
2022/11/04 - 2022/11/04
161位(同エリア1402件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年10月、全国旅行支援を利用して計画した秋の沖縄&奄美の旅。
旅の前半の沖縄では天候に恵まれなかったものの、後半の奄美大島では天気が回復し、前半の消化不良も解消されつつある。
そして旅の最終日となった6日目は、空港のある奄美大島の北部を重点的にめぐります。
奄美大島の北部は、見どころ満載のエリア。
復路のフライトを考慮すると、観光は14:00頃まで。
残された時間で南の島を満喫します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、北方面に向かうバスに乗るには、奄美ポートタワーホテルから500~600m離れたウエストコート前まで徒歩で行く必要があった。
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ウエストコート前8:05発のバスで、8:50頃に赤尾木に到着。
そこから南に歩くと、紫とオレンジの花が目立っていた。
と思いきや、オレンジに見えるのは紅葉した葉だった。 -
ぶつかったT字路の右の方に、最初の目的地への入口があった。
サメと離岸流に注意しないといけないらしいが、ここでの目的においてはそんなリスクを気にする必要はない。 -
いかにも南国的な茂みの道を通る。
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ビーチに出るところで右への矢印。
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ちょうど9:00頃。
朝の時間帯に、すでに数人の人影がある。
今日の干潮時刻は9:30頃。
つまり、潮が引いている方が都合がいいのである。 -
浜には小さなカニやヤドカリが結構見られる。
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結構波高し。
でも干潮だから問題なし。 -
比較的平らな岩に、波の浸食でできたと思われる甌穴のような窪みが無数に空いている。
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その窪みは干潮時に潮だまりになる。
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イチオシ
その潮だまりが偶然何かの形に似てたりすると、名所になったりする
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その形が偶然ハート形をしていると・・・
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ハートロックという名所になった。
ハートの形の岩ということではなく、ハートの形の窪みが潮だまりになった岩ということになる。ハートロック 自然・景勝地
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潮だまりには一時的に取り残された魚がいたりする。
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カニや海藻やヒトデなどもいて、潮だまりは自然のちょっとした水族館である。
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打ち上げられたサンゴのかけらは、表面が独特の模様をしている。
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赤尾木のバス停に戻り、9:49発のバスを待つ。
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バス停のそばに、路傍の花。
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バスの車窓から、干潮の土浜海岸。
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10:00過ぎに奄美パークに到着。
ここには田中一村記念美術館や奄美の郷の屋内施設があるが、天気が良いので展望台に上るだけにする。 -
展望台は無料。
中央にはカメラスタンドがある。 -
ドーム型の屋根をした奄美の郷、その向こうは太平洋の海。
昨日ボートツアーのF氏が予言したようによく晴れた。 -
それより左に田中一村記念美術館の特徴ある屋根が見える。
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東側には海上に奄美空港の誘導灯が並んでいる。
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北側には、旧奄美空港の滑走路が残っている。
現在の奄美空港は1988年に供用開始されたもので、1964年~1988年の間はここに空港があった。 -
ここでは展望台と田中一村記念美術館の無料エリアで開催されていた「奄美を描く美術展」をチラッとみただけで、10:30前のバスに乗車。
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奄美空港でバスを乗換え、10:50前にあやまる岬に到着。
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バス停近くの展望台から南側を望む。
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東には太平洋の大海原。
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あやまるみさき観光公園の全体エリアマップ。
子供向けの遊戯施設がいろいろありそうだ。
ここのほかに、展望台1と展望台2もあるもよう。 -
まず、展望台1に来てみた。
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イチオシ
眼下に遊具エリアやサイクルカートがあり、小高い岬のてっぺんに展望台2がある。
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海側には自然を活かした海水プール。
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岬の北側の海。
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階段状の遊歩道を下りて行く。
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展望台2から北側を望む。
奄美大島最北端の笠利崎灯台が小さく見える。 -
展望台1から見えていた海水プールへ向かう。
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海水プールを二分する突堤。
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突堤より北側のプール。
11月はさすがに泳ぐ人はいない -
突堤より南側のプール。
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突堤より先も、もう少し潮が引いていれば歩いて行けそう。
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満潮時はこの突堤も冠水する。
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海水プールをあとに南へ行くと、サイクル列車の線路を渡ったところに展望台がある。
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料金100円のサイクル列車、子供用と馬鹿にしてはいけない。
正直、ちょっと乗りたくなった。 -
ここに腰を下ろして、軽食を摂りながら休憩。
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休憩後は南へと徒歩で移動。
サイクリングロードの表示があったので、それを進む。 -
サイクリングロードはすぐに海岸沿いに出た。
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時々林の中を通る。
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林の中を飛んでいた、リュウキュウアサギマダラ。
奄美大島より南に生息している。
体内に毒を持っていて、外敵から身を守っているという。 -
サイクリングロードが土盛(ともり)海岸に差しかかり、海がますます青くなってきた。
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イチオシ
青のグラデーションが半端なく美しい海岸が出現!
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砂の浅瀬は海水の透明度の高さを物語る。
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土盛海岸に目立つ岩がひとつ。
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満潮になると冠水する岩は、緑の藻類に覆われている。
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潮だまりに、黒いクモヒトデ?
