2022/12/20 - 2022/12/23
5821位(同エリア7251件中)
ふむすけさん
三泊四日で富山に一人旅。
夏にも来たけど、あまりに良いところ過ぎて冬も見てみたくなりました。
あと、冬の富山はどのくらい日照時間が短くて寒いのかを確かめに。
18きっぷ使用です。
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おはようございます。二日目の朝。
もともと立てていた本日の予定は、高岡の瑞龍寺、万葉線、富山地方鉄道で未乗の
富山‐立山間乗りつぶし、そしてマッサージ。
しかし朝、布団から出られず、お化粧したりぼさぼさしていたりであっという間に10時。
のんびりするのだから良いのだ。
地鉄をあきらめ、夏に来た時に行けなかった高岡・新湊観光に絞ります。
ホテルのエレベーターホールの窓から何気なく外を見ると、
おお、立山が。
本日は曇りの様子。
しかし元は雨予報だったから上出来です。 -
ホテルを出たらライトレール。
このカラーもかわいいですね。 -
朝の富山駅。
すっきり広々。
いいよねえ。
しかし横浜ってのはなんでいつもあんなに人がいるんだ。
富山の方がずっとかっこよかろう。
でもあまり人に知られて富山に人が大挙してもよろしくないので、横浜(私の職場が横浜だが横浜が嫌い)に集う人々には知らせないでおこう。
ここだけの話、横浜にあって富山にないものなんてほとんどないんだけどな。
その逆はたくさんあるが。富山駅 駅
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さあ。高岡駅に着きました。
多分地面下に電熱線が入っているんでしょう。
歩道部分はくっきりと除雪済み。高岡駅 駅
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高岡駅の改札外。
人がおらぬ。
良い。 -
ガラスの大きな窓からは、停車中の氷見線と山。
まあるい雲と雪景色。
感動的。
私は年代物のアンドロイドで写真を撮っているので、こんなものだが、本物はもっともっと美しいよ。 -
こちらは駅前メインストリートを臨んだ側。
高岡駅を使う人は、毎日こんな山々を見て暮らしているんだな。 -
まずは瑞龍寺に向かいます。
私のGoogleMapは、必ず私を目的地の裏側に向かわせるので、
きっと本来はこの道じゃないんだろうと覚悟しつつ、指示されたとおりに向かってみます。
車道は綺麗に除雪されているのに、歩道はこのありさま笑
滑らないようにしっかりと踏みしめて歩きます。
・・・結構遠いな
足場が良ければすぐ着くんだろうな -
予想通り裏手から回り込んで、たどり着いた国宝・瑞龍寺。
禅宗の曹洞宗のお寺です。
拝観料は大人500円。
これで国宝が守られるなら安いものだが、そう考えると、映画館って高いんだな。 -
総門をくぐると、広くて真っ白の敷地中央に山門。
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山門、何故かカメラが斜めっております。
綺麗!美しい!素晴らしい!の三拍子なので、ぜひ行ってみてほしい。
ところで、最近頭の中に
「すてきなステッキ」というダジャレが居座っており、
こんな国宝を見て「素敵!」とか思うたびに
もう一人の自分が「・・・なステッキ!」などと付け足してくるのがなんかコタえる。 -
山門向かって右手には浴室のある建物。
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向かって左には東司(トイレ)。
日本一美しいトイレかもしれない。
入ってみたい。
ウォシュレットだったら嫌だな。 -
山門をくぐるとその奥には仏殿。
さらにその奥に法堂。
進む間にも
時折どさっとすごい音がします。 -
音の正体は屋根からの落雪です。
当たったら結構痛そうな量。
この写真のあたり、そろそろ来ますね。
雪国に来たんだなあ、と感慨深い。 -
仏殿。
こちらも何故か斜め。
興奮してきょろきょろしていないでちゃんと撮りましょうよ。
それにしても細部まで本当に美しいお寺。
この中にはお釈迦様が菩薩様と一緒に祀られております。
なぜか失礼な気がして撮影しませんでした。 -
法堂。
ここは四周が回廊で結ばれており、法堂前には美しい木の廊下。
屋根の梁も素晴らしい。
いつもどおり何にも下調べしないで伺いましたが、建築技術が尋常ではないことだけはわかる。
法堂には前田利長さんの位牌が安置されておるそうです。 -
法堂正面向かって右の回廊。
昔の日本人ってすごかったんだな。 -
回廊横の障子から見た様子。
モノトーンのしんとした世界。
高齢者の団体さんが見学に来ておりましたが、
そのうちだれもいなくなり、貸し切りに。 -
綺麗だなあとため息ばかりついてふらふらと外に出ましたら、
総門右手にお稲荷さんを発見。
油揚げ代を差し上げて来よう。 -
あら。
高岡のお稲荷様は「清酒 立山」なんか飲んでいらっしゃる。
いい気分で雪の中で踊れそうだ。
私はお稲荷様が好きだ。
かわいらしいし、何となく懐いてくれそうだから。 -
地元の人と思しき参拝者を尾行しながら駅まで戻ることにしたが、
GoogleMapは言及すらしなかったこんなに歩きやすい参道があるじゃないか。
やはり外資のアプリの限界なのだろうか。
まあ面白いからいいけど。 -
途中、交差点脇にあった床屋さんのサインポールの数と角度に吹き出しつつ
-
高岡駅の反対側から
続いては万葉線に乗り込みます。
うおお、かっこいい!
