2022/12/30 - 2023/01/03
399位(同エリア28095件中)
関連タグ
ロムルスさん
年末寒波の東京を離れ、常春の台湾で年越し。今回は台北101で新年の花火を観賞、北投や烏來の温泉を訪ね、甘味や夜市でB級グルメを堪能しました。
台北のお正月は気温は20度以上で、日本の4~5月のような気候でした。
(航空券)
往路 ピーチ成田→台北 32180円、復路 ピーチ台北→成田 23000円、航空会社HPで予約。
(コース)
北投温泉→台北101(カウントダウン)→龍山寺(初詣)→総統府→烏来温泉→淡水→士林夜市
(為替)
1TWD=4.25円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 飛行機
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
成田空港、12月30日(22:00)
成田空港から22時00分発のピーチMM627便で台北へ向かいます。ピーチ便は成田では国内線も国際線も、いつも沖留めですね。気温3℃なのでバスからタラップへが寒い。 -
台北・桃園国際空港、12月31日(1:30)
4時間30分で台北に到着しました。真夜中でも入国手続きは混雑。20分程で通過し、空港内のATMで台湾ドルを入手しました。レートは1TD=4.36円、円安です。時差は日本より1時間遅れです。 -
藝宿商旅(イースーホテル)(2:50)
深夜バスはコロナ禍で運休のままなので、Uberで車を探しましたが、入国手続中にチェックしていた空港付近の車はすべて完売してしまいました。そこで香港の方とTAXiをシェアして宿へ(700/1400TD)無事40分で到着。夜中でも気温は15℃、トレーナーでも充分暖かいです。 -
藝宿商旅台北
今日の宿は台北駅の北側、建成円環の公園近くのこのホテルをExpediaで予約しました。中山や雙連の繁華街にも近く便利です。(ダブル1710TD) -
抗原検査キット
台湾は入国の規制はありませんが、入国時に渡される抗原検査キットで、入国日から2日に1回検査し、自主管理することが1週間求められています。とはいえ、出国までチェックはありませんでした。 -
新光三越(中山駅前)、12月31日(10:45)
大晦日。まずホテルに荷物を預け、中山駅方面へ散策します。開店15分前に新光三越に到着しました。目当ては鼎泰豊の小籠包、すでに店頭には列ができています。 -
鼎泰豊・南西店(11:00)
今回の1店め。長い列でしたが、開店後5分ほどで入店できました。店内は広いですが、スタッフはテキパキと動き回っています。厨房では10人以上のスタッフが、目にも留まらぬ早技で、小籠包を量産していきます。 -
鼎泰豊・小籠包
小籠包(10個220TD)、茄子の前菜(110TD)、ヘチマとエビ(5個170TD)、餡入り(5個95TD)等をオーダー。ほどなく蒸したての小籠包が運ばれてきました。やはり小籠包は、いつも安定した美味しさです。 -
鼎泰豊・南西店(12:30)
店を出る頃には周りには多くの人が、待ち時間は75分になっていました。 -
雙連駅へ
中山駅から雙連駅方向へ散策します。このあたりはお洒落なお店が多く目に付きます。ここは古いお屋敷を使ったカフェ、なぜか店名が日本語で「羊毛とおはな」です。 -
雙連 現烤蛋糕(13:00)
2店めは、雙連の駅の近くに今話題の台湾カステラのお店を発見しました。試しにプレーンの小を購入してみます。(50TWD) -
雙連 現烤蛋糕
台湾カステラはスフレのような芳ばしい香りと、モチモチの食感が最高でした。他にもチョコレート味などのバージョンがありました。 -
双連円仔湯(13:30)
続いて、道を挟んで向かい側にある、1951年の創業の雙連で有名な伝統スイーツのお店へ行きます。ここは、健康・自然・味美をモットーに台湾産の体に良い食材に絞って提供しているそうです。 -
双連円仔湯 油餅
