紅葉とアップルパイと

2022/10/30 - 2022/11/01

何も考えずに行先も日程も決めてしまったけれど、丁度紅葉祭りをやっていて、のんびりするはずが結局歩き回って、いつものセカセカ旅行になってしまいました。

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

新幹線で青森まで行き、乗り換えて弘前駅へ。
駅からホテルまでは徒歩１５分以内のはずだったが、曲がるところを間違え、とんでもないところに行ってしまい、３０分もかかってたどり着きました。
１５時を過ぎていたので、すぐにチェックイン。
部屋の窓からの眺め。

弘前パークホテル 宿・ホテル

入口から見た客室。
思っていたよりは広さがありました。

弘前パークホテル 宿・ホテル

今度は窓際から。
ハンガー掛けとハンバーが２つしかないのは、残念。

このホテルは名称が変わったのですかね？昔は法華ホテルだったとどこかで見た気が…。
１階は店舗などが入っておらず、一瞬閉鎖ビルかと思ってしまいました。

弘前パークホテル 宿・ホテル

ホテルを出るころにはもう４時を過ぎていて、観光できるところがなかったのと、小腹が空いていたのでカフェはなまるへ。
評判のアップルパイを、まずはいただくことにしました。

アップルパイは２種類あって、これは紅玉かな？
焼き立てをいただいたので、パイ生地はサックサク、ホッカホカでめっちゃ美味しかったです。

珈琲 はなまる グルメ・レストラン

店内の様子。

珈琲 はなまる グルメ・レストラン

外観。
看板も大きく外に出ているわけではないので、うっかりすると民家かと思って通りすぎてしまいそう。

弘前公園を突っ切った先にあるので、ここまで来る人はあまりいないのかもしれません。
静かにゆっくり過ごしたい人にはいいかもしれません。

珈琲 はなまる グルメ・レストラン

一番近い北門から入ります。
篝火がいい雰囲気出してます。
この時はまだ若干明るさが残ってました。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

ライトアップされてきれいです。
真っ赤に色づいているのかと思ったら、実は赤セロファンを使って赤く見せているところもありました。
弘前はまだ紅葉の見ごろには早かったようで、今の時期なら黒石のほうがきれいだと地元の方から聞きました。

最後のほうに、同じところを昼間撮ったものがあります。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

こんな明かりが足元を照らしているところもありました。
さっきまで薄明るかったのに、ずいぶん暗くなりました。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

お城もライトアップされて、暗い中輝くように浮かび上がっていました。

弘前城(本丸 北の郭) 名所・史跡

菊と紅葉まつりの開催中で、植物園がライトアップされていたり、プロジェックションマッピングがあったり、屋台が出ていたりで、とてもにぎわっていました。
この時期は、弘前公園内は入場料がどこも無料でした。

ただ案外暗く、足元が良く見えないところも結構ありました。
いきなり夜行くのは危ないかもしれません。
昼間下見をしてから行くか、懐中電灯など足元を照らすものがあるといいかもしれません。

ただ、私個人の感想としては、昼間よりは夜のほうが紅葉もきれいに見えたと思います。

１日目の観光はこれにて終了。
晩御飯はコンビニ弁当でした。

２日目朝は、Luana Cafe　Doへ。
以前は宿泊しているパークホテル内にあったそうです。
店内はこんな感じです。

カウンター席もあります。
窓際もカウンター席。
朝早くから夜遅くまで営業時間が長いところは、酒処を除いては珍しいと思うので、私にとっては貴重なお店です。

モーニングセット。
運ばれてきたときは、これでは物足りないかな…と思ったのですが、結構満腹になりました。

ハワイっぽいメニューもいくつかありました。

朝食後はテクテク歩いて旧弘前市立図書館へ。
１，２階部分の見学ができます。
窓がたくさんあるので、明るく、こんな風に天気のいい日は、結構あったかいです。

次は奥にある外人教師館。
１階にはカフェがあるのですが、アップルパイは営業開始したばかりなのに「今日のアップルパイは売り切れ」と張り紙があったので、入りませんでした。
あったら食べるつもりでいたのに、残念です。

向かいにある山車展示館へ。
ねぷたまつりは見たことがありませんが、ここの展示品を見ていたら、見てみたくなりました。

太鼓がすんごいでっかかった。
写真では比較するものがないのでわかりにくいですね。

次は観光館へ。
こんな紅葉情報が掲示されていました。
これで見ると、やっぱり弘前の紅葉はピークではない感じですが、青、黄、赤と見れるのは、それはそれできれいでいいかもしれませんよね。

お土産に買ってきてと言われたのですが、味がわからないので、どれを買えば…と迷っていたら、こんなのがありました。
結局、５種類のジュースが入って、飲み比べができるセットを購入。
ひと瓶が飲み切るのに丁度いい量な分、割高でしたが、お嫁さんには好評でした。