万葉線は一時廃止になりましたが、地元の方が頑張って復活させたそうです。
えらい。
さすが富山県民。
文化と交通がわかっていらっしゃる。 -
万葉線内部。
これは・・・都電荒川線!にそっくり!万葉線 (トラム) 乗り物
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いいねえ。いいですねえ。
走行音も良いです。
カーブでは盛大に軋んだりして。
やはり乗客は学生さんと高齢者が多いですね。
大人は車に乗るんだろう。
車に乗らない私は、ここに住んだらきっとヘビーユーザーになるだろうな。
今日のところは運転手さんからフリーきっぷを購入します。
丁寧な字で日付を書き入れてくれました。 -
終点の越ノ潟まで乗りとおしてみました。
向こう岸への渡船の発着場があります。 -
越ノ潟で折り返し待ちの万葉線。
デザインも良い。 -
越ノ潟から徒歩5分位の新湊大橋。
ベイブリッジなんか目じゃない洗練された新湊大橋。
なのにいるのは、カップルではなく高齢者の団体ツアー客のみ。
皆さん大型バスでここまで来られた様子。
穏やかな富山湾、そして峰々。かっこいい橋。
この橋はエレベーターで上に登れ、そのまま中の回廊を伝って向こう岸に行けるのです。
残念ながら団体さんと同じタイミングになり、途中でリタイヤ。
ちぇっ。
でもさ、一人旅のいい所は、私一人不機嫌になっても、誰にも気兼ねしなくていい所なんですよね。
誰かと一緒だと、たいてい私より先に相手が不機嫌になったり怒り出したりするので、いつも慰めたり気をそらせたり、気づいていないふりをしたりして気を遣う。
そんな気遣いなく自分のことにかまけていられるのは、やはりなんだか自由で贅沢だ。
好きな人相手なら全然苦痛ではないんだけど、こんな日も必要だよね。 -
見えるでしょうか。
赤い灯台の向かい側に白い灯台が。
一年に一回も会えることの叶わぬ織姫と彦星のようだ。 -
さあ。
お腹が空いたので、新湊きっときと市場まで向かいます。
海王丸パークは、なぜか海王丸が帆を下していたため、スルーしました。
今度来たのはこんなモダンなデザインの万葉線。
ドラえもんラッピングの2両編成でした。 -
車内はほんのりクリスマスデコレーション。
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東新湊で降車し、歩きます。
徒歩5分位とありましたが、やはり敷地裏手からの雪原を歩かされます。
GoogleMapにはいつもはらはらさせられます。
いや、ここ以外に歩道は見当たらなかったので、
もしかするとこんなところに歩いてくるのは私とこの足跡の主だけだったのかもしれぬ。新湊きっときと市場 グルメ・レストラン
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さあ、到着。
「れすとらん きっときと亭」にて遅いお昼ご飯にします。
やはり団体さんが数組。
にぎやかですが満席ではないので窓側の大きなテーブルを独り占め。
ご注文はタブレットから。
瓶ビールと、蟹と白エビの紅白丼。
なぜか無難な感じ。あれ?富山駅前の方が美味しいかもしれない。 -
お土産屋さんで白海老ふりかけを購入し帰路へ。
雪の中、黄色い実が沢山なっている低木が。
調べてみたらトベラという木。
葉も丸くてかわいらしい。 -
こんな風にたくさん生えていました。
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まだ誰も歩いていないところを、足首まで埋まりながら犬の気持ちで歩きます。
楽しい(^^) -
東新湊の、雪と線路。
この駅はすぐ横が大きな工場入り口になっていて、通勤時は混むのかしらと思ったり。東新湊停留場 駅
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続いては万葉線 坂下町にて降車。
顔がいいことで有名な大仏様を拝観。
お手水の龍もしびれます。高岡大仏 寺・神社・教会
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うん。
寒そうだ。
仏陀様はお腹が弱かったから、なにかお腹に掛けておいてあげると良いかもしれぬ。 -
信号機が縦で、ああ、北国なんだな。
