2022/12/17 - 2022/12/20
4375位(同エリア10630件中)
ひろかずさん
【私はプロのライターではないので、趣味で書ける程度に…】
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…かつて、昭和~平成初期の時代、日本の鉄道旅行界において、お二人の重鎮がいらっしゃいました。
ーー
:一人は、紀行作家・宮脇俊三さん
:もう一人は、「レイルウェイ・ライター」・種村直樹さん
ーー
です。既に、お二人とも亡くなっています。
今回は、「レイルウェイ・ライター」・種村直樹さんに、焦点を当てます。
その前に…
「種村直樹って誰?」・「青森の人?」
という人が、ほとんどだと思いますので…
ーー
【種村直樹さん】
↓
:【マンガ・スラムダンクなら】→「大学バスケ指導していた頃の安西先生か、豊玉高校の北野監督みたいな存在」
:【プロレスなら】→「ジャイアント馬場さんか、アントニオ猪木さんみたいな存在」
:【その他何となく思いついた人】→「麻雀の小島武夫さんとか、作家の伊集院静さんみたいな存在」
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と思ってもらえれば、分かりやすいかなあ…(それ以外思いつかないですw)
子供の頃、TBSラジオの「全国こども電話相談室」を聞いていた人は、結構出演されていたので、「あー」という人もいらっしゃると思います。
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「TBSラジオ「全国こども電話相談室」 -テーマ曲-」
https://youtu.be/mMHL0F4y1L8
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強固な読者層に支えられた人なんですが、我が強いため、賛否両論のある人でした。また、約束を守らなかったり、いい加減な人に対しては、断じて許せない性格の人でもありました…
で、青森の人ではありません。滋賀県大津市出身です。
詳しいプロフィールは、コチラをご参照ください…
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「レイルウェイ・ライター 種村直樹」
https://www.railwaywriter.jp/profile.html
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経緯を聞くと、2014年に、種村直樹さんがお亡くなりになった後、当然、事務所は使用せず、いつまでも放置するわけにはいかないため、閉鎖することになったのですが、事務所には、膨大な量の蔵書があったため、その一部と、実際に原稿を執筆していた、デスク・椅子が、青森県・津軽鉄道の、津軽飯詰駅に保存されたのが、2021年11月。
その後は、基本、毎月第3日曜日の10時~14時に公開しています(コロナの影響で、臨時休館もあるようです)
今回、2022年12月の公開日に、訪問することが出来たので、行ってきました
他、「時間に追われず、あくまで、自然体・テキトー・のんびりをモットーに、温泉・サウナに入りながら」の旅でした
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「汽車旅文庫」の詳細は、コチラをご参照ください…(臨時休館もありますので、ご注意を…)
「津軽飯詰駅「レイルウェイ・ライター種村直樹 汽車旅文庫」」
https://www.railwaywriter.jp/tsugaruiizume/
「津軽鉄道 津鉄文庫&汽車旅文庫」
https://tsutetsu.com/%e6%b4%a5%e9%89%84%e6%96%87%e5%ba%ab%ef%bc%86%e6%b1%bd%e8%bb%8a%e6%97%85%e6%96%87%e5%ba%ab
「飯詰を元気にする会」
https://iidume.jimdofree.com/
「津軽半島観光アテンダント」
https://t-ate.com/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 私鉄 徒歩
-
【2022年 12月18日】
ーー
