
2022/11/03 - 2022/11/03
167位(同エリア1405件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年10月、全国旅行支援を利用して計画した秋の沖縄&奄美の旅。
運悪く南洋で発生した台風22号の影響で悪天候が続いたが、奄美大島での観光初日の昨日はほとんど曇りで、本日ようやく好天に恵まれた。
本日のために昨日急遽申し込んだ、素泊まり&海遊びwith DiOのツアー「ボートで加計呂麻島(大島海峡~外洋)1日遊び」。
9000円分の地域クーポン全て注ぎ込み、悪天候で中止となった沖縄での水納島のボートシュノーケリングツアーのリベンジを狙った。
午前中に1回目のシュノーケリングと青の洞門を1箇所潜入し、ツアーも後半戦に突入します。
沖縄の海に劣らない美しさの加計呂麻島周辺の海を満喫することができるでしょうか・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
本日二度目のシュノーケリングポイントは、加計呂麻島西端沖の無人島・江仁屋離島のさらに南西部の小島のある入江。
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ここも、見るからに高い透明度と多くのサンゴ礁が期待できそう。
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入水したとたん、カラフルさサンゴの種類の多さとそのカラフルさにびっくり。
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まさかのカクレクマノミ発見か?
じっくり見ると、ただのクマノミの可能性高し。
上からじゃなくて、横から見たい。 -
イチオシ
これは凄いわ。
でも、サンゴってこんなに色が付くものなの?
今更だけど、右上の方に何か写り込んでいるぞ。
拡大してみよう。 -
やはりただのクマノミだったらしい。
というか、クマノミだからと残念がってはいけない。
クマノミに失礼な話だ。 -
サンゴの色について調べてみると、サンゴの色というより共生している褐虫藻の色らしい。
サンゴは、褐虫藻からの光合成産物、または自らの触手で動物プランクトンを捕食することで栄養を摂取している。 -
褐虫藻はサンゴ体内で増殖し、密度はほぼ一定にするため宿主であるサンゴが褐虫藻を体外に放出することで調整していると考えられている。
体外に放出された褐虫藻は、ほかの生物の餌になると考えられている。 -
イチオシ
サンゴの海に現れたのは、ニジハギ?
普通は水深15m以上に生息し、浅いサンゴ礁にいるのは幼魚ということらしい。 -
こちらの魚もカラフルそうだけど、真上からの画像では何者なのか素人には判別できない。
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ニジハギの幼魚にガン見された。
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約30分ほどのシュノーケリング、堪能させてもらった。
5年前にケアンズからのツアーでミコマスケイに行ってシュノーケリングをしたが、その時の写真と見比べても勝るとも劣らないサンゴ礁ではないかと感じた。
これが沖縄の離島でなく、奄美大島周辺で見られたことは驚きであり、うれしい誤算だった。 -
海から上がって、ボートは江仁屋離島の南側を東へと走る。
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江仁屋離島の東端あたりに来ると岩場が目立ってきた。
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イチオシ
海上から岩がそびえ立つ。
しばし、この付近を遊覧。 -
ボートで接近して見上げる奇岩は迫力満点。
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どうみても倒れそうな岩はよほど根が深いのか、それとも隣の岩と海面下でつながっているのか・・・
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雲と青空に奇岩のシルエット。
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江仁屋離島の東端を遊覧して、また東へと向かう。
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10分ちょっと走って正面にビーチが見えてきた。
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このビーチに上陸してランチとする。
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上陸するにはゴムボートで。
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オールをこいで上陸。
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ほかに誰もいなくて、完全なプライベートビーチ状態。
日陰でランチタイム。 -
このボートツアーは弁当付き。
こんなプライベートビーチでこういう和風な弁当を食べるとはイメージしてなかったが、こういうのも悪くない。 -
イチオシ
このビーチにアプローチする陸路はなく、ボートで上陸するしかないらしい。
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ビーチの向こうには大島海峡を隔てて奄美大島。
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F氏は4日前にツアー客がこのビーチに置き忘れたライフベストを探しに行った。
「たぶんもうなくなってるだろうな」と言いながら。
この3日間の悪天候で上陸してライフベストを持って行く人なんているかな?
