八丈富士に登りたくて、鳥も通わぬと言うけれど1時間で行ける八丈島へ（1日目：八丈富士登頂とお鉢巡り）

2022/10/08 - 2022/10/10

近頃は島巡りに凝っています。八丈島にも行きたいと思って調べていましたが、やっと機会をつかんでいくことができました。
八丈島に行く、第一の目的は八丈富士登山！　なんと八丈島についた日の午前中に目的を果たすことができました。

ちなみに八丈島行の飛行機はANAのみ、一日3往復しています。
約一か月前の購入で一番安かったのはビジネス切符。往復32540円。ビジネス切符使うのは初めてですが調べてみたらビジネス利用でなくてもOKでした。（ビジネスで行くかどうかANAが確認するわけないですね）。利用条件はANAのクレジットカードを持っていること。また往路ビジネス切符を選ぶと復路もビジネス切符しか選べません。

エリア 八丈島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

八丈島の搭乗口はバスゲートラウンジ。
バスで搭乗口に向かう途中、航空機の移動のためしばらく停車しますとかなんとかアナウンス。AIR-DOが目の前の道路横断中。こんなこと初めて。

前回の高松行も、今回も建物にバスと飛行機が横づけされ、建物を通ってボーディングブリッジからの搭乗でした。どうせ沖止めならタラップ登った方が楽しいのに。

7:30発。羽田空港の朝は混んでます。また間近で離陸みえました。

朝焼けの羽田を離陸。中央ちょっと左にスカイツリー

筑波山

九十九里浜

次に見えたのは小さい島。
もう着陸態勢に入っているし周囲に八丈島以外はない、これは八丈島！

これは！八丈小島！

八丈島の滑走路の西側から着陸するため、周り込んでます。
こんな風景みると、頭の中にジュラシックパークのテーマ♪が流れてきます♪

八丈小島の真横をとおり

八丈富士を左にみながら着陸。（滑走路は八丈富士と三原山の間にあります）

降機。バックは三原山。（大島の三原山と混同しやすいですね）
レンタカー会社やツアーのお迎えがない私は、ロッカーにボストンバックを入れてタクシー乗り場へ。1台しか停まってないし声かけないと気づいてくれなかった。

八丈富士登山口まで行ってもらいました。1970円。
帰りはどうしようかと思って聞いてみると、歩けますよって（笑）。普通、タクシーカードくれると思いますが。

登山口からの風景。

富士山頂への道。
お鉢巡り分岐点50分。ここと登山口入ったところに駐車場が少しだけありました。

少し入ったところから階段が始まります。
ここで登山届を出します。スマホでQRコード読み込んで名前、住所など入力して送信すると八丈島警察署に届きます。

階段部分は草に覆われているしガタガタなのでスロープの部分を主に歩きました。

中間点を過ぎましたが、全部で1280段あるそうです。
ちなみに霧降高原の階段は約1445段。土合駅の階段は486段。東京タワー600段。
つい調べてしまいました（笑）

振り返ってみると、空港、市街、三原山、両側の海が見えます。

害獣防止のゲート

お鉢巡り分岐点に到着。左方向に山頂（お鉢の一番高い所）があるようです。

人が立ってる方向へ登って行きます。

草で半分覆われた細い坂道を登ります。
階段で私を追い抜いて行った女性が、この先の道、水が溜っていて通れなくて戻って来たと言っていました。スニーカーでは無理だったようです。
ほんとに深い水たまりがありましたが、私は登山靴履いて来ているので防水は万全。何とか通れました。

振り返って撮影。一番低いあたりから歩いて来ました。

山頂は人が立っているあたりかな？　右側が火口です。

すごい道に見えますが、歩いていると草丈もあって怖くはありません。

山頂に到着　854.3m

先にここにいた人と写真を撮りあいました。

先に進むと、あ、八丈小島が見えてきました。火口側は切り立った崖です。

振り返ってみると、よくこんなところ歩いてきたな、と思います。

行く先を撮ったり

振り返って撮ったり、ずっと絶景！

八丈小島の正面に来ました。

この先もこんなに切り立っていますが、道はこの崖の少し左側についているので怖くはありません。
ただ、風が強いと危険です。この日は風がなくてラッキーでした。翌日も翌々日も風が強かったので、お鉢巡りはできなかったかもしれません。