前日夜に、バスタ新宿から、夜行バス「ニューノクターン」号で、一気に、公開日朝には、津軽鉄道の始発駅・五所川原駅前に到着
今回は津軽飯詰駅がメイン。ストーブ列車は昨年乗車済。公開時間は、10時~14時なので、じゃあ、とりあえずサウナでも入るべと、五所川原駅から徒歩約10分の、「磯乃湯温泉」へ
津軽弁のお父さんと、少し話しましたが、全然聞き取れなかった… -
「昭和レトロ」を再現している、「磯乃湯温泉」
サウナは温度計が壊れていました…。水風呂は、非常に冷たいです
旅先のサウナでどっぷり何セットもやると、逆に疲れてしまうので、「旅先でサウナに入るとき、セット数は気にしない。温泉も楽しむ」ようにしています -
「磯乃湯温泉」で1時間半ほど、のんびり、サウナとお風呂に浸かったあと、津軽五所川原駅 10:40の列車で、一旦金木まで行きます
車内を見たら、「弘南鉄道&津軽鉄道 鉄道に乗って応援キャンペーン」というのをやっているようでした -
車内に応募ハガキがあり、有人駅で下車後、スタンプを押してもらい、応募する形式らしく、一人3口まで応募できる模様
ただ、僕は翌日になるまで、「3口なら、3駅でスタンプを押してもらわないとダメ」だと勘違いしていましたw (1駅で応募ハガキ3枚にスタンプを押してもらえばOKでした)
2022年12月31日消印有効なので、コレを見ている方、まだ間に合いますよw -
一旦、金木駅で折り返して、津軽飯詰駅へ
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3度目の、津軽飯詰駅到着。
「3度目の正直」といいますか…今回は、公開日に来ることができました。
11月に、汽車旅文庫 一周年記念式典 というのがあったようですが、その頃、僕は、重症に近い左扁桃炎になってしまい、あわよくば入院手術…という所で、左扁桃腺にブスブス注射&抗生物質点滴2回という洗礼を受けてしまったので、とてもムリでした… -
イチオシ
今年の1月に行った時に、特別に見せてもらったことはありますが、今回は堂々と見ることが出来ました。
-
デスクの横に、種村直樹さんの半生を描いたビデオが流れていました
また、読者の方で、一緒に乗り継ぎ旅行をした人、レイルウェイ・ライター30周年式典で一緒に受付の仕事をした人…等、懐かしい方とも再会でき、歓談できてよかったでした…
僕も、結構おじさんになりましたが、種村直樹さんの読者になったのは、中学2年生の頃。なぜ、種村直樹さんの読者になったのかは、人それぞれなのでしょうが、僕の場合…
ーー
…子供の頃から鉄道が大好きで、夏休みの絵日記で、鉄道の絵を描いたり、社会の授業で、鉄道の授業になると、一生懸命予習課題をまとめた。けれど、「鉄道が好き」というだけで、教師始め、クラスの同級生等からも馬鹿にされて、とても悔しかった。いじめがあったのです…理解してくれる教師がいませんでした
小学生の頃は、カナヅチだったので、スイミングスクールに通い、中学生になって、水泳部に入ったけれど、やはり、鉄道のことになると、やはり教師始め、クラス・部活の子からも、馬鹿にされて、いじめがあった…(「宮崎 勤」・「オタク」等、馬鹿にされた)中学校でも、理解してくれる教師がいませんでした
今でこそ、鉄道旅行趣味は、市民権を得ているかもしれませんが、当時はありませんでしたね…
そこへ、ふと近所の図書館で、種村直樹さんの本が目につき、読んでみると…種村直樹さんと、鉄道が好きな人が、一緒に鉄道に乗って旅をしている…。僕もこうなりたい…
と思ったあとで、種村直樹さんは、住所を公開しており、「お便りはコチラまで」とあったので、思い切って、種村直樹さんに、手紙を出した…のが始まりです。
そうしたら、お返事が来ました。正直、「読めない」のですがw、なんとか解読すると…「鉄道だけでなく、水泳もやっているのは、視野が広くて素晴らしい」みたいなコトが書いてあり、褒められたようで、とても嬉しかったのを覚えています
その後、「青春18きっぷの旅」乗り継ぎにも参加したり(夏の激安旅でない方…夏の激安旅にも誘われましたが、【メンバーは5名固定&全区間参加必須】な一方、その頃、僕は、高校2年生の夏休みで、地元の小学校で、水泳指導員兼遊び相手のバイトをやっていたので、お断りした代わりに、冬に参加しました)、乗り継ぎ旅の幹事をやったりしました(本にはなっていません)
その間にも、叱られもしました…
