2022/11/06 - 2022/11/10
670位(同エリア1681件中)
ソネッチさん
JR西日本が発売している西なびグリーンパスをご存じでしょうか。
期間限定(~平成5年3月)、50歳以上しか使用できませんが、JR西日本全線の新幹線・特急列車が3日間または5日間乗り放題になるお得な切符です。(グリーン車指定席または普通車指定席が8回まで利用できます。)
この切符は2名以上で購入するとさらにお得になります。
大学時代からの友人Mちゃん、Hちゃんとこの切符を使って、足立美術館、鳥取砂丘を訪問することにしました。
5日間乗り放題のパスを利用するので計画はふくらみ、前後に岡山、福井、京都の観光も付けて4泊5日でがっつり遊んできました。
初日、福岡県から島根県にある足立美術館まで移動して観光するのは厳しかったので、まず、岡山駅内のホテルに前泊して岡山市内を遊ぶことにしました。大原美術館(倉敷市)、後楽園、そしてリニューアルオープンしたばかりの岡山城を尋ねました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
博多駅を8時59分発のぞみ14号乗車。西なびグリーンパスを使用するので、もちろんグリーン席を使います。
この年になって、グリーン席を初めて使用しました。座席がゆったり。いいものだ~。が、岡山は近い!10時22分には岡山駅到着。
駅中のホテルに荷物を預けて一人3000円の地域クーポンをゲットし、倉敷までJR移動です。 -
倉敷駅から美観地区までは徒歩15分で行けます。
水路周りの街路樹は、色づき始めていました。今回は、美観地区の散策はしません。
「岡山市まで来たら大原美術館に行かなくっちゃ」というHちゃんのリクエストで、大原美術館のみピンポイント観光です。 -
倉敷観光のシンボル「大原美術館」 西洋美術、近代美術を展示する日本最初の美術館です。
私は40年ぶりの訪問になります。前回来館したときは、コンパクトな美術館に所狭しと陳列されている絵画の質の高さに圧倒されました。
倉敷の実業家大原孫三郎が、自身がパトロンとして援助していた洋画家児島虎次郎に託して収集しただけのことはあります。 -
11時30分入館。
ゴーギャンやモネ、マティス、ルノワール、モディリアーニなどビッグネームの絵画がずらりと並びます。が、大半の来館者のお目当ては、エルグレコの「受胎告知」でしょう。日本にあることが奇跡とまで言われる名画です。個性的なグレコの絵画の中では、親しみやすく愛らしい作品!少女のようなマリアが可憐です。
おばちゃん3人、「受胎告知」に再会できたことに満足して美術館をでました。人気の美術館なので人混みの中で鑑賞しないといけないのは仕方ないですね。 -
本館を抜けると、中庭を取り囲むように濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、河井寛次郎、宗像志功の作品が並ぶ工芸・東洋館がありました。
ここは、来館者も少なくゆっくり周れるのでお勧めです。思いの他、民芸運動の陶芸家の作品が充実していました。 -
大原美術館横のアイビーが絡まる建物は、
-
超有名な喫茶店「エル・グレコ」です。
倉敷に来たらこの店の前は必ず通りますが、今まで入店したことがありません。何だか敷居が高いお店です。今回はここでお茶することにしました。 -
12時30分に入店。
ちょうどお昼時ですが、この店は喫茶メニューのみでランチはありません。なので、予想外にお店の中は空いていました。 -
レトロな店内。
-
3人それぞれ好きな喫茶メニューを頼み、素敵な店内でお茶しました。
おばちゃん三人とも一度利用したかったお店なので、来店できて喜びました。
さて、岡山駅に戻ってランチにします。 -
ランチはここ岡山駅前にある高島屋デパートのレストランです。やっとランチにありつけました。この店を選んだわけはMちゃんから岡山グルメ「えびめし」を食したいとのリクエストがあったからです。
豪華なえびめしを食しましたが、おばちゃん3人あまりにお腹がすいていて、がっついてしまいました。無念の写真撮り忘れです。(汗) -
食後、路面電車を使って後楽園に移動。
電車を降り、後楽園に向かう道沿いの街路樹も色づいていました。
いい天気です。 -
旭川にかかる鶴見橋を渡って、後楽園に向かいます。
-
対岸の後楽園も、ほんのり色づき始めていました。
-
2時30分、後楽園に入場。
金沢兼六園、水戸偕楽園と並ぶ日本三名園の一つです。 -
後楽園では、ちょうど岡山後楽園菊花大会が開催されていました。園内に菊花作品約350鉢が展示されていました。
写真は、入り口に飾られていた作品です。 -
富士山と鶴がすごい!
