2022/10/15 - 2022/10/22
1位(同エリア471件中)
関連タグ
TKさん
トラベルはトラブルに通ずるとは、よく言ったものである。
アムステルダム、アテネ、サントリーニ島と順調に旅を続けてきてのだが、今回のマドリード、サンチャゴ・デ・コンポステーラ旅行だけはアクシデント続きだった。
BA(英国航空)でサントリーニ島からロンドンヒュースロー空港へ飛び、ターミナルを変え、マドリードへIB(イベリア航空)で飛んだ時、トンダことになった。
フライトが遅れ(最低1時間30分必要な)トランジット時間が1時間5分しかなくなる。普通はもうこの時点で絶望的だが、私たちはチャレンジする。ターミナル5に到着してすぐ走り、バスでターミナル3へ着いて、あの広いターミナル3の端から端まで全力疾走。もう、息が苦しくなりハアハア、心臓バクバク倒れそう、シニアにはきついトランジット。
さらにマドリード滞在では、咳がゴホンゴホン、のども痛くなり、頭も痛い。しかし、幸い熱は少し?。コロナにかかっていたらどうしよう?マドリード病院隔離滞在延長?でもこの咳のまま飛行機に乗ったら、ヒンシュクもの。
少し楽になったとき、街歩き。でも、ボウっとしていてスリに狙われ、バッグのチャックがOPENになっているのにも気が付かず。歩いている人に指摘され気づいた。まいったね。
街の治安は、3年前に来たマドリードより少し悪くなったよう。通りには、花の押し売りたちや、いつでも逃げられる態勢で偽物バッグを広げて売っている黒人たちが、たくさん眼につく。
緊張感いっぱいのマドリード観光となった。
帰国便のチケットは前回の世界一周航空券の残り部分(コロナのため期間延長できた)を、マドリード=>ロンドン=>羽田に短縮変更して、帰国した。今回はいわば、前回(2019年の)世界一周旅行の最終編でもある。
なお、その世界一周旅行記は以下にまとめてあります。
お時間のある方はご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11570853
===<今回のフライト概要:★印が本旅行記>===
10月4日 羽田=>ロンドン=>アムステルダム
アムステルダム滞在
10月11日 アムステルダム=>ミュンヘン=>アテネ
アテネ滞在
10月13日 アテネ=>サントリーニ島
サントリーニ島イア滞在
★10月15日 サントリーニ島=>ロンドン=>マドリード
★マドリード滞在
★10月19日 マドリード=>サンチャゴ・デ・コンポステーラ
★サンチャゴ・デ・コンポステーラ滞在
★10月20日 サンチャゴ・デ・コンポステーラ=>マドリード
★10月21日 マドリード=>ロンドン=>羽田(22日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エーゲ航空 ブリティッシュエアウェイズ イベリア航空 JAL ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サントリーニ島空港からは、沖止めのBA(英国航空)で。
このとき、すでに、予定時刻を20分遅れ。
このとき、のんきなことに、「たぶんパイロットが頑張って遅れを短縮するだろう」と、勝手な期待を持っていた。 -
さて、ヨーロッパの空は、結構フライトが過密。
飛んでいる最中に、前後左右から、交差する飛行機がかすめ去ってていく。
写真の左上の飛行機見えますか?近くない? -
今度は、右中央からも、フライトが接近遭遇。
その後には、カメラには撮れなかったけど、左から機材のすぐ上を右に「アッ」という間に飛び去った時もあった。たった3時間のフライトなのに接近遭遇が6回ほどあった。危なくない?
