2022/10/15 - 2022/10/18
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Weiwojingさん
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久しぶりに奈良を訪ねてみた。今回はある旅行会社が企画した旧奈良監獄見学ツアーに参加したが、併せてその前後に十分な時間があったので奈良市だけでなく桜井市周辺も少し歩いてみた。
訪れたところは以下の通りである。
① 旧奈良刑務所 (奈良市)
② 東大寺 (奈良市)
③ 興福寺 (奈良市)
④ 阿部文殊院 (桜井市)
⑤ 談山神社 (桜井市)
⑥ 聖林寺 (桜井市)
今回は神社仏閣ばかりを訪ねたが、東大寺と興福寺を除けば、訪れる人も少なくのんびり見て回ることが出来た。正に秋の奈良を満喫できたと言ってよい。
- 旅行の満足度
- 5.0
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奈良を訪ねた時は「なら国際映画祭」(Nara International Film Fes-tival) が1週間後に開催されるという時期で、街中にこのようなラッピングが道路にあったり、ポスターがあちこちにあったりして、国際的な映画祭の華やかさを醸し出していた。
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奈良では先ず「旧奈良刑務所(奈良少年刑務所)」を訪ねるツアーに参加した。この刑務所は数年後を目指し、ある大手ホテルが自社ホテルに作り替えるということで、最後の見学の機会としてツアーが企画され、それに参加してみた。
数年前に一度来たことはあったが、その時は中に入ることはなく入り口や周辺を歩いただけであった。それ以来内部の見学をぜひともしてみたいと思っていた。今回やっと希望がかなった。 -
見学は夕方4時から始まったので、暗くなる前に外部を見て回った。しばらくするとすっかり暗くなってしまった。
ここは正門で、この時期だけライトアップされ、暗闇の中に照らされた建物が幻想的に浮かび上がった。 -
中央に見える建物はこの刑務所の中心的建物の庁舎で、まるでヨーロッパの古城のようだ。
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夕暮れ時の庁舎は暗くなるとともにライトアップされ、美しい姿が浮かびあがった。
※ この画像と以下の2枚はともに旅行会社から提供していただいた画像で、こんな具合には自分ではとても撮れそうもない。そんな訳で使わせていただいた。 -
一段と暗くなった。庁舎が暗闇の中に浮かび上がってきた。フランスの古城を思わせるような雰囲気で、このような建物を見ていると、さらに心が高揚してくる。
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刑務所を上空から眺めた刑務所全体の姿。中央に六角形の建物が見え、その周囲にたこ足のような形で舎房が第一寮から第五寮まで造られている。
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旧奈良刑務所の建設に取り組んだのは山下 啓次郎〈1868 / 明治3~1931 / 昭和6 )で、1908年(明治42)に竣工した。彼は五大監獄(千葉、金沢、奈良、長崎、鹿児島)を設計・建設したことで知られる。ジャズピアニストの山下洋輔は彼の孫にあたり、1990年に彼を取材した小説『ドラバタ門』を出販している。
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早速、内部を見学した。中央に監視台が置かれ、第一寮から第五寮を監視・見渡すことが出来るように作られている。
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受刑者が収容されていた獄舎がまるでトンネルのように五方向(第一寮~第五寮)に延びている。
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獄舎内を見学した。どの部屋も厚い扉で覆われていて、扉には小さな窓があるだけである。扉が開いているところがあり、そこは内部を覗いたり、自由に中に入ったりすることが出来る。
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ドアには頑丈な鍵が施されている。
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案内者がドアの開け方を見せてくれた。頑丈な鍵がガチャガチャ音を立てて、開いた。
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中は個室で、畳が敷かれた部分と板の間の合わせて3畳くらいの広さで、トイレと洗面台が付いている。小さな机とテレビもある。
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木製の扉は頑丈で、一番下に小さな通風口のようなものがある。ここから食事の出し入れをしたのであろうか。中央部に開閉できる窓(この写真だと木でふさがれているが)があり、そこから中を見ることが出来るようになっている。
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講堂に案内された。ここでは収容者が講話を聞いたり、集会を開いたり、演芸会を見たりするのに使われたそうだ。
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講堂のわきに小さな部屋があり、中を見るとと、ここは囚人たちが宗教的な礼拝を行えるような場所になっている。カーテンに覆われたところに、左側からキリスト教、仏教、天理教と書かれた文字が見える。
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ただ広い体育館みたいな造りだが、かつてはここは囚人たちが集まり、作業をする作業場であった。
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レンガ造りの回廊が伸び、左側は倉庫が連なっている。
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外に目をやると、レンガ造りの監獄が並んでいる。
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建物のこのレンガの組み方はイギリス式である。フランス式とはやや異なる。
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地下に移動した。真暗なので案内の方が懐中電灯を点けて説明をしてくれた。説明を聞き洩らしてしまったので、ここが何だったのか不明でよく分からない。
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ここは風呂場のようであるが、狭い浴槽があった。見学者の一人が戯れに中に入ってはしゃいでいた。
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外につながる出入り口。ここからどこに出られるのか分からない。
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敷地の片隅に江戸時代を彷彿させる奈良奉行所の牢屋が2棟再現されている。中に入ることも出来そうである。
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敷地の北隅の方に隔離病舎が置かれている。これは精神疾患者が大声を出したり、暴れたりした場合、隔離するのに使われた。
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2種類の警吏の制服が展示されているが、いずれも威圧的な様相を呈し、監獄内での役割を示すように作られている。
