「令和の大改修」で生まれ変わった岡山城と後楽園・大原美術館（2025年10月）

2025/10/15 - 2025/10/17

岡山城の改修工事時が2022年に終わり、城マニアの静岡の友人を案内して、城と岡山の名所を観光案内しました。

岡山城が「令和の大改修」で生まれ変わったと言うことだったが、エレベーターも設置され、内部は城ビルみたいでガッカリした。

SNSではインバウンドで訪れた「訪日外国人旅行者」のマナー違反が問題になっているが、今回そんな場面は見受けられなかった。

後楽園で城を背景に友人とお互いを撮り合っていると、”お二人一緒撮りましょうか？”と話しかけてくれたアメリカ人女性がいたし、帰りの電車では若い白人カップルが席を譲ってくれた。

翌朝のエレベーターでは「オハヨーゴザイマス」とドイツ人女性に挨拶された。
今回25名のツアーで訪れ、この日は「備前長船刀剣博物館」に行って「サムライ・ソード」を造るのを見学する。
自国で外国人に日本語で話しかけられると嬉しい。

画像：岡山城（月見橋から撮影）

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

岡山駅

桃太郎 銅像
以前は岡山駅玄関口に鎮座していた。
岡山駅前広場に路面電車の乗り入れ工事で隅に追いやられていた。

岡山電気軌道（路面電車）で岡山城へ
運賃（大人160円、小人80円）

郷土料理 「四季彩」
後楽園外苑に位置する和食の食事処、岡山の郷土料理が堪能出来る。

岡山ばら寿司
具材はママカリ、紅色の蓮根等地元岡山の具材が使われている。
友人は”静岡で言う「祭り寿司」だな、ただし静岡と違って具材に魚類が少ない”と

四季彩弁当

岡山後楽園

「岡山後楽園」は岡山藩の2代目領主・池田綱政が、憩いの場として築いた。

この日はどんよりした曇りの天気。

冬支度

丹頂鶴
瑞兆＝おめでたい出来事の兆し

いざ岡山城へ！
外から城を見たことは何度もあるが、中に入るのは初めて。

廊下門

六十一雁木下門（ろくじゅういちがんぎもん）
雁木は階段のことで、城の裏手の旭側に通じる門。

城に登る近道で城の裏口です。

岡山城：別名「烏城（うじょう）」
宇喜多秀家が築城した城
2022年11月3日に改修された。

歴代城主の紹介

１Ｆ 烏城カフェ
城の中に飲食店が入ってるのは不思議な気がする。
お城パフェ　￥1,750円だった。

大きなプロジェクターでは岡山城の説明の動画が流れている。

皆さん乗馬して記念写真を撮っていた。

大名駕籠
こちらも駕籠に乗って記念撮影が出来る。

宇喜多直家（うきたなおいえ）

創築者；戦国岡山を制した梟雄

岡山県指定有形文化財の「太刀 銘 雲生」

３Ｆ 関ケ原の戦い
宇喜多秀家甲冑（濃紺糸威赤桶側二枚胴具足）

蝶々の前立が素晴らしいこの兜は
池田輝政甲冑（錆地塗弦走付紺糸威二枚胴具足）

小早川秀秋甲冑
何故か後立兜とマント風陣羽織

金のシャチホコ

天守閣
歴史を感じられなくて残念！
ビルの最上階の内装みたいだ。
耐震構造にするため、４隅の柱や階段上の脇階段などが設置されている。
これには城マニアの友人もガッカリ。

天守閣からの眺め

城下右の碑は「開祖 宇喜多氏顕彰之碑」

岡山電気軌道（路面電車）で岡山駅に戻る。
桃太郎カラー

後楽ホテル
岡山駅に近く、大通りから道路１本奥にあるので静か、フロント横にはコンビニも有り便利。

13Ｆの部屋だったので、見晴らしも良かった。

翌日倉敷大原美術館に向かう。
この「美観地区ちかみち」の看板に騙されて遠回りした。

大原美術館
エル・グレコの「受胎告知」
2025年7月から表面の汚れ除去などの修復作業が行われ、７月８日から非公開。
正式な展示再開は2026年4月からの予定。?
観れなくて残念だった。

倉敷川

大原美術館の脇道を通って工芸・東洋館へ

【セット券】 有隣荘＋大原美術館　2,500円

有隣荘（ゆうりんそう）
「緑御殿」とも呼ばれる緑色やオレンジ色の屋根瓦が特徴です。

四谷シモン制作《ルネ・マグリットの男》人形が展示されていたが、写真撮影が出来なくて残念だった。

有隣には『論語』の「徳は孤ならず、必ず隣有り」という言葉に由来する。
「徳のある人は孤立せず、必ず理解し共鳴する人が現れる」という意味だそうです。

大原美術館児島虎次郎記念館
高梁市成羽町出身の洋画家児島虎次郎の作品と、世界中で収集した作品が展示されている。
明るく華やかな画風で、色彩豊か絵画が多かった。

国指定重要文化財　旧大原家住宅
入館料：500円

国指定重要文化財 井上家住宅

街並

鱗壁

あちの郷つね家
商家の母屋を改築した食事処

料理は普通でした。

後から来た天麩羅。

あちの郷つね家の裏口
中庭も有り昔は豪商だった。

倉敷物語館
古民家、東大橋家住宅の母屋と4つの土蔵、中庭を全面改修した観光・文化施設です。

倉敷物語館
江戸時代当時の景観が保たれている。

岡山に戻り、ホテル近くの居酒屋で疲れを癒やす。

刺身盛り合わせ。
翌日は安芸の宮島～広島平和資料館に向かう。

安芸の宮島 厳島神社～広島平和記念資料館（2025年10月）に続く。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/12011302/