夏旅マイカー：白骨・下呂温泉

2022/07/13 - 2022/07/14

【東京ー白骨温泉ー下呂温泉】ー三方五湖ー能登島ー奥能登ー野尻湖ー東京

《２０２２年》
★７/１３東京ー中央道ー長野県白骨温泉【旅館こだま泊】
★７/１４白骨温泉ー飛騨高山ー下呂温泉【ホテル冨岳泊】
☆７/１５下呂温泉ー福井県敦賀ー三方五湖【ザグランリゾート三方五湖泊】
☆７/１６三方五湖ーレインボーラインー能登島【能登島ゲストハウス葉波泊】
☆７/１７能登島ー千里浜なぎさドライブウェイー奥能登【ランプの宿泊】
☆７/１８穴水町【ランプの宿泊】
☆７/１９能登ー長野県野尻湖ー新潟県赤倉温泉【ノジリレークリゾート泊】
☆７/２０長野県野尻湖ー黒姫童話館ー道の駅しなのー埼玉ー東京

エリア 白骨温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年の夏旅は『立山黒部アルペンルートでトレッキングをしたい！』という事で、登山用具一式を詰め込み出かけた。

『上高地で深呼吸』・・それも良い。

諏訪湖パーキングエリアで一休み。
雲は多いが、晴れ間も見えている。

諏訪湖サービスエリア 道の駅

この天気もこの日迄で、明日からは下り坂。
天気予報で「下り坂」とは言うが、「上り坂」とは言わない不思議。
５月の沖縄オクマも雨。
７月の立山も雨予報。
肝心な時は、いつも雨降り。

ここでも見つけました。
『恋人の聖地』
今まで数えていたけれど、もう何ヶ所目になるのか・・わからなくなってきました。

白骨温泉の予約した旅館に向かいますが、どんどん山奥に入って行くばかりで、レストランもコンビニもありません。
やっと見つけたこの食堂でカレーをいただきました。
ここで食べないと夕食難民になるところだった。

今日のお宿は『乗鞍高原温泉　旅館こだま』です。

乗鞍高原温泉 御宿こだま 宿・ホテル

食事無しの和室で予約しました。
宿泊客は私達だけ。
貸切り露天風呂も自由に使えました。

こんな乳白色の硫黄臭い温泉は初めてです。
槽内にあるものは、硫化水素の酸化によって粉状硫黄を沈殿するので白く濁っている。
浴槽の淵に白い炭酸カルシウムの固形物が付着している。
これぞ『温泉！』って感じで、かなり長湯をしてしまいました。

宿の廊下に貼ってあったポスター。
『Awesome』オーサム 『驚くばかり』という意味だ。
そういえば、『Awesome City Club』という３人組バンドが活躍してるわね。

槍の氷を
溶かして来る
あのセルリヤンの
梓川に
　高村光太郎　『智恵子抄』より

セルリアンと言ったら渋谷区にある超高層複合ビルしか思い浮かばない。
高村光太郎が上高地を謳ったこの詩は大正１４年の作品だ。
『cerulean』空色を意味するラテン語が英語になったものだ。
この時代に、わずかに緑がかった濃い空色をセルリヤンと言うあたり、かなりハイカラな人だ。
セルリアンではなく、セルリヤン。
上高地のポスター、どれも引き込まれる。

文字に特徴があって、お化けが出て来そうな案内看板だ。
『白骨温泉』・・白骨（はっこつ）を連想させる名称が強烈な印象を与えるので、秘湯として突出した存在になっているのかもしれない。

白骨温泉公共野天風呂にやって来ました。
大人１人５２０円。
宿の露天風呂とはひと味違う開放感と豊かな自然を満喫しながら入浴できます。

白骨温泉 温泉

入口を進むと、ひたすら下って下って。
と言うことは、帰りは頼りない階段を上って上って。
せっかくお風呂に入ったのに、汗だくになりました。
それでも、ちょっと足を伸ばして、行ってみる価値ありです。

続いて向かったのは、千年以上の歴史をもつ下呂温泉。
江戸時代より有馬・草津にならんで『天下の三名泉』と紹介されてて、楽しみにやって来ました。

下呂温泉 冨岳 (ふがく) 宿・ホテル

ツルツルスベスベした肌になると言うので『美人の湯』とも呼ばれているそうですが、このあたりから温泉に入り過ぎたのか、湯あたりしてしまいました。

せっかく岐阜県に来たのだし、夜は飛騨牛を食べに行こうと張り切っていたのに、そんな食欲はありませんでした。

朝食は部屋食で、ゆっくり消化の良い和食をいただく事ができました。
お喋り好きな仲居さんの話が面白かったわ。
人生いろいろ・・ね。

みんなの心が繋がって
まんまる笑顔の花が咲く

私達くらいの年代のおじさま達が、同窓会で宿泊していました。
微笑ましい光景ね。

鍛冶橋の欄干に設置されている足長像。
手長像と夫婦なのに、奥さんを撮るのを忘れていたわ。
怖い顔をしてるのに、体つきはとても可愛い。愛嬌がある。

手長像 足長像 名所・史跡

飛騨高山を代表する江戸時代の面影を残す古い町並みは、風情があって美しい。

飛騨高山 さんまち通り 名所・史跡

みたらし団子を買って食べました。
いつも思う事だが、旅から帰って暫くして旅行記をアップする時、あの時のあれが食べたい！
今食べたい！すぐ食べたい！と叶わぬ欲求との闘いになるのが辛い。

天気が良ければ、立山黒部アルペンルートでトレッキングをしようと思っていましたが、今にも泣き出しそうなこんな天気。
お陰で、ゆっくり飛騨高山の古い町並みを散策できたし、みたらし団子は美味しかったし、これはこれで良し。
続いて、福井県の三方五湖、石川県能登島方面に向かって行きます。

この旅行記へのコメント （2）

• picotabiさん 2022/09/24 11:49:44

  はじめまして

  最後の写真ですが今にも泣きだしそう。。
  だけどこれぞ飛騨高山という感じで
  しばらく見入りました。とっても幻想的。
  
  Maasholmさんも思わずそう思って
  撮ったのではないでしょうか。
  
  素敵な風景をありがとうございます。

  Maasholmさん からの返信 2022/09/25 10:31:22

  Re: はじめまして

  picotabiさん　こんにちは。
  この度は、私の旅行記に「いいね！」とメッセージを有難うございました。
  picotabiさんの旅行記「飛騨高山」も読ませて頂きました。
  「半弓道場」気になりました。
  
  あの日は天気も悪く今にも泣き出しそうな空でしたが、私自身も湯あたりが酷く体調が悪かったので泣きそうでした。
  存分に飛騨高山を楽しめなかったので、また改めてゆっくり歩きたいと思っています。
  picotabiさんも、どうぞ楽しい旅をお続け下さいね。
  今後とも宜しくお願い致します。
  Maasholm