2018/12/31 - 2019/01/04
5位(同エリア217件中)
ロムルスさん
この旅行記スケジュールを元に
寒波の東京を出て、常春の台湾で年越し。今回は高雄で新年の花火を観賞し、森林鉄道で阿里山へ、その後、温泉やB級グルメを楽しみました。
(航空券)
タイガーエア 成田⇔高雄 往復 40000円、航空会社HPで予約
(コース)
左営蓮池潭→義大世界(年越花火)→阿里山(森林鉄道)→關子嶺温泉→旗津→倉庫街→六合夜市
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- スクート
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ホテルズドットコム
PR
-
タイガーエア281便(11:25)
12月31日、成田空港11時25分発の便で高雄へ向かいます。タイガーエアは機内食有料でコスパが悪い(1000円もします)ので、昼食は空港で年越しそばにしました。 -
高雄国際空港(15:05)
4時間40分で到着。入国手続きを15分程で通過し、空港内のATMで台湾ドルを入手しました。レートは1円=3.6TD。時差は1時間遅れです。 -
MRT(地下鉄)
空港に直結するMRTの駅から、今夜の宿のある街の中心、美麗島駅へ向かいます。30TD、約15分で到着。気温は20℃シャツ1枚で充分暖かい。 -
美麗島駅
駅のホールは4500枚のステンドグラスで包まれて、ピアノの生演奏も行われていました。光のイベントが1日3回、11、15、20時にありますが期待せず見た方がいいなと思いました。 -
ライトホテル高雄(16:00)
今日の宿は、9番出口を出てすぐのこのホテルをbooking.comで予約。六合夜市にも近く、最高の立地です。 -
ライトホテル高雄
ダブルでバスは共用ですが、大晦日で1200TDとコスパも最高。しかも夜市で飲物と引換られる60TDの券付きでした。 -
蓮池潭 (17:20)
この時期は日没が早いので、明るいうちにまず高雄で1番有名な蓮池潭を観光します。 -
蓮池潭 龍虎塔
龍の口から入って、虎の口から出ると縁起がいいそうです。中には天国と地獄のジオラマが展示されていました。 -
慈済宮
龍虎塔の正面にある創建300年の道教寺院です。1960年にこの地に移転していたそうです。 -
啓明堂
慈済宮の隣には関羽を祀る1906年創建の啓明堂があり、多くの参拝客で賑わっていました。 -
春秋閣
啓明堂の蓮池潭側に立つ塔が春秋閣です。蓮池潭にはこの他にも孔子廟や北極亭など多くの名所がありますが、暗くなってきたので今回はこの辺で折り返します。 -
慈済宮(18:30)
帰り道、慈済宮の前を通りかかると偶然お祭りの行列に遭遇しました。 -
慈済宮
鐘やラッパを鳴らし、周辺の寺院に立ち寄りながら列は池の周囲を進んで行きました。 -
鼎泰豐 巨蛋店(19:30)
大晦日の夕食は小籠包で有名なこの店へ。さすが人気店、かなり大きな店舗ですが整理券を取り30分待ちで入店しました。 -
小籠包
2人で、小籠包(10個220TD)、海老とヘチマ(5個140TD)、カニ味噌(5個160TD)、餡入り(5個120TD)などをオーダー。いつも安定した美味しさです。 -
義大世界へ(21:15)
夕食後は義大世界へカウントダウン花火を見に行きます。新左営駅の東口駅前からシャトルバスに乗り約25分で到着。 -
義大時尚街(ショッピングモール)(21:40)
バスをショッピングモールで降りると既に多くの人が集まっていました。空いているスペースを探します。気温は15℃ぐらい、パーカーがあれば充分です。 -
カウントダウン花火(0:00)
年明けと共に花火が夜空を彩ります。打ち上げ地点が近く炸裂の振動を感じるほどです。見学場所に近くの大学へ誘導していましたが、モールで見る方が間近に見られました。 -
カウントダウン花火(0:15)
花火は約15分間でした。本来は義大世界のテーマパーク内で打ち上げられているもののようです。パーク内で見られた方がいらしたら入場方法などの情報をぜひ教えて下さい。 -
ライトホテル高雄(1:45)
花火終了後、テーマパーク入口前のシャトルバス乗場へ即移動、0:30のバスに乗れ、2時前にはホテルに帰って来ました。バスが出発する頃にはバス待ちの列はかなり長くなっていました。 -
高雄駅(6:50)
1月1日元旦。今年は元旦から早起きです。これから嘉義に移動し、9時発の森林鉄道の列車で阿里山へ向かいます。 -