ただ、僕の世代は、読者としては、かなり下で、周りの読者の方々は、ほぼ「先輩」でしたので、可愛がられましたね…2003年には、レイルウェイ・ライター30周年式典で、先輩に誘われ、受付の仕事もしました。その後、ご病気で入院の際、一度お見舞いに行きましたが、2011年あたりを境に、「少し距離を置こう」と決断。葬儀は一応参列しましたが、そっと帰りました…
それ以来だと思います… -
蔵書がたくさんあります
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種村直樹さんと、津軽鉄道
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僕も、一言、メッセージを書きました
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正午近くになり、「津軽鉄道 ラッセル車&ストーブ列車ツアー」参加者が続々と、駅に降りてきました(この日初めて知りました)
コチラのツアー参加者の中にも、懐かしい読者の方がいらっしゃいました。
で、外に出てみると、地吹雪…
リンゴ農家のお姉さん?から、「リンゴどう?」と誘われたので、剥いてもらって口にすると、甘くて美味しかった…
瓶詰めのリンゴジュースを買ったら、おまけに、リンゴ2個いただきました -
地吹雪がスゴかったです
僕は、テキトーなので、先に、ツアーの方をお見送りし、読者の先輩方と一緒の列車で五所川原駅まで戻りました。先輩方は、その日のうちに家に帰るようで、五所川原駅での乗り継ぎがタイトだったようでした
僕は、弘前泊なので、テキトーに… -
吉幾三ミュージアムでも見に行こうかな…と思いましたが、とにかく寒いので、バスの待合室で待つことに。
そして、弘南バスの弘前行バスに乗りました
※五所川原からだと、弘前行より、青森行のほうが便数が多いです。
マイクロバスで1時間半かかり、日も暮れ、なおかつ、雪道でガタガタ揺れるので、心細くなりましたが、弘前のホテルの近くのバス停に、無事着きました -
【2022年 12月19日】
ーー
ホテルで酒を飲みながら、種村直樹さんと、読者の人たちとの思い出に浸り、早めに眠り、朝起きると、昨日とうって変わって、晴れ間が見え、岩木山が見えました -
弘前プラザホテルの朝食
定食形式で、時間指定までされました。全国旅行支援で、1泊朝食付き3000円だったので、仕方ないですね… -
まずは、弘前郵便局へ向かい、瓶入りのりんごジュースと、りんごを、ゆうパックで自宅に送りました(包装用の新聞を買う等、マゴマゴしましたが…)
その後、中央弘前駅へ。フリーきっぷを買うと、すぐに電車は出発。 -
イチオシ
松木平駅で下車。まず向かうのは、「白馬龍神温泉」
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イチオシ
「ああ、晴れ間と雪景色がきれいだなあ…」と
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ただ、「白馬龍神温泉」への道のりは、結構しんどかった…
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徒歩15分程度でしたが、「白馬龍神温泉」へ到着。
まずは、全国旅行支援の、地域クーポンで、トートバッグを購入し、浴場へ。
服を脱ぐと、Tシャツが汗びっしょりでした…
浴場の床は、温泉成分でゴツゴツしており、歩きづらいですが、「浴場の床で、滑って転ぶ」というコトは、まず無いので、逆に安全かも…
風呂の温度は、44度で、正直「熱い」です(苦笑)
サウナですが、ドライサウナは無く、(おそらく源泉自噴の)スチームサウナがあります。静岡の、「サウナしきじ」の激熱スチームサウナに比べれば、遥かに優しい上、テレビ無いので、1セット15分ぐらいに延ばして、ユッタリ汗をかき、水風呂→椅子でととのえることができました。
「サウナ室といえば、ロウリュとか、昭和ストロングとか、ラッコみたいな、激熱ドライサウナじゃないの?」というサウナーでも、行ってみれば、アクセス含めて、結構オススメ。施設内に食堂はありませんが、近所にコンビニがあるので、コンビニで買い込んで、広間を借りて、1日いてもいいと思ったほど…なので、次回リベンジ
