2016/08/24 - 2016/08/24
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funasanさん
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少々古い記録ですが、2016年8月にバルセロナ発着の地中海クルーズに行ってきました。友人夫妻と我々夫婦の熟年4名の個人クルーズ旅行です。客船はMSC「ファンタジア」(写真)、約14万トンの堂々たる豪華客船です。夏の地中海は天気がよく、素晴らしいクルーズになりました。さて、行き先は?
ミステリーにしておきますので、写真をご覧になって当ててみて下さい。
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◎『夢の豪華客船クルーズの旅: 大衆レジャーとなった世界の船旅』
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◎『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法』
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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8月24日(水)午前11時にホテルをチェックアウトし、タクシーでバルセロナ港に向かう。お昼前には港に到着。本日の出港は午後6時であるが、出発ターミナル(写真)では既に乗船手続きがはじまっている。
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ウェルカムドリンク(写真)を頂きながら、順番を待つ。早めに来たせいか今はあまり長い列はなく、チェックインはスムーズだ。遅く来ると乗船待ちの大群衆に巻き込まれる恐れがある。先手必勝!
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そして、いよいよ船に乗り込む。目の前にしたファンタジア(写真)は圧倒的に大きい! 総トン数137,936トン、乗客定員3,274名(2名1室利用時)、乗務員数約1,370名、キャビン数1,637室、デッキは18階まである。
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客室はフロントのあるデッキ5以上にあり、豪華絢爛の中央アトリウム(写真)が我々を迎えてくれる。
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中央アトリウムには吹き抜けの大空間が広がり、シースルーのエレベーター(写真)が上下する。ここのソファーに座っているだけで豪華客船に乗船したんだ~、という実感が湧く。
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乗船時はエレベーターが混んでいるので、階段で客室まで上ることにする。ピカピカに磨きあげられた階段の手すり、古代ローマ帝国を模した壁画、それらを見ながら歩けば階段の上り下りも苦にならない。
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我々の客室がある9階の廊下(写真)を急ぐ。別に急ぐ必要は全くないのだが、気持ちが盛り上がり心臓の鼓動が高まる。「ドキドキドキ…」
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そして、遂に入った我が客室(写真)。Good,Good,Good.と思わず叫んでしまう。さらに、Great, Wonderful, Marvelous, Fantastic, Excellent, Splendid, そして、Beautiful …。まるで英単語の練習だ。
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この部屋で今日から7泊も過ごせる。重いスーツケース等、荷物の移動は一切なし。巨大クルーズ船が我々を大地中海航海の旅へと導いてくれる。こんなに楽な旅はない。ここで1句「年ゆかば、余命を数え、船の旅」
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窓側に2人が座れるソファー(写真)と小さめのテーブルがある。リビングコーナーとしてくつろげる。
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ソファーの反対側に大きな鏡と小さなワーキングデスク(写真)がある。この机がいかにも小さく使い勝手が悪いが、ここで仕事をする訳ではないので、我慢しよう。
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さて、ここは船の中である。狭い客室内にもかかわらず、バスルーム(写真)はそれなりにスペースをとってあり、洗面、トイレをすますのに不自由しない。
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唯一の問題は「バスタブがない」ことであろう。残念ながらMSCクルーズではスイート客室以上でなければバスタブはない。狭いシャワー(写真)で我慢しなければならない。
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夏の地中海は天気が良く海風が心地よい。よって、是非ともバルコニー付き客室(写真)をお薦めする。
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客室の大きな窓を開ければバルコニーに出る。そして、ここに立てば海や街が一望のもとに眺められる。目の前にバルセロナ港とモンジュイックの丘が広がる。
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さて、早め(12時頃)に乗船した訳は「混雑前のスムーズな乗船」+「ビュッフェランチ」である。レストラン(写真)では飢えた乗客達を豪華料理で出迎えてくれる。
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今日から7泊も食べ放題、飲み放題(アルコールは有料)の王様生活がはじまる。よって、食べ過ぎに注意!と、思いつつ、大皿いっぱいに料理を取ってきてしまう。本日のランチ(写真)である。
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クルーズは全く罪作りだと思う。甘党の私にとって、「目の前に並べられたスイーツの数々(写真)」を無視することなどできない。どうしても手がのびる。それも1つ、2つ、3つ、…。
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フルーツも欲しいよな~。よって、食事の最後は、ご覧のような「豪華デザートの饗宴(写真)」になってしまう。まだクルーズははじまってもいない。こんなスタートダッシュでいいのかよ~。と嬉しい悲鳴をあげる。
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ランチの後は腹ごなしだ。14万トンの豪華客船はまるで1つの街なので、船内をくまなく歩けば結構な運動になる。この船内探検、実に楽しい。まずは展望デッキ(写真)に上がり、快晴のバルセロナ市街を眺める。
