2021年9月　イタリア旅行　今年もトスカーナ。アルザスは有名どころじゃなくても素敵です　サンティポリット Saint Hippolyte

2021/09/21 - 2021/09/22

この旅行の旅行記を途中まで書いて時間が経ってしまいました。去年2021年のイタリアでの夏休みです。トスカーナの村で6日間を過ごしマッジョーレ湖で2泊。家のあるドイツに向けて移動の日、9月21日はマッジョーレ湖オッゲビッオ村からだいたい370キロ離れたフランスのアルザスで一泊します。
今回泊まるのは人口993人の村Saint Hippolyte　サンティポリット。コルマールからだいたい北に20キロ、リボーヴィレ村の近くでRoute des Vins d’Alsace　アルザスのワイン街道の村の一つです。
Villes et villages fleuris　花いっぱいの町・村のラベルがついています。
この旅行記はこの小さな村、サンティポリットの町歩きです。
2021年のイタリア旅行の旅行記はこれで最後です。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月21日（火）

4時ころホテルにチェックインしました。
実はアルザスというだけで適当に取ったホテルです。オークニクスブール城から近そうでひょっとしたら行けるかなと思いました。村の名前の発音も知りませんでした。

荷物を簡単に出して村を歩いてみることにしました。
ホテルに行くとき車で通った道にはかわいい建物がいっぱいあったので寝るだけだともったいない。それにこの時間から山の上にあるお城に行くのは無理。
村を見て出来たらワインを買うのがいいかも。

ここはホテルから見える景色です。

ホテルは高台にあるので、坂を下りていきます。
木組みの家がいっぱいです。

家の窓にはお花。

道路がきれいです。
ゴミは落ちていません。
アルザスの小さな村は本当にきれいです。

教会。
Eglise Saint-Hippolyte de Saint Hippolyte

サンティポリットのサンティポリット教会という名前です。
14世紀からの建物です。

この青い家とてもかわいいです。(逆光で見にくいですが）
この村、この家だけで有名になってもおかしくないと思うんだけどなぁ。
アルザスにはこういうところがいっぱいありすぎます。

この右手にワインカーブ、ワインセラーがあるので入ってみます。

なんだかとてもたくさん賞などをもらっているところのようです。

ワインの工場にもなっている様子。
中に入ってみるとお店の人が接客中で、フランス語しか話さなかったので外に出ました。ちょっと敷居が高いかんじ？

ワインカーブに入ってはみたものの、もうこれ以上車に荷物は積めないからワインなんて買えないと夫は言います。（わかんないよーとひとりごと）

この村にはChambres d'hotes　シャンブルドットというゲストルームがたくさんあります。それだけ観光客が多いのでしょう。

噴水があります。

村の中はワインカーブだらけなのですが、ここもその一軒です。
ちょっと覗いてみたら、お店の人にどうぞ中に入ってと勧められました。
入ってみます。

建物の中はまさにアルザス風。
ここはレストランもやっているようです。

お店のご主人。Monsieur Henri Bleger.

アンリさんは気さくな方で、ドイツ語（というかアルザス語？）でいろいろ話してくれました。
夫とわたしが泊っているホテルは昔学校で自分はそこに通っていたんだよとか。
国籍が変わった話だとか。

ワインテイスティングをしました。家まで送ってくれると言うので、赤(Pinot noir)、白(Pinot gris, Muscat)ワインを何ケースか買うことにしました。
送ってくれるなら車に積まなくてもいいもんね。
ワインと記念撮影。

事務手続は、近くの町Selestat　セレスタに住む娘さんがするということで、娘さんが到着するまでちょっと散歩します。

アンリさんのワインカーブの建物。

ワインカーブ。開いてますという看板。

娘さんが来て発送の手続きをしてもらいました。
小樽の市場とかでカニを地方発送してるよなあとちらっと思いました。

また町を歩きます。

ワインカーブの案内板。
アンリさんの名前もありました。

かわいい建物。
ここもワインカーブです。

この村の建物はほとんどが木組みの家です。

かわいらしい噴水。
お花で飾られています。

塔が見えます。
Tour des Cigognes　コウノトリの塔という名前の塔で、1316年に建てられました。
もともと中世の要塞の一部として建てられたそうです。
そこには昔の城壁の一部が残っているらしいですが、行きませんでした。

