2021/12/13 - 2021/12/13
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momotchiさん
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「駅弁食べ歩きの列車旅 その1」に続き「その2」です。
姫路駅から播但線、山陰線を走る「はまかぜ 1号」に乗車し、駅弁を食べながらの列車旅を楽しみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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姫路駅に到着後、10時25分発京都行き「スーパーはくと 4号」を見送ります。
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「スーパーはくと 4号」を見送った後、5番ホームから7番ホームに移動します。
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7番ホームに上がって来ました。
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7番ホームにある「まねき食品」の駅弁売り場で事前に予約していた駅弁を受け取ります。
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10時38分、7番ホームに大阪発浜坂行き「はまかぜ 1号」が入線してきました。姫路駅までの先頭車は1号車でしたが姫路駅からは進行方向が変わり6号車が先頭車両になります。
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姫路駅から先頭車両になる6号車です。「特急はまかぜ」はJR西日本のキハ189系特急型気動車で、以前はキハ181系気動車で運行していましたが、老朽化に伴い運行を開始した車両です。最高速度は120km/hを誇る気動車です。
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浜坂駅行き「特急 はまかぜ 1号」です。大阪駅から浜坂駅まで、東海道線、山陽線、播但線、山陰線を経由して走ります。
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6号車に乗車します。「はまかぜ」は全車指定席で、私の席は6A席です。
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10時44分、姫路駅を出発します。しばらくすると左側の車窓から国宝姫路城が見えてきました。
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11時4分福崎駅を出発後、駅弁を食べることにしました。昼食の駅弁は、まねき食品の「但馬牛 牛めし弁当」(税込1,180円)です。まねき食品は明治22年、姫路駅で全国で初めて幕の内弁当の駅弁を販売された会社だそうです。当時の販売価格は12銭、今の価格に換算すると1,600円程ではないかと思います。
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箱から取り出し蓋を開くと、左半分に但馬牛が乗っていて、その上にシシトウが置かれています。その横に金平ゴボウやコンニャク、小松菜、右端にシバ漬け、沢庵、なますが入っています。
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口に入れてみると、但馬牛の肉の旨味とやさしい甘さが広がります。この甘さは玉ねぎから来ているものなのか、もしかして同じ兵庫県の淡路島特産の玉ねぎを使用しているのかも・・・ など考えながらいただきます。金平ゴボウやコンニャク、小松菜などにもしっかりと味がなじんでいて、シシトウ含めとても美味しくいただくことが出来ました。ごちそうさまでした。
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寺前駅に到着しました。播但線はこの駅から先和田山駅までは非電化区間になります。
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車両基地には103系電車とキハ40系気動車が停車していました。11時14分出発です。次は生野駅に停車します。
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市川橋梁を渡り、播但連絡道の高架橋を潜ります。
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生野駅に到着しました。生野は807年(大同2年)に開鉱した生野銀山が有名で、江戸時代には代官所も置かれていたそうです。また、瀬戸内海に流れる市川と日本海に流れる円山川の源流地域でもあり、兵庫県の南北分水嶺となる場所です。11時29分、生野駅を出発します。
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播但連絡道と生野北第1ICが見えました。
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まもなく竹田駅に到着するようです。
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竹田と言えば、「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる竹田城跡が有名で、雲海に包まれたその姿は、まさに「天空に浮かぶ城」を実感させてくれます。左側の車窓からその竹田城跡に上る駅裏登山道の入口が見えました。
以前妻と訪れた際は山城の郷駐車場まで車で来て、そこから天空バスで中腹BSまで移動、下車後20分ほど歩いて城址まで登り素晴らしい展望を楽みましたが、雲海シーズンではなかったこともあり写真でよく見る雲海は見ることが出来ませんでした。
竹田駅を11時44分に発車します。次は和田山駅に停車です。竹田城跡 名所・史跡
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右側の車窓に山陰線が見えて来ました。
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まもなく和田山駅に到着です。
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和田山駅に到着しました。ホームの奥に旧和田山機関庫と給水塔が見えました。機関庫や給水塔は1912年(明治45)に建造され、1991年(平成3)まで使用されていたようで、全国的にも数少ない煉瓦造りの機関庫だそうです。11時51分和田山駅を発車しました。次は八鹿駅に停車します。
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丸山川沿いに進みます。
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八鹿駅に停車後江原駅に到着しました。向のホームにはJR山陰線の12時8発福知山行普通列車が停車しています。「はまかぜ 1号」も同刻に出発です。(振り返って撮影しました)次は豊岡駅に停車します。
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豊岡駅に到着しました。この駅は京都丹後鉄道との乗換駅になります。豊岡駅を12時18分に発車します。
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次は城崎温泉駅に停車です。
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円山川の先に国の天然記念物玄武洞が見えました。玄武洞は160万年程前の火山活動により流出したマグマが冷え固まった際に作り出された規則正しい綺麗な割れ目が特徴的な柱状節理です。6000年程前に河川の侵食により玄武岩がその姿を現しましたが人々が玄武岩を採取したため洞窟化したそうで、洞窟は天然のものではなく採掘跡地だったようです。
玄武洞公園 自然・景勝地
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城崎温泉駅に到着しました。城崎温泉は平安時代から1300年以上もの歴史を持つといわれている温泉で、志賀直哉の「城の崎にて」や、七つある外湯を巡る「外湯巡り」が出来る温泉地としても有名なようです。12時28分、城崎温泉駅を発車しました。
城崎温泉 温泉
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城崎温泉駅を発車するとすぐに来日川沿いに城崎の温泉街が見えました。次は竹野駅に停車します。
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竹野駅を過ぎると日本海が見えて来ました。ここからは山陰海岸国立公園の但馬海岸近くを走ります。
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但馬海岸は起伏に富むリアス式海岸で、ユネスコ世界ジオパークの「山陰海岸ジオパーク」にも認定されているそうです。その美しい自然景観を車窓越しに楽しみながらの列車旅です。
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まもなく香住駅に到着します。
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香住駅のホームにはカニの爪のモニュメントが置かれています。さすがカニの街です。
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鎧駅を通過し、しばらく進むと余部橋梁を通過します。
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「余部クリスタルタワー」の横を通過します。
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餘部駅を通過すると次は終点の浜坂駅です。
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13時9分、浜坂駅に到着しました。いままで先頭車で走ってきた6号車です。この列車は折り返し「はまかぜ 4号」大阪行きになります。右奥には煉瓦造りの給水塔が見えていました。
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私は浜坂駅で折り返し列車となる「はまかぜ 4号」に乗車しますが、発車まで少し時間があるので駅の外へ出ることにします。
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駅から出ると「歓迎 湯村温泉 浜坂温泉」の看板が目に飛び込んで来ました。湯村温泉はこの駅からバスで20分程、「湯けむりの郷」と呼ばれている温泉地で、848年平安時代に開湯した歴史の長い湯治場です。また、1981年にはNHKのドラマ「夢千代日記」が放送され、そのロケ地としても全国的に知られるようになり「夢千代の里」とも呼ばれているようです。
「駅弁食べ歩きの列車旅 その3」に続きます…
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