話変わって、BA(英国航空)のフライト内ではマスク着用の義務はない。でも、機内のあちらこちらから、コホンゴホンという咳がひっきりなしに聞こえる。
さらに、心配なことに、我々の座席のすぐ後ろの若い女性組が、大変うるさくて。大声で3時間ず~~~~と、おしゃべりと「あっはっは」の連続。(コロナウイルス込み?)の唾液ミストを我々の上空へ拡散散布。嫌な予感。これが当たったかも。 -
さて、フライトはロンドン上空へ。テムズ川が見えます。もうすぐ着陸。
英国航空の飛行機はターミナル5に着く。その後、ターミナル3のイベリア航空に乗り換えてマドリードへ向かう。ロンドンヒュースロー空港は超巨大空港。英国航空の係員によると、トランジットタイムが1時間30分以上ならトランジットOKとのこと。でも、今回、30分も遅れてロンドンヒュースロー空港着。ゲートに着いた時点で、腕時計を見ると、次のマドリード行の出発時刻まであと1時間5分しかない!どうする!(GOする?:CMか!)
<以下の出来事は写真はありません、とても写真を撮っている余裕はありませぬ>
焦りながら、ゲートを出て、あの駄々広いターミナル5の中を走り、行き先表示版を頼りに、一路連絡バス乗り場へ、ハアハア。着くと丁度バスが出たばかり、次のバスはあと10分後。
やっとバスが来て、15分くらいかけて、ターミナル3へ到着。走って上がって、そこにはパスポートコントロール。その後セキュリティチェック場所を通過。そんなに混んでいなくてラッキー。
その後走りながら駄々広いターミナル3の各所の行先表示板を観ながら、出発ゲートを目指す。目標地は、なんと反対側の一番端っこにありそう。広いショッピングエリアを抜け、ひた走る。こんなに走ったのは何十年ぶり。ハアハア。
ここで、ここに設置してある、フライト案内板を観ると、マドリード行の欄には赤い標識で「Gate Close」と点滅。「なにい~~~~?!」「もうだめ?」
家内から「私、もう走れない。先に行って、飛行機が出ないように止めておいて」「よし頑張ってみる!」と、もうひと踏ん張り。でもきつい!ハアハア。
途中で、障碍者用のカートがあったので「乗せてくれ」と頼んだけど、黒人運転手が「これはハンディキャップ者専用なので、ダメ」。しょうがなく、さらに走る。ハアハア。あと300メートル先に出発ゲートが見えてきた。
そしたら、後ろから、カートが追いかけてきた。しかも、それには家内が乗っていて、一安心(運ちゃん女性には弱いの?)。最後の200メートルはカートに乗れて、大助かり。運ちゃんありがとう。
出発ゲートに着いたのは出発5分前。搭乗ゲートの入り口で、係員が何か言っている。「間に合ったね。ところで、マスクを持っていないか?」とのこと。よく見ると、隣に東洋系の若者が一人困った顔をして祈るような眼でこちらを見ている。彼は、マスクを持っていなかったため搭乗拒否を食らったようだ。(注:イベリア航空は機内ではマスク着用が規則)
丁度、家内がポケットに別のマスクを持っていたので、「使用済で化粧クリームが付いているけど、これで良いか?」と、渡すと、係員は「まあ、形だけでよいよ!」と、OK。若者は、本当に喜んだ様子で、「Thank you very much!You saved me!」と言って嬉しそう。
すぐに、機内へ搭乗して、着席。このとき、出発時刻2分前。こんな経験生まれて初めて!助かった!
でも、荷物はちゃんとマドリードに着くの?またまた、別の心配が。でもくよくよしてもしょうがないと腹を決める。 -
いや~~~、ご心配かけました。無事、マドリードのアパートメント(Gran View Apartment:前回の世界一周旅行と同じアパート)へ到着。
スーツケースもちゃんと同じフライトで、マドリードに到着。あんな広いロンドンヒュースロー空港、考えてみると、素晴らしいロジステックシステムですね! -
キッチン・冷蔵庫・洗濯機も完備。
ゆっくり滞在楽しめそう。 -
昨晩は遅かったので、ゆっくり起床して、買い出しへ。
行ったところは、スペインの大手有名老舗デパートメント「エル・コルテ・イングレス」の地下のクラブ・デル・グルメ、ショッピングセンター。 -
ここには、美味しいグルメ食品がいっぱい。
-
ここは、オイスターバー。
前回のマドリード滞在時にも楽しんだけど、美味しい牡蠣とワインが楽しめます。
でも、なんか変。食欲がわかないのです。なので、パス。
(これが、後程起こる、コロナ騒ぎに関係するとは。。。。このときは知る由もない) -
生活の必要な食料品の買い出し完了。
ところで、写真左中央にあるマシン、なんだかわかります?
