2022/11/05 - 2022/11/06
200位(同エリア593件中)
ふむすけさん
この旅行記のスケジュール
2022/11/05
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電車での移動
JR相模線 橋本駅 06:25着
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電車での移動
JR横浜線 橋本駅 06:33 ー 八王子駅 06:44
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電車での移動
JR中央本線中央特快 八王子駅 06:53 ー 高尾駅 07:01
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電車での移動
JR中央本線 高尾駅 07:06 ー 甲府駅 08:38
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電車での移動
JR中央本線 甲府駅 08:51 ー 小淵沢駅 09:43
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電車での移動
JR小海線 小淵沢駅 10:07 ー 小諸駅 12:19
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電車での移動
しなの鉄道 小諸駅 12:55 ー 上田駅 13:15
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電車での移動
上田電鉄 上田駅 13:20 ー 別所温泉駅 13:47
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ガスト上田天神店
2022/11/06
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電車での移動
しなの鉄道 上田駅 09:28 ー 小諸駅 09:58
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電車での移動
しなの鉄道 小諸駅 12:24 ー 軽井沢駅 12:49
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バスでの移動
JRバス関東 軽井沢駅 14:15 ー 横川駅 14:49
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電車での移動
JR信越本線 横川駅 15:10 ー 高崎駅 15:41
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電車での移動
JR上野東京ライン 高崎駅 15:55 ー 茅ヶ崎駅 18:50
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この旅行記スケジュールを元に
JR東日本の週末パスの指定エリアをなにげなく眺めていたら、別所温泉まで行けることを知り、ウェザーニュースの紅葉chで確認したら今がまさに見頃とな。
これは行かねば!ぜひ行かねば!
いてもたってもいられずホテルを探したらどこも満杯だし便乗値上げ。
人生初のゲストハウスの二段ベッドに唾をつけ、嬉々として現実逃避行。
長野県というのは、本当に美しい所ですね。
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さあさあ、紅葉狩りの季節だよ。
人混みは嫌いだが、仕方ない。
JR東日本の週末パスを使って、名湯と名高い別所温泉に行こうじゃないか。
うきうきとHIGH RAILの予約をとろうと駅ねっとを開いたが、空いてるわけもなく。
そもそもビジネスホテルもいっぱいでとれなくて、人生初のゲストハウスに宿泊となる。
小諸の懐古園も、上田城跡公園も見頃のようだし、みんな暇だな。
自重なさいな。
ま、普通列車もよいでしょう。
むしろ普通列車がよいでしょう。
小海線と上田電鉄完乗で行こうっと。
小諸駅でお蕎麦食べようっと。
そんなわけで爽やかな秋晴れの朝、5時に家を出て出発。
土曜日の朝早い電車に乗ると、前の晩の残り物みたいな酔っぱらいがいて、大変見苦しく、もちろん私にも身に覚えのあることなので、じっくりと自戒の念を噛み締めて、ちょっとだけ応援してあげるのだ。
頑張って帰れよ。 -
高尾から甲府行きはロングシート
車窓の紅葉は綺麗だが、ロングシート且つ登山客で満席なのであまりじろじろとも見られず。
つまらない車両を導入したものだ。
写真は特急通過待ち合わせで一時停止した日野春駅。
降りたことのない駅だったので、こういう特急待ちのちょっとした時間が嬉しい。
皆さんも思い思いに外に出て、きれいな山を見ている。日野春駅 駅
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一時停止中。
日野春駅って何かあるのかな。
改札外を見ただけでは何もないけど、
大人に引率されたキッズが沢山降りて行った。 -
塩山の辺りも山は紅葉が見頃。
甲府駅に到着時、11度しかなく、寒い。
長野はもっと寒いという予報。
かっこつけてダウンを着てこなかったが、私は無類の寒がりなので、すでに生きた心地がしない。
大人の財力にものを言わして、カイロを買おう。
いや、一つ持ってきてはいるんだが、それだけでは足らないだろうな。 -
小淵沢駅に到着。
隣のホームに小海線が来てる!
かわいい!