自強112号(6:56)
早朝の高雄駅から阿里山森林鉄道の起点となる嘉義へ(245元)向かう特急列車です。元旦の朝ですが思った以上に乗客がいました。 -
嘉義駅(8:15)
約1時間20分で嘉義駅に到着。台湾の鉄道は多くが日本統治時代に建設されたため、日本によく似ています。時間の正確さも日本並みでした。 -
嘉義駅
森林鉄道への乗り継ぎ時間は45分ですが、小さな駅なので駅前を散策する時間もありました。森林鉄道の当日券は駅の外側でまだ扱っていました。 -
阿里山森林鉄道のダイヤ
現在の奮起湖の2つ先の十字路まで復旧していました。列車は平日は1日1便、土日は3便です。 -
阿里山森林鉄道 嘉義駅
森林鉄道のホームは嘉義駅の北側、ホームの外れにありました。 -
阿里山麓1号(9:00)
発車まで10分を過ぎた頃入線してきました。チケットはネットから予約しました(384元)。発売は乗車14日前の日本時間で朝7時からです。(但し土日は金曜に先倒しになるので注意) -
阿里山麓号の車内
日本のJRより線路幅の狭いので車体が小さく、席は1、2席の配列ですが、2席側は回転シートになっていました。各車両にトイレも付いています。 -
北門駅(9:10)
定刻に嘉義駅を出発。住宅街を抜けて10分で北門駅に到着。ここからも20人ほどが乗車してきました。 -
阿里山麓号の車内
5両編成の列車は満席になりました。しばらくは傾斜の緩い田園地帯を走ります。 -
運転台
機関車は客車を後ろから押し上げるように最後尾に繋がれていますが、運転台は先頭のあって操作をおこなっています。 -
竹崎駅(9:42)
30分ほどして竹崎駅に到着。ここでも数人が乗ってきました。 -
竹崎駅を過ぎると線路は勾配を増し、だんだん山へ入って行きます。
-
美しいシュロの林の中を進みます。いつの間にか標高もかなり上がってきました。
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樟脳寮駅(10:09)
出発後、約1時間でスイッチバック駅の樟脳寮に到着。 -
樟脳寮駅
現在はスイッチバックの旧駅には入らず、斜面に停車します。ここから、満席の列車にハイキング客らしき地元の方が多く乗り込んで来ました。 -
三段スパイラル線
樟脳寮駅を出るとすぐ最大の名所、三段のスパイラル線に入ります。ここが二段目、下に見えるのが樟脳寮駅の集落です。 -
三段スパイラル線
そして三段目、さっきの集落がかなり下に見えます。通ってきた線路も見えました。 -
獨立山駅(10:22)
スパイラル線を抜けるとすぐに獨立山駅です。この辺は勾配もきつく、カーブも多いためブレーキを慎重に操作しながら時速30kmぐらいで走行します。 -
列車は等高線に沿うように走りながら、さらに山の奥へと進んで行きます。
-
沿線には深い森の中に、美しい花も咲いていました。
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梨園寮駅(10:35)
山間のわずかな平地に作った信号所のような小さな駅が続きます。ここで海抜904mとの表示がありました。 -
尾根へ上がり視界が開けると、越えてきた山裾が遠くに重なりあって見えました。
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中国風の小さな寺院のある集落を過ぎるとすぐ交力坪駅です。
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交力坪駅(10:47)
駅前に日本の統治時代を彷彿させる古い商店がまだ残っていました。 -
交力坪駅
車掌さんは乗車券のチェックから社内放送での観光案内まで大忙しです。 -
標高が1000mを越えると周りの山の様子も変わってきました。
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水社寮駅(11:04)
出発から約2時間で、奮起湖のひとつ手前の水社寮駅に到着。現在は奮起湖から先が不通で運転本数が少ないため途中駅での交換はありませんでした。 -
列車はかなり上がってきました。山の下にはうっすらと雲海が見えます。
-
奮起湖駅(11:30)
定刻で標高1402mの奮起湖駅に到着しました。今回はここで一旦下車し、かつて乗客が機関車の石炭や水の補給時間中に食べた、鉄路弁当を食べに行きます。 -
奮起湖の街
