2024なら瑠璃絵

2024/02/12 - 2024/02/12

昨年のお盆に、東大寺の万灯供養と春日大社の万灯籠に行きたいと思っていたのですが、残念ながら大雨で一般公開が中止になってしまい行けなかったので、今回は出張の前泊日を利用してなら瑠璃絵に行ってみました。
期待以上で大満足でした。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0

約10か月ぶりに奈良に来ました。
東京出発がのんびりだったので、奈良に着いたのは15時過ぎころでした。

興福寺の五重塔が長い改修に入ると聞いていたので、薬師寺の塔のような覆いがかけられているかと思ったのですが、まだ全体に覆いがかけられてはいませんでした。

なら瑠璃絵は夜のイベントなので、それまでの時間は例のごとく二月堂で夕焼けを満喫しようと思います。

雲が多いのできれいな夕焼けは難しいかもしれません。

が、雲間から光が差す天使のはしごもきれいです。

三連休ですが、最終日の夕方だからか人は多くありませんでした。

二月堂にお参りする前に遅い春日大社への初詣をしました。
時間が遅くなってしまったので、例年お参りしている手向け山八幡はもう閉まってしまっていました。

雲の間から夕日が顔を出し始めました。

雲がありますが日が山際に沈むところは見られそうです。

空に見える黒い点はが森に帰っていく鳥です。

二月堂は数えられないくらい何回も来ているのですが、好きすぎて奈良に来るたびにまた来てしまいます。

日はすっかり沈んでしまいました。

本当に空が広い。

雲に夕日が映ってグラデーションになっています。

夕日を満喫して二月堂を後にします。
お水取りのお松明が準備されていました。

二月堂裏参道。

この道も大好きで、二月堂に来たときは必ず通るので、ここも数えきれないほど通っています。

普段だと二月堂で夕日を満喫した後は裏参道を通って後は帰るだけなのですが、今日はここからが本番です。

大仏殿にやってきました。
少し行列していましたが大した人数ではなさそうです。

18時開始とともにすぐに中に入ることができました。

大仏殿の観相窓が開いていました。

なら瑠璃絵について詳細がわかっていなかったのですが、観相窓からお顔が見られるとは思っていなかったのでうれしい驚きでした。
去年の中元万灯供養が一般公開が中止になってしまって残念だったのですが、万灯供養のように混雑していなかったうえ、太っ腹にも入場無料だったのでとても良いイベントでした。

灯籠の代わりに派手な色でライトアップがされていました。

大仏殿に入ったのは4年ぶりです。

国宝の八角灯籠にも明かりがともっています。

万灯供養の時はこのアングルから写真を撮れるスポットは人だかりができるのですが

この日は誰もいませんでした。

写真を撮っている私に、「何してるの？」と問いたげな鹿。

金剛力士像もライトアップされていました。

カッコいい。

南大門のライトアップもカッコいい。

中元万灯籠の時は大仏殿の後に春日大社の万灯籠に向かうのですが、

このなら瑠璃絵ではこのように参道に春日大社の縁起を示したライトが飾ってあるのと

参道の石灯篭に明かりが灯っているという情報しか事前に確認できておらず、本殿の釣灯籠に明かりが灯るという情報は見つけられていませんでした。

疲れていたのでこのまま帰ろうか、とも思ったのですが、せっかくここまで来たので念のため春日大社に来てたところ

ちゃんと釣灯籠にも明かりがともされていました。

これもうれしい想定外でした。

しかも中元万灯籠と違い、全く混雑しておらず

中元万灯籠では人が多くて立ち止まるようなこともできないのですが、

この日はゆっくり灯籠を鑑賞することができました。

数時間前にもお参りしましたが、もう一度お参りをします。

こちらの手前の灯篭は上が空いているので覗き込むことができたのですが

中は電気ではなく、火のついたろうそくが入っていました。

これだけの灯篭に明かりを灯すのも大変でしょう。

万灯籠を満喫して春日大社を後にします。

なら瑠璃絵のメイン会場は、本当は万葉植物園なのですが、二月堂・大仏殿・春日大社で大満足したので、参加せずにまっすぐ帰りました。

お盆に来られなかったリベンジとして、大満足のなら瑠璃絵でした。