ギリシャ旅行③9/2４：サントリーニ（フィラ2日目、そしてイアへの遠征）

2022/09/22 - 2022/10/04

9月末から10月初め　アテネ、サントリーニ島、ミロス島への個人旅行の記録と写真です。
ギリシャはずっと昔から私の旅行リストのトップにあった国です。ずいぶん前、ルーブル美術館でミロのビーナス像やサモトラケのニケ像に出会った瞬間や大英博物館にあるパルテノン神殿の彫刻を見たインパクトが心の中にあって、いつかこれらの作品が生まれた場所を実際に自分の目でみたいと思いながらも、いろいろな事情で、なかなかそのチャンスがありませんでした。
やっとの思いで2年半前に計画したギリシャ旅行がコロナ過でダメになり、今回、万難を排して実行に移しましたが、そもそもこれまで旅行記というものを書いたことがないので、ある意味、チャレンジングでした。
コメント欄の情報はできる限り様々なサイトを参照して正確を期すようにしましたが、完璧ではないかもしれません。また手作りの旅なので、自分の個人的体験や感想も織り込んでいますし、役に立つかどうか分からない情報もあえて入れました。それは受け止める読者によってとらえ方が違うと思うからです。私自身、この4トラベルのサイトにアップされた旅行記から、一見何でもないことのように見えて実はとても貴重な情報を頂いたことがありました。言わずもがなのことですが、一応ここにある情報についてはご自分で取捨選択してご覧頂ければ幸いです。

エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: エーゲ航空 アメリカン航空

簡単な朝食後、カルデラ方向へ朝の散歩。２階に入口があるレストラン（？）太さも長さも間隔もバラバラな丸太が飛び出している。こういう木の使い方、カジュアルで温かみがあって、素敵だ。Orthodox Metropolitan Cathedralの近くで。

カルデラ側の小径をあるく。天国への階段？

ストローっぽいパラソルがしゃれている。

周辺を歩きまわってお土産物屋さんと飲食店が圧倒的に多いことを確認。観光客対象のビジネスラインアップ。ランチはフライドシュリンプ。テオトコプールー広場のギロピタ屋さん, Nick the Grillで。ポテトはよかったけど、ちょっとシュリンプを揚げた油が古いようだった。

ニック ザ グリル ステーキ・グリル

そうだ、イアに行ってロケハンと下見をしないと。ペリカンホテルから歩いてフィラのバスステーションに近づくと写真のような荒地があってその下にバスステーションのサインが見える。えっ、こんなところに？って感じだ。

場所は間違っていない。バスが並んでいるもの！！でも思ったより狭くて大型バスが窮屈そうに並んでいた。バスドライバーは大変だろうなと同情する。

フィラのバスターミナルのキオスク。イア～フィラ間のバススケジュールと料金を確認。早朝と夕方を除く日中は30分に1本はあるようだ。料金は1.60ユーロ。車掌さんがバスの中で料金を集めにくるとか、おつりがないから、小銭をきっちり持っていくようにとかいくつかの旅行記には書いてあったけど、今は違うようだ。

バススケジュールと料金。一番左下に見えるLOCAL BUSのQRコードをスキャンするとスケジュールを自分のスマホで見れるようだ。

バスの前で乗車を待つ人々。イア行のバスを待ってる人は結構多い。彼らの後ろに並んでいるとすぐにイア行のバスが入ってきた。料金は1.60ユーロ。バスに乗る前にコインの詰まった容器をもった係員がバスの入り口で切符を売ってるし、おつりもくれる。トラベラーフレンドリーになってる。改善したんだね。

KTELが運行しているサントリーニバスのルートとタイムテーブルは
Website：
https://santorinisecrets.com/santorini-bus-schedule/

そして車中の人に。イア行のバスの窓からiPhoneで。途中、フィロステファニとイメロヴィグリで乗客をピックアップして曲がりくねった狭い道を一路イアへ走るKTELのバス。バスドライバーにひたすら敬服。私はこんな道ドライブできないかも。

降雨量が少ないから大きな木は育たない。せいぜいこれくらいの低木やブッシュが時々現れるだけ。野生のイチジクやオリーブの木、小さなウチワサボテンも目に付く。

イアのバスターミナルに30分くらいで到着。思ったより小さくて屋台やレストラン、タクシー乗り場などがひしめくように並んでいる。こんな狭いところで図体の大きなバス同士がすれ違ったり、U-ターンしたりしている。

バスを降りた乗客の後について小道を歩くと、この白い大きな教会前に出る。イアのシンボル、パナギア教会だ。この前は広場になっていてカルデラビューが楽しめる。しかし人が映り込まない写真を撮るのは非常に難しい。中国人旅行者の多いのが目に付く。

イア 旧市街・古い町並み

ブルードームのフォトスポットに行ってみよう。パナギア教会からNik Nomikou 通りをイアの城塞に向かって歩くと、すぐに左側にこのStaurósという教会（ブルーの屋根、3ベル、えんじ色のドアが見印）がでてくる。（向かいのお店は確か「49 GOLD & SILVER STORE」という宝石屋さんだったと思う。）この教会の横の道を海側に降りていくと、PRIVATE NO ENTRYの札がかかったゲートがあって順番待ちの人が行列を作っているのが見える。
（Google mapにはこの道はでてこない。イアには無名の小道が多い）

Staurósという教会の横の道を降りていくところ（左手はこの教会の壁）。ちょうど撮影を終えたのだろう、道を上ってくるカップル。私がカメラを構えているのをみて、この後、彼女はおどけてポーズをとった。茶目っけたっぷり！！

このPRIVATE NO ENTRYと札のあるゲートに向かって右側がちょっとした坂道になっていて,　そこがブルードームのフォトスポットなのである。

炎天下、皆忍耐強く自分の番を待っている。PRIVATE NO ENTRYと札のあるゲートの裏側が少し見える。

ブルードームの撮影順番を待ってる間にすぐ手前の教会のベルタワーの写真も。海の青と白いベルタワーのコントラストがなかなかいい感じ！

やっと私の順番がきた。念願のブルードームのワンショット（ポストカード風）。

坂道を戻ってNik. Nomikou通りに出よう。イアの城塞方向にむかって少し歩くとすぐにMineralliという小物、貴金属類を売ってるお店がある。その横を海側に降りる細い道があるので皆が歩いている方向に進む。すぐに順番待ちの行列が見えた。’あら、あなたも君も～～？’という感じ。
Google mapにはFamous Photo Spot in OIaとだけ出ている。（名前のない道のようだ。）

Google mapでFamous Photo Spot in OIaとだけ出ている（名前のない道？）それらしき場所でのワンショット。

調べておいたフィラ行のバスでまだ明るいうちに帰着。帰りにテオトコプールー広場の中華屋さんで軽くディナー、スイート＆サワーチキン。近くのお土産屋さんでサントリーニの由緒正しいブラウンがかった軽石を見つけて留守番している家人のために購入。垢ぬけてきれいになりますように。ついでにサントリーニのマグネットも。これは冷蔵庫にメモを留めておくのに重宝するし、見るたびにサントリーニを思い出せると思うから。さあ、今晩は早くホテルに帰って宿題をしないと（フォトショップで写真の編集）。旅先で？と思われるかもしれないけど、帰国してやってるとかなりの量になるので時間があるうちにどんどんやっておかないと後が大変なのだ。

サントリーニで買ったマグネット達が我が家の冷蔵庫のドアを彩っている。