列車が到着すると狭い奮起湖の街とても混雑します。人気の鉄路弁当の店も列ができていました。 -
雅湖山荘(12:00)
なんとか空席を見つけて鉄路弁当をいただきました。排骨、鶏、豚の3種で各100TD、野菜類は同じです。 -
奮起湖の街
昼食後少し街を散策。仇分に似ているとと言われますが規模はかなり小さいです。 -
奮起湖駅
この時間、阿里山行きのバスは機関車が展示されているこの建物を抜け200mほど先の駐車場から出るとのこと。 -
阿里山行き路線バス(12:50)
駅から5分ほど歩き駐車場に到着。阿里山まで98TDですがお釣りは出ません。定刻に満席で発車しました。 -
阿里山バスターミナル(13:50)
約1時間で阿里山バスターミナルに到着。気温は15℃ぐらい、パーカーを羽織れば充分でした。 -
チケット売場
チケット売場は向かい側のコンビニの中にあります。明日の帰りのチケットを購入しようとしたのですが、当日券のみの販売でした。 -
入場ゲート
ここを通って宿へ向かいます。阿里山では国立公園の入園料が必要です。バスの降車時に渡される乗車票を出すと割引で150TDになります。 -
神木賓館(14:10)
阿里山での宿は駅前から5分ほど下った所にある神木賓館、エクスペディアから予約しました。国立公園内で宿の数が限られているため予約は必須です。 -
神木賓館
エレベーターがなく、部屋はやや狭いですが、バスタブ付きで9000円でした。熱いお湯も充分に出ました。 -
阿里山駅(14:30)
チェクイン後、まず明日の日の出観賞列車のチケットを買いに駅へ。出発時間は16:30に発表されるとのこと。 -
阿里山散策へ
散策路の起点、沼平駅へ向かいます。列車は行ったばかりだったので、駅前の案内所前から出るバスに乗ります(50TD)。バスはだいたい15分毎にありました。 -
沼平駅(15:00)
昔の阿里山駅で、日本統治時代には中心の集落があった所です。ここから約1時間半、遊歩道を散策します。 -
散策路
はじめは森林鉄道の線路に沿って進みます。森が深くなった所によく観光写真で見かけるポイントがありました。 -
遊歩道
道なりに線路から離れ階段を下っていくと、美しい杉林の中に入ってきました。 -
姉潭(15:20)
森の中をゆっくり歩くこと20分程で妹潭、それに続き姉潭が現れます。 -
三兄弟
姉潭の周辺のには変わった古い切り株が多くあります。こちらは古い切り株から三本の杉木が生えた三兄弟。 -
四姉妹
同様に、これは古い切り株から四本の杉木が生えた四姉妹。 -
金豚報喜
切り株の形が、台湾では金運をもたらすと言われる縁起のいい豚に似ているところから、金豚報喜だそうです。 -
受鎮宮(15:40)
散策路のちょうど中間地点に、山で林業に従事する人たちによって建てられた寺院があります。 -
巨木群桟道
受鎮宮の周辺のには大きな木が多く、巨木群桟道と呼ばれています。遊歩道もウッドデッキが整備されていてとても歩きやすいです。 -
吊り橋
巨木群桟道を下っていくと吊り橋があります。ここから川沿いに10分ほど下った所に、森林鉄道の神木駅があります。 -
神木駅
鬱蒼とした森の中に、阿里山へ上がるスイッチバック駅として作られた、神木駅が見えてきました。 -
神木駅(16:30)
神木駅に到着。このルートだと遊歩道はずっと下り道ですが、逆ルートは登りできついと思います。最終の阿里山行きの列車(100TD)で宿へ戻ります。 -
神木駅
駅名となった神木は既に枯れて無いそうですが、駅は今でも多くの巨木に囲まれていました。 -
阿里山森林鉄道
神木駅を出た列車は美しい杉の森の中をゆっくり阿里山駅へ登って行きます。 -
日の出観賞列車
阿里山駅に到着すると、明日の日の出観賞列車の発車時刻が掲示されていました。日の出が7時3分、列車の発車は5時50分。明日も早起き決定。 -
阿里山駅前
阿里山の駅前にはコンビニ、お土産屋、レストランなどが数件ほど集まっています。 -
美食街
明日の朝も早いので、今日はこちらの食堂街で早めに夕食をとってホテルへ戻ります。 -
美食街
観光地価格で高めのレストランが多い阿里山で、こちらの食堂街は良心的な価格設定で、地元の方も利用されていました。明日は關子嶺温泉に泊まりそれから高雄へ戻ります。
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台湾で年越&温泉
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