン禁止なの?
それとも波がないからむかないのかしらん。 -
岩瀬浜停留所から岩瀬浜海岸へ向かう道中(といっても徒歩5分位)、こんな銅像が。
調べてみたら、金鵄を伴う神武天皇像、台座の文言は「皇威輝八荒(天皇の威光は世界を輝らす)」、海軍大将東郷平八郎の書 、らしい。
よくこれ敗戦時に撤去されなかったな。
普通に子供が遊ぶような、住宅街の中の公園(もちろん誰も遊んでいない)に鎮座しております。 -
いったん岩瀬浜停留所に戻り、次は駅の逆方面へ。
お洒落観光スポットがあるそうで。岩瀬浜停留場 駅
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途中、観光施設らしいものがあった。
GoogleMapによると、岩瀬カナル会館。
お食事処やお土産屋さんなども入っているらしい。
車が数台停まっていて、なんだか人のいるところに行きたい気分ではなかったので、中には入らず。
ここから富岩運河環水公園まで、冬季以外は富岩水上ラインで往復できるので、今度来たら乗ってみよう。
富山の観光施策ってセンスいいよなあ。
人が少ないのはひとえに首都圏から距離があるからなんだろう。
ずっとこのままであってほしい。岩瀬カナル会館 名所・史跡
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岩瀬エリアに向かう途中、富山県警のキャラクター立山君の色褪せた看板が。
キリル文字?付きです。
なるほど。
ロシアとの貿易の拠点なのか。 -
観光スポットの看板にも。
こういう言い方はpoliticaliy uncorrectかもしれないが、ロシアに富山を獲られなくて良かった。 -
岩瀬運河。
運河ってもっとくさいと思っていた。
冬だということを考慮に入れても、想像以上に臭わず、マスクを外してくんくん嗅いで確かめてしまう。
運河沿いにはモミジバフウが植えられており、例のとげとげの木の実を拾って、そっと鞄にしまう。
木の実や松ぼっくりって、なぜこんなにかわいらしいのか。
これを書いている今も、修善寺で買ったメガ松ぼっくりや、別所温泉で拾ったどんぐりや紅葉とともに我が家の下駄箱の上に転がっており、見るたびに心が少しほんわりする。 -
森家を目指して歩いていたが、途中に展望台を発見。
不思議な形の建物だ。
「○○と煙は高い所が好き」との言葉通り、バンジージャンプすら好む○○寄りの私は早速上ってみることに。富山港展望台 名所・史跡
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灯台の内部のような殺風景な1階ロビー。
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割と段数があり、スモーカーとして正当に息切れをしつつ辿り着いた先には、このような貼り紙が。
ああ、確かにいそう!と吹き出した。 -
吹き出した勢いで展望室に入ったら、何故かそこで静かに握り飯を食うおじさんが一人いたため、驚いたのと、怖い(女はこういうシチュエーションは怖い)のとでさっさと写真を撮って退散することに。
見下ろして驚く、中古車の山。
車種までは判別できないが、何故か白い車が多い。 -
ワンボックスやコンパクトカーが多いのかな。
ロシアでの売れ筋なんだろうか。
事故後の再生車両などもきっと混じっているだろう。
これからこのタンカーに乗せられ、海を渡ってセカンドライフか。
あちらは寒いだろうが、頑張れよ。 -
展望台の階段を駆け下り、向かった先の岩瀬エリアと呼ばれる、いかにもな昔風の建築群。
嫌らしい書き方かもしれないが、別に嫌いなわけじゃない。
根が少しシニカルなので身構えてしまうだけだ。
こちらは旧馬場家。
米蔵を改造したKobo Brew Pubというお店の入り口。
名前の通り、クラフトビールを出すお店らしい。
クラフトビール好きの私が入らなかった理由は、入口に自転車が停まっていたため。
この時は仕事で疲労困憊しており、とにかく人とあまり関わりたくなかったのだ。
今度元気な時に入ってみよう。
GoogleMapなどで見られますが、いかにも富山にありそうなお洒落なPubです。旧馬場家住宅 名所・史跡
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横の石畳の小路を入り、森家方面へ。
-
馬場家正面口。
入場料を払えば中を見学できるようです。
とはいえ、昔のお金持ちの家に、特に興味が持てず。
外観は美しい。
日本家屋に住むなら私だってこういうデザインを選ぶだろう。旧馬場家住宅 名所・史跡
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誰もいない清潔な通りをてくてく。
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こちらが有名な森家。
地元の方が入場券売り場で井戸端会議をしております。
こんな地域に住んで、こんな仕事をするなんて羨ましいが、多分ボランティアでしょう。北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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個人的には昔のお金持ちの家よりも興味を引いたのが、各銀行の店構え。
こちらは北陸銀行。 -
富山信用金庫。
これらの銀行は、この店構えで営業しているのだ。
かっこいいなあ!