生しぼりたてジュース作成マシーンです。美味しいですよ!
もちろんフレッシュオレンジジュース購入です。 -
食料買い出しの後は、孫からお願いされている、リアルマドリードの最新公式ユニホームを買いに、オフィシャルショップへ。
デパートのすぐ隣にあります。 -
2階に上がると、サッカーファンが泣いて喜ぶようなグッズがいっぱい。
-
お!
新規加入の18番オーレリアン・チュアメニや22番アントニオ・リュディガーのユニフォームも。 -
早速ユニフォームを購入。孫の要望の選手は、FWの7番アザール選手。
HAZARDと書いて、アザールと発音する。
支払いを澄ました後、背番号と名前をプレスしてもらう。 -
はい、完成です。びっくりするほど〇〇い値段でした。
でも、日本の応援ユニフォームも結構高いしね。こんなものでしょう。
ミッションコンプリート。一安心。 -
帰り道。広場の前では、チアガールのパフォーマンスが。
-
よく分からないけど、楽しそうなロケットオブジェもあるし。
マドリードの街ぶらは楽しい。 -
さて、次の日。今日もマドリードの街ぶら。ここは、スペイン広場。
ドン・キホーテ(左下)とサンチョ・パンサ(中央下)の像の後ろに鎮座しているのはセルバンテスの像。左側には、1948年完成当時ヨーロッパで一番高かったマドリード・タワービルが。 -
隣には、コロンビアコーヒーの宣伝カーも。
-
さらに歩いていくと、緑豊かな市民の憩いの場所モンターニャ公園へ。
木漏れ日の先には、王宮とアルムデナ大聖堂が。
のんびりブラブラ行って見ましょう。 -
王宮近くまで来てみると、=>次の写真
-
なんか、可愛い白熊君が、こんにちは!
-
その対面には、トランスフォーマーが「いらっしゃい」。
おや、彼の前には、同じ色のBOXが。
はい、分かりました。少ないけど、1ユーロをチャリンと。 -
そうすると、なんと、彼は腕を上げたり、
-
身体をひねったり、
-
構えたりして、パフォーマンス全開。
たった、1ユーロで、こんなに踊ってくれて、ありがとう!
と、眼であいさつしたら、ぬいぐるみの中の真っ黒なお顔の眼も嬉しそう。
この方は、マドリードでちゃんとお仕事が見つかり良かったが=>次の写真へ -
一方、警官の取り締まりに、びくびく気を使いながら「本物の偽物」を売っている黒人の人達もいる。
よく見ると下敷きの布の四隅にはそれぞれひもが付いていて、黒人たちは4本のひもをしっかり持っている。いつでも品物と一緒に逃げられるためだ。
命を懸けて地中海を渡った後も大変だ。 -
話を戻して、これは王宮の前のアルムデナ大聖堂。結構豪華。
正式名称はサンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂。
ここにはもとイスラム教のモスクがあり、イスラム語で「要塞」という意味の「アルムダナ」から、この名前になった。入ってみましょう。 -
内側は新ゴシック様式で、結構モダンで、美しい。
-
祭壇も豪華。
-
特に印象的だったのは、このマリア様の美しいステンドグラス。
-
次は、マドリード観光に外せない、サンミゲル市場へ。
-
ほ~ら、美味しそうなカニが皿にいっぱい。
-
さらには、皿に(駄洒落じゃないよ)美味しい貝、エビのオンパレード。
-
美味しかったピンチョス。スペインへ来て良かった!
