タイ国鉄とワールドカップとホイクレーン

2022/12/02 - 2022/12/03

廃止詐欺のフアランポーン駅発のSRT（タイ国鉄）のツアーに参加してきました。ちと苦労しましたがSRTのHPから無事に申し込めました。その「ちと苦労」した点などが皆様の参考になればうれしいのですが。おまけで旅行記もアップします。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

タイ国鉄のHPは下記のURLになります。

https://www.dticket.railway.co.th/DTicketPublicWeb/home/Home

このHPは子泣き爺ぐらい重いので、すぐに表示されなくてもじっと待っていてください。
無事表示されたら、タイ語を読める人以外は画面右上のプルダウンで英語を選択。

英語に表示されたら右上の「Register」をクリックし、

アカウント登録します。
登録したメールアドレスに確認メールが届くので返信して登録完了。

Login をクリックし、先程の登録情報でログインします。
この時に、たぶん「私はロボットではありません」とタイ語で表示されているであろうチェックボックスにチェックを入れると画像認証の画面に移りますが、

これがタイ語表示なんです。え！何を選べばいいんだよ。と、途方にくれましたが文字がコピー可能なので、でかいタイ文字部分をコピーしてGoogle翻訳にでも貼り付ければ、何を選択していいかわかります。

ログインし画面を下にスクロールすると主催しているツアーが表示されるので、行きたいツアーをクリック。
Steam Trainのツアーが表示されていることもあるのですが、予定が合えば行きたいぞ。
もちろん普通のチケットも予約できますが、Ordinary(普通列車)のチケットは予約できません。ていうか、表示されません。

ツアー選択後、車両の等級を選択。

Choose Travel Date で日付を選択します。
1カ月先まで予約できるみたいす。
タイ国鉄のツアーは土日休日のみ実施なのかな？

Book a ticket　をクリックすると、Passenger details画面が表示され（個人情報駄々洩れになってしまうのでこの画面のスクリーンショットは省略）、画面下にあるChoose Seat Number をクリック

満席でなければ座席が選択できます。
ちなみにKEUN PASUK CHOLLASIT（パーサックチョンラシットダム）のツアーはとても人気があるようで、すぐ埋まってしまいます。

無事座席選択が出来たらNEXTをクリックすると

支払い画面になります。クレジットカード情報は登録したくなかったので、Pay at train station の支払いを選択したのですが、明日までに駅で支払なきゃ自動でキャンセルになる旨のメールが届いたので、現地在住者以外はカード払い一択ですね。
ネットだとタイで作ったカードでないとダメという情報もあったのですが大丈夫でした。まだ試行錯誤中でどうもルールがコロコロ変わるみたいです。

支払いが完了すると登録メールアドレスにチケットが送られてくるので印刷して持っていきましょう。
※これ、とても重要。乗車後の車内改札で印刷した紙にはさみを入れるので。

12月3日（土）の　KEUN PASUK CHOLLASIT（パーサックチョンラシットダム）と12月4日（日）のSAI YOK NOl（ナムトック線）のツアーを無事予約できたので、12月2日　特典航空券で取れた成田発タイ航空TG 643便でバンコクに向け出発です。
バンコク到着が17:05なので、夕食に余裕で間に合うのが便利です。
しかし朝4時からワールドカップ日本VSスペインを見ての出発なので、夜はすぐ眠くなっちゃうかも。
日中のフライトなので窓側を選択しました。

機内食は魚を選択。美味い！タイ航空は食事が美味しいのが嬉しい。

着陸態勢に入ります。眼下に広がる水田。4年ぶりのタイです。わくわくが止まりません！

沖止めでした。飛行機を間近で見れるので得した気分に。
12月のバンコクは思ったほど暑くありませんでした。

預けた荷物がどのバゲージレーンから出てくるのかここで探します。さすが巨大空港スワンナブーム、凄い数です。
空路から入国する場合は出入国カードは廃止されたみたいで、パスポートだけで入国できました。

エアポートレールリンクでマッカサン駅まで行って、MRTペッチャブリー駅にスカイウォークを使い徒歩で移動。案内看板があるので迷わず移動できます。
スカイウォークから見た4年ぶりのバンコクの渋滞。まったく動いていません。さすがです！

MRTフワランポーン駅で下車し、チャイナタウンにある今宵の宿のポー プレイスに移動。Agoda経由で2泊で4972円。設備はさすがに古かったのですが、

フォー プレイス ゲストハウス ホテル

部屋は広いし冷蔵庫とテレビは大きいし、コスパ最高でした。

うん十年ぶりのチャイナタウン。バックパッカーやってた頃は定宿があったのですが。

パーチン ホイクレーン ルアックというホイクレーン専門店で夕食。専門店ですがカキやムール貝もあります。ビールはありません。

ここのホイクレーンは殻が剥いてあるので食べやすい。一皿100バーツ。

小さなホークで緑色のナムチムタレーかピーナッツソースを付けて食します。ここのナムチムタレーは甘すぎず私の口に合ってました。

ほんの少し湯がいただけのぷりぷりの身をパクリ。ビールが無いのがとても悲しい。タイの屋台なんで持ち込んでも文句は言われないだろうけど。

ホイクレーン一皿ではさすがに食い足りないので、帰りに串焼きを買って帰りました。

ホテルで串焼きを肴にビールで一杯やりながら、タイのニュースを見ていたら、今朝の日本VSスペイン戦が流れました。さすがに日本がスペインに勝っちゃったのは世界的なニュースになるよな。明日の朝も早いので、ほろ酔いで気分よく眠りにつきました。

