上総久保駅の銀杏と月崎トンネル探検隊

2022/11/16 - 2022/11/16

市原は広い。東京湾に隣接するエリアから小湊鉄道の上総久保駅の銀杏を見て、房総半島中央部の月崎辺りまで回ってみました。

エリア 市原(千葉)

• 交通手段: 自家用車 徒歩

秋晴れのこの日、もしかしたら市原市街を見下ろす丘から富士山が見えるのではと期待して行きましたが・・・ああ残念。何となく稜線は見えているのですが富士山の雄姿は見えません。

お次に向かったのは小湊鉄道の上総久保駅。

上総久保駅 駅

この日は平日だったのですが、新聞にこの駅の銀杏が見頃だという記事が載ったのでそこそこの人出でした。

新聞記事では見頃だという事でしたが、もう上の方は落葉してしまっています。

こっちの角度だとなんとかごまかせます。

イチョウの木の下ではギンナン拾いにいそしむ人。ということはこの木は、メス?

かずさくぼの駅名標。

12時、下り列車が到着。

いい感じです。

ホームに出るとイチョウ目当てのお客さんでしょうか。

上総久保から小湊鉄道と競争して月崎駅に到着。チバニアンの最寄り駅です。

月崎駅 駅

最寄り駅ですがチバニアンまで徒歩で40分もかかるらしい。市原は広い。

月崎駅から山の中を走り、やって来たのはクオードの森。

駐車場は無料。

いちはらクオードの森キャンプ場 キャンプ場

ここにもチバニアンのような地層が見える崖があります。

時期的にもみじが赤い。

いいグラデーションです。

月崎トンネルへは来た道を少し戻り・・・

このような林道に入っていきます。
がけ崩れの危険があるとのことで、車は進入禁止です。すれ違う場所もなかったからがけ崩れが無くても車で入らない方がいいでしょう。

ふと道のわきに流れている小川を見ると天然のトンネル。地盤がきっと弱いのでしょう。

そして地層が見られます。ここでも詳しく調べれば地磁気の逆転が確認できるのかもわかりません。

林道を奥へ奥へ。

この辺りは熊がいないので安心して歩けます。

山の上は紅葉。

まだ12時台ですが秋の太陽は高度が低い。

ここはもともとは川だったのでしょうか。

おっとこんな看板が。注意するヘビって、アナコンダ?

すごい断崖絶壁。こりゃ落石するわな。

けど紅葉がきれい。上を見ながら進みます。

断崖の谷間を抜け・・・

林間を抜けると・・・

その先に・・・

トンネルが見えてきました。

これがかの有名な月崎トンネルですね。
到着と同時にライダーがやってきました。

しかし・・・上は大した山でもないのに、わざわざトンネルにしなくても良さそうな地形です。
トンネルの上部は薄っぺらいので崩れても不思議ではないです。

トンネルの真ん中あたりは天井が崩れてしまったのか、大きな穴が開いています。そこから秋の日差しが差し込んでいました。

すずいっと奥へ。

まだまだ先へ道が続いていました。

ここで引き返しましょう。

正確に測量した訳でもなさそうな、いかにも手掘りのトンネルです。

誰が何処へ行くために掘ったトンネルなのか。

西日が射しこんでいます。

ポッカリと空いた大穴。

もしかして天文台だったりして。

苔むした側壁。

今にも落盤しそう。

そろそろ退散しましょう。

落石注意。

この辺りは青々としています。

開けてきました。

所々黄色く色づいています。

ここにも地層。

クオードの森に戻ってきました。
クオードの森から月崎トンネルまでは徒歩で20分程度です。

せっかくなのでクオードの森にも入って見ましょう。無料です。

クオードの森を入ると、おや、またまたトンネル。

このトンネルをくぐ抜けると・・・

メルヘンの世界。

更にその先にもトンネル。

そしてクリスマスシーズンを控えイルミネーションの試験点灯がされていました。

しかし、こんな山の中までわざわざイルミネーションを見に来る人はいるのかな?

周囲が暗いから際立つかもわかりませんが。

こちらでも試験点灯。

ここではキャンプ場のようです。

地層とトンネルを抜けると・・・

キャンプファイアー場。

お一方テントを張っている方。自然満載ですね。

さて戻りましょう。

このトンネルもわざわざ開けなくても迂回できそうな感じなのですが。地盤が柔らかいのでトンネルを掘る方が楽だったのでしょうか。

遠くに地層。

おっとこれは。著作権が厳しそうなキャラクターのイルミネーション。

帰り道、見事な銀杏の木。
来年はもう少し早めに行動しましょう。