まだ道は続いています。

このあたりだけ溶岩がむき出しになっていました。溶岩はザラザラ滑るから気を付けてゆっくり歩きます。

お鉢の中をのぞくと、ブロッコリーみたい。

天然の花束

登山届を出したところに、先日、火口内への転落事故が発生しましたと書いてありました。
火口深いです・・・

気を付けて歩きましょう。

前の写真のあたりを振り帰って撮影。
こんなところを歩いていたなんて思いませんでした。

でも、この道を歩いている限りはお鉢の中には落ちそうもありません。

ここで一周のゴールが見えました。また振り返って撮影。

お疲れさまー。花が迎えてくれました。先にゴールしていた知らない人も、大変でしたね～と言ってくれました。
登り始めたのが9:00、お鉢巡り分岐10：00、山頂10:30、お鉢巡り分岐に戻ったのが12:00。ゆーっくり景色を楽しみながらのコースタイムです。

溶岩に座って羽田空港のコンビニで調達した、おにぎり一個の昼食。

お鉢巡り分岐から神社に降りる道があります。ちょっと行ってみたら滑って転びました。火口巡りしていた時は全く転ばなかったのに。これは来るなと言うご宣託なのか・・と思って行くのをやめました。
戻ってくると、「あれ、雨じゃないか」と言っていた人の見ている方向を見ると
雨のカーテンが見えました！

ちょうど、ブライダルフォトを撮るカップルが火口分岐に到着。花嫁さん、さすがに靴はスニーカーです。でも裾が長くて大変そう。
ここにいた人達、みなで拍手して、おめでとー、と祝福。

でも、どんどん曇ってきてしまいました。

もうガスってしまっています。

この後、山を下っている間に雨が激しく降り始めました。階段なので折り畳み傘差しても大丈夫。神社へ降りる道で転んだのは雨が降るから来ないほうがいいと言う、ご宣託だったようです。
1時間ほどして雨は止みました。そのあと麓から八丈富士見えていたので、このカップル、いい写真が撮れたでしょうか。

タクシーを電話で呼ぼうかと思いましたが、それも面倒なので歩いております。
空港が見える、ちょっとジブラルタルみたいです。
この時、なぜか空港まで歩いて行かなくてはいけないことを忘れていました。
途中、ふくらはぎの筋肉がおかしくて、ゆっくりしか歩けない。駅伝で時々足をさすりながら走っている選手、こんな感じだったのかな。しばらく我慢して歩いていたら治りました。

くねくね曲がった舗装道路をひたすら歩いて、
14:00　主要道路から八丈富士方向への分岐にやっと到着。

八丈富士、山頂まで見えているので雨は上がったかな？

町営バス。
これが戻ってくれば空港行になるけれど歩いたほうが早いかな。

やっと空港が見えました。

空港14:30到着。
八丈島から羽田へのフライトは、13：40、17:30　があるので、タクシーで降りれば13：40の飛行機だって間に合ってしまいます。
羽田空港に7:30までに行けるなら、八丈富士日帰り登山も可能ですよ～。

空港から八丈富士。
町営バスは、同時に空港に到着しました。

疲れたので空港のベンチでしばし休憩。さあ、ホテルまではどうやって行こう・・
続く

この旅行記へのコメント （6）

• 唐辛子婆さん 2023/01/05 20:41:34

  ハラハラドキドキ

  夏さん
  
  新年おめでとうございます。
  八丈富士登山、いくら階段だけ登ればいいと言われたって一人で行くのは恐ろしい。
  いつも勇気がありますねえ。
  旅行記をみて元気をもらえてうれしいわ。
  
