
2022/11/12 - 2022/11/13
158位(同エリア358件中)
goemonpさん
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この旅行記スケジュールを元に
紅葉と温泉を楽しもうと埼玉と群馬の周遊旅。
床もみじで有名な宝徳寺、晩秋の四万温泉、2019年オープンのテーマパークムーミンバレーパークで、それぞれの紅葉の美しさを楽しんできました。
ふるさと納税の感謝券もあったので、四万温泉はちょっといいお宿に宿泊。
Part1は群馬県桐生周辺を観光して、宝徳寺の床もみじを鑑賞。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JRローカル 私鉄 徒歩
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埼玉県にはいろいろ重要な文化財がありますが、建物の国宝はただ一件、ここ歓喜院聖天堂です。国宝に指定されたのは平成24年7月9日。
創建は800年以上前らしく、当時この地を支配していた斎藤氏が守り本尊の歓喜天を祀るために御宮を建てたのが始まり。本殿の聖天堂は何度か火災などで損壊し、現在の建物が作られたのは1735年から1760年までの25年間。当時の大工棟梁林正清・正信父子が主導して建設されました。幕府などの資金によらず、民間の出資によって作られた点も文化的価値が高いとされています。
この日は七五三のお祝とのことで、菊祭りか何かあったのでしょうかきれいな菊が飾られていました。妻沼聖天山歓喜院 寺・神社
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聖天堂は歓喜院の一郭の有料エリアにあります。拝観料は700円なり。
1時間ごとに地元ボランティアの方による由来などの説明もあるそうなので、お時間のある人は利用してみてはどうでしょうか。(大体30分くらいだとか) -
非常に細かい彫刻で埋め尽くされた聖天堂。
彫刻を作成した石原氏は、日光東照宮の建設にも参加した匠だったそうです。 -
琴棋書画と呼ばれる彫刻。
中国古来の文人がたしなむべき伝統的趣味である「琴」「以後」「書」「絵」を楽しむ人々の姿を写した彫刻です。
ゴエモン「お寺なのにどうして中国が関係あるのかな。」 -
聖天堂のモチーフの一つである鳳凰が描かれています。
鳳凰はよい世の中が来る予兆として現れるとされる伝説の鳥。
聖天堂のもう一つのモチーフは、「三聖吸酸」と呼ばれる、仏教の祖釈迦、儒教の祖孔子、道教の祖老子が同じ酢を舐めて同じ酸っぱさを味わっているというものなのですが、これら3つのモチーフを通じて表されているのは、平和で争いがなく、文化的な生活を営みたいという庶民の願いのような気がします。
ゴエモン「鳳凰はすごいな。文鳥も描いてくれないかな。」 -
が、何か聖天様のお怒りに触れたのでしょうか、おみくじを引いたところ、妻は吉でしたが、goemonpはなんと「凶」でした。
しかも●よろこびごと少なし●望み事叶わず●あらそひごと負けなるべしとろくでもない記述のオンパレードで、とどめは●生死は十中七八は死ぬ、とのこと。
よくまあこれだけ悪い内容のおみくじを作ったものだと感心してしまいますね。
ゴエモン「日頃の行いが神様にばれているな。」 -
ひどいおみくじのせいで、いつも以上に慎重に車を運転しつつ桐生市大川美術館へ。
外から見るとこじんまりした美術館に見えますが、実は傾斜地にあり地下4階まであるなかなか見ごたえのある美術館。西洋の有名作家から、ローカルの作家までカバー範囲も幅広く、一見の価値あり。これだけの作品をそろえられたのは、かつての絹織物の産地としての桐生の財力を感じます。
残念ながら内部は写真撮影不可のため、作品の写真はなし。大川美術館 美術館・博物館
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おなかがすいたので、地元の蕎麦屋へ行きました。
当初はぐるなびなどで見て評判のよさそうな「うどん八州」さんへお邪魔する予定だったのですが、駐車場がいっぱいで入れなかったので、予定を変更してこれも評判のよかった「そば高橋」さんへ伺いました。
場所は明治館のそば。そば 高はし グルメ・レストラン
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まずは疲れをいやす一杯。
goemonpはドライバーなので、ノンアルコールビールをいただきます。 -
突き出しで出てきた家庭的なお惣菜。
こういうのが旨いんだよね。 -
妻は初志貫徹でうどんとミニしらす丼。
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goemonpは蕎麦屋なのだからと宗旨替えしてそばとミニ天丼。
つゆが濃厚で、細切りの蕎麦は歯ごたえも良くなかなか美味しかったです。 -
せっかくなので近くの明治館にも寄ってみました。
前述のとおり桐生市は絹織物の産地として有名で古くから産業が発達しており、豊かな地域だったため、このような洋館などの文化財が多数残っています。
こちらの明治館は、もともと医学校として前橋に建設されたものを移設したもの。桐生明治館 名所・史跡
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内部は「ハイカラさんが通る」の世界ですね。
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かつては女学校としても使われていた時期があったそうで、当時のものかどうかはわかりませんが会議室には黒板も設置されています。
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次の目的地は桐生市郊外にある宝徳寺。臨済宗のお寺で創建は15世紀。
由緒あるお寺ですが、近年は磨かれた本堂の床に移る「床もみじ」で有名になっています。
ちょうど紅葉の季節ということもあり、多くの参拝者でにぎわっていました。宝徳寺 寺・神社
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ちょうどいい具合にもみじも色づいています。
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もみじとは全く関係ありませんが、ハート形の枯山水の模様。
こうした模様を描くのは禅の修行の一環で、心が乱れていると線にゆがみが出る、といった話を聞いたことがありますが、煩悩の象徴のようなモチーフを描いて修行に影響はないのでしょうか。
ゴエモン「細かいことは気にしない気にしない。」 -
本堂にやってきました、
右側ではたくさんの人がカメラやスマホを手に床もみじの写真を撮っています。こちらは角度違いですが、床の鏡のような美しさがわかりますね。 -
しばし順番待ちして、一番きれいに床もみじが見える場所にやってきました。美しい紅葉のシンメトリーが美しいですね。これは一見の価値ありです。
紅葉の時期もよいですが、新緑の時期も美しいそうですよ。 -
別の角度から見た床もみじ。
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おっと、ここはお寺なので床ばかりではなく、ご本尊も拝んでいきましょう。
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お庭にはこんな可愛らしいお地蔵さまも。
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いくつものお地蔵さまが並んでいます。
こうなるとお寺というよりは観光スポットのようですね。なかなか商売上手なお寺です。 -
女子受けしそうな可愛らしい対のお地蔵様。
ゴエモン「僕はお地蔵様じゃないよ。」 -
お庭にはこんなコーナーも。
もはや完全に観光地と化しています。 -
青空と色とりどりの笠達。
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この前の歓喜院聖天堂でひいたおみくじがあまりにもひどかったので、改めておみくじを引き直しました。
ご本尊を拝んだ功徳か、めでたく中吉に昇格しました。
ゴエモン「よかったね。」
Part2は四万温泉の高級宿で温泉三昧。
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