夏旅マイカー：黒姫・野尻湖

2022/07/19 - 2022/07/20

東京ー白骨温泉ー下呂温泉ー三方五湖ー能登島ー奥能登ー【野尻湖ー黒姫ー信濃ー東京】

《２０２２年》
☆７/１３東京ー中央道ー長野県白骨温泉【旅館こだま泊】
☆７/１４白骨温泉ー飛騨高山ー下呂温泉【ホテル冨岳泊】
☆７/１５下呂温泉ー福井県敦賀ー三方五湖【ザグランリゾート三方五湖泊】
☆７/１６三方五湖ーレインボーラインー千里浜なぎさドライブウェイ－能登島【能登島ゲストハウス葉波泊】
☆７/１７能登島ー奥能登【ランプの宿泊】
☆７/１８穴水町【ランプの宿泊】
★７/１９能登ー長野県野尻湖ー新潟県赤倉温泉【ノジリレークリゾート泊】
★７/２０長野県野尻湖ー黒姫童話館ー道の駅しなのー埼玉ー東京

エリア 黒姫・野尻湖(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

今回の一番の目玉、奥能登の『ランプの宿』に別れを告げ車を走らせていると、ふわりと浮き出て見えたのが『見附島（軍艦島）』だった。
「見つけた」というのが名前の由来だそうだ。
確かに木々の間から姿を現した時の迫力には驚いた。

見附島 自然・景勝地

パーキングエリアに寄ると見つけました。
富山県有磯海サービスエリアの『恋人の聖地』
これで６ヶ所目。

有磯海サービスエリア （下り線） 道の駅

『海の幸も山の幸も、新潟・妙高の魅力いっぱいの道の駅』と紹介されていたので、寄ってみます。

道の駅 あらい 道の駅

確かに、ここに並んでいる物は一味違う。
なんと金魚がこんな風に売っていました。
酸欠にならないのかなぁ・・。

カブトムシも５５０円。
税込み６０５円だよ！
海の幸・山の幸以外のおもしろい物がたくさん！
見た事もない野菜も多かった。

『道の駅』の前の森の景色もおもしろい。
ウルトラマンに出てくる怪獣のようだ。
『快彗星ツイフォン』に登場したギガスとドラコの戦いに見える。

最終日は野尻湖畔に建つ『ノジリレークリゾート』に泊まりました。
オーナーは、日本語ペラペラの外国人。
出身は渋谷と言っていたので国籍はわからない。
面白いおじさんだった、と言っても年齢は１つしか違わない。

ノジリレークリゾート 宿・ホテル

レイクビューで景色は良いだろうと期待していたが、何せこの曇り空。
天気が悪くて、残念。

ひとっ風呂浴びたくて、『ホテル太閤』に来ました。
オーナーが紹介してくれたと言うと少し割引いてくれました。
泉質も良く、展望大露天風呂・・とても良かった。

赤倉温泉　ホテル太閤 宿・ホテル

秀峰妙高山の麓にあり、『硫酸塩泉』『炭酸水素塩泉』の２つの泉質を併せ持った名湯。
休憩室から見えた景色が美しかった。

木々の深緑と山の稜線の群青と水色、空と雲の白のコントラストが見事だ。
葉祥明のパンソドールの世界だ。

旅の最終日、がっつり肉を食べたいと新潟まで足を伸ばし、焼き肉『とよおか』に行きました。
焼肉店がやっている肉は質が良かった。

今回食べたのは勿論味は良かったのだが、さしが多すぎた。
最初のひと口ふた口は美味しいのだが、量は食べられなかった。
次回野尻湖方面に行く事があったらまた寄りたい。
今度は、赤身でさしが少ない肉を食べてみたい！

豊岡精肉焼肉店 グルメ・レストラン

野尻湖に来た目的はサップにあります。
２０２１年、琵琶湖でサップをやってみようと、宿を予約したが、その時はあいにくの天気で中止になってしまった。
そして今年、野尻湖で念願のサップを初めてやってみた

最初からなかなか立って漕ぐのは難しいらしいが、なんのなんの、直ぐに出来てしまった。
毎年スキーをやっているお陰か、バランス感覚はまだ衰えていないようだ！

自然の中で水上を立って進むのはなかなかの快感だった。
今後機会があれば又やってみたい。

渋谷生まれ、日本育ちの外国人オーナーと。
お喋り好きで、なかなか会話が止まらない。

東京に帰る前に、どこかもう一ヶ所寄り道しようと検索して『黒姫童話館』にやって来ました。

ここが何より良かった！！

天気が悪いのも功を奏して、幻想的な田園風景に見えてこの景色が気に入った。
イギリスのコッツウォルズのようだ。

たまたま『のはな　はるか原画展』が開催されていた。
のはな　はるかさん・・知らないなぁと思っていたら、いやいや私『109ひきのどうぶつマラソン』持ってる！となった。
原画のほかに、ラフスケッチや着彩見本、絵本ができるまでの工程をじっくり見る事ができた。

何より、ここの『黒姫童話館』がとても充実していた。
ミュージアムショップには「はらぺこあおむし」「からすのパンやさん」「ねずみくんのチョッキ」「ぐりとぐら」「ミッフィー」「ムーミン」「ピーターラビット」・・数え切れない程の大好きな絵本とグッズが並んでいる。

黒姫童話館 美術館・博物館

最近になって一層ミッフィーが好きになった。
「何がミッフィーだ。いい歳をして、たかがウサギじゃないか！」という声が聞こえそうになるが、BS「黒木瞳ブルーナ９０年の人生をたどる」を観てブルーナの魅力に取り憑かれたのだ。
渡航が自由になったら、真っ先にオランダ・ユトレヒトに行きたい。

これは、いわさきちひろさんが黒姫高原に建てられたアトリエを兼ねた山荘を、黒姫童話館の南側に移築したもので、自由に中に入って見る事ができます。
黒姫高原は森林セラピー基地に認定された美しい自然豊かな場所。
そこに佇む黒姫童話館では、ミヒャエル・エンデと松谷みよ子さんを中心とした絵本や児童文学の展示・研究・交流活動を行なっているという。

黒姫童話館は、時間潰しにと気軽な気持ちで出かけたのですが、ここが大ヒットし私の中では『ランプの宿』の上をいく『行って良かった今回の旅ランキング』第１位となりました。
最後の展示室も時間が足りなくてよく見られなかった。
旬花咲く黒姫高原でトレッキングも楽しめるそう。
是非また訪れたい。
『道の駅しなの』で信州そばをいただきながらも、興奮は冷めやらぬ。

行き当たりばったりで出会う極上の体験。
だから何があるかわからない旅はおもしろい。
次はいよいよ東北に出かけます。
また、良い出会いがありますように・・。

道の駅しなの 道の駅