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この石の周りに、枯山水の波を描きたい。
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イチオシ
例の目立つ岩。
子抱き岩と呼ばれているらしい。
そのくびれたあたりに小さな窓? -
窓の向こうは青い海。
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この海の青さは、昨日見た実久ブルーにも劣らない。
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2日前にナイトツアーのガイドN氏に奄美大島でお勧め観光地を聞いた時に、最初に挙がったのがこの土盛海岸だった。
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イチオシ
夏には海水浴やシュノーケリングができるものの、離岸流に注意が必要である。
ハートロックのビーチもそうなのだが、奄美大島北部の太平洋側のビーチは離岸流が発生しやすいのかもしれない。 -
白砂のビーチに転がる大量の灰色の小石。
持つと異様に軽いその石は、昨年8月に小笠原諸島沖の海底火山噴火の漂着物だと思われる。 -
昨日のボートツアーではとても波穏やかだったが、今日は結構波がある。
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しばらく行くと黒っぽい岩がたくさん現れてきた。
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大きな潮だまり。
時間に余裕があれば、ひと泳ぎしたいところだが・・・ -
まだ潮が満ちてきていないので、先の方に歩いて行けそうだ。
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白砂に褐色の岩。
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海岸が美しいだけに、たまに落ちているゴミが目立つ。
しかも、どう見ても国内の品物ではないものがほとんど。
これは漂着物なのか、それともここに捨てられたものなのか?
ここが東シナ海側ならともかく、太平洋側に漂着物は不自然な気がするし、3年近く外国人がここに来ることはまれだったはず。
どう解釈すればいい? -
小島のような大きな岩まで来た。
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そこから土盛海岸を望む。
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褐色の岩と白砂のビーチのコントラスト。
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イチオシ
この大きな潮だまりの水中はどんな景色になっているのだろう。
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土盛海岸から南で行くと大瀬海岸になる。
どこまでが土盛海岸で、どこからが大瀬海岸なのかは定かではないが、このあたりが中間っぽい。 -
大瀬海岸の向こうは奄美空港がある。
大瀬海岸は岩と浅瀬が沖合まで続いて遊泳向きではないが、この特殊な地形が野鳥にとってのエサ場となり、バードウォッチングには最適な海岸のようである。
ただ、野鳥がよく見られるのは時期や時間帯によるようで、今は目につく鳥は見当たらない。 -
イチオシ
ちょっと変わった浜辺のゴミ(漂着物?)があったので、画像で遊んでみた。
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ちょっと変わったといえば、こんな植物も見つけた。
一見花びらに見える橙色の部分は、よく見ると葉の根本の方が色が変わっているのだ。
何という植物なのかは不明。 -
大瀬海岸沿いに建つ宿泊施設かと思っていたが、どうやらお寿司のレストランだったらしい。
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岩の割れ目に咲いていた植物。
何という植物なのかは不明。 -
大瀬海岸の大きな潮だまり。
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保護色っぽくてわかりにくいが、潮だまりにハゼのような魚を見つけた。
こういう潮だまりに残された水生生物が鳥の餌になるのだろう。 -
結構大きなカニを見つけたが石の下に隠れてしまった。
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途中からバスに乗ろうと思っていたが、時間が合わなかったこともあり、結局奄美空港まで歩くことになり、14:00過ぎに奄美空港に到着した。
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搭乗手続きをした後、1階のエアポートショップありむらで軽食と土産を購入。
この店舗は地域クーポンが使えるので、余ったクーポンを全て使おうと思っていたが、幸か不幸か全て使い果たした後だった。エアポートショップありむら お土産屋・直売所・特産品
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復路のフライトは、15:35発ピーチ航空MM206便。
この旅は、前半台風の影響で予定が狂った日もあったが、後半の奄美大島では予定になかったアクティビティも急遽取り入れて、非常に充実した3日間となった。
サンゴ礁と海の美しさとともに、希少生物を探したナイトツアーが特に印象深い。
今まで体験したことのないタイプのアクティビティだったので、とても新鮮だった。 -
17:00過ぎ、早くも夕暮れ時を迎えた関西空港に到着し、この旅も無事終えることができた。
全国旅行支援を利用した今回の旅の費用を、簡単にまとめてみた。
往復航空券(諸費用込):21,780円
フェリー:8,790円-2,030円(交流割引)=6,760円
宿泊費計:35,000円-14,000円(40%割引)=21,000円
地域クーポン:全16枚→15,500円割引 (おつりが出ないので約500円の差)
金作原ツアー:4,000円-4,000円(鹿児島県割引)=0円
ナイトツアー:7,000円-5,000円(鹿児島県割引)=2,000円
その他出費計:約26,000円
旅費総計:約118,000円-約40,500円(割引)=約77,500円
ということで、旅費総計の割引率は約34%だった。
パッケージツアーではなく、個人旅行で通常の2/3未満の費用に抑えられたのは、かなりの上出来といえるだろう。
突発性難聴の後遺症の懸念もあった旅だったが、結果的には満足度は非常に高いものだった。
前半は悪くても、終わり良ければ旅の印象はグッと良くなるものだ。
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