2021年9月　イタリア旅行　今年もトスカーナに決めました。一日目はミュールーズに泊まります。Mulhouse

2021/09/11 - 2021/09/11

9月8日に日本からドイツに戻り、3日後にイタリア旅行に出発です。今年もトスカーナ。ドイツにいる夫とスカイプで連絡を取り合ってホテルを予約しました。わたしが日本にいる間、シークレットエスケープというラストミニットのサイトをチェックしていました。サイトにトスカーナの田舎にあるルネッサンスホテルが二食付きハーフボードで安く出ていたので、ここを目的地にしました。ラストミニットなので文句は言えないのですが、連泊は6泊までしかできません。ゆっくり行ってゆっくり帰る日程を組みました。
一日目は、フランスのアルザス地方ミュールーズに宿泊です。同じ泊まるならドイツよりフランスに泊まったほうが食事がおいしいかな？という考えです。
今日は自宅からミュールーズまで520キロ走ります。

エリア ミュールーズ(フランス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月11日（土）

前日、夫の姪の結婚式があり二人とも遅く帰ってきて、旅行の準備ができませんでした。
夫は朝からちょっと焦りながら荷造りをしています。
夫が汗が出る、ひょっとしてコロナに感染したかもと言うので、最寄りの検査センターに行かせました。土曜日は休みでした。熱を測ったら36.40。コロナではありません。ただ焦って汗がどっと出ただけ(；´Д｀)。よかったんですけど。
わたしは日本から持って帰ってきたスーツケースの中身を出さずにそのまま持っていくことにしていました。（中身はほぼ夏物の服だったので、失敗でした）

9時過ぎに出発しました。アウトバーン5号線を南に向かって走ります。

2回くらい休憩を取りました。

そろそろ国境が見えてきました。
まっすぐ進むとスイス、バーゼル。右に行くとフランス、リヨン、ミュールーズです。

ライン川を渡ってフランスに入ります。
ここは、ライン川と並行して走る運河かな？

Department Haut Rhin オー・ラン県の標識です。

ミュールーズまであと12キロです。

ミュールーズは、人口108,942人の大きな町です。産業革命の中心地として発達し、自動車博物館など産業に関連した博物館が多いことで有名です。
今日はここには泊まるだけで博物館に行く時間は残念ながらありません。

ミュールーズに入りました。
Milhusa (iの上に点、uの上に二つの点があります）これはミュールーズのアルザス語の表記。
その下に　Mir rede au Elsassisch　という看板もあって、ここはアルザス語をかなり意識していると感じました。わたし（達？）はアルザス語を話しますという意味だと思います。

何だか看板と標識ばかり写真に撮ってます。

4時ころホテルにチェックインしました。
今日泊まるのは、The Originals Hotel Salvator。駅近くの安いホテルです。
The Originals Hotels　というサイトから予約を入れました。このホテルグループは、フランスを中心にヨーロッパのホテル450か所が所属しているもので、割合小さな安めのところが多いようです。今回初めて使ってみました。
二食付き、ハーフボードの設定も多いです。

バスルーム。広いです。
バスタブが付いている部屋があったらお願いしますとリクエストしました。（栓に問題がありました。）

このホテルも二食付きの設定があったので、部屋は少し広めの部屋で二食付きで予約を入れました。

フランスはトイレとバスルームが別になっているところが多いです。
ここも分かれています。
分かれているのはとてもいいのですが、ただトイレには手を洗うところが付いていないことが多いので、ここが日本人として不満足です。

テレビは小さいですね。

せっかく来たミュールーズ、ホテルで地図をもらって少し街歩きに出かけます。
レセプションの方たちはとても親切。

ホテルは街の中心にあり、歩いて町を回れます。
あの教会の方に行ってみます。

広場に来ました。
にぎわっています。

マーケットが出ていました。
サラミ屋さん。よりどり4本で16ユーロ。
わたしの好きなナッツ入りサラミもあるはず。
フランスのサラミはおいしいので買いたいところですが、旅行は今日始まったばかりなので我慢です。

さっきの外壁がかわいい建物をぐるっと回ると…

ここはHotel de ville 旧市庁舎でした。16世紀の建物です。
壁には絵が描いてあります。

そしてここが町の中心　Pl. de la Reunion レユニオン広場です。

いろいろなお店が出ています。
ここはジュース屋さん。

Temple Saint- Etienne　聖エチエンヌ寺院の前の飾りつけです。
プロテスタントの教会です。

お花で飾られています。

お花がきれいだったので、ここで記念撮影です。

レユニオン広場という町の中心にあることと97メーターの鐘楼があることで、時にはミュールーズの大聖堂と言われることもあるそうです。

広場を少し離れてぶらぶら歩きます。
それほど時間はないので、お店を少しのぞいたりするだけ。

また広場に戻ってきました。

Bienvenue au Village/ Willkumma im Dorf という名前の行事のようです。
Willkumma im Dorfというのはアルザス語です。
9月10日から12日までこのレユニオン広場で開かれていました。
プログラムを見るとアルザスの踊りなどもあって、時間が合えば見たかったです。