さあ。
乗り換え時間24分。
お手洗いに行ってみたら、なんだかとてもモダンでおしゃれな駅でした。
駅そばもあった。
食べたかった。
とりあえず急いで缶ビールを売店で購入し、
ホームに急ぎます。 -
小淵沢の駅名標。
エモい。
ロマンチック。小淵沢駅 駅
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小海線。
来たのはキハ112の、このかわいらしい車両。
初めて乗るので、どんな座席かしらと思ったら、
ボックスシート4人掛け、その向かいに2人向かい合わせのシート、
ドア付近はロングシート。
こういうローカル線は、早めに行って並んでいないと、
いい席取れないんですよ。
ぎりぎりに来た人なんか、座れないもの。
観光シーズンのローカル線は特に登山客が多いので
駅蕎麦食べてる場合じゃないのです。JR小海線 (八ヶ岳高原線) 乗り物
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ボックスシートは団体さんに譲り、
2人向かい合わせの方の座席に。
まだ朝の10時だが、ビールビール。
八ヶ岳高原線とも呼ばれているらしい。
実に風光明媚。
快速じゃないのに立ち客がいるほどの混み具合。
登山客に紛れ、ビールを開ける。 -
二人掛け用のボックスシートを確保。
二時間も乗るので、到着は昼になります。
清里で登山客が結構降りて、立ち客がいなくなる。
車窓がきれいで、ずっと見ていられます。 -
ジオラマみたい。
金色の林の中をこのかわいい車両が走っているのか。
外から風景と車両をセットで見てみたいんだけど
一回降りちゃったら次のは2-3時間来ないので我慢。 -
写真の野辺山はJR最高峰の駅だそうです。
耳がぽこぽこします。野辺山駅 駅
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これ、全部落葉樹なんだなあ。
冬になったら全部落ちて、今度は雪景色になるんだろう。
すごい。
見に来たい。 -
松原湖駅。
いつの間にか普通の駅名標になっています。松原湖駅 駅
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馬流駅。
マナガシ駅と読みます。馬流駅 駅
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佐久平駅の車窓から見えた、立派な送電線の鉄塔。
建設機械と鉄塔が好きで、よく撮影します。
この後、つつがなく中込駅も通過。
初谷温泉があるんですよね。
行ってみたい。
車内はだいぶ空いてきて、4人掛けのボックスシートを独り占めです。 -
小諸駅に到着。
車窓がきれいで、日当たりも良くて、
途中うとうとしながらだったから、
なんだかあっという間。小諸駅 駅
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ホームにはこのような生き物が。
おみこしの「りのんちゃん」(ご神体)ですって。
人って見かけによらないな。 -
そして、この後の行程で時々見かけるのがこちらの投句箱。
そんな急に言われても、とっさには思いつかない。
これ、入れておいたらどこかの誰かが読んでくれたりするのかしらん。 -
小諸駅の待合室には、このようなかわいらしいものが展示されていたり、
地元の野菜や果物が売られていたり、
駅蕎麦があったり、
なかなか素敵。 -
この扉の奥に見えるのが、
駅蕎麦の「清野商店」さん。
先日長野駅の「信州蕎麦処 しなの」さんの駅蕎麦が大変美味しかったので、
こちらにも寄ってみました。小諸駅そば清野商店 グルメ・レストラン
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かけそば350円。
おじさんが一人で切り盛りしています。
たくさんお客さんが並んでいても、慌てる風もなく、
イライラする風もなく
淡々とお蕎麦を作っています。
こういう雰囲気のお店は大好きです。
そうそう、のんびりでいいのです。
待合室は扉付きで、冬の列車の待ち時間にここでお蕎麦食べたら暖かくて幸せでしょうね。
待合室には普通のベンチのほかに、
列車のボックスシートが置いてあって素敵。 -
小諸の懐古園は明日の予定。
今日は上田で一泊。
その前に別所温泉に寄りましょう。
上田行のしなの鉄道は、晴星のラッピング!
綺麗!
このネイビー、いいですねえ。
紺と言えば神奈川県民には相鉄線があるけれど、
これはヘッドマークもかわいい。 -
上田駅の上田電鉄乗り場の手前には、
「やきとり番長 上田駅ナカ店」なるものが。
すっごい寄りたい。
でも乗り換え時間が足りません。
残念だ。
上田というのは、美味だれというのが名物なんですね。
全然知らなかった。
食べたかった。やきとり番長 上田駅ナカ店 グルメ・レストラン
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上田電鉄。
なんか思ってたのと違う!