まず名物の油餅を注文。油餅とは、手でこねた餅を低温の油で15分ほど煮て油を切り、砂糖、黒ゴマ、ピーナッツパウダーをまぶしたもの。日本のきな粉モチに少し似ています。(燒麻糬2個80TD) -
双連円仔湯 油餅
伝統的な油で煮る方法で作られた油餅は、水分が最小限しか含まれないので、マシュマロのように柔らかです。油っぽさも感じません。台湾の方は、箸で上手く小さな団子状に切って食べていました。 -
双連円仔湯 穹林露
続いてお店の人お勧めの1品。湯品という温かいスープのデザートで、この穹林露は白キクラゲ、ナツメ、龍眼、などを柔らかく煮込んでいて、血行も良くなるそうです。(130TD) -
杉味豆花(14:00)
次に5分ほど歩き4店め、寧夏夜市の入口近くの豆花店へ。豆花は台湾ではポピュラーな豆腐のようなスイーツで、豆乳に食用石膏を混ぜ凝固させるそうです。食用石膏は日本では馴染みがないですが、中国では昔から薬として使われていたそうです。 -
杉味豆花(トッピング)
メニューがたくさんあり圧倒されますが、店員の方が日本語で注文方法を説明してくれました。まずベースに、豆花か仙草ゼリーかを選択し、熱いか常温かを伝えます。次にショーケースからトッピングを2種選択します。(50TD) -
杉味豆花
トッピングは、何だかわからない物も多数。花生(ピーナッツ),紅豆(アズキ),綠豆,蜜豆,布丁(プリン),杏仁凍(杏仁豆腐),芋圓(芋団子),脆圓,粉圓など。ここから蜜豆と愛玉(台湾だけに育つ無花果)ゼリーをチョイスしました。 -
北投温泉へ(14:30)
昼食後、台北の地下鉄MRTで郊外の北投温泉へ向かいます。雙連駅から新北投駅まで所要約30分の近さです。 -
新北投駅
北投温泉は1896年に発見され、2年後に大阪商人の平田源吾が旅館「天狗庵」を開業。1916年に駅もでき温泉街として栄えました。当時の駅舎は2017年から、隣接する七星公園内に往年の姿で公開されています。 -
台北市立図書館北投分館
新北投駅を降り、正面の北投公園内を進むと、2014年にCNNが選ぶ世界で最も美しい図書館ベスト27に選ばれたエコな図書館があります。 -
北投温泉博物館
その奥の和洋折衷の建物は、日本統治時代に台湾総督府などを手がけた森山松之助が、1913年東南アジア最大の温泉施設として建てたもので、今は北投温泉の歴史を展示する博物館になっています。 -
北投公園博物館
入館は無料ですが、コロナ禍のため入場人数が100人に抑えられているため、15分ほど待って入場できました。 -
北投温泉博物館
この建物は戦後荒廃していましたが、歴史的価値に着目した地元の人々の活動の結果、1998年、政府が博物館として整備されたそうです。内部には大きなローマ風浴室やステンドガラスが残されています。 -
北投温泉博物館
2階には、北投渓谷が見渡せる、日本風の畳敷きの広間もあります。かつてはここで湯上がりに、将棋などを楽しんでいたそうです。 -
露天風呂「千禧湯」(15:30)
更に奥へ進むと、投親水露天公園内で入浴できる露天風呂「千禧湯」があります。ここは北投の3つの源泉のうち青湯と呼ばれる青硫黄泉を引いています。(40TWD) -
露天風呂「千禧湯」
浴槽は温度別に階段状に4つあり、源泉近くは45℃とかなり熱いです。さらに水風呂やシャワールームもあります。男女混浴で、水着を着て入るスタイルです。 -
露天風呂「千禧湯」(16:30)
早朝から営業していますが、2~2.5時間で総入替制なので時間に注意が必要です。地元の人にも大人気の露天風呂、入替時間に撮影させて頂きました。 -
温泉たまご
湯上がりに、北投の谷の奥にある地熱谷を散策します。途中の道には、日本の温泉観光地のように、温泉たまごなどを売る店がありました。 -
地熱谷
北投駅から地熱谷の入り口までは、まっすぐ歩くと15分ほどの距離です。アプローチはなんとなく草津温泉の西の河原に似ています。 -
岩盤浴風ベンチ