小さな水路のようなものがありました。

鴨と白鳥がいます。
ここはホテルとは逆方向の村の外れです。
そろそろホテルに戻ります。

ある家の前の窓の飾り。
ここにもアンリさんの名前があります。

アンリさんは手広く仕事をしているようです。
アンリさんのところで買ったから目に入るのかもしれません。

このかわいい建物はBoulangerie　パン屋さんです。
この村でワインカーブ以外のお店を初めて見ました。

噴水のある通り。

この噴水は、Fontaine de la Place de l'Hotel-de-Ville　という名前で歴史的建造物に指定されています。
1586年1601年という印があるそうです。

村役場。

割と地味です。

ホテルの近くのブドウ畑。

山の高いところに向かってもブドウ畑が広がっています。

ホテルのテラスから見た景色。

この後は、ホテルで夕食を取りました。
（前の旅行記に夕食の内容を載せました。）

9月22日（水）

今日も晴れていていい天気です。
オークニクスブールのお城もよく見えます。

朝食会場に来ました。
右側にフランスによくある、自分でゆで卵を作る機械があります。
70度から80度（かな？）くらいのお湯に卵を自分で入れて自分でゆで卵を作ります。自分の好きな硬さの卵がおいしく作れます。

しっかり食べました。

レストランの壁紙。
ワインの瓶が並んでいます。だまし絵っぽい。

本当の瓶も一本ここに。

10時前にホテルをチェックアウトして出発しました。
今日は450キロ走ります。
ライン川を（フランスではル・リン）渡ります。

川を渡るとすぐに国境で、ドイツです。

だいたい400キロ走って、ケルンの街中に入りました。
大聖堂が見えます。
ここまで来たらもう少しです。

2021年のイタリア旅行の旅行記はこれで終わりです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Eiji Haitaさん 2022/11/10 20:13:03

  実に素敵な村ですね。

  　ヨーロッパ、特にフランスの観光地でも何でもない小さな村は本当に素敵ですね。
  　こんな素敵な村でたまたまとはいえ過ごせたのは、ラッキーでしたね。
  　あなたの撮った写真、一枚一枚からその村の雰囲気が、実によく伝わってきます。
  　素敵な田舎町を散歩し、きれいな街並みを眺め、素敵な人と出会う。私の理想とする旅行の形態です。
  
  　閑話休題。
  　フランスの小さな村に入ると必ず目に付くところに噴水がありますよね。
  　昔旅人が村にたどり着いたときに提供するために設けたのではないかと。また噴水のことを泉というのもそれが理由ではないかとも思います。（全くの当推量）
  
  　昨日東京から帰ってきました。さいたまクリテリュームという自転車イベントを目的に行ったのですが、東京の町を自転車で廻ったり、寄席に行ったり、皇居一周をjogしたり、前々から行きたかった蕎麦屋に行ったり等々と、とても楽しめました。
  
  　nekochanさんは、南の島のリゾートから帰られたのでしょうか。結構長期間だったように記憶していますが。旅行記楽しみです。

  nekochanさん からの返信 2022/11/11 02:42:44

  Re: 実に素敵な村ですね。

  Haita さん　コメントありがとうございます。
  
  はい、先週末タイから帰ってきました。
  金曜早朝到着で、家に着いてスーツケースを置いて、すぐにドイツのハローワーク、Arbeitagenturに行き休暇から帰った報告をしました。
  金曜はその役所は午前中しか開いてないんです。失業保険をもらっている身なのでちゃんとしないと。f^_^;
  
  東京を満喫していらしたのですね。
  自転車イベント、皇居一周ジョギングといつも活動的ですね。
  おいしいお蕎麦屋さんですか。うらやましいです。
  
  アルザスは本当にきれいなところが多いですね。
  今年イタリアからの帰りに泊まったところもきれいでした。みんな自分の村を大切にしているんだと思います。観光に力を入れているのもあるのでしょうけど、住んでいる人に気持ちがないとそこまできれいにできないですね。
  
  噴水のことはHaitaさんがおっしゃる通りでしょうね。
  水がいいところは特に噴水というか泉が多いでしょうが、旅人に提供していたのでしょう。
  
  去年行ったフランスノルマンディーと今年のイタリアの旅行記はまだ書いてないのですが、タイの旅行記から書こうかと思っています。
  ヨーロッパだと調べることがあって時間がかかるので。
  タイだとまた何もしていない旅行記です。(^_^)
  今回はとりわけ何もできなかったです。