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獄舎と獄舎の間に監視所が見える。
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監視所からは四方を見渡すことが出来、何か不審なことが起きたりすると、いち早く見つけられるようになっている。
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翌日、「近鉄橿原神宮前駅」に行ってみた。ここは橿原神宮に行く最寄りの駅であるが、小生は別に神宮に行くわけではなく、ただ駅舎を見たいと思っただけである。というのもここは橿原神宮に行くための最寄りの駅なので皇室関係者の利用がある駅なのである。
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一見しただけで、普通の駅とは違うことが分かる。
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駅構内を見て回ったが、これまでの駅のイメージと異なるような気がする。それはここは皇室や政治家たちが利用するために特別に作られた駅舎ということなのであろうか。
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格子の天井が高く広々として、掛けられている照明器具さえ駅仕様らしくない。
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壁に何だか不思議なものが描かれていた。ハートマークの形をし、中央部縦に丸い形のものが3つ並んでいる。
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足元を見ると、東西南北を示す表示がある。この駅には不思議なものがあちこちに溢れている。
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次いで、JR畝傍駅へも来てみた。ここも皇室関係者が利用していた駅で、駅の雰囲気が他の駅と比べるとまるで異なる。
皇紀2600年に当たる1940年(昭和15)、昭和天皇の橿原神宮行幸に際して建設された、重厚な寺院風の木造駅舎である。今でもそのままの形で残されれている。 -
駅正面入り口。この駅舎は無人なので、駅業務などは行われていない。
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駅前に橿原神宮と彫られた大きな石碑がある。橿原神宮がこの近くにあるようだ。つまりこの駅は橿原神宮に行くのに作られたもので、皇室関係者がこの駅を利用するということなのであろう。
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待合室の外に出ると、白い壁が続く一角がある。入り口は閉じられ、窓も覆われているが、ここは皇室関係の貴賓室のようであった。
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今はあまり使われていないのかもしれない。引き戸が固く閉じられている。
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ここも貴賓室の出入り口のようだが、固く閉じられている。
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駅前にはコスモスが咲き、訪れる人を歓迎しているような様子であった。
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JR櫻井駅前から30分くらいバスに乗って「談山(だんざん)神社」へ向かった。バスを降りてからこのような森の中を歩いて談山神社へ向かった。
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やっとという思いで、談山神社に到着した。参拝者は誰もおらず、ひっそりしていた。しばらくして数人の人がやって来るくらいであった。
山中にあって交通も不便で、確かにここまで来るのは時間もかかり大変であったが、「大化の改新発祥地」という説明があって、見て回るのは興味深いものがあった。 -
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「福禄寿大神」なるものが安置されているが、穏やかな(?)それともユーモラス(?)な表情とでも言っていいのだろうか。
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木立を通して「十三重塔」が見えてきた。木造十三重塔としては、世界唯一のものである。高さが17mあり、神仏習合時代の名残であると同時に、談山神社のシンボル的存在である。
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十三重塔は藤原鎌足の追福のために、その子・定慧と不比等によって678年に建立された。しかし、現在の塔は、1532年(亨禄5)の再建で、唐の清涼山宝池院の塔を模して建てられたと伝えられている。
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本殿の中に入った。
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談山神社を辞して次のところへ移動しようとしたが、バス停のところまでかなりあり、途中にこのような山門のところに出た。「東大門」との説明版があった。1803年(享和3)の建立である。
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東大門の近くでこのを門を写生をしている人がいた。近づいて見させていただいた。
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朱塗りの欄干がある「屋形橋」に来た。一体人里離れたところにこんな橋が架かっているのか不思議に思った。
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下に流れる川は寺川という名前である。
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次に再度バスに乗り、「聖林寺」を目指した。談山神社からここまでのバスが2時間に1本ほどの割合なので、乗り遅れたりすると大変なことになる。
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バスを降りてから歩いて10分程で着いた。ここが聖林寺入り口である。ここも訪れる人がいない。ひっそりとしている。
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庭の隅の方に季節外れのハスの花が咲いていた。
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本堂に安置されている「子安延命地菩薩」は、江戸中期に造られた大石仏で、安産、子授けの祈願として知られている。左右の掌善・掌悪童子とともに地蔵三尊の形式をとっている。
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本堂から特別な通路を渡って「国宝聖林寺十一面観音」が安置されている御堂へ移動した。
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安置されている十一面観音は、木心乾造の代表作で、いわゆる天平様式、8世紀の彫刻を代表する傑作である。
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十一観音像を少し分割して紹介してみたい。
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「毘沙門天」(南北朝時代)
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曼荼羅も2点紹介されていたが、どんなものか詳しくは分からない。
「春日曼荼羅」(室町時代) -
「浄土曼荼羅」(江戸時代)
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聖林寺の境内から見た周囲の風景は穏やかな山々が連なり、大和の街並みを望むことが出来る。
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聖林寺附近の道のあちこちにこのような地蔵尊が置かれている。
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聖林寺から最後に「阿部文殊院」へ行くことにした。聖林寺からバスに乗って駅まで行き、そこから別のバスで行くのが一般的なようだが、本数が少なすぎ、歩いた方が良さそうなので歩いてみることにした。
途中、街のあちこちに仏像やら地蔵尊が道の至るところにあり、いかにも古都らしいたたずまいをしているような気がした。 -
談山神社の北の入り口に位置する大鳥居。大鳥居は石製で、高さ約8.5m、長さ約11.5mであるが、隣地の火災の際、西側の石材の端部が落ちてしまった。石材は花崗岩、近くの御破裂山から切り出されている。談山神社の桜井側の入り口として繁栄したことが、付近の街並みから想像できる。
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やっと「阿部文殊院」に到着した。途中何度か地元の人に教えられて来ることが出来た。歩いて聖林寺から20分もかかった。
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寺の参道には何体もの地蔵尊が置かれている。
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この現在の本堂は江戸時代、1665年(寛文5)に再建された元安部寺満願寺の本堂であった。
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本堂には「渡海文殊群像」が置かれ、間近に見ることが出来る。
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中央に安置されているのが「騎獅文殊菩薩像」は獅子に乗り、右手には「降魔の利剣」という剣を持ち、左手には慈悲・慈愛を象徴する蓮華(ハスの花)を持っている。作者は文殊菩薩の胎内墨書銘より、1203年(建仁3)の大仏師・快慶の作と判明している。
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「優填王像」
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「善財童子像」
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「須菩提像」
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「維摩居士像」
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「金閣浮御堂霊宝館」が池に浮かぶようにして建っているが、 ここには開運財弁天(大和七福神)、安部仲麻呂、安部晴明の御尊像をはじめ陰陽道に関する宝物を祀っている。
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コスモス越しに見る金閣浮御堂霊宝館。
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飛鳥時代に建立された「西古墳」が本堂近くにあった。
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古墳の中を見ると、奥の方に何か祀られているようなものが見える。ここには645年(大化元年)当時のままで保存されていているそうだ。
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通路には数多くの地蔵尊が安置されている。
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最後は奈良市内を中心に見て回った。これまで奈良市内には何度も来ているが、神社仏閣はそんなに訪れることはなかった。そこで今回、興福寺と大仏殿を訪ねてみた。
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今回特別公開されているのがこの五重塔で、大修理の前の公開ということもあってたくさんの人々が来ていた。内部に入り、1階部分だけを見て回ることが出来た。
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興福寺はこれまで来たことがなく初めてであるが、この時期五重塔が令和大修理前の御開帳として特別公開されていたので、訪れてみた。
先ずは国宝「東金堂」に行き、内部の見学をした。 -
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「中金堂」は周囲が柵で囲われていて近づくことが出来なかったので、遠くからカメラに収めた。
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「不空羂索観音菩薩像」(国宝)(鎌倉時代)
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「弥勒如来像」(国宝)(鎌倉時代)
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「釈迦如来像頭部}(重要文化財)(鎌倉時代)
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「無著菩薩像」(国宝)(鎌倉時代)
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「飛天」(重要文化財)(鎌倉時代)
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「世親菩薩像」(国宝)(鎌倉時代)
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「金剛力士像 阿形」(国宝)(鎌倉時代)
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「金剛力士像 吽形」(国宝)(鎌倉時代)
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龍燈鬼像」(鎌倉時代)
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「天燈鬼立像」(鎌倉時代)
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昼食にとある英国風ティールームでキッシュを食べてみた。なかなか美味しかった。
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合わせて紅茶も頼んだ。古都奈良でもこんな美味しいキュシュと紅茶を味わうことが出来るとは、大いに満足した。
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夕食にこのようなものを購入してみた。稲荷寿司とめはり寿司である。後者は奈良県や和歌山県の郷土食だそうである。
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最後に「東大寺」を訪ねた。これまで2回来ているが、さっと見て回る程度で詳細に観察することがなかった。そこで今回は少し時間をかけて見てみた。
先ずは大仏を少しずつ角度を変えながら写真を撮ってみた。 -
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