-
飛びかかってくるような、まるで活きているような目つきの鋭い魚もいるし。
本当に楽しい。 -
市場を出て少し行くと、なんと、リアルマドリードのユニフォームのOUTLETを発見!
知らなかった。早く教えてよ。 -
確かに安い。リアルマドリードの公認店の半額でした。
ただし、少し古いユニフォームのみ。
最新の実戦ユニフォームは、公認店と同じ値段でした。なんか、変な意味で一安心。 -
その後、マイヨール広場へ。フェリペ3世の騎馬像が、堂々と。
ここに来ると、マドリードへ来た!という実感が湧いてくる。
その後広場を出てアパート行く途中、スリに接近遭遇。以下経過報告です。写真無しですいません。(撮っている余裕などありませんでした)
通りを歩いていくと、少し人通りが少なくなった小道で、向こうから若いジプシーらしい女性2人組がこちらへ歩いてくる。気を付けながら、すれ違った。
そのまましばらく歩いて行き、虫の知らせか、なんか気になり通りのお店のガラスに映っている自分の姿をそっと覗き見てみると。なん~~~と、先ほどの2人組が金魚のフンみたいに、ザックの後ろに群がっている。
反射的に、じっと立ち止まったら、2人組はパット離れて、そのまま何もなかったように、私の前方へやり過ごしていった。
でも彼女らはしぶとい。10メートルほど先に行ったら、また立ち止まって、スマホを操作をしているようなふりを開始。先回りして、私がまたやり過ごすのを待って、さらに付いて来たい様子。そして、チラチラこちらの様子を観察している。
こちらも、「警戒しているぞ!」オーラを発しながら再度やり過ごすと、す~~~と去って行った。その後ついてこなくなった。ほっと一安心。
さらにしばらく行くと、すれ違った観光客から、「ザックのチャック開いてますよ!」
「え?」とザックを肩から外して確認すると、見事にほぼ全開。
慌てて中身を確認。「良かった!(もともと貴重品は別の所に隠してあるけど)何も盗られていない」
今から考えてみると、丁度、チャックを開けた時点で私に気付かれた、ので、やり過ごして、また続きをやろうとしたみたい。
普通なら、ザックのチャックを開けているとき、振動などで気が付きそうなものだが、全然気配すら感じなかった。さすが、プロ、お上手。(感心している場合か?) -
アクシデント・トラブルはさらに続く。
アパートに着くと、なんだか、頭が痛く、のどがひりひり痛く、声が少し変。身体も疲れて少し休もうとベッドで横になると、咳が。一回咳をすると、連続的に咳が続く。気分も悪くなってきた。食欲もなくなってきた。さらに家内も、咳をし始めた。しかも、何回も続く。熱を計ってみたところ、今のところ幸い平熱。
でも、この症状は!ひょっとしたら「あれかな? 噂のコロナ そっくりの症状」
どこで感染したのだろう?思い当たるのは、サントリーニ島=>ロンドンのフライト中での、あのうるさい女性たちからの空気感染が怪しい。いろいろ詮索し始めるが、もう遅いよ!
参ったなあ~~~。どうしよう。こんなに咳じゃ、帰国の飛行機にも乗れない。他の乗客や、乗務員からは嫌がれること100%確実。
念のため、スペインでコロナになったらどうなるか、WEBで検索。
なんと、コロナにかかったら隔離されるそうです。帰国できません。
わ~~、どうしよう。とりあえず、葛根湯と咳止めを飲んで安静に。
少し落ち着いてきた次の日、薬局へ行って、コフドロップとコロナ抗原検査キットを購入。スペインのコフドロップはかなり強力。舐めると、喉の痛みは消えて、咳も少なくなりました。
早速、コロナ抗原検査キットで検査開始。まず、説明書を良く読む。なになに。
初めに鼻をかんでから、綿棒の先を3CMくらい鼻に挿入して、5回以上ぐるぐるとかき回す。スポイトの中のたまり溶液にその綿棒を入れ良くかき回す。その溶液をインディケータにたらす。
さて、結果は如何に?=>次のページに! -
なんと、C線のみ赤く染まりました=>陰性です。
良かった!一安心。やはり、風邪かな?
