【フィンランド】クリスマスシーズンの北欧、中欧周遊～④ヘルシンキ（後編）

2022/12/22 - 2022/12/22

　12月下旬のクリスマスシーズンにフィンランド（ヘルシンキとサンタクロース村で有名な北極圏のロヴァニエミ）、エストニア（タリン）、チェコ（プラハ）、ドイツ（ミュンヘン）を周遊しました。
　航空券は、昨年の12月に355日前の特典航空券争奪戦を乗り越えて取得した羽田⇒フランクフルト、ミュンヘン⇒羽田の特典航空券をベースに、フランクフルト⇒ヘルシンキ、ロヴァニエミ⇒ヘルシンキ、ヘルシンキ⇒プラハの区間を買い足しています。また、寝台列車、フェリー、長距離バスも利用しました。
　冬のヨーロッパという事もあり、日が短く、天気は曇りや雨が多かったですが、クリスマスマーケットや冬の北極圏の生活を満喫する事が出来ました。

■旅程（この旅行記は★のついた日程について）
　0日目　東京
　1日目　羽田⇒フランクフルト
　　NH223 HND09:55 ⇒ FRA17:30
　2日目　フランクフルト⇒ヘルシンキ⇒ロヴァニエミ
　　LH848 FRA09:25 ⇒ HEL12:50
　　IC273 ヘルシンキ中央駅23:13 ⇒ ロヴァニエミ駅11:03(+1)
　3日目　ロヴァニエミ
　4日目　ロヴァニエミ⇒ヘルシンキ
　　AY536 RVN18:25 ⇒ HEL19:40
　5日目　ヘルシンキ⇔タリン
　　VIKING LINE ヘルシンキ10:30 ⇒ タリン13:00
　　VIKING LINE タリン17:00 ⇒ ヘルシンキ19:30
★6日目　ヘルシンキ⇒プラハ
　　AY1223 HEL17:35 ⇒ PRG18:50
　7日目　プラハ
　8日目　プラハ
　9日目　プラハ⇒ミュンヘン
　　FLIXBUS プラハ中央駅14:15 ⇒ ミュンヘン中央駅19:00
　10、11日目　ミュンヘン⇒フランクフルト⇒羽田
　　LH113 MUC16:00 ⇒ FRA17:00
　　NH224 FRA20:45 ⇒ HND17:55(+1)

■宿泊先
　・変なホテル 羽田
　・Sheraton Frankfurt Airport Hotel and Conference Center
　・Santa Claus Express（夜行列車）
　・Polaris Homes for You（民泊）
　・Hotel Katajanokka, Helsinki, a Tribute Portfolio Hotel
　・Courtyard Prague City
　・Aloft Munich

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝の朝食会場へ。
この日はヘルシンキを半日観光し、夕方にプラハまで飛行機で移動します。

Hotel Katajanokka, Helsinki, a Tribute Portfolio Hotel ホテル

ジュース類はタブレットで選択するハイテク仕様。

オーソドックスなラインナップですが、食材が新鮮で美味しいです。

刑務所時代をイメージしたコップ類。

朝食後に部屋から中庭を見てみますが、9時なのにまだ暗いです。

ヘルシンキ市内に向かう前に、まずは昔刑務所だったホテル内を見学してみます。
窓には鉄格子。

絨毯やライトのお陰で明るい雰囲気に見えますが、構造は刑務所そのもの。

部屋のドアも刑務所を思わせます。

クリスマスツリーと、どなたかの銅像。

フォトスポットも設置されていました。

手錠がインテリアとして上手く配置されています。

地下の朝食会場の奥に、独房が残っているという事で再度地下へ。

中は重厚な雰囲気があります。

元は刑務所であった事が実感できました。

刑務所時代の遺構も残されていました。

当時の入所時の様子。
入所者は全裸にさせられていたようです。

ホテルを後にしてヘルシンキ中心部へ向かいます。

徒歩でフィンランド正教会の生神女就寝大聖堂（ウスペンスキー大聖堂
）へ向かいます。

所謂タマネギ教会ですが、かなりの重厚感を感じます。

生神女就寝大聖堂の正面へ。
この辺りで小雨が降ってきました。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