その後、藤田記念庭園へ。
菊と紅葉まつりの間は入場無料でした。

まずは、小腹が空いたのでクラフト＆和カフェ　匠館へ。
アップルパイとアップルジュースをいただきました。

展示・販売会場の一部がカフェになっており、商品や展示品を見る人がいるので、正直言って、落ち着いていただく…という雰囲気ではありません。

カフェを出て、右へ行き、階段を降りるとメインの庭園です。
建物があり、門？を入ってすぐ右に水琴窟があります。
人が少なかったので、音がよく聞こえました。

紅葉がきれい。
赤に黄色に緑、そして空の青と白い雲、最高です。

庭園にはこんな滝もありました。

滝の近くにはこんな木が…。
お天気も良く、紅葉もきれいで、庭園内の休憩所で座ってゆっくりしている方もいました。
ほんとに、いいお天気で気持ちのいい日でした。

グルっと回って、坂を上って元来た入口へと戻ります。
登り切ると、大正浪漫喫茶があります。
もちろんこちらにも入ります。

せっかくなら窓際の席がいいとリクエストしました。
窓際席は人気なので、しばし待たされました。
が、座ってみて、失敗したと思いました。
外が見えるし、日差しも入って温かいのですが、ずっといると、暑すぎて気持ち悪くなってきました。
陽がもろにあたる上に、陽を遮るものがまったくないので、日差しを避けようがありません。

温かい飲み物と一緒にアップルパイ…と思っていましたが、変更して、パフェとアイスティーにしました。
手前の青いお皿のリンゴ、実はパフェの上に乗っかっていたのですが、食べるときはこれをお皿にうつしてから食べて…と言われ、写真を撮る前に外しちゃったんですよね…。

メニューに中身の説明もあるので、載せておきます。
お値段も案外するせいもあるのか、中は暑いけど外は寒いからか、パフェを注文してる人は他にいませんでした。

ゴーフルもアップル味で、これが結構おいしかった！

お次は、まだ時間があるので、昼の植物園に行く前に、長勝寺に行ってみることにしました。
大きい通りからそれで、長勝寺へ続く禅林街の通りは静かで厳かな雰囲気があり、とてもよかったです。

まあ、突き当りにある長勝寺までのこの通り、両側全部お寺ですからね、静かなのは当たり前ですね。

大きい、広い…というわけではないので、見学にはさほど時間はかかりません。
すぐ隣の禅林広場に行ってみました。
地元の方がいて、こんな広場にくる観光客は珍しいのか、声をかけられました。
その方によると、いつもはこの時期、もうちょっと寒いんだそうです。
２日後くらいから寒くなる予報らしいので、いいときに来たね～と言われました。

昼間の植物園。
プロジェクションマッピングが行われていたところ。
夜はなんだかわからなかったけど、クジャク？火の鳥？ま、とにかく、鳥の形になっているものだったんですね。

同じく、明かりがほとんどなくて、なんだかわからなかったもの。
昼、夜、両方みないと、なんだかわからないもの多かったです。

ライトアップされているのもきれいだけれど、昼間来てもきれいなものはきれいですね。

昼間見るとリンゴなんだとわかりますが、夜は何だかさっぱり分かりませんでした。
何か丸いものがあるみたい…としか認識してなかった。

昼間のお城。
菊と紅葉まつりの間、天守閣も入場無料でした。
階段がありえないほど急で、登るのも大変でしたが、降りるときはそれ以上に怖かった…。
昔の人はこんな階段を袴で上り下りしてたんだろうか？

夜の写真と比べると、うーん、ここは夜のほうが断然きれいだし映えますね。

こんなの見つけました。
桜の時期の来るときれいだよと、禅林広場で出会った方が言ってました。
次は、春に来たいですね。

夜、再度ライトアップの植物園を見た後、再びカフェはなまるへ。
２種類あった残りの１種類のアップルパイを食べたかったのと、「藩士のコーヒー」というメニューが気になったので、それをいただきに行きました。
昨日は焼き立てほやほやのパイでしたが、今日は温め直したもの。
うーん、やっぱり焼き立てが一番ですね。

藩士のコーヒーは、麻袋に入ったコーヒーをポットに漬けていただくものでした。
入れ方が変わっているだけで、うーん、あとは特別変わったところはありませんでした。

２日目はこれで終了。

３日目は朝、またまたLuana Cafe　Doでモーニングをいただき、武家屋敷観光へ出かけました。

テクテク歩くこと、３０分以上かかったのかな？
旧岩田家住宅へまずは向かいます。
江戸時代後期の武家の屋敷跡とのこと。
なんか、田舎の祖父母宅も、昔こんな雰囲気だったなぁ…なんて懐かしく思いました。
さすがに、こんな囲炉裏は無かったけれど、火鉢はありましたね。

祖父母の家、私が幼稚園くらいまでこんな台所でした。
土間もあったし、お風呂も五右衛門風呂でした。

旧伊東家・梅田家へ向かう一本道。
岩木山が良く見えるなあ…と、ふと気が付いたら、電柱が通りにないんですね。
だからきれいに見えるんだ。

弘前城追手門のほうにあるスタバ。
有形文化財指定の建物内にあるので、雰囲気がとてもいいです。
ここでもアップルパイを食べる予定でしたが、売り切れで食べられませんでした。

弘前を離れるのが午後１時頃で、お昼ごはんはちょっと遅いけど、新幹線の中で食べようと思い、お弁当を買いました。
お弁当名は忘れてしまいましたが、いろいろなものをちょっとずつ…というのが気に入って、このお弁当にしました。

新青森駅での乗り換え時間が１０分なくて、新青森行きのこの電車が遅れたりして、新幹線に乗れなかった…なんてことないよねぇ…とちょっと心配でしたが、余裕で乗り換えができました。
来るときはガラガラの新幹線でしたが、帰りは途中駅からほぼ満席。

しかし、東京ー新青森間、長いですねぇ…。疲れました。

でも、青森、また行きたいです。
白神山地、青荷温泉（ランプの宿）、日本海沿いの観光列車、春の弘前城もいいですが、「冬に咲くさくらライトアップ」も見に行きたいです。