「やっぱりドライサウナも」という方は、少し離れたトコロに、「せせらぎ温泉」というのもあります。コチラも、熱いお風呂があり、水風呂が温泉水です
…「境関温泉」・「せせらぎ温泉」・「白馬龍神温泉」…弘前は、意外なサウナの穴場です -
館内に、バスの時刻表が張ってあり、相当バスの本数も多いことが分かったのですが、肝心の、バス停の名前が無いので、受付のお姉さんに聞いてみたのですが、何故か、バスの存在を知りませんでした…
ただ、google mapを見てみると、近くに「弘南バス・弘前営業所」というのがあるのが分かり、「ああ、これか」と。
で、ものの3、4分で、バス停到着。しかも、弘前駅前まで連れて行ってくれる上、便数も、15分~20分おきにあるので、とても便利
なーんだ、わざわざ鉄道で行く必要無かったな…とw -
弘前駅の駅そばで、腹ごしらえしてから、今度は、同じ弘南鉄道で、「平川市・津軽おのえ温泉 日帰り宿「福家」」というトコロへ行きます
-
一旦、弘南鉄道黒石線の黒石駅まで行き、引き返し
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「柏農高校前」という駅で下車。
ココから、徒歩約5分とあったのですが…交通量が多い割に狭い道な上、途中、ブラックアイスバーンになっている橋があり、転倒してしまいました…
そこへクルマが来たので、危なかった…ケガしなくてよかったです -
「平川市・津軽おのえ温泉 日帰り宿「福家」」
朝早くから営業している反面、休憩施設が、あまり無い、青森の温浴施設ですが、ここは、休憩施設があります。
全国旅行支援の地域クーポンで、休憩込みの入浴が可能でした。
で、ココに来るとき、橋の上で転倒した上、ココで、弘前からの夜行バスに乗るまで、のんびり過ごすつもりなので、帰りは夜道。危険なので、予め、受付で、タクシーを予約しました。(転倒の話をしても、「ああ、そうなんですか」と素っ気なかったでしたが…)
サウナ室は、ドライサウナの方は、まあ、普通です。それよりも、「源泉ミストサウナ」のほうがオススメ(テレビ無し)
浴場は、足元が滑りやすいので注意 -
休憩所
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「弘南鉄道&津軽鉄道 鉄道に乗って応援キャンペーン」3口分
コレを、まさに弘南鉄道本社のある、平賀駅の応募箱に投函しました -
イチオシ
休憩所で、人間をダメにしそうなソファーもあり、1時間ほど眠ってから、再度、サウナに入ると、19時を回り、タクシーが来たので、柏農高校前駅でなく、平賀駅まで連れて行ってもらいました。(平賀駅からタクシーで5分ほど。1100円程度)
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すっかりお腹が空きましたが、夕食代わりに、パンをもそもそ食べるにとどめ、最後の地域クーポンを、お土産に使い、MEX青森号乗車。
ニューノクターン号より、遥かに快適で、走っているのか、止まっているのか分からないうちに、あっという間に、早朝5時半に、さいたま新都心バスターミナルに到着。
うつらうつらしながらも、無事帰宅しました -
全国旅行支援 地域クーポンで購入した、白馬龍神温泉のトートバッグ
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種村直樹さんの代表作…「鉄道旅行術」と、レイルウェイ・ライター30周年記念冊子
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「青春18きっぷの旅」と、レイルウェイ・ライター20周年記念冊子
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30周年記念冊子に、サインもらっていました。
「2003.11.30」の下の部分、読めないですよね…
「レイルウェイ・ライター」…「夕べ」…「渋谷エクセルホテル東急にて」と、ナントカ読めました…(「池袋」に見えそうで、「渋谷」)
…ここまで、ありがとうございました
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旅行記グループ
青森
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