地熱谷の入り口には、温泉水の熱で温まる岩盤浴風のベンチがあります。真ん中の川を地熱谷からの温泉水が流れていきます。 -
地熱谷(17:00)
地熱谷には薄緑色の温泉の池があります。水温は約80℃~100℃とかなり高温、というかほとんど熱湯。塩酸酸性泉で、その色から青鉱泉と呼ばれています。 -
巫女の滝
地熱谷の一番奥には、木々の蔓に覆われた湯の滝が流れ落ちていました。パワースポットで、巫女の滝と呼ばれているそうです。 -
梅庭
地熱谷からの帰り道、鼎泰豊の看板の文字を描いた書道家、于右任の別荘であった梅庭に立寄りました。 -
梅庭
ここは、1930年代に建てられた歴史的な和洋折衷様式の邸宅として整備され、無料で公開されています。内部には于右任の作品や書道道具などが展示されています。 -
三元號(18:30)
夕方、地下鉄MRTで中山駅のホテルまで戻り、近くの魯肉飯の名店「三元號」で腹ごしらえです。魯肉飯は、台湾のローカルフードの豚肉かけご飯ですが、この店が元祖だそうです。 -
三元號
右側が魯肉飯、奥がフカヒレと豚つみれのスープです。魯肉飯は丼サイズの大(40TWD)と茶碗サイズの小(30TWD)、魚肉翅羹も小(60TWD)と大(80TWD)があります。とても美味しい上にリーズナブルです。ここでこの旅5店舗め。 -
ヨークデザインホテル
大晦日の今日、昨晩のイースーホテルが満室のため、台北駅前のNホテルをExpediaで予約していたのですが、急遽オーバーブッキングとの連絡を受け同じく台北駅前のこちらのホテルを代案として提示されました。(ダブル1340TD) -
ヨークデザインホテル
部屋は狭めですが、清潔でスタッフも親切だし、年越花火で繁忙期の大晦日に、この価格なので良しとしましょう。 -
松山慈祐宮(20:30)
ということで、早速年越の花火にでかけます。が、まだ時間があるので、松山慈祐宮と饒河街観光夜市に立ち寄ることにしました。 -
松山慈祐宮
ここは、地下鉄MRTの松山線の終点、松山駅を降りてすぐの所にあり、1753年建立の由緒ある寺院です。松山媽祖廟とも呼ばれ、航海や漁業の守護神、媽祖を祀っています。 -
松山慈祐宮
お寺自体は6階まである大きな建物で、多くの参拝客で賑わっていました。順路図によると、まず6階へ上がり、順番に下へとお参りしながら下ってくるそうです。 -
饒河街観光夜市
松山慈祐宮へ参拝後、その門前市として発展した饒河街観光夜市を散策します。ここは饒河街に約600mにわたって雑貨や小吃などの店が並んでいます。 -
福州世祖胡椒餅
ますは、慈祐宮側のゲートを入ってすぐ、ミシュラン掲載の行列ができているこの店へ。列の割にすぐに購入できました。窯の中で炭火焼で焼き上げる胡椒餅は、表面はパリパリ中はしっとり、胡椒と葱の味が滲みていました。(60TWD) -
雪糕菠蘿
次は、メロンパンにマーガリンとアイスクリー厶を挟んだ雪糕菠蘿、こちらも列ができるほどの人気でした。ここで今日は7店舗です。 -
エビ釣りの店
飲食の屋台の他にも、様々なゲームの屋台もありました。こちらは金魚すくいではなく、エビ釣りです。 -
占いの店
台湾の人は占い好きと聞いていたのですが、こんな占いのお店もありました。残念ながら小雨が降ってきたので、夜市はそろそろ撤退して年越花火の会場、台北101へ向かいます。 -
台北101
地下鉄MRTを台北101世貿駅で降りると、もう年越しの花火に多くの人が集まっていました。周りには様々なイリュミネーションが飾られています。 -
台北101(23:00)
台北101は地上101階の高層ビルで、2004年の完成時には世界で一番高いビルでした。今回の年越し花火は、歩行者専用に交通規制されている象山側の道路上から鑑賞しました。 -
台北101の年越花火
2016年以来7年ぶり、2回目の台北の年越花火でした。今回は時折小雨がぱらつく残念なお天気でしたが、予定通り午前0時に見事に点火しました。 -
台北101の年越花火