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入園してすぐに色づき始めた楓の木がお出迎えしてくれました。みなさん、パチパチしていたので私もパチリ。
-
楓のすぐ側には菊花展の展示作品。福助。
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後楽園は、岡山藩主・池田綱政が作らせた大名庭園です。園内から川の対岸にある岡山城を眺めることができます。
青々とした広い芝地が印象的な庭園です。 -
よく手入れされた広い庭園を、ぺちゃくちゃしゃべりながらおばちゃん三人で散策しました。
暑くも寒くもなく、絶好の散歩日和! -
園内を曲がりくねりながら流れる全長約640メートルの水路「曲水」は、幅が狭くなったり、急流を作ったりで変化に富みます。
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たくさん掛けられている橋を渡るのも楽しかった!
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沢の池。園内中央にある池です。
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建物もいろいろありました。印象に残ったものだけ。
「茶祖堂」、岡山藩家老の下屋敷から移築された茶室で、千利休を祀っていました。 戦災で焼失し、昭和三十六年に再建。 -
延養亭
藩主の居間として使われた園内で最も重要な建物だそうです。 -
延養亭横に展示されていた菊花
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大菊。
小さい頃は、秋になるとあちらこちらで菊の展示会があっていました。最近は見ることが少なくなりましたね。見れて良かった。 -
大立石
池田綱政が運ばせた庭石です。あまりに大きくて運べないので、石工たちが九十以上に割って運び。もとの形に組み立てたそうです。
園内をゆっくり周って後楽園には一時間ほど滞在しました。綺麗な庭園です。 -
さあ、次はいよいよ岡山城です。
岡山城は、3日前の11月3日にリニューアルオープンしたばかり。私たちが訪問した6日は、オープンイベントの最終日でした。
寸劇があったり、トークショーがあったりと盛りだくさんのイベントが開催されたようです。 -
岡山城内でも岡山菊花大会が開催されていたので、花好きの私はもちろん観覧へGO。
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後楽園の菊花大会は、園内に展示スポットが点在していましたが、こちらは、場内の公園にまとめて展示されていました。
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菊は、岡山県の県花だそうです。なるほどです。
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ドーム菊
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懸崖
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よい目の保養ができました。
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不明門を通って天守閣に向かいます。
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令和の大改修で、耐震化し地下一階から最上階の6階まで全フロアが刷新された岡山城です。
大阪城の影響を受け、黒漆塗りの外壁と金箔瓦が施され別名「金烏城」 三日前にリニューアルオープンされたばかりなのでピッカピカのピカです。
4時近くだったので、あまり並ばずに入場できました。 -
刷新された展示内容は、宇喜多秀家と豪姫夫婦の物語と、宇喜多秀家と小早川秀秋の明暗を分けた関ケ原の戦いの展示が面白かったです。
岡山城城主で名前が比較的知られているのはこのお三方ぐらいじゃないかなあ。
写真は、最上階から見た岡山市内。平城なので展望はあまりよくありません。しゃちほこが、光ってます。 -
岡山城は、30分ほどの滞在で退散。ずっと歩きどおしで、おばちゃん3人さすがに疲れました。
旭川沿いにならぶイベントマーケットをのぞき、休憩タイムをとろうと試みましたが、おばちゃん好みの店がない! -
道路沿いに素敵な雑貨と喫茶のお店を見つけて、入店しました。
美味しいチャイを頂きましたが、疲れ果ていた上に喉もかわききっていたので、本日2回目の写真撮り忘れ。が~ん。
16時40分ごろ入店して、辺りが暗くなるのを少し待ちました。この後岡山城観光パート2に出発予定。今日まで岡山城ライトアップが実施されるのです。 -
暗くなるのを待ちきれず、17時15分ごろ店を出て岡山城に再度向かいました。
黄昏時ですね。いい感じだ。 -
城内の木もライトアップされています。
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天守閣を真下から見るとこんな感じ。
Mちゃんが「ミルフィーユみたいだ!写真!写真!」と騒ぐのでパチリ。 -
綺麗にライトアップされた岡山城。
-
近づいているうちに、どんどん辺りは暗くなってきました。
「秋の夜はつるべ落とし」を実感。 -
石灯籠の周りの木もライトアップされていました。
-
月が綺麗な夜でした。
ややお疲れモードのおばちゃん3人組は、ここで引き返しました。 -
ライトアップされた不明門を通って、本丸を出ました。
-
この後、城壁のプロジェクションマッピングを見たり
-
無数の蝶が跳ぶ路を通って岡山城を後にしました。ライトアップも楽しめました。
帰りも路面電車を利用して岡山駅まで移動しました。 -
夕食は、岡山駅さんすて2Fにある中華料理店「梅梅」さんで。
各自好きな料理を注文してシェアしました。 -
餃子
-
山芋のフライ
-
海鮮青菜炒め
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海老とレタスの焼飯。
どれも美味しかったです。 -
本日のお宿は、駅内ホテルのヴィアイン岡山。
最上階のレディースフロアです。 -
大浴場がないのが、唯一残念なところ。新しく綺麗なホテルで利便性抜群。気持ちよく宿泊できました。
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