ちょっとのんびりしすぎて、時間ギリギリに到着。もう廃止になっているはずのフアランポーン駅の写真を撮る暇がなかった。

最後尾車両、何これ！凄くかっこいいんですけど。先頭車両はホームからはみ出ていて写真が撮れない。数えたら何と23両編成。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

私の乗る3等車。

空調も扇風機。

フアランポーン駅に取って代るはずのバンスー駅の前を通過。ここも巨大な駅です。

窓全開で風を感じながら進みます。コロナ対策もばっちりですね。

快晴で月もはっきり見えています。

アユタヤ駅近くの車窓。

車窓から。

左側に岩山が。
正直、ダムまでの車窓はイマイチだったかな。

パーサックチョンラシットダム駅を通過し

いよいよダム湖に差し掛かります。
ちょっと風が強くて、水が濁ってるのが残念。

パーサック チョンラシットダム 自然･景勝地

そしてダムのど真ん中で停車して乗客が一斉に下車。

皆さん記念写真を撮り始めます。先頭車両まで行って写真を撮りたかったけど、座席が後部車両だったので、この人混みをかき分けてたどり着く自信がない。
前部車両が2等車（寝台車を使ってた）で、真ん中辺のおんぼろ車両が3等車、後ろ3両がおそらく1等車。

湖上の橋梁の上を歩けるなんて夢みたいです。

20分ほど停車し再出発。

午前10時頃、コークサルーン駅に到着。
ここも先頭車両はホームのはるか先で、撮影できず。

ホームの上はまるで食料品市場のように、食べ物屋台がずらり。
皆さん、車内食事用やお土産用に買い漁っていました。

このサワガニのから揚げは食べたかったけど、ビールが飲めないんじゃなと諦めました。
そうそう、大切なことを書いていなかった。タイ国鉄は飲酒禁止なんです。呑み鉄の私は非常に辛いです。

コークサルーン駅からバックで折り返して、先程通り過ぎたパーサックチョンラシッドダム駅に戻ります。ここでも先頭車両はホームからはみ出していましたが、線路わきの藪を漕いで何とか撮影。

15:30まで自由時間です。乗客の皆さんは、ロットゥのひまわり畑ツアーやダムの周りを走るミニバスに乗車したりとそれぞれに散らばっていきます。
私はグーグルマップを見ながら、橋梁を走る列車を撮るべく撮影ポイント探し。結果は橋梁に近づけるだろうと行った道が全て先で水没していて近づけない。結局列車通過時間に間に合わず失敗してしまいました。
じゃあと次に楽しみしてたパーサック チョンラシット水族館に行ってみたら、なんと休館。

仕方がないんで湖でも見ながらビールでも飲むかと思ったら、ここも飲酒禁止。売店は多かったのですが、どこにもビールは売っていませんでした。
これなら、ひまわり畑にでも行けばよかった。

15:30にフアランポーン駅に向かい出発。
フアランポーン駅に着く頃には、すっかり日も沈んでいました。

やっぱり

フアランポーン駅は素敵です。ここを廃止するなんてもったいない。

ホテルに戻ってシャワーを浴びてさっぱりしたところで、晩飯に繰り出しました。今宵は、大繁盛店のT&K シーフードに行ってみました。威勢のいいおばちゃんが客をさばいているので、おばちゃんに人数を言うと番号の書かれた整理券を渡されます。その番号を呼ばれたら、席に案内されるのでそれまではじっと我慢。私は勝手がわからずに開いている席に座ったら怒られてしまいました。
とりあえず空芯菜炒めとビール。

ティー & ケー シーフード シーフード

ホイクレーンのグリルを注文。昨夜食べたものよりずっと大粒で食べ応えがあります。この貝はアサリなんかと違って熱を加えても開かないので手で開く必要があるのですが、ギザギザの継ぎ目の部分に爪を立てて開いていると爪先がボロボロになってしまいます。それでも美味しいから夢中になって開くのですが、1個どうしても開けずにギブアップしてしまいました。なんかうまい開き方あるのかな？

続いて、昨日も食べたさっと茹でたやつを頂きました。こっちは貝が開いてあって食べやすかった。なんでグリルは開いてくれないのかな？しかし、美味い。ビールが進みます。激混みなので追加でビールが頼めない。2本注文しておけば良かった。

飲み足りなかったのですが帰りに好物を見つけたので、お持ち帰りでホテルで飲み直し。明日も早いので早めに就寝です。