  高校の時の担任が八丈高校出身の先生でした。
  英語の翻訳が「とてもココロに沁みた」を「万感胸に迫り」と文語調でせまる
  年齢の割に年寄りじみた先生なのになぜかとても人気があり懐かしい。
  
  今年もよろしくお願いいたします。
  
  唐辛子婆

  夏への扉さん からの返信 2023/01/05 21:34:31

  Re: ハラハラドキドキ

  唐辛子婆さん、
  
  明けましておめでとうございます。
  八丈富士は、道迷いも熊が出る心配もないので怖くありませんでした。
  唐辛子婆さんは、土合駅の階段を往復できるから登れると思いますよ～。
  
  ＞英語の翻訳が「とてもココロに沁みた」を「万感胸に迫り」と文語調でせまる
  
  元の英文って軽そうな気がします。
  唐辛子婆さんが4トラ旅行記のような口調で英語翻訳したら、面白そう！
  
  高校の時の数学の先生、同窓会で会ったらあまり年が変わらないのに驚きました。学生の頃の年の差って大きいですね。
  
  今年もどこかでオフ会しましょ。
  
  なつ

• nimameさん 2022/12/26 09:23:51

  八丈富士登頂とお鉢巡り。

  夏への扉さん・おはようございます。
  良く耳にする八丈富士・名前だけ知っていますが！
  余り山の雰囲気が解らず・
  夏への扉さんの写真で何となく雰囲気が解りました♪
  でも何時も一人で行動尊敬しちゃう～
  八丈島・島だから害獣居ないと思っているけど、防止のゲートがあると言うのは居るんだね！
  そして花嫁さん写真撮り・
  山の好きなカップルですかね？？
  やっぱり山は良いわね～
  最近山に行く事無いから山のＤＶＤばかり見てます。
  nimame

  夏への扉さん からの返信 2022/12/26 21:24:09

  Re: 八丈富士登頂とお鉢巡り。

  八丈富士は階段で一時間で登れると言うし道迷いの心配はないので一人でも大丈夫と思って決行しました。
  お鉢巡り、思った以上に絶景！　青空だったらもっとすごい風景だと思いますが風が強くて回れない日も多そうなので、お鉢巡りできただけでラッキーです。
  山好きなカップルなら衣装着てても八丈富士は軽いでしょう。雨があがって絶景をバックに写真撮れたといいのですが。
  夫は山や旅の番組見るのが大好きなのに、誘っても年に一度程度しか付き合ってくれません。私は月に一度ぐらい旅したいのに。
  今年は札幌雪まつり行くことにしました♪　コロナで中止、大雪で行けない、帰れない、なんてことがないとよいのですが。
  
  なつ

• マプトさん 2022/12/26 07:18:17

  八丈島の旅

  おはようございます。八丈富士の登山、読みました。
  八丈島空港って、山と山の間の平地にあるんでしたね。私は、行きは船だったので、高台からみてあんな感じだったと思い出しています。
  山で結婚の写真！？秋だし、寒くないのか！？どうやって来たのか！？頭の中で色々考えちゃったりしています。でも、東京都なんですもんね。東京も広いなあ。

  夏への扉さん からの返信 2022/12/26 21:08:04

  Re: 八丈島の旅

  マプトさん、こんばんは。
  
  八丈島空港って、着陸大変みたいです。強風も吹きやすくて着陸できなかったら羽田へ戻るしかありません。
  
  小笠原からの帰り、早朝八丈島を見て竹芝桟橋に着いたのが15時ですから船だと結構かかりますね。（調べてみたら最速10時間20分！！）
  
  この日は、私もT－シャツでした。登った直後は暑いぐらいだと思いますが雨に濡れてしまうと寒かったかも。
  ここに来るには私がタクシー降りた所の駐車場から階段を登ってくるしか方法はありません。歩きにくいだけで危険ではありませんが、この後、山頂まで行って写真撮るのだとしたら大変です。
  ユングフラウヨッホ行ったとき、氷河の上でウェディングフォト撮っているカップル見ました。夏でしたがさすがに寒そうでした。