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プールからは子供達の歓声があがり、プールサイドのジャグジー(写真)では大人達がくつろいでいる。ここに入っておしゃべりすれば簡単に国際交流できる。気があえばレストランやカフェに誘ってさらに交流すればいい。もう一度若返って金髪のお姉さんを誘ってみたい…。
注:英会話はできた方がいい。 -
乗船してまず最初に訪れる場所が「スパ」である。背筋をピンと伸ばしてゆっくり「高級スパ・ハウス」(写真)に入っていく。ビビってはいけない。客船によってはサウナ・ジャグジーが無料で使える場合もある。有料でも1週間のパスを買えば比較的安くそれらの施設が使える。
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スパに入ると何人もの若い女性スタッフが出迎えてくれる。その内の1人に施設の案内をしてもらう。スパ・トリートメント室(写真)を見せてもらい、各種の利用料金を聞く。私の友人(男性)はマッサージが好きなので、ここで予約をいれておく。
注:予約が遅れると夕方の都合のいい時間帯は満席となる。 -
倹約家の私は「自己マッサージ+ジムでのトレーニング」である。巨大船だけあって、ジム(写真)は充実している。
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「ストレッチ、ジョギング、筋トレ、自転車…」いつも地元のスポーツクラブで行なっている運動が、この船の上でもできる。
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さて、午後6時、いよいよ出港である。夏のヨーロッパは日暮れが遅く、頭上にはまだ太陽がギラギラ輝いている。展望デッキには乗客(写真)が鈴なりになって出港シーンを見ている。
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楽しさ満載、天気も気分も最高、豪華客船の出港シーンほど乗客が盛り上がるものはない。これから王侯貴族の生活がはじまるのだ。日本人特有の内気、消極的態度を捨てて大胆になろう。クルーズの鉄則は「楽しんだもの勝ちだ」
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さらば、バルセロナよ。船は地中海を南に進む。
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静かに出港シーンを見ている人達(写真)も多い。どこまでも続く青い海、青い空、そして、船が描く白い波、見飽きない風景である。
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近くに別の客船(写真)がやってきた。思わずカメラを向ける。バルセロナ入港の定期船だろうか?
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出港シーンを楽しんだ後は、船内探検の続きである。各デッキに様々なカフェ、バー、ラウンジ、レストラン、シアター等があるので、どこに何があるのか?どこのカフェを自分のお気に入りの場所にするのか?事前調査も兼ねている。
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クルーズは基本的に「オールインクルーシブ」(アルコールを除いて食べ放題・飲み放題)であるが、カフェ(写真)にあるケーキ類や各種コーヒーは有料である。
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クルーズ会社によっては「ケーキ類は無料でコーヒーだけ有料」のクルーズもある。しかも、コーヒーは安いので甘党の人にはたまらないであろう。
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透明のドームに覆われた室内プール(写真)もある。夏の地中海は暖かいので屋外プールで楽しめる。しかし、夏が終わると地中海は急に寒くなり、屋内プールは必須となる。
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客船内を探検し、ジムでトレーニングし、最後は客室でシャワーを浴びてすっきりする。ふと、バルコニーに出てみると西の空が赤くなってきている。
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まずい、サンセットだ。急げ! カメラを持って駆け足で階段を上り展望デッキに出る。間に合った。
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地中海に沈む見事なサンセット(写真)。時刻は午後9時を少しまわっている。夏のヨーロッパは日暮れが遅い。
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何も言葉はいらない。ただただこの素晴らしい風景(写真)を眺めているだけで幸せだ。横に恋人がいれば最高。私は1人、妻は部屋でお化粧だ。
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去りがたいサンセット(写真)。しかし、ディナーの時間が迫っている。ディナーは2部制で我々はいつも後半のディナーにしている。
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メインダイニングの指定された席(写真)に着く。すぐにウエイターがやってきて自己紹介と飲み物の注文を聞いてくる。お酒が好きな人は最初のオーダーが大事だ。
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クルーズには各種のドリンクのパッケージプランがあり、ワイン好きな人なら7本のボトルパッケージ(7泊)がいいかもしれない。まずは軽く前菜「トマトとモッツァレラチーズのサラダ」を頂く。
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料理は何を頼んでも無料(クルーズ代金込)なので、遠慮なく注文できる。前菜から「イカリング」(写真)も味わってみる。
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ここらで暖かいスープ「ミネストローネ」(写真)も欲しい。我々夫婦は大食漢ではないので、全て別の料理を注文し、お互いにシェアして全種類楽しむ。
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メインの魚料理は地中海らしく「魚介類のグリル」(写真)。オリーブオイルがしっかりきいている。
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メインの肉料理は「牛フィレ肉のグリル」(写真)。特別うまいわけではないが、悪くはない。
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そして、最後にデザート「チョコレートケーキ」(写真)。もう満腹である。
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熟年4人組みは初日のディナーに大いに盛り上がる。
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食事が終わるのが午後11時過ぎである。腹ごなしに船内を少し散歩してみるが、ここらで年の差が出てくる。若者はいよいよエキサイトして遊びまくるのであるが、我々熟年組みは「お休みなさい」(写真)である。(クルーズ1日目終了)
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