2022/12/28 - 2022/12/31
469位(同エリア988件中)
Yunさん
急にアンコールワットが見たくなり、2022年末にカンボジアに行ってきました。いろいろ予定が立て込んでいたため実働2日という短期間ではありましたが、とても充実した行程になりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空 ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2022年末、本当はスペイン・ポルトガル周遊のつもりで秋口から計画を立てていたものの、日程や予算の都合上延期……。そういえばアンコールワットって一回ぐらい見ておきたいなと思い立ち、急遽カンボジアへ行くことに。
往路はアシアナ航空利用で仁川経由。仁川は2020年2月以来。 -
コロナの影響か閉まっているお店もまだまだあったが、仁川に来るたびに食べているチキン屋は健在。ちょっと嬉しい。
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深夜プノンペン着。ビザが必要な国に行くのは初めてだったものの、e-visaも無事受理され入国完了。事前に送迎を依頼していた運転手さんとも何とか合流し、この日はホテル直行。
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翌日はトゥールスレン&キリングフィールドの半日ツアーに参加。参加者は自分だけで、日本人が参加してくるのもそれこそ3年ぶりぐらいだとか。これはトゥールスレンに行く途中にあった、数十年前から建設中のビル(未完成)。
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トゥールスレン着。もとはフランス植民地時代に建てられた学校だったが、ポル・ポト政権時代に収容所に変貌。政権幹部やスパイ(及びスパイと目された人々)、政権が不要と判断した一般市民など多くの人がここに収監され、殺された。
トゥールスレン虐殺博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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教室を改造した独房は一般開放されている。ベッドの上にあるのは弾薬箱で、囚人はここに用を足した。
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床には血糊が残る。
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トゥールスレンは拷問場でもあった。ここでは囚人を吊るし……
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水に何度も漬ける拷問が行われていた。
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ポル・ポト時代にメジャーだった、タイヤのゴムを再利用したサンダル。
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ポル・ポトの胸像が置いてあった台座。銘板には×マークが。
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足枷。ここに展示されているのは一部で、多くは内戦時代に金属資源として利用されていったようだ。
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部屋の隅に追いやられていたポル・ポトの胸像。
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こちらは独房のある棟。自殺防止のため鉄条網が張り巡らされている。
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独房は想像以上に狭い。ここは生存者の収監されていた房。
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ここも教室をブチ抜いて作られている。
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ポル・ポト政権幹部に関する展示室もあったが、半ば物置と化していた。
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子どもたちが収監されていた集団房・壁の下あたりに足枷を設置していた跡が残っている。
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3階からの眺め。「負の遺産」としてのトゥールスレンは想像以上に衝撃的で、もっと注目されても良いように思う。
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普段はこの辺りに生存者の方がいて、書籍などを販売しているようだが今日は来ていなかった。この地の記憶も風化していってしまうのだろうか。
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ガイドさんからいただいたドライマンゴー。甘くておいしく、翌日のバス移動中の軽食としても重宝した。
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お次はロシアンマーケットへ。かつてロシア人がよく出入りしていたのでこの名前がついているのだとか(真偽不明)。
ロシアン マーケット (トゥール トンポン マーケット) 市場
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マーケット内の食堂。活気があって良い市場だった。今度来るときはここで色々食べてみたい。
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プノンペン郊外のキリングフィールドへ。トゥールスレンは刑務所としての側面が強かったのに対し、ここはシンプルな処刑場。
キリングフィールド 史跡・遺跡
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敷地中央に慰霊塔が立つ。
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塔の中にはここで発見された頭蓋骨が並んでいる。
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キリングフィールドは中華系住民の墓地だった場所に作られた。多くの墓はその際に破壊されてしまったが、一部はこのように残っている。
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この木に乳児をぶつけて殺害したらしい。
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キリングフィールドでは未だに人骨の破片や犠牲者の衣服と思しき布が見つかっており、見つけた観光客がこのように端に集めていくそうだ。ここで起きたことが決して遠い過去のことではないことを思い起こさせてくれる。
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キリングフィールド周辺はまだまだ開発途上で、ガイドさんは「10年後には町ができている」と語っていた。10年後再訪したらここにも高層ビルや巨大ショッピングモールができていたりするのだろうか。
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プノンペン市街地に帰還。ガイドさんと別れ、Grabでトゥクトゥクを拾って国立博物館へ向かう。12月のプノンペンはそこまで蒸し暑くなく、トゥクトゥクに乗っていると気持ちの良い風が入ってくる。
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国立博物館。見た目よりはコンパクトだが、充実した展示内容。
プノンペン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ガルーダ像がお出迎え。仏像やヒンドゥー教の神々の像が所狭しと並べられており、圧巻の内容だった(各展示物の写真は多すぎるので割愛)。
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博物館敷地内のカフェでアモックを食す。ココナッツミルクのまろやかな風味が白身魚とうまく噛み合っており、なかなかうまい。
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博物館を後にしてセントラルマーケットでお土産探し。
セントラルマーケット 市場
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……のつもりが内部が思っていたよりも広く、また日用品売り場も多かったため思うようにお土産が探せずなんとなく消化不良……。ロシアンマーケットでガッツリ時間かけて探せば良かったと若干後悔。
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気を取り直して王宮&シルバーパゴダへ。壮麗な造りの王宮。
王宮 (プノンペン) 城・宮殿
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独特な形に切りそろえられた樹木。
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凝った装飾の門。
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シルバーパゴダ。逆光になる時間帯だったが、日差しがそこまで強くなかったのでそれっぽい写真が撮影できた。
シルバーパゴダ 寺院・教会
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シルバーパゴダ敷地内の丘に仏舎利が納められているのだが、メンテ中で入れなかった。泣く泣く観光を切り上げ、バス乗り場へ。ここからミニバンで6時間かけてシェムリアップに向かう。
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シェムリアップに着いたころには22時を回っていた。トゥクトゥクが捕まるかどうか心配していたが、Grabでうまく捕まえられたのでそのまま宿へ。
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