諫早ゆうゆうランド 干拓の里・前編

2021/10/01 - 2021/10/31

長崎県は諌早市。
西九州新幹線の開通で、絶賛ブレイク中のマチ。

今回はレジャースポット。
諌早ゆうゆうランドに潜入！

全2話でまいりやす!
∠(`･ω･´)ﾋﾞｼ!

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 諫早(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0

諌早は大村湾・橘湾・有明海の3つの海に囲まれたマチ。

で、この有明海に面するエリアを大々的に干拓して。
全国でも有数の『干拓の街』になりました(〃'▽'〃)

これがその干拓工事で出来た、田んぼ。

干拓事業は、山がちで平地が少ない長崎県の食料自給率をあげるため。
そして、有明海に流れこむ本明川の度々の氾濫をなくすため。
この2つを目的に大プロジェクトが行われました。

で、今ではすっかり穀倉地帯となった辺り。
周りを田んぼに困れた集落の外れ。

ココに今回の目的地、ゆうゆうランドがあります。
右手の建物がそれね(*^ヮ^*)

名前を聞いただけじゃ、どんなトコなのかわからない人も多そう。
ま、ザックリいえばー。

プレイランドのある公園。
ってゆーか、テーマパーク。
うん、子どもの遊び場。

こちらのテーマパークの併設のお店。
産直広場です。

カッコよくゆーと。
ファーマーズマーケット♪（｀･ω･´）b

規模はそんなにおっきくはないけれど。
地元の生鮮品が並びます。

あと雑貨なんかも！

諌早は海に困れてるから、海産物も並びます。
でもこちらの主力は農作物みたい。

お茶碗、いっぱい並んでました。

有田焼とか伊万里焼っぽいけど、ココは長崎県。
波佐見焼かじゃないかな？ (〃'▽'〃)

お土産を買い込みます。
ホントはこれ、佐賀県の名物なんだけどね（笑

東京なんかで佐賀名物買っても、ありがたくもなんともない。
地元感がないもの。

ま、長崎は佐賀のお隣さんだし？
よしとましょうか♪

生モノは持って帰れないから、乾燥モノをげっと♪
コレ、乾燥シイタケを粉末にしたもの。

昆布のグルタミン酸、かつお節のイノシン酸と並び称されるシイタケの旨み。
グアニル酸がたっぷりの魔法の粉です。
これで作るお料理はまさに美味！(●>艸<)

なんとおコメが見切り品になってた！
普段1000円のものが3kgで800円。

5kg換算だと1300円ちょっと。
安いぞ！買いだ、買いっっ！(≧▽≦)ノ

自転車で来てるのに、またこんな重い買い物を(≧ｍ≦)

おコメ担いで観光は狂気の沙汰なのでー（笑
荷物はチャリに積み込んで。
私は身一つで観光です(*´▽`人)

次は資料館的なトコにまいりマス。

干拓資料館です。
名前どおり、諌早の干拓の歴史を学べるミュージアム。

入場料は無料です。
やったね！(*p´▽｀q)ｲｪｲ♪

天井がすっごい高い・・・

巨大なログハウスみたい(´Д｀ )

パネルで干拓のおべんきょ。

今回、予備知識はほとんど仕入れてないの。
だからこーゆー学べる施設はありがたい。

ココの干拓事業のコトにしても。
中学や高校の教科書ででてくる程度のコトしか知らないし・・・

てゆっか、土壌の地質のこととか！
これって完全に自然科学の分野。

教科書では社会科でしか学ばない。
ミュージアムの面白いトコは、一つ一つの事案をいろんな切り口で見せてくれるコト。

私の大好きなジオラマコーナー。

模型なんかを見ると、ベッタリ張り付いちゃう子がいるけど。
私もそんなカンジです(*´艸｀*)

これは諌早の有明海に面したエリア。
今まさに私がいる辺りの地形 (〃'▽'〃)

赤いトコロがそうです。

ホントに田んぼだらけでしょ？

ザ・農家グッズ。
田下駄。

と、見せかけてー。
実は、漁師さんグッズ。

田下駄っぽいけど、ちょっと違う。
これは足駄ってゆーの。

干潟を歩くときに、沈んじゃわないように。
下駄の歯(足)が高くなってるの。
つまりは田下駄の高足バージョン。

使うのは干潟で働く漁師さん。
農家グッズではなかったのです (≧▽≦)

これも干潟で働く漁師さんグッズ。
収穫したものを入れるカゴ。

獲れるものは、ムツゴロウ、ボラ、ワラスボ、シャコなどなど。
ウナギなんかも獲れるんだって！
いいなぁ(*ﾟ￢ﾟ*)ｵｲｼｿｳ

またまたパネルコーナー。
干潟でのお魚の捕り方解説。

あ、プロの漁法の説明だから。
素人がマネっこしても、そう簡単に獲れないからね！（笑

干潟ではお魚ばっかではなく。
貝も獲れたりするの。

ココではアゲマキやバイガイなんかの採り方を解説。
ちな。アゲマキは今ではほとんど獲れません・・・
昔はよかった(*´･д･)(･д･`*)ﾈｰ

いきなり現れる構造物。
なんか砦ちっくだけど・・・？

実は、これも漁法のひとつ。
海岸にこんな櫓を建てて。
海が満ちてきたとこで、網をぶわーって投げるの。

そして適当なタイミングで網を引き揚げるとー。
中には、ボラだのエビだのコノシロなんかがかかる・・・

フツーに楽しそうなんだけど！(≧ω≦)ノ

この荷馬車も漁業グッズ。

トラックの荷台のように。
横っちょにヒモを引っ掛けるトコがあるのが、いかにも作業用途ってカンジ。

この辺りも漁業グッズ。

詳しい解説版がないトコを見るとー。
有明海に限らず、どこにでもあるありふれたものなのかな？

農業系は見慣れてるからわかるけど。
漁業系は全然わかんなーい！
o(>< )( ><)oｼﾞﾀﾊﾞﾀ

雑然としていて、もはや何がなんだか（笑

適当に置きすぎ。

結構、伝統漁法で使いそうなものばっかだけど。
今でもこーゆーの使ってるのかな？

漁業系の民具だけかと思ったら。
ちゃーんとフツーのもあるじゃなーい♪

うんうん。
こーゆーの、よく見慣れてる♪

いかにも柳田國男センセとか、柳宗悦センセが喜びそうな。
そんなモノばかり。

こーゆーお釜でご飯炊いたら。
めちゃめちゃ美味しそう。

特におこげの部分とか。
争奪戦になりそう (*´￢`*)

この辺りの食べもの。

アゲマキとかシマウリとか南瓜ソーメンとか。
なかなか美味しそう・・・

わ！めっちゃカッコいい！
すごいイカス和ダンス。

こーゆー茶箪笥ほしい！
テーブルはもちろんちゃぶ台をセットして。
『こんなもん食えるかーっ！』
といって引っくり返したい♪

何をやりたいんだよ（￢з￢）

ドラム缶ってゆーかブリキ缶。

米麦入って書いてあって、下のほうにも取り出し口あるみたいだから。
これはたぶんストッカー。

ただ大きさが大きさだから。
10kg20kgの世界じゃない。
10人家族とか対応用？(。ﾟωﾟ)

せんばこぎ～♪

収穫から精米まで今は何もかも機械だけど。
手間はかかるけど、手作業のほうがね。
美味しいゴハンが食べれるんじゃないかなと。

そんなコト言ってると。
またしてもヨダレが・・・(￣￢￣*)じゅる

米価の変遷。
明治から大正にかけての上がり幅がえげつない。

昭和から安定してるのは、食糧管理法のおかげ。
ありがたいことですd(>ω<｡)ﾈｯ!!

とはいっても。
グラフを見ると、上がってることは上がってるんだよね。

政府の買入価格があがれば、販売価格も自然と上がるとゆーことで。
昭和50年からは上がり幅もゆるやか。
消費者にとっては、これもありがたい傾向。
農家の人はもうからないかもだけど・・・

機織機。もちろん手動製。
これでパタンコパタンコやって生地を作るの。

なんか楽しそう♪
お仕事の場合は、そうも言ってられないんだろうけど(≧ｍ≦)

模型がございました。

パッと見、なんなのかサッパリ・・・
これなぁに？（・・？

あー、あれだ。
川によくある大型の水門。

大雨のときなんかに、水が逆流しないように調節するやつ。
これのおかげで洪水がガッツリ減ったコトは、枚挙にいとまがございません。
素晴らしい人類の英知！(≧ω≦)ノ

この辺りの地形はこんな風になっていて。
緑や赤のトコが干拓地。

間に調整池をワンクッション入れて、有明海。
有明海との間には長い長い堤防が築かれていて。
津波防止に一役買ってます(*^ヮ^*)

資料館で、かなり知識をつけた後は。
光合成をしにお外へ。

って、蔵っぽいモノがあっちに。

これってリアル蔵？
もともとココにあったの？
それとも移築？

子どもじゃないんだから。
なになにうるさいわよ(*´艸｀*)

ま、ギモンはともかく。

なまこ壁の風情。
すごくいいよね！(*´∀｀)

社紋かしら・・・

とすればっ。
この蔵は実際に使われていたものだっ！(≧▽≦)ノ

おお！コンバインだ！Σ(・∀・；)

デカイです。かなり。
もともとコンバインはアメリカで発明されたもので。
当然、広大巨大な農地での使用が前提だったので。
自然とマシンもデカくなりました。

現代では国産コンバインも豊富で。
日本の土地事情に合わせたモノが多いので、かなりコンパクトです。

ちなみにこのコンバイン。
日本で初めて稲作用に使われたものだそう。

といっても実践投入ではなく。
研究や試験、研修に使われたものなんだけどね(*´艸｀*)

とゆーわけでっ。
ゆうゆうランドの訪問記・前編はこれにて。

レジャーランドといいながら、すっかりミュージアムちっくでした。
後編はお子ちゃまも楽しめるモノが登場しますよ。
それでわっ！(*´∇｀)ﾉｼ

後編につづく。