気のせいか少し元気になってきました。 -
さて、今日はこれから1泊で、荷物も軽く(他の荷物をホテルに預けて)、サンチャゴ・デ・コンポステーラへ出発!
-
約50分で、サンチャゴ・デ・コンポステーラ空港に到着。
サンチャゴ・デ・コンポステーラは、巡礼の道のゴールとして有名。
これは、空港の売店で見つけたリヤドロの巡礼人形。
さすが!美しい、素晴らしい。 -
さて、皆さんに情報です。
空港からサンチャゴ・デ・コンポステーラ市街へは路線バスが安いですよ。
タクシーで行くと22ユーロ、でも、この写真の路線バスで行くとたったの1ユーロ。びっくり値段でした。
注意事項ですが、バスは、サンチャゴ・デ・コンポステーラ市街のガリシア広場のZARAショップの前の停留所で必ず降りてください。街はずれの終点(バスターミナル)まで行くと大変なことになりますよ。 -
バス停から600メートルほど雰囲気のある旧市街をゆっくり歩いて、世界遺産のサンチャゴ・デ・コンポステーラ カテドラルへ到着。
お~すごい!壮大。ここは、巡礼者の最終到着地・聖地でもある。
そしたら、「日本人ですか?」と巡礼姿の初老の男性が。「ハイそうです。」と答えると、「9日ぶりに日本語が話せます。嬉しいなあ!」と、しばらく歓談。
「巡礼中は、頭の中でいろいろなことを考えながら歩き、精神的にすっきりしてきます」など、もう陽に焼けたお顔は、菩薩のお顔になっていました。さらに「私はもうステージⅣのガンです」とおっしゃっていましたが。「とてもそうには見えないほど、お元気そうで健康そうな体格ですよ。今回の巡礼のご利益ありましたね」と。素直に印象をお伝えしました。 -
巡礼者たちは、なん百キロの道を、ホタテガイを身体に付け、杖を頼りにしながら歩いて来る。
-
ゴールの瞬間もひとしお。ここは、広場に続く最後の坂道。頑張れ!
-
巡礼者は、聖地到着との感動とともに、まず教会前のオブラドイロ広場にバタンキュー。
-
すぐに、長い道のりを苦労してきた仲間たちと共に感動と喜びを分かち合う。
-
もちろん、記念写真も忘れずに!見えますか?この達成感に満ちた笑顔!笑顔、笑顔。
-
さて、今日の私たちのホテルはこの教会前のオブラドイロ広場の左側にある、元王立病院を改装したパラドールです。行って見ましょう!
-
お~入り口もおしゃれ!
-
エントランスも中世の雰囲気が。なかなか、良い感じ。
-
左側を見ると、広々としたエントランスロビー。この右奥は、お洒落なバーになっている。
-
右の奥がチェックインカウンター。
たのもう~! -
廊下も歴史感のあるクラシックで優雅。
-
こぎれいな中庭もあるし。
-
部屋も古風で落ち着く。
-
チェックイン後、早速、カテドラル内部へ行って見ましょう。
-
教会内部は豪華でスペイン最高のロマネスク様式の姿が。
さて、祭壇の手前に見えるランプは=>次のページで拡大しますね -
有名な儀式、ボタフメイロに使うランプ。
焚いたお香の煙を振りまきながら左右に大きく揺れる大香炉。
一説には、巡礼者の汗・体臭を消すための儀式と言われていますが、真相は?
ところで、この儀式を見るときはコツが必要ですよ:
それは、大聖堂の翼廊(上から教会建物を見ると十字架の形になっているが、袖側の建物)の席に座ること!
