夏旅マイカー：奥能登【ランプの宿】

2022/07/17 - 2022/07/18

東京ー白骨温泉ー下呂温泉ー三方五湖ー能登島ー【奥能登】ー野尻湖ー東京

《２０２２年》
☆７/１３東京ー中央道ー長野県白骨温泉【旅館こだま泊】
☆７/１４白骨温泉ー飛騨高山ー下呂温泉【ホテル冨岳泊】
☆７/１５下呂温泉ー福井県敦賀ー三方五湖【ザグランリゾート三方五湖泊】
☆７/１６三方五湖ーレインボーラインー千里浜なぎさドライブウェイ－能登島【能登島ゲストハウス葉波泊】
★７/１７能登島ー奥能登【ランプの宿泊】
★７/１８穴水町【ランプの宿泊】
☆７/１９能登ー長野県野尻湖ー新潟県赤倉温泉【ノジリレークリゾート泊】
☆７/２０長野県野尻湖ー黒姫童話館ー道の駅しなのー埼玉ー東京

エリア 珠洲(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２１年９月、能登半島をドライブした。
こんな所があるなんて知らずに、ふらりと立ち寄った。

聖域の岬 自然環境保護センター 名所・史跡

半島に行ったら、まずは先端に行きたい！
能登半島の先端部にある珠洲岬（聖域の岬）に行くと、信じられない光景が広がっていた。

「あそこは何？」と検索すると、そこは『ランプの宿』という誰もは簡単に行けない秘境の宿だった。

ランプの宿 宿・ホテル

「絶対に行きたい！」という気持ちが強く予約を試みるも、数ヶ月先迄満室だった。

約１年後の9月に行こうと直接電話して予約しました。

途中で何かあっては？なんて心配してたらきりがない。
予約と共に引落しもされたので、キャンセルにならないように精進した。
明日もどうなるかわからないのだから、見切り発車でも良いではないか。

どちらかと言うと、ケチケチ旅行タイプだ。
高価なホテルより木賃宿で良い。
それを考えると、今回は随分奮発したものだ。

コロナも蔓延してて、一向に収まる気配もなく心配したが、何事もなく１０ヶ月が過ぎた。

気持ちは高揚していたが、お天気は今イチ。
この写真を見ると『やすらぎの郷』で、鯉野佐志美（野際陽子さん）が座っていた座敷を思い出した。

昨年来た時は晴天だったので、曇天だとかなり印象は変わる。

館内をくまなく散策して歩く。

口コミも何も見ずに来ましたが、後で確認すると「テレビもなく、何もする事がない」「退屈すぎる」

「風呂は狭くて、心地が悪い」
「スタッフの対応が悪い」などと書かれていた。

いやいや、私達の部屋は一番お安い狭い部屋だと思うが、充分に満足出来た。

特に食事が良かった。
びっくりする程の品数と量で、お味も抜群！

一品ずつアップしてたら、お食事だけで旅行記が出来ちゃう。
器が素敵なのも良かったです。

一日目はどこにも出かけず、ひたすらホテルステイ。

「暇だ」とか「退屈だ」と感じる事なく過ごす事が出来た。
持っていった本すら読まなかった。

朝になりました。
お部屋でいただく朝食です。
シンプル和食で美味しかったです。
とにかく、ご飯支度に疲れているので、提供して下さるだけでホント嬉しい。

私は、朝風呂に入ってダラダラしていましたが、夫は早朝散歩に出かけました。

九十九湾 自然・景勝地

この坂を歩いて登るのは、かなり大変です。
チェックインする時は、上の駐車場からワゴン車で送ってもらいましたが、運転が大変。
切り替えが出来ないので、急な坂をバックして下るのです。

午後、能登島のゲストハウスで知り合った方に教えてもらった岩牡蠣を食べに穴水町に行きました。

コーストテーブル グルメ・レストラン

お店の名前はOyster&Cafe『Coast　table』
ここは良かった。オススメです。
岩牡蠣が大きくて１０センチ位ありました。
焼き牡蠣もバター焼きも美味しかった。
ランチメニューも人気のようです。

宿に戻る途中、遠藤関のノボリを見つけましたよ！
石川県出身ですもね。
応援していますよ！

宿に戻って、夕刻になるとチラホラとランプが灯り始めますが、どうにも夜の写真はうまく撮れませんでした。

今日の夕食は、離れに案内されました。

２日目の夕食は、主菜が3種類もある豪華版だ。
中でもノドグロは、名前は知っていたが食べた事は無かった。
超高級魚らしい。
今宵はノドグロのしゃぶしゃぶらしい。
どれどