2021/10/27 - 2021/10/28
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funasanさん
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杉乃井ホテルの凄さに感動の連続でした。ここで疑問です。別府温泉という地方の巨大温泉ホテルが、斜陽化する日本の地方リゾートで、どうやって生き延びてきたのでしょうか?ちょっと興味がわいてきたので少し調べてみました。最初の杉乃井ホテルは破綻し、設備投資の巨額なお金はある企業から下りていました。これがないと巨大リゾートホテルの再生はできません。
写真:朝のアクアガーデン
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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目覚めの朝、狭い部屋でじっとしておれません。早速、朝風呂です。杉乃井ホテルが誇る「棚湯」に入りに行きます。写真はアクアガーデンのプールですが、こんな感じの絶景展望風呂です。
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杉乃井ホテルの「棚湯」は5段からなる湯船を棚田状に広げた大展望風呂で、以前訪れたトルコの世界遺産「パムッカレ」(写真)を連想させます。
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旅行当時、パムッカレの石灰棚には、若い日本人女性(写真)が多く来ており、元気な日本語があちらこちらから聞こえてきました。今から10年前(2013年)の3月です。
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3月下旬の春休みの時期のせいか、トルコ激安ツアーのせいか?日本人の若者(卒業旅行?)が大勢トルコの世界遺産ツアーに参加していました。その時の旅行記が以下にあります。
◎トルコ世界遺産紀行④(パムッカレ→エフェス遺跡)
https://4travel.jp/travelogue/10768086 -
当時(2013年3月)の為替レートは1ドル93円程度で日本円は強かったです。今から思い返せば幸せな海外旅行の時代だったのですね。あれから10年、日本経済・日本円は弱くなり、日本人は貧乏になりました。もう若者が気楽にヨーロッパに行ける時代は終わったのでしょう。
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話を杉乃井ホテルにもどします。朝風呂の後は朝食です。我々はレストランが混まないうちに朝食会場:ワールドダイニング「シーダパレス」(写真)に行きました。この朝食ビュッフェも凄かったですね。
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もう朝から何でもありで、私の長い生涯で最高の朝食ビュッフェでした。あまりの感激で詳しく朝食の写真を撮るのを忘れてしまったほどです。スタッフに聞いて驚いたのですが、このレストランは、以前は「温泉大劇場」だったということです。素晴らしい変身!
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カメラに残っている少ない朝食写真から…
焼き魚コーナーには「サンマ1匹」(写真)丸ごと焼いて大皿にのっています。太っ腹ですね。どうぞ1匹お食べ下さい。 -
その他、鮭やカワハギの炭火焼も1口サイズではなく、立派なおかずになるくらい大きいです。
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シェフが朝から特製の「すきやき」を作ってくれます。
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そして、嬉しいことに、つきたての「お餅」がありました。その横にたっぷりの「あんこ」と「きな粉」が置いてあります。おはぎや饅頭が大好きな我々夫婦にとっては最高のデザートです。
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ご覧のように、食べたい品だけ取ってきて朝食メニューにしました。この他にも食べたのですが、不覚にも写真を撮り忘れました。
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朝食の後、アクアガーデン(写真)に行ってみました。絶景の温泉プールです。これだけの施設があれば、連泊して2~3日遊べそうです。
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誠に残念ながら杉乃井ホテルは1泊だけです。この日の午前中に別府温泉の地獄めぐりをして、午後から車で福岡まで行かねばなりません。この絶景プール(写真)で遊んでいる暇はないのです。
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それにしても杉乃井ホテルの施設があまりにも凄いので全体像を調べてみました。このホテルは客室棟がいくつもあり、様々な客室タイプがあります。若者からファミリー、年配者まで、さらに、料金も庶民層から金持ちまで、各自の懐具合に合わせて泊まれます。
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写真のように杉乃井ホテルは別府温泉の高台に、横長に広大な土地を所有してホテル棟を何棟も建てています。最高のロケーションで、客室からも温泉からも眺めは抜群です。写真左から「本館」「中館」「新棟建設中(旧Hana館)」「エンタメ館」「宇館(新規オープン)」と並んでいます。
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我々の泊まった「虹館」(写真)の宿泊代金が安い理由が分かりました。この新館は絶景の海側ではなく、道路の反対側にありました。客室は狭く部屋からの眺めもダメで、「ビジネスホテル」タイプの宿泊棟でした。巨大クルーズ船で比較すれば虹館は格安な「インサイド客室」です。
◎虹館(カジュアルで過ごしやすい宿泊棟)
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/contents/nijikan/ -
昔からあるのが本館(写真)で、客室は海側、山側の両サイドにあります。客室タイプも和室、和洋室、洋室などさまざまで、ファミリーやグループに最適です。驚くべきことに、この歴史ある本館が全館リニューアル工事に伴い、2023年1月16日(月)をもって閉館です。
◎本館
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/contents/honkan/ -
本館の隣が「中館」です。フロアごとに趣の異なる客室があり本館よりも上質なホテルステイができます。中館6F エルミタージュフロアにはフリードリンクサービス(ソフトドリンク)の、お客さま専用ラウンジまであります。