階段を登るとヘルシンキ市内が見渡せます。
遠くにはヘルシンキ大聖堂。

謎のHOLIDAYの旗と共に。

大聖堂の中へ。
カトリックやプロテスタントの聖堂とは雰囲気が大分異なります。

イコンが非常に多い印象です。

十字架の形もカトリックなどとは異なります。

最後の晩餐。

静かで荘厳な雰囲気のある聖堂でした。

入り口には物乞いの女性がいました。

大聖堂を後にして、港近くのマーケットへ。

冬の北欧らしい雰囲気が続きます。

橋には南京錠が。
ヨーロッパでは頻繁に見る光景です。

世界遺産にもなっているスオメンリンナの要塞へ向かうフェリー。

駐輪場には自転車が何台か停めてありましたが、雪で道路事情が悪いのに乗る人がいるんですね。

マーケットへ。
食事を提供する屋台と、土産物屋が並んでいます。

広場の中心には石碑が。
双頭の鷲のモニュメントが上部にあるので、ロシアのロマノフ王朝由来もものかと思って調べた所、ニコライ1世の訪問を記念して作られたものでした。

屋台の様子。
フィンランドらしい料理が並んでいて美味しそうですが、屋台にしては値段はやや高め。

お土産物屋はセンスのいいものが並んでいました。

広場の向かいにはヘルシンキ市庁舎。

市庁舎の脇を抜けて、ヘルシンキ大聖堂へ向かいます。

数日前に来た時は既に日が暮れていましたが、昼に来ると印象がかなり違って見えました。

クリスマスマーケットは大賑わい。

クリスマスマーケットの地図。
広すぎず狭すぎずで丁度いい規模感です。

ピザを売る店。

サンタクロースが現れて、子供達と写真を一緒に撮っていました。

ヘルシンキ大聖堂を後にします。

大聖堂前の大通りを歩いて、ヘルシンキでいちばん有名なデパートのStockmannへ。

Stockmannに到着。

ストックマン 百貨店・デパート

クリスマスの飾り付けの前は今日も大賑わい。

お目当ては地下にあるスーパーマーケット。
数日前にも訪れましたが、品揃えが良かったので再訪しました。

クリスマスらしい飾り付けがされています。

フィンランドらしいトナカイ肉のコーナー。

最近のヨーロッパではどこでも売っている寿司。
サーモンと巻き寿司がほとんどですが。

ビールの種類も豊富。

スーパーを後にしました。

歩き疲れたので帰りはトラムでホテルへ。

ヘルシンキ大聖堂の前を通過。

10分弱でホテルに到着。
元刑務所なので当然ですが、何度見ても重厚感があります。

Hotel Katajanokka, Helsinki, a Tribute Portfolio Hotel ホテル

14時にチェックアウト。
（マリオットのプラチナ特典でレイトチェックアウト出来ました）

再びトラムでヘルシンキ中央駅へ。

社内は機能的な造りで快適。

ヘルシンキ大聖堂も見納めです。

ヘルシンキ中央駅付近で下車。
スーツケースを引っ張りながら駅へ向かいます。

ヘルシンキ中央駅。

ヘルシンキ中央駅 駅

駅の内部へ。

ホームにもサンタクロースがいました。

空港行きの便が停まるホームに既に列車が停まっており、空港行きだと思って慌てて飛び乗った所、発車してから違う事に気づきました…。
慌ててGoogle Mapで調べ直した所、途中までは同じ路線だったので次の駅で降りて事なきを得ました。
似たような事をロンドンとサンフランシスコでもやっており、大いに反省。

1時間弱でヘルシンキ空港へ到着。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

非常に綺麗な空港です。

ロヴァニエミ空港もそうでしたが、有人のチェックインカウンターはほぼなく、基本的にセルフチェックインする仕組みになっていました。
ロヴァニエミ空港では何故か荷物預けが1つしか出来ませんでしたが、ここでは無事に2つ預ける事が出来ました。

荷物検査を抜けて制限エリアへ。

プライオリティパスが使える唯一のラウンジに向かった所、まさかの入場待ち行列。

ASPIREという混合ラウンジです。

ただ意外と列の進みは早く、10分程度で中に入れました。

ラウンジの様子。
並んでいるだけあって混雑しています。

食事は豊富にありました。

酒も色々揃っています。

混んでいる事を除けば快適でした。
ここであまり見ない形状のパンがあり、一つ持ち帰りましたがそれが後々大きな問題になる事をこの時は知らず…。

ラウンジを後にして搭乗ゲートへ。

シンプルな搭乗ゲート。

機内の様子。
機体はエンブラエルのE190LRで2-2仕様です。

4泊したフィンランドともお別れです。

機内サービスのブルーベリージュースが相変わらずの美味でした。

1時間ほどでチェコ上空へ。

1時間半ほどで、チェコのヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港に到着。

ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港

機外に出ると大分暖かくなっていました。

⑤プラハ（前編）に続きます。
※作成中