本屋さんの店先。
民族衣装のかわいいカードなどが売っています。

そのお店がこちらです。
夫は来年のカレンダーを買いました。
うちは旅行先でカレンダーを買うのが習慣になりました。

聖エチエンヌ寺院の入り口にある言葉。

Jesus Christus gestern und heute und derselbige auch in Ewigkeit
イエスキリストはきのうも今日もまた永遠に変わることのない方ですとドイツ語で書いてあります。

アルザスの教会にはドイツ語の聖書の言葉がそのまま残っています。

メリーゴーラウンド。
お祭りの雰囲気には欠かせません。

顔出しパネル。
年季が入ってます。
アルザスの民族衣装です。

こういうのはやはり二人一緒に写真を撮らないとなんだか寂しい。

ホテルのエレベーターはガラス張りになっていました。そこから撮った写真です。

右側の建物はTour de l'Europe　ヨーロッパタワー。高さは100メーターです。
1969年から1972年にかけて建てられたそうです。
カーブを描いた三角形の建物で、ミュールーズが三か国、フランス、スイス、ドイツの国境近くにあるということを象徴しています。

一番上の丸い部分はレストランかなぁ。
札幌のセンチュリーロイヤルホテルを思い出しました。

ホテルの机の上にあった写真立て。

マルセイユ石鹸の宣伝ポスターの猫です。
このポスターなかなか有名みたいで、ネットなどで買えます。

夕食はホテルにレストランはなくて、このレストランで使える一人15ユーロ分のクーポンをもらいました。
そうか。宿泊料が二食付きのホテルとしてはずいぶん安いと思いました。
15ユーロでは絶対収まらないですが、超えた部分は自分で払うということです。
Hugというレストランです。発音はよくわからないので、夫と私はウグと呼んでいました。

レストランは二階にあります。建物の一階には警察が入ってます。なんとなく安心？

今だいたい7時くらい。空いています。

入った時にコロナのワクチン接種証明書の提示を求められました。
わたしと夫はドイツでワクチンを2回受けていて、証明はドイツのQRコード証明書が携帯に入っています。それを出します。

レストランはなんとなく昭和を感じる雰囲気。

フランスで昭和もないですが。

窓が大きいです。
窓際の席がよかったのですが、多分、予約されてました。

バーのコーナー。
やはりなんとなく懐かしいかんじ。

椅子なんかが昭和っぽいのかなあ。

メニューです。

Le cocottes　煮込み料理のコーナーから選びます。
アルザスには名物の煮込み料理、Baeckeoffe　ベッコフがあります。
食べたことがないのでわたしはそれを選びました。
お勧めのグラスワインがついて23ユーロです。

わたしのベッコフが来ました。
じゃがいもが料理に入っているので、付け合わせはサラダです。

シンプルな煮込み料理。肉がとても柔らかいです。

夫は、Bourguignon de joues de boeuf braisees　ブフ・ブルギニョンです。
うちの夫の好物です。

この時間になったら人がいっぱいになりました。
周りはみんなタルタルステーキを食べています。このレストラン、実はタルタルステーキで有名なところだったようです。

わたしのデザート、カスタードプリン。

夫は大好きなアイスクリームです。

デザートの後はエスプレッソを飲んで帰りました。
レストランからホテルは歩いて5分くらいの距離です。

9月12日(日）

朝食を取って出発です。朝食会場は狭くて人がいっぱいいました。
ホテルのチェックインの時、朝食を何時にするか聞かれて予約しました。
この後、朝食の時間が予約制になっているホテルが多かったです。
ポーランドからの団体さんがいました。
この人たちがチェックアウトする前に出なければエレベーターが混んで乗れないかも！と焦ってチェックアウトしました。

ここは、La tour du Bollwerk　という塔の裏側。城壁の残りです。
ホテルからすぐのところにありました。見に行けばよかったです。

ホテルの外観です。
前に止まっているのがポーランドからのツアーバスです。まだ出発してない。

今日の目的地はイタリアのLago Maggiore マジョーレ湖。320キロです。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

この旅行記へのコメント （2）

• Eiji Haitaさん 2021/12/25 12:08:20

  メリークリスマス

  うちは浄土真宗ですので、クリスマスは関係ないのですが、一応ご挨拶を。
  ところで、9月の欧州、写真を見る限り、コロナどこ吹く風ですね。なんか全く日常が戻っているような景色ですね。最近はドイツも含め大変なことになっているようですが。
  フランスも地方の町が素敵ですね。
  これからのトスカーナ旅行客とても楽しみです。

  nekochanさん からの返信 2021/12/26 06:13:40

  RE: メリークリスマス

  メリークリスマス　Haita　さん
  お元気ですか。
  うちは今年のクリスマスは友人のところにでかけました。
  いつもは友人が家に来るのですが、去年はロックダウンで会えず、会うのは2年ぶりでした。
  ヨーロッパは国によってコロナの状況が違っていて、オランダは今ロックダウンしています。ドイツも一時期かなり深刻な状態でしたが、少しよくなりました。でも、来週からまた少し行動規制が厳しくなってスポーツクラブなどは、ワクチン証明の上にコロナの簡易テストを受けて陰性証明がないと入れなくなります。なかなか大変です。
  しばらく忙しくて旅行記が書けなかったのですが、早くかかないと忘れてしまうので、この年末年始に書こうと思っています。