と思うのだが・・・ -
イチオシ
のんびりとビーチで過ごす午後のひととき。
しばらくしてライフベストを回収してF氏が戻って来た。
まあそうなるだろうと思っていたけど。 -
「そろそろ帰りますか?」とF氏。
時間に余裕はあるが、ここから真っすぐ帰るなら4時間コースで料金が13000円にプライスダウンする。
すでにツアーには満足していたのと、加計呂麻島で行っておきたいところもあった。
加計呂麻島の生間港で降ろしてもらうことは可能か聞いてみるとOKだった。
ということで、加計呂麻島の東部に位置する生間港まで送ってもらった。 -
13:40頃、生間港に到着。
料金は、地域クーポン9枚と現金4000円で支払い。
とても濃厚で、忘れられない4時間ちょっとのツアーだった。 -
生間港から散策する前にフェリーの待合所に寄った。
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フェリーかけろまの時刻を確認。
フェリーのほかに、源丸とでいご丸という海上タクシーの便もあるが、14:30発と17:30発なので、16:30発のフェリーかけろまに乗ることにしよう。 -
待合所前にあった加計呂麻島の案内マップ。
今日行った主な場所を示してみた。
これから行こうとしているのは、生間港から約1.5km南に位置する諸鈍という集落。 -
諸鈍への坂道を上って行くと、左に大島海峡と奄美大島が見えた。
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しばらく歩くと、諸鈍の集落と湾が見えてきた。
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道端に不思議な木発見。
幹にはトゲがあり、下部が太く根本は細くなっている。 -
14:10頃、諸鈍の加計呂麻島展示・体験交流館に到着。
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加計呂麻島展示・体験交流館には座敷でくつろげるスペースがあり、それがいかにも昭和チック。
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そこに掲示されていたのは、加計呂麻島がロケ地となった作品ではなく、「男はつらいよ」の1作目のポスターだった。
加計呂麻島がロケ地となった最後の48作まで続いた「男はつらいよ」のシリーズは国民的映画だが、実は映画化される前に、テレビドラマ版があったという。
テレビドラマ版は最終話で、寅次郎はハブ狩りで一儲けしようと奄美大島に出かけるが、そのハブに噛まれて死んでしまう。
寅次郎を死なせたことで視聴者からはテレビ局に抗議の電話が殺到し、これが映画化に繋がったのだという。
ちなみに、テレビドラマ版の寅次郎役は映画と同じく渥美清だったが、さくら役は倍賞千恵子ではなく長山藍子だったらしい。 -
諸鈍の海沿いの広場。
その樹木の下に・・・ -
「男はつらいよ寅次郎紅の花」のロケ記念碑。
結構映画のロケ地めぐりをしてきたが、こんなに立派なロケ地の記念碑を見たのは初めてだ。 -
記念碑の左側には、監督である山田洋次の言葉が記されている。
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記念碑の右側には、映画の一シーンの台詞が記されている。
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イチオシ
諸鈍の海沿いにはデイゴ並木が続いている。
樹齢300年以上ともいわれ、5月~6月に真っ赤な花を開花させるが、花の命はたった1週間と短い。
デイゴは沖縄が北限とされており、加計呂麻島のものは交易船の航海の目印とするため等で沖縄から植栽されたものといわれる。 -
デイゴ並木を進んでいくと、伝泊 リリーの家という宿がある。
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その敷地を囲む石の塀は、記念碑に記されていたシーンが撮影された場所である。
「男はつらいよ寅次郎紅の花」(1995年)
https://www.youtube.com/watch?v=HYzexwoljVM&t=9s -
撮影当時、渥美清は肝臓の癌が肺にまで転移しており、主治医から前作以来「もう出演は不可能」と診断されていた。
本作での寅次郎はほとんど動かず、座っているシーンが多い。
阪神・淡路大震災が起こった年で、復興中の神戸市長田のシーンでエンディングとなっている。伝泊 リリーの家 宿・ホテル
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敷地内に実ったバナナ。
映画でも庭に実ったバナナをもいで食べるシーンがある。 -
本作のマドンナ・リリー(浅丘ルリ子)のように、こういうところで余生を送るのも悪くないかもしれない。
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浜に出てみたが、満潮の時刻が近く砂浜が狭くなっていた。
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道端に咲いていたハイビスカス。
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イチオシ
可愛げな花をみつけたが、名前がわからず。
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生間港の待合所に戻ったが、フェリーかけろまの出航まで1時間以上あり、時間を持て余しそうだが、濡れた衣類やシューズを乾かしたりした。
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大島海峡に浮かぶ松島?
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奄美大島の古仁屋港と加計呂麻島を結ぶフェリーかけろま。
加計呂麻島には生間と瀬相の2港があり、どちらでも片道料金は360円。 -
海上タクシーとともに地元の住民の足となっている。
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今日は雲が多かったとはいえ、青空が絶えなかった。
明日は曇りの予報だが、F氏は明日も晴れると言っていた。
「奄美大島は降水確率が50%越えてても結構晴れたりするからねぇ」とか。
F氏の予言が当たればいいが・・・ -
フェリーに乗っていた少年のTシャツがやけに気になる。
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古仁屋の街が近付いてきた。
その背後の山には、奄美大島のビューポイントとして知られる高知山展望台と油井岳展望台がある。 -
せとうち海の駅から17:12発のバスで帰途につく。
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バスが古仁屋の街を去る頃、西の空は夕焼けを迎えようとしていた。
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奄美ポートタワーホテルの3泊目は3階の部屋に替わった。
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料金は変わらないが、2泊した部屋より古い感じがした。
奄美ポートタワーホテル 宿・ホテル
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バスの浴槽も昨日より狭いタイプ。
しかしこの3階には大浴場があるので、大浴場で入浴した。
今日は沖縄で体現できなかった、いかにも南の島らしい1日を満喫できた。
かくして、悪天候で中止になった水納島のボートシュノーケリングツアーのリベンジ達成、ということにしておこう。
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