風上にあたる西側から見ていましたが、少し煙と霧で霞んでいました。正面は前回見た北側で、北側にはレーザーで文字なども表示されます。 -
台北101
フィナーレはビルが燃え上がるかと思うほどの花火に点火され、新年を迎える花火は終了しました。 -
象山駅(0:30)
帰路は、大晦日から新年にかけて終夜運転している地下鉄MRTで、始発駅の象山駅から帰ります。入場規制をしていましたが、30分ほどで入場、始発駅なので座って帰れました。 -
2023年元旦、朝(10:00)、阜杭豆漿
1月1日、初詣の前に5年連続ミシュラン獲得の台北で一番人気のお店へ。この旅で8店舗め。場所は台北駅近くの華山市場の2階フードコートの一画にあります。噂通りの行列ですぐ見つかりました。 -
阜杭豆漿
30分ほど並んで入店、階段を上がると厨房ではさまざまなメニューを調理中です。この辺に写真つきメニューがあったので、注文番号をチェックします。 -
阜杭豆漿(10:30)
フードコートのテナントなので、順番がきたら窓口で商品番号を伝えて商品を受け取り、そして精算します。窓口の方は少し日本語も通じました。 -
阜杭豆漿
フードコート自体はかなり席数があるので、すぐに着席できました。今回注文したメニューは以下の通りです。 -
鹹豆漿(右)
豆腐へ固まるか固まらないかの朧豆腐のスープといった感じ。切干大根や油條のサクサク感、干しエビや葱の出汁も、台湾No.1の鹹豆漿です。(30TD)
蛋餅(中)
台湾朝ごはんの定番。塩味のモチモチ感が美味。(35TD)
焦糖甜餅(左)
カリッとしたパイ生地に、蜂蜜のような甘いあんを詰めて焼き上げています。サックリした優しい甘さが絶品でした。(22TD) -
福記餅店(満福堂)
フードコートへ入る階段の前で、各ブログ等にもある、大きな声で中華菓子の試食を配る叔父さんが出現。同じフードコートのテナントの方ですが、このお菓子結構美味しかったので、お土産に購入。 -
監察院
華山市場の近くに、目を惹くクラシカルな建物を見つけました。これも北投温泉博物館と同じ、森山松之助の設計で1915年に完成したのもで、政府機関の役所として使われているそうです。 -
YouBike(レンタサイクル)
サイクリングが盛んなお国柄、随所に無人のレンタサイクルを見かけました。今回は利用しませんでしたが、悠遊カードで借りられるようです。 -
2023年初詣、龍山寺(12:30)
初詣は龍山寺へ来ました。龍山寺は1738年、清の時代に建てられた台北最古の寺院で、本尊の観音菩薩の他、航海の媽祖や、学問の文昌帝君、商業の関羽など、道教などの神様も祀っています。 -
龍山寺
門をくぐり、本殿の前に拝殿拝殿のような場所があり、お供物を置いたり、おみくじを引いたりしています。 -
台湾のおみくじ
占い方は、手前の赤い三日月の木片、筊杯(ジャオベイ)2枚を、氏名、住所、生年月日、願いを伝え投げ、表裏が一つづつ出たらおみくじを引きます。次にもう一度、筊杯を投げその答えが正しいか神様に確認します。表裏が一つづつ出たら正しい、出なければ最初からやり直しだそうです。なかなか大変です。 -
龍山寺
境内は多くの台湾の方で賑わっていました。中でも恋愛の神様の月下老人や、お守りを売っているコーナーは特に人気でした。 -
龍山寺
龍山寺は芸術的価値も高く、この国の古跡にも指定されているそうです。本殿の石柱にも見事な龍の彫刻が施されています。 -
剥皮寮歴史街区(13:30)
龍山寺の近くに、レンガの美しい古い町並みがありました。ここは約200年前の清朝時代に造られた町並みで、木材の皮を剥ぎ加工していた港の名残りだそうです。 -
剥皮寮歴史街区
最近映画の撮影にも使われたことから脚光を浴びているようです。午後はこれから、烏来温泉へ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
台北(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 台湾で年越&温泉
0
69