何の用事もなく入るのはためらわれたが、今思えば通帳の一つでも作ればよかった。
中はどうなっていたのだろう。
富山に住んだら、北陸銀行か富山信用金庫をメインバンクにしよう。
しかし勝手なイメージではあるが、せっかく預けたお金も廻船問屋のわいろに消えて、ちっとも利息が付かなそうだなとも思う。
うん、失礼なことを言ったね。 -
ポートラムの東岩瀬の停留所に向かう途中、道を挟んで向かい合わせに2軒の書店を見つけた。
こちらと・・・ -
反対側の、こちら。
品揃えが被らないようになっているのだろうか、それとも親戚同士で喧嘩もしないで営業しているのだろうか、それとも何か因縁があって現在もこのような営業形態になっているのだろうか。
ていうか、売り上げ的に大丈夫なのだろうか。
甚だお節介だな。 -
こちらは養願寺。
富山市立岩瀬小学校のお隣です。 -
中には大きな鐘。
突いてみたいが、大晦日でもないもんな。 -
まだ少しぶらつきたくてうろうろしていたら、こんなお店が。
本日は休業日のようで閉まっていた。
隣近所は普通の住宅。
隣の家からちょうど中学生くらいの男の子が出てきたが、隣人がこのようなお店を経営しているとは、アクが強そうで大変だな、と勝手なことを思う。 -
東岩瀬の停留所。
13時頃だったかな。
写真に写っているのは広い待合室の建物。
ポートラムで富山駅に戻り、お昼御飯です。
富山のライトレールは、一時間に何本も来るので、待たなくて良いのも魅力。 -
富山でも餃子とビールがやりたくて、富山駅構内の「8番らーめん 富山駅店」へ。
野菜ラーメン塩と、餃子のセット。
と生ビール。
お昼時は少し過ぎましたが、満席です。
チェーンのラーメン屋さんなので、お値段リーズナブル。
美味しかったです。
暖かくなりました。
茅ヶ崎にもできないかな。8番らーめん 富山駅店 グルメ・レストラン
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さあ、富山駅周辺でのんびりしよう。
こちらは富山駅構内のストリートピアノ。
ペイントされていて華やか。
外を見るとかなりの暴風。
雨はまだそこまで降っていない様子。
とはいえ、今回ばかりは晴れ女も負けそうです。 -
セブンイレブンでホットコーヒーを購入し、富岩運河環水公園まで散歩・・・のはずが、傘をもぎ取られそうになりながらほうほうの体でたどり着く。
海鳥が数羽、こんな暴風雨の中を憩っていましたが、私は晴れ女なので慣れておらぬ。
入口にたどり着いたことで満足し、富山駅に引き返し、またぞろライトレールに乗り込みます。 -
南富山駅前行きに乗り、目指せ図書館。
HINOのパッケージデザイン。二つ目のかわいい顔をした車両。
大型車好きの男の子みたいだ。 -
ああ、二回目なのにすでに私の憩いの場。
西町で降車し、ガラス美術館併設の富山市立図書館本館へ。
今日はガラス美術館も見てみましょうか。富山市ガラス美術館 名所・史跡
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その前に・・・
図書館内を散策。
椅子も机も空いている。
茅ヶ崎の図書館はこんなに広くない上に、いつ行っても満席で、座って本が読めたためしがない。
今調べたら、富山市は茅ヶ崎市の人口密度の1/20だそうだ。
道理で。
羨ましい。 -
この吹き抜けも圧巻よね。
-
ガラス美術館では常設展示のほかに、ちょうど「ムーミンの食卓とコンヴィヴァル展」を開催中。
富山が躍り出てくる前に住みたい街ナンバーワンだったのが、ムーミン谷。
つい足が向いてしまう。
ガラス美術館の常設展示は、割とボリュームがありましたが、客一人に対しスタッフが3人くらい?ガラス割られたら困るからかもしれないが、ずっと監視されているような気がして心休まらず。
早々に退出し、図書館で本を読みます。
適当に物色し、手に取った白水社の「別役実のコント教室」が面白くて。
今度地元の図書館で探して最後まで読もう。
図書カードも作りました。
スタッフの方も親切。
これでいつでも移住できるね。
お天気がさらに悪くなりそうだったので、早めに出て、おでんを食べに行こうかと思いましたが、なんだか本当にすごい風、さらに雨も本格的に降ってきました。
少し悩みましたが、今日は早めに帰ってホテルでのんびりしようぜ、という意見が勝ちましたので、後ろ髪をひかれつつおでん屋さんは次回へ持ち越し。 -
夕ご飯を買って、ホテルに帰って食べることにした。
濡れた路面に控えめでシンプルなイルミネーション。
けばけばしくないクリスマスイルミネーション。
ちなみに、通りかかった富山農協の幟には「いざつちづくり おいしいとやまをとどけよう」と書かれており、全力で応援したくなりました。 -
そういえば、富山のスーパーのお刺身もおいしいと聞いていたので、地鉄富山駅下のアルビス エスタ店にて夕飯を物色。
これ、写真だと大きさがよくわかりませんが、左上から時計回りに、蟹クリームコロッケ(拳より大きめが2個で250円くらい?)、鯵の刺身(1㎝厚さのものが12切れで300円)、ブリ刺身(頑張れば煮物にできそうな厚み、5切れで700円くらい)、レモン風味のコールスロー(多すぎて完食できず)。
すべてが想像を超えて美味しかった。
他、限定の・・・ -
「越中米騒動」という米焼酎も購入。自分へのお土産。
焼酎は米派。
これとホテルで呑む用の焼酎も購入し、準備完了。
富山はスーパーも最高でした。
出張中とみられるサラリーマンもちらほらと。
これは来ちゃうよね。
他にもいろいろ目移りしましたが、日持ちもしないし、諦めます。
さっさとシャワーを浴びて、アマプラで映画を二本ほど観つつ、焼酎お湯割りをやりながらごろごろと。
なんて素敵な休日。
帰りたくない。
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