なぜなら、ランプが大きく振れる方向は、この写真の左右(袖側の建物方向)に振れるからである。
また、大変混むので、少なくとも1時間前に教会に入場して座席を確保すること。
(私たちはぎりぎりまで待っていたのですが、残念ながら、フライト時刻の関係で観られませんでした。残念。)
-
地下には、聖ヤコブの棺が安置されています。
-
壁にはこのキリストのステンドグラス。斬新で素晴らしいと思いません?
-
次は、サンチャゴ・デ・コンポステーラ市街の街歩きに行って見ましょう。
旧街自体は大変小さいが、こぎれいでお洒落なお店がいっぱいある。
楽しい街である。 -
お! 良いお土産見っけ! 何だこりゃ!
ところで、あなた、勘違いしてません?
おっ〇〇 ではありませんよ。 -
正解はテティージャというチーズ。
スペイン北西部のガリシア地方の名産です。
テティージャの意味は、そのものずばり、おっ〇〇です。
味見させてくれた。結構大きいしミルク味でおいしい。2つ購入しました。 -
日も暮れて、カテドラルにも夜のとばりが。
-
夜の教会は荘厳。
-
パラドールの夜の回廊もロマンチック。
さて、夕食へ行きましょう。 -
デナーは、メインダイニングで。広々として、大変豪華。楽しみ。
ここで、情報です。
ここのパラドールには2つのレストランがあります。この写真のメインダイニングと、クラシックダイニングです。
お勧めは、豪華な雰囲気のメインダイニングです。予約が必要です。 -
まず、スペインの美味しいワイン、リオハで。
-
乾杯!
-
最初はサンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼のシンボル、美味しいホタテの姿焼き。
-
鰯の焼き魚、美味しい。
-
メインは、皮つき骨付きの焼き豚。
外はパリパリ、中はジューシーで、大変美味しい!
でも、この大きさにびっくり。思わず笑ってしまう。
大きいと思う人はハーフサイズに変更可能です。 -
さて、サンチャゴ・デ・コンポステーラを楽しんだ後、今日はマドリードへ帰ります。
まず、サンチャゴ・デ・コンポステーラ市街から空港へ。
もちろん、高いタクシーではなく、たった1ユーロのバスを選択。降りたときの停留所へ行ったけど、空港行のバスの停留所場所はそことは違うよう。大変親切な地元のおばさんが、そこから50メートルも離れた大変分かりづらいところにあるバス停まで、わざわざ付いてきて案内してくれた。もう感激。ありがとう。
その後、バス停では、別の若い人が、スマホで時刻表を調べてくれて、「これから何本かのバスが来るけど、空港行のバスは3番目であと○○分で着く。バス番号は6Aなので、それに乗ってください。間違えないようね。」と。
マドリードでは、スリにあったり、通りの花の押し売りにあったりしたけど、悪い人たちはほんの一部。スペインのほとんどの人達は親切な優しい方ばかりです。素晴らしい。 -
早いもので16日間の旅も終わり。今日は帰国の日。マドリード空港。
まず、イベリア航空で、ロンドンへ向かいます。
機材は、エアーバス350。パンダ顔の操縦席見えますか? -
このフライトすごいですよ。何がすごいかと言うと。普通、ヨーロッパ間フライトのビジネスクラスシートは、「なんちゃってビジネスクラスシート」ですが、=>次の写真へ
-
マドリード・ロンドン間のフライト(2時間半)にもかかわらず、ちゃんとした、国際線ビジネスクラスシートなのです!