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続いては射水神社に向かいます。
広いお堀。 -
手前には護国神社。
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裏手には、あ、富山城址公園にもあった烏の家。
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英霊の碑。
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射水神社はプチ工事中でした。
手を合わせて、おみくじを引く。
おみくじの結果は忘れてしまったが、その後も悪いことはおきていないので、きっと良い運勢だったのだろう。
この隣には小さい動物園があると聞いており、行きたいのだが、遅く起きたので時間が足りない。
この後、時間厳守の予定があるのだ。 -
高岡御旅屋(おたや)通り商店街を通り抜けて高岡駅に戻りましょう。
この商店街、昼はシャッター街でしたが、飲食店やガールズバーなどもあり、もしかすると夜は賑わうのかもしれない。
そんな中、営業しているミニシアター。
富山に移住しても、ちゃんとした映画が観られそうで安心。
良かった良かった。 -
アーケードも設置されており、店舗のシャッターから見るに、どうやら若い方たちが営業している店舗が多そうです。
夜に来てみたい。 -
高岡駅前の大通り。
デジャビュ感があるが、そうか、北千住駅前に似ているのだった。
道幅も作りもほぼ一緒。
人混みがないだけ。 -
高岡駅から富山駅に戻ります。
向かいのホームには氷見線が。 -
続いてIRいしかわ鉄道!
初めて見た。
これに乗ると金沢に着くんだな。
でもまだ金沢にはいかないんだ。
50歳になったらJR東日本 大人の休日倶楽部に入会して、新幹線で行くんだ。
だって金沢って、ちょっとなんか富山と比べてつんとしてない?笑 -
富山駅からはポートラムに乗ります。
内も外もイルミネーションぎらぎらですごい!笑
しかも紫色。
クリスマス仕様なんだな。
車両が最新式なので場末感はない。
下奥井で降車し、道に迷いつつ「もみらく屋」さんへ。
名前の通りマッサージ店。
日本語の堪能な中国人の女性がやっているお店で、口コミがとてもよかったので行ってみました。
何しろもう毎日のPC操作と2か月半のアウェイでの研修での気疲れでもう限界だったのです。
一時間コースでぎゅうぎゅうとほぐしていただきました。
めちゃくちゃ気持ちよかったです。
最高。
富山に住んだらこんないいマッサージに通えるんだな。
ミニシアターもあることが判明したし、ますます移住したい。
後日、「富永 愛」さんを「富山 愛」と読み間違えるくらいの重症です。 -
さあ。
心持ち顔まで小顔になった気がしてきたので、お夕飯を食べてホテルに戻りましょうか。
本日は前回夏に来た時にも伺った、とやマルシェ内の回転寿司「すし玉」さんへ。
注文は備え付けの紙に書いて、カウンターの中の店員さんに手渡す仕様。
書くまではいいんだが、私の声は通らないので、一度で振り向いてもらえるよう精魂込めて「すいません」というのが少々疲れる。
でも美味しいからいいの。
海老のお味噌汁がセルフサービス。旨い。
お酒は満寿泉。
ご注文はホタルイカ沖漬け(好きだねえ)、ぶり、鯵、白子、あん肝、白海老、だったかな。廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン
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この白子が最高でした。
もっと食べたいものはあったのだがお腹いっぱいで終了。
満足です。 -
同じくとやマルシェの中のフェルヴェール富山駅店(プリンやシフォンケーキがメインのスイーツ店)にて、一番日持ちしそうなカステラを娘と食べるお土産用に購入し、ビールと一緒にホテルにお持ち帰り。
ライトレールと遭遇するとつい写真を撮ってしまう。 -
この一つ目のレトロなのも好き。
ベッドでゴロゴロとビールを飲みつつ、アマプラで映画を観ます。
「アンブレイカブル」
荒唐無稽ストーリーのアクション映画。
頭使わないのが良くて。
マッサージ後のほっとした体で、おやすみなさい。
いくらでも眠れそうだ。
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