もっとボロイかと思ってた。
このデザイン、
リンゴほっぺの、制服着た女学生のイメージなんじゃなかろうか。
お客さんもいっぱい乗っていて活気があります。
シートはロングシートですが、
紅葉のようなオレンジ色で、木の床でお洒落。
この先の鉄橋が豪雨で落ちてしまって
しばらく走れなかったんだそうだ。
復旧大変だったでしょうね。
米坂線と陸羽西線もなんとか頑張って
また走ってほしい。
途中、生島足島神社のある下之郷駅でほとんどの乗客が下りてしまい、ちょっと驚く。
みんな温泉行かないの?上田電鉄別所線 乗り物
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別所温泉駅。
なんか銚子電鉄の駅舎みたい。
https://www.bessho-spa.jp/map/bessho_map.pdf
このマップ見やすいです。
さあ、ここには共同浴場が3か所。
石湯、大師湯、大湯。
ほかに足湯も複数。
どこに行こうか迷いましたが、
唯一露天風呂のある大湯に決めました。
てくてくと坂を上ります。別所温泉駅 駅
-
この実、なんだっけ。
すごく懐かしい。
子供のころ見た覚えがあります。
日本の田舎情緒がこの赤い実に集約されています。 -
旅館の側の川に覆いかぶさるもみじ。
-
ああ!
こういう道、大好き!
どんぐり拾いがやめられない!
足音さくさく。
やっぱり秋はこれだよねえ。 -
住宅の横に唐突に足湯。
大湯薬師の湯、とあります。
でもさ、誰もいないの。 -
その先に、目当ての大湯。
入湯料200円。食券みたいのを買って、入ります。
タオルのレンタルも200円。
人数制限があると聞いていたので、
念のため受付のおばあちゃんに入れるか伺うと
大丈夫とのこと。
入ってすぐの下駄箱のところに貴重品ロッカーがあるので、
50円で財布とスマホ、鍵を預けます。
この50円は戻ってきます。
いや、でもちょうど運よく50円玉持ってるって、なかなかないよ。
お湯はとてもいいお湯でした。
内湯はなぜか黄緑色。
露天は景色はほとんど見えないけど、
外の風にあたりながらお風呂に入るのが好きなので、OKです。
お肌すべすべアルカリ泉。
アメニティなど何もないので、
石鹸くらいは必須ですね。
私はDHCの試供品でもらった洗顔せっけんを持っていったので、
それでさっと体だけ清めて入りました。
髪の毛はね、別のところで洗う予定。大湯 温泉
-
さっぱりすべすべになったところで、
北向観音に向かいます。
途中、誰にも会わなくて、本当に不思議。
ここ、あの有名な別所温泉だよね? -
でも大丈夫でした。
北向観音には人が沢山。
私、逆から廻ったのね。
お手水が温泉で温かいの。
観音様にご挨拶ののち、
恒例のおみくじは「吉」でした。
今年のおみくじは、年始から一貫して
「願い事は叶うけど、遅くなるよ」と書かれていて、
遅くっていつ頃?ねえいつ頃?と問い詰めたくなります。
もうそろそろ今年終わっちゃうよ?北向観音堂 寺・神社・教会
-
まあでも観音様が言うんだからしょうがない。
北向観音の由来です。
南向きの善光寺詣りとセットでね、とありますが、
今日は日程的に無理ねえ。
別の日でもいいのかしらん。 -
とても見晴らしのいい場所です。
塩田平が一望。 -
本堂の裏には愛染かつらの樹と
-
温泉薬師も。
これ、かっこいい。
帰宅後、北向観音を調べていたら、
境内内はWi-Fi完備だそうです。
すごいね。 -
北向観音の本来の入り口からは参道(商店街)が。
なかなかよい雰囲気。
荷物が重くなるから、買い物できないけど。
参道を突っ切り、石湯方面に上がり、なんだかまた遠回りをして
安楽寺へ向かいます。
これは、地図の読めない女、とかではなくて、
地図上をできるだけ広めに動き回りたい、という性癖のせいです。
正規の入り口からではなく裏から入ってしまうことが多いのは多分このせいですね。 -
そんなわけで、裏の駐車場の方から安楽寺へ。
駐車場わきの紅葉がきれいなの。
ちょっと高台になってるので、
無理くり登って撮影。 -
こういうの見るだけで幸せ。
ここのところだいぶしんどかったんだけど
なんとか落ち着いてきたかな。
来年の今頃は何をしているだろう。
とはいえ、ちょっと疲れてもいるので、
一生ここでこうしていたい気持ち。
落葉樹になって輪廻を終えたいです、観音様。 -
こんな坂をえっちらおっちら上って
安楽寺(長野県上田市) 寺・神社・教会
-
振り返るとこんな色。
-