写真:本館のロビー
◎中館
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/contents/nakakan/ -
中館の隣が杉乃井ホテルのお楽しみの中心「スギノイパレス」があります。温泉、レストラン、アミューズメント、売店、ブライダルサロン等が揃ったエンタメ館です。
◎スギノイパレス
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/contents/suginoipalace/ -
杉乃井ホテルの勢いは留まることはありません。何と今年の1月26日、全く新しい新館「宙館(そらかん)」が「スギノイパレス」の先の高台に開業します。
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道路の反対側に「アクアビート」(写真)があります。見学にアクアビートの中に入ってみてびっくり。ここは巨大な室内温水プールでした。
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ここで朝から夕方まで遊び、プールの後は、絶景の棚湯に入り、最後はワールドダイニング「シーダパレス」でビュッフェ夕の夕食を頂く。ホテルに泊まらなくても日帰り温泉施設としてファミリーで楽しめます。
《日帰りプラン》
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/dayplan/ -
宿泊棟は多彩なので、コスパ重視の人は格安の「虹館」、ファミリーやグループは「本館」、ちょっとリッチな人は「中館」、そして新規オープンの「宇館」も待っています。でも、温泉、レストラン等の施設は共通です。
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私は杉乃井ホテルの成功の秘密が分かったような気がしました。これは豪華客船クルーズ(一部プレミアム船を除く)の発想です。格安のインサイド客室から海側・バルコニー付き、そしてスイート客室までピンキリです。でもレストランはじめ船内の施設・サービスは共通です。
参考:MSCファンタジアによる地中海クルーズ7泊8日(1日目:バルセロナ出港)
https://4travel.jp/travelogue/11318244 -
これだけ凄い施設の「杉乃井」ホテル、別府温泉という地方の巨大温泉ホテルが、斜陽化する日本の地方リゾートで、どうやって生き延びてきたのでしょうか?ちょっと興味がわいてきたので少し調べてみました。
注:以下、写真は別府温泉の地獄めぐりですが、地元観光については他のサイトをご覧ください。 -
杉乃井ホテルの全体図を見ると中館とスギノイパレスの間に「新館建築中」とあります。これは旧Hana館の全面リニューアルです。今年の1月の新館「宇館」開業も含めて、凄い勢いですね。どこからお金が降ってくるのでしょうか?
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まずは杉乃井ホテルの歴史から見てみましょう。同ホテルは1944年8月、旅館杉の井館として開業。1966年に新館(現Hana館)、1967年にスギノイパレス(劇場や大浴場を備えたレジャー施設)、1971年に本館を建設し、収容客数で別府一の巨大ホテルとなりました。
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団体旅行客を主なターゲットとし、関西地区を中心にテレビCMを盛んに流すなどの積極的な広告宣伝戦略により、高度成長期には経営的に大きな成功を収めました。
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しかし、1980年代以降、団体旅行客の減少や、施設の陳腐化などにより収益が悪化し、2001年5月に137億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請するに至りました。
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再建にあたっては、所有と運営の分離が図られ、運営については加森観光がスポンサーとなり新設された「杉乃井リゾート株式会社」が行い、土地や施設はオリックス不動産が出資する「株式会社杉乃井ホテル」が所有することとなりました。
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2008年9月1日、加森観光は保有していた「杉乃井リゾート株式会社」の全株式をオリックス不動産に売却し、杉乃井ホテルの所有及び運営はオリックス不動産グループに一元化されました。以上、ウイキペディアより引用・抜粋
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2019年、オリックス(東京)は攻めに出ました。総投資額は400億円以上を見込んで「別府杉乃井ホテル」の建て替え計画を発表しました。老朽化した3棟のうち2棟を建て替えるほか、新棟を建設します。施設刷新と客室数の増加で国内外の需要を取り込む狙いです。
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2020年から大規模な建て替えに着手し、2025年までに宿泊棟2棟の新築、Hana館の建て替え(2021年12月1日に立て替えのため閉館)、本館の解体を行って、既に耐震工事を終えた中館と合わせて宿泊棟を4棟に拡張する計画です。
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巨額のお金はオリックスから出ていました。2020年と言えば、奇しくも新型コロナのパンデミックがはじまった年です。旅行業界、とりわけホテル業界が未曾有の難局にぶち当たった2020年から、杉乃井ホテルは大規模な建て替えに着手しました。
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お客が激減してもいい。新生「杉乃井ホテル」誕生への我慢の時期だったのでしょう、貴重な将来への巨大な設備投資です。それが2023年1月、実を結びます。
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2023年1月26日、杉乃井ホテルの新たなフラッグシップ棟となる宙館(そらかん)が開業です。杉乃井ホテルの敷地内でもっとも高い場所に位置し、天空の絶景が見渡せるそうです。“大空の上に広がる果てしない宙(そら)”をイメージして命名したそうです。おめでとうございます。
◎宙館
https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/sorakan/
→「ヒルトン福岡シーホーク」に続く
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