2022/11/16 - 2022/11/19
5030位(同エリア6663件中)
じいさんさん
この旅行記スケジュールを元に
京都は4年ぶりだ。観光では51年前の修学旅行以来だ。僕の住んでいる新潟県は越後だから京都からは越えたのちの地だ。
そんな田舎者が京都で多くの寺社仏閣を見ても、違いを確認できず、歴史も不勉強で消化不良ぎみだった。もう少し勉強してから再挑戦したいと思う。
それにしても貧乏者の京都旅行はよく歩いた。アップルウォッチで見ると一日に25,000~27,000歩、14~16㎞だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR東日本のジパングクラブではJR東海の「のぞみ」は割引の対象外なので、割引がきく「ひかり」を使った。「のぞみ」と「ひかり」では京都までで20分くらいしか違わない。急ぐ旅でもないので安い方に決めた。ただし、「ひかり」は1時間に1本くらいだ。
妻殿と新潟を9時に出て、上越新幹線、東海道新幹線を乗り継いで京都に午後1時くらいに到着した。 -
イチオシ
荷物をホテル(ビアインプライム京都駅八条口)にあずけて、まずは南禅寺近くの地下鉄蹴上(けあげ)駅に。
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地下鉄の蹴上駅ではエスカレーターで東日本と違って、左をあけていた。しかし、京都駅では右をあけている。要するに、京都では東日本ほど傾向がはっきりしないのかもしれない。
そういうことよりも、エスカレーターでは左右のどちらかを開けることなく、2列が効率的なのだ。しかし、自分から一方の通路に立ってふさぐ勇気はない。 -
蹴上駅から歩いて南禅寺へ。
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南禅寺の近くに紅葉が美しい天授庵、永観堂がある。
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日本庭園は座敷の亭主、主賓からの位置からが映えて見える。また、庭を額縁で切りとった額縁効果で観るのが日本庭園の特徴で、建物や座敷に入りたいところだが、座敷は多くの場合で立入禁止だ。それから、事故防止や苔の保護のため、三脚、一脚も建物の中や境内では禁止だ。
今年、69歳で仕事をやめた僕はラ・フランス、ル・レクチェとなった。つまり、ヨーナシだ。そんな僕としても写真を上達させたいと思って、ミラーレス一眼レフを用意したが、じっくり撮る余裕もスチュエーションも京都では厳しかったし、カメラを買ってはみたが、携帯の写真の方が綺麗にとれているというウデマエだ。 -
南禅寺、天授庵、永観堂の庭を見て夕方になった。夕食はホテル近くのこぎれいな居酒屋「町衆料理京もん」へ。「おばんざい」や魚料理に満足して京都の第1日は終わった。
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寺社には着物姿の美女たちがいたが、半分近くは日本語ではない人だった。海外からの観光客のレンタルコスチュームの利用者だ。和服を見て気がついた。どうも絹ではなくテトロンのような感じだ。『そりゃ、そうだ。クリーニングして、次の人に来てもらうわけだから、シルクなんて使えない』ということだろう。そして、柄は風呂敷やカーテンの生地のように見えてきた。失礼。
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2日目は京都という土地がよくわからない僕だから、定期観光バスに乗った。天龍寺の庭を見て、嵐山の竹林沿いの道と
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渡月橋を通って、京都駅近くの東福寺へのコースだった。観光バスは3時に京都駅に戻った。
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夕食まで3時間くらいあったので、食の世界でながく仕事をしていた僕としては錦市場へ。
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「大安」で生牡蠣の産地別(広島、岩手、仙鳳趾)を食べ比べて、魚屋さんで 揚げたての鱧の天ぷらをつまんだ。そして、安くておいしいと評判の先斗町の「寿司鉄」に行った。3軒とも大満足で2日目が終わった。
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牡蠣の産地・仙鳳趾(せんぽうし)が読めなかった。修行不足だ。
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3日目は午前に東寺に行った。修学旅行の列にそれとなくついていって説明を聞く。五重の塔を支えている基礎の石を見た。今から1000年以上も前に五重の塔を建てたのだから、当時の技術力と信仰心を感じた。金堂、講堂をみて、仏像に圧倒され、東寺を後にした。
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京都駅前から銀閣寺に向かった。
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その後、新京極、寺町京極界隈をうろつき、河原町からバスで清水寺に向かった。バスは臨時便が出るほどの混みようだった。
降りたバス停(清水道)から産寧坂を清水寺方向にひたすら歩いて正面についたが、まるで、東京のラッシュ時と変わらないほどの人の多さだ。正面は渋谷のハチ公前と変わらないほどの人だかりだ。 -
どこも外国の方が多かった。感じとして半分は外人だ。アングロサクソン、南ヨーロッパ系、中東系もいたが、北東アジアが多かったように思う。台湾、韓国、香港だ。大陸ではゼロコロナ政策で、日本には一人も来ていない。こののちにその人たちが来たらどうなるのだろうか。
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これだけの人がのっかっている舞台は大丈夫かと思うくらいの混雑ぶり。清水の舞台は人も多いが、構造も堅牢だった。
ちなみに、清水寺の御本尊に芸能を奉納するための舞台ということだそうだ。 -
今晩の泊まりは京王プレアルホテルだ。ここよりやや京都駅寄りにスペイン風バル・サントレスがある。予約もなしでふらっと寄ったが、運よく2席空いているとのことで、ほてった足を休めて、ビール,ワインを飲む。
ワイン、料理は全てハナマルだった。サラミとハムの盛り合わせは種類によって異なる美味しさがあって、ブイヤベースもうまい。ブイヤベースの残骸を下げようとした店員をさえぎって、バケットをおねがいして最後までスープを味わった。料金はこじゃれた居酒屋なみというところか。ここも大満足だった。 -
コロナの第7波が終わり、第8波が始まろうというこの時期に、妻殿も「行ってよかったね」と言ってくれたので、この旅は報われたような気がする。
最終日はホテルから裏道を歩いて京都駅に。京都駅でお土産を買った。そして、新幹線の中で、抗原検査キットを開いて、回りの人に気づかれないように検査した。陰性を確認して、東京の孫に会いに行った。
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