境内には形のいい立派な高野槇があったけど、恋愛成就スポットみたいな看板が立っててちょっとしょんぼり。
こんなことしない方がいいのに、と思って写真は撮らなかった。
あと、300円払うと、国宝の八角塔と大銀杏が見られます。
タイミング悪く人が結構いたので、入らず。 -
正規の入り口の山門
-
・・・から見下ろした階段。
日本の神社仏閣って美しい。 -
続いて向かうは常楽寺・・・に向かう前に、見晴らしスポットが。
先刻の北向観音からの眺めも良かったですが、
こちらもなかなか。
私、遠視なので遠くまで見晴るかせるのでラッキーです。 -
道なりに進むと、常楽寺の手前に別所神社入り口が。
えい、行こうじゃないか。別所神社 寺・神社・教会
-
坂道坂道。
知ってたさ。 -
やっと着いたと思ったら、階段。
でもきれいだからよい。 -
境内。
後ろが本堂。
この写真左手は舞台になっていて、能楽などをやるのではないか。
舞台には木のベンチが2つあって、 -
このように美しい眺め。
無人だが御朱印も凝ったものが置いてあり、
購入の際にはpaypay(!)が使えるというモダンな神社。
なるほど。
北向観音の愛染かつらから着想を得たのだろう、
別所温泉が商店街ぐるみで唐突に恋人の聖地感をアピールしてきていると思ったが、
若者のデートスポットの一つにこの神社も組み込もうとしているのだな。
うん。
そういう下世話な神様、嫌いじゃないかも。
でもこういうの真に受けそうな10代から20代前半の昨今の若者は、
恋愛も温泉デートもあんまりしないんじゃないか。
うちの21歳の娘を見ていても、マークイズみなとみらいの混雑っぷりを見ていても思う。
もしももっと観光地として活性化させたいと思っているのなら、
高齢者は黙ってても来ると思うから、
もっとね、ミドルエイジの男女が一人とか同性同士で旅に行きたいと思わせるような、
もうちょっと大人向けの硬派な感じでリプロヂュースしたほうがいいんぢゃないかしら。
旅館の夕飯をちょっと値上げしても、自称グルマンをキャーキャー言わせるようなインパクトのあるディナーにするとか。
旅館の寝具を、自分じゃ買えないような高級布団にするとか、
地域全体のWi-Fi環境を整備するとか。
いや、私は今のままでいいと思う。
景色だけでも素晴らしい資産だと思うし、
的外れな恋人の聖地アピールもかわいいといえばかわいい。
なんだ。
この長い駄弁はただの皮肉だったようですね。 -
で、なんだっけ、そうそう、常楽寺。
やっとたどり着きましたね。
入口からもう真っ赤。綺麗。常楽寺 寺・神社・教会
-
ご覧ください。この素敵な茅葺屋根。
メンテナンスも大変だろう。
まあるくてかわいらしい。
天台宗のお寺。
入場に200円だっけ?かかります。
とはいえ、入口の木の箱に入れてね、って書いてあるだけ。 -
本堂左手には、裏に続く階段が。
-
多宝塔。
石造の、とても貴重な文化財だそうです。
北向観音に祀られている観音様が、地面を割って出てきたのがこの場所だそうです。
初めは木の多宝塔だったそうですが、一回焼けてしまったので鎌倉時代に石で作り直したそう。
つまり、鎌倉時代からこれはここにあるのか。
なんだか正面から写真を撮るのは失礼な気がして、遠目から。
フェンスに囲われていて、防犯対策もしっかり。 -
手前には小さな多宝塔。
生きているみたい。
小さなもの達の群れ。 -
この場所はなんだか今までの道と比べてもさらに静かで、
なんだか空気が違います。
ちょっと階段を上がっただけなのに
深閑として、人知を超えた存在が取り仕切っているような。
こういうところで悪いことしたら
絶対バチが当たりますね。 -
しばらく呆然としたのち、
下界に降りて、 -
池に散る紅葉などを眺めつつ、俗世に戻ります。
この後、別所温泉駅前の「あいそめの湯」にて入浴。
ここで髪を洗います。
先ほどの公共浴場とは違い、
スーパー銭湯です。
でもお湯はしっかり温泉。
綺麗だし、アクセスもいいし、で
とてもにぎわっておりました。
地元の人も観光客もどっちも来ていて
明るい雰囲気。
露天風呂がすごく気持ちよかった。
暗くなった別所温泉駅から、上田に戻り、
本日のお宿に向かいます。
お気づきでないかもしれませんが、
昼に小諸駅でかけそば一杯食べたきりのふむすけ。
お腹が空いて死にそうです。
次回、哀れなふむすけは食べ物にありつけるのか!?
ご期待ください。あいそめの湯 温泉
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