食事もしっかりしているし大変快適でした!ラッキー! -
ロンドンヒュースロー空港ターミナル3に着き、さあ、ラウンジへ。
お~、いろいろな航空会社がたくさんある。でも、即、キャセイパシフィックのラウンジへ直行。
実は、帰りのフライトチケットは、もともと、前回の世界一周航空券、の後半部分を使用。2019年時の時は、マドリード=>ロンドンからキャセイパシフィックで、香港へ行きその後クアラルンプールへ行き、成田へ帰国という計画であった。しか~~し、コロナのために、キャセイパシフィックがキャンセル。など、になり、また、延長延長を繰り返して、JALによる直行便で帰国となりました。そのリベンジもかねて、キャセイパシフィックラウンジへ直行したのです。 -
入ってみましょう。なかなか、落ち着く。
-
ローランペリエなど、美味しいシャンペンやワインが、お待ちかね。
-
私の狙いはこれ!前回試食予定だったのに体験できなかった、キャセイパシフィックの「担々麺」。
これが本当に美味しい!口の中で、ゴマベースの旨味が広がる。香港のラウンジの「担々麺」は、ここよりさらに美味しいとのウワサ。残念!行きたかったなあ! -
お時間になり、JALの搭乗ゲートへ。懐かしい鶴のマークが。
-
搭乗開始。今日のシートは、行きの時の席の一つ前。広くてゆったりできそう。
-
お席に着き、お食事スタート。帰国フライトでは洋食を選択。
まず、海外発のフライトだけにサーブされる、シャンパーニュ・ビルカールサルモン・キュヴェ・ニコラフランソワ2007で乾杯。すっきりして大変美味しい。 -
次は、ご存じ、美味しいキャビアとスモークサーモン。
-
ホタテの燻製レモンソース掛け、ザクロとカリフラワーのクスクス風。
ザクロのつぶつぶが、新鮮な感触で楽しめた。 -
アンコウのソテー、エビ、ムール貝、レモンとガーリックハーブのアクアパッツアソース添え。お口に海の幸がいっぱいに。
-
メインは、牛フィレ肉のグリル、黒トリュフのベアルネーズソース、焼き栗。
CAさんから、焼き方を聞かれましたが、「ミディアムレアー」がお勧めのことなので、それを注文した。これが大正解。地上で食べるのと同じくらい美味しかった。素晴らしい技術である。
振り向くとお隣にCAさんが、心配そうに焼き具合を確認に=>次の写真へ -
CA:「ビーフの焼き加減はいかがでしたか?」
私:「大変美味しいです。」
CA:「良かった!」
私:「気圧の低い機内で焼くのは大変難しいのでは?」
CA:「はい、結構ノウハウが必要ですよ」
快適なフライトも、支えてくれるCAさんたちの地道な努力のおかげ、ありがとう。 -
デザートはマンゴーとパイナップルのムース、コーヒーカルダモンのガナッシュ、レッドベリーソース添え。
もう幸せな気持ちで、お腹いっぱいになりました。ごちそう様。
おかげで、ゆっくりぐっすり睡眠できました。 -
目覚めると、もうすぐ羽田近くに。
帰りは、安全のため、ロシアの南側周りのルートになっている。
時間かかりすぎ。
プーチンの戦争は本当に迷惑、早く止めて欲しい。 -
おはよう!朝食は日本食を選択。やっぱり、日本人ですからね。
-
今回の入国時にはPCR検査の陰性証明書は不要になったので、大変スムーズに入国。
しか~~~し!
無事帰国して自宅に着いたとき、家内より叫び声が「あ~~!大変」。
「今度は何だ?またトラブルか」
「機内で購入した森伊蔵(希少価値の高い美味しい焼酎ですが、JALの機内で大変安く購入できる)を、シートの前に置いてきてしまった!」
もう、今回は最後の最後まで、トラブルたっぷりのトラベルでした。(笑)
(注):置き忘れなどかわいいトラブル。翌日JALの忘れ物係りに電話して、着払いで、無事森伊蔵を受け取り無事解決。
最後まで、お読みになってありがとうございます。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年秋のオランダ、ギリシャ、マドリード、サンチャ・ゴ・デコンテスポーラ旅行
20
95