2022/01/10 - 2022/01/10
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RAINDANCEさん
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群馬県東部、東毛地域の市である桐生を訪れました。古くから絹織物業で栄えた商工業都市で、かつて京都の西陣と並び称された織物産業は現在も残ります。また、桐生八幡宮の門前町に近江などの商人が遺した町家群が重要伝統的建造物群保存地区に指定されています
★桐生に来たなら北関東屈指のこのラーメンは外せない。
★古くから絹織物で栄えた重伝建の趣きある町並みを巡る。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「らーめん芝浜」の”小麦三昧”
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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北関東自動車道の太田桐生ICで下りて、国道50号を西へ。
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桐生市に入り、いきなりご当地グルメです。まず向かったのはこちら「らーめん芝浜」、JR両毛線の桐生駅から南西に約2kmほどの場所です。朝10時前ですが既に行列。
「桐生で朝ラー」…と軽く思ってるとヤバイ by RAINDANCEさんらーめん芝浜 グルメ・レストラン
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この店は朝7:00からの午前中営業。朝ラーを求めて多くのお客さんがやって来ます。しかし、私たちの目当ては10:00からの昼メニューの一つである「小麦三昧」。他にもそれらしいお客さんが居て並んで待っています。朝メニューの人は列をスルーして中へ。
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10時になり、少し待って入店。
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「小麦三昧」は、3種のラーメンを楽しめるこの店の看板メニューです。まず解説書が配られます。
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【1つ目の麺】
生揚げ醤油と低加水麺のまぜそば。地元「岡直三郎商店」の火入れしていない醤油を使い、麺も地元星野物産の小麦粉を使用。
参考:「岡直三郎商店」を含む”みどり市”の旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11717374 -
しっかり混ぜて、生揚げ醤油ベースの油を絡ませていただきます。麺をすすると、低加水麺の香りとごわごわした固めの歯応えに、麺が吸い込んだ醤油の風味が追い打ちをかけ、シンプルかつ繊細な美味さ。
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【2つ目の麺】
上州辛味大根のダイヤモンドつけめん。北海道の小麦「きたほなみ」を使った、もちもちで甘みがあり艶のある麺です。 -
つるつるの加水麺をすくい、下の方を辛味大根のつけ汁につけてすすります。ひんやりとしてもちっとした麺の歯応えそして甘味に、辛味大根のピリッとした刺激と醤油の旨味が追いかけて来てインパクトのある美味さ。
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【3つ目の麺】
らーめんは醤油か塩を選べます。(担々麺、夏限定:冷やしラーメン、冬限定:鍋焼き味噌…は追加料金) 国産小麦を6種、うち「春よ来い」を4種ブレンドした自家製麺で、スープは最上鴨、北海道真昆布などを厳選した食材を使ってます。麺だけでなくじっくり炊いて寝かせた無化調スープに切りたてチャーシューがまた美味い。 -
小麦三昧を堪能するだけでなく、調子に乗ってチャーハンまで頼んでしまいました。質的にも量的にも存分に満たされました。
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ついでに、別の日に食べた「鍋焼きみそらーめん」(冬季限定)と…
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…「担々麺」の画像も載せておきます。これらも美味!
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最後に、おススメのスムージーをいただいて締め。最後に…この店はおもてなしを大事にしているそうで、美味いだけでなくスタッフの接客も素晴らしいです。
桐生・足利あたりは朝ラー文化、そして群馬は小麦の産地、そこからすると「らーめん芝浜」は立派なご当地グルメだと思います。 -
エネルギーのチャージが終わったところで桐生の観光へ。まず向かったのは「桐生明治館」、桐生の中心街からは3kmほど西に離れた場所にあります。
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小屋の組み方は和風で、外観の装飾を洋風っぽくする擬洋風建物だそうです。
桐生の産業遺産とは別の切り口で面白い見どころ by RAINDANCEさん桐生明治館 名所・史跡
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「成人祝いの記念撮影の方は入館無料」の看板。
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エントランス。ここで入場料を払います。
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桐生明治館の沿革など。この建物は、明治11年(1878年)に前橋に群馬県衛生所として建てられましたが、その後経営不振で昭和3年(1928年)にこの場所(旧山田郡相生村)に役場として払い下げられました。
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産業遺産ではなく、権力者や豪商の邸宅などでは無かったので豪華絢爛という感じではありませんが、地方自治体の役場だったということで迎賓館的な趣はあります。
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2階のバルコニー。
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貴賓室。
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会議室。
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面白かったのはこれ、蓄音機です。
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スタッフの方がレコードをかけてくれました。美空ひばりさんの「越後獅子の歌」、昭和25年(1950年)の松竹映画「とんぼ返り道中」の主題歌。
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さすがに蓄音機の世代ではないのでノスタルジーまでは感じませんが、昭和の初め頃にはこうやって音楽を楽しんでいたんですね~。音質はなかなかです。
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桐生駅北側の末広町商店街を抜け…
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…駅南口へ周って到着したのがこちら「旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟」。
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明治35年(1902年)に農商務省(現在の農林水産省+経済産業省)によって設立された殖産興業施策施設の事務所棟です。なぜか縄文時代から絹産業振興の歴史展示、中央には初代社長の前原悠一郎氏の肖像画。
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2階は、桐生市街の主な通りの見どころをかなり詳細に写真付きで紹介。桐生観光の最初に立ち寄って見るところを決めるのもありですね。
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続いて、桐生駅から北へ延びる本町通りを通って、重伝建地区である「桐生市桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」へ。
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「桐生歴史文化資料館」の駐車場をお借りします。
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駐車場の真横には伝統的建造物の「近江屋喜兵衛」、先ほど訪問した旧模範工場桐生撚糸合資会社の社長、前原氏の旧邸宅です。
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平成27年(2017年)に、これから訪問する隣の有鄰館(株式会社矢野)が買い取って近江屋喜兵衛と名付けたそうです。
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続いて、「旧矢野蔵群(有鄰館)」へ。寛永元年(1748年)に近江商人の矢野久左衛門が清酒醸造と質商を開業したのがこの矢野本店。かつての酒販店では現在「矢野園」としてお茶を販売し喫茶店としても営業してます。喫茶はあとにして…
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…まず、倉庫群を見ていきましょう。出入口の真横にあるのは「煉瓦蔵」。手前を走っているのは低速電動コミュニティバス「MAYU(まゆ)」、桐生の観光案内バスです。
まちなみ保存地区の中心的存在 by RAINDANCEさん有鄰館 名所・史跡
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大正9年(1920年)に醤油のもろみ貯蔵庫として建築。
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昭和の終わり、1980年代半ばに屋内駐車場に改修。平成に入り多目的スペースとして開放しているそうです。
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続いて「味噌蔵」(左)、建築年代は不明ながら明治23年(1890年)の版画にあるのでそれ以前と考えられているそう。
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仕込まれた味噌を樽詰熟成するための蔵でした。
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こちらは「塩蔵」。この時は尺八の公開練習中で利用されていました。
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「酒蔵」、味噌蔵同様に建築年代は不明ながら明治23年(1890年)の版画にあり。
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造り酒屋の樽酒貯蔵庫。
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「穀蔵」。
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「ビール蔵」。
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楠木と祠社。
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「酒屋小路」、塩蔵~酒蔵あたりの外壁の風景。
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見学を終え、矢野園の店蔵にあるカフェへ。
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寛永14年(1637年)創業の「月桂冠」の古い看板など、歴史を感じます。
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矢野園の抹茶クッキーと共にカフェをいただき、有鄰館をあとにします。
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続いて向かったのは、本町通の突き当りに鎮座する「桐生天満宮」。
桐生はこの宮の門前町として発展 by RAINDANCEさん桐生天満宮 寺・神社・教会
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参道には雑貨の出店がたくさん並んでいました。
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宮の創建は、第12代の景行天皇の時代に上毛野国造が天穂日命を奉斎した磯部明神で、文治3年(1187年)から桐生家が代々の守護神として崇敬し、観応年間(1350年頃)に京都より北野天満宮の分霊を合祀して「桐生天満宮」と改称したそうです。
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「拝殿」。祭神は菅原道真公です。桐生の町はこの宮の門前町として発展しました。
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さて、桐生天満宮から本町通を南に歩いてみると、歴史を感じる町家が目に入ります。
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「一の湯」、隣接する織物工場で働く従業員の風呂でしたが、現在は銭湯として営業してるそうです。
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「森合資会社事務所」、国登録有形文化財です。 大正3年建築、屋根は銅板葺きで、外壁には白磁タイルを使用した洋風の事務所です。。
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「平田家住宅」、国登録有形文化財です。大正3年(1914年)建築、この地域では
めずらしい蔵造りの店舗とのこと。 -
「旧曽我織物新工場」、 国登録有形文化財。大正11年(1922年)建築、大谷石造りのノコギリ屋根工場です。
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「旧書上商店」、明治期の桐生を代表する買継商「書上家」の商店店舗でした。今は小さな花屋ですが、かつては離れもありその一角で小説家の坂口安吾が暮らしていたそうです。
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店舗の横には「坂口安吾 千日往還の碑」。
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ところで、本町通り周辺ではマルシェが活況でした。
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雑貨屋やカフェなどが集まる「カイバテラス」。
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カイバテラスのあるこの通りは、明治時代に“買場”と呼ばれる上市場が始まったことから、桐生の絹織物の商工業発祥の地とされている様です。
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こちらは本町通り沿いの「ちょいにげマーケット」。
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ちょっとした広場に7~8店舗。
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妻が気に入ったアクセサリーをお買い上げ。
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本町通りから東へ600mほど行くと「後藤織物」があります。ここも三角屋根の木造工場です。現在見学できるのかどうかは不明。外から見えるところはほとんどありません。
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最後に立ち寄ったのが「桐生織物記念館」。桐生駅の近くです。
国の登録有形文化財の建物 by RAINDANCEさん桐生織物記念館 美術館・博物館
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昭和10年(1935年)に建てられた桐生織物同業組合で国登録文化財です。
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織物と織物機械の展示が少し。
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記念館といいつつも、織物販売に結構力が入っていますね。
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販売エリアが広いです。さすがは近江商人のDNAを受け継ぐ商いの町。
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大正初期に社交場として建てられた「桐生倶楽部」をチラ見して桐生をあとにします。かつて「西の西陣、東の桐生」と称されるほど絹織物の一大産地として栄えた町は、現代にもその栄華の片鱗を残す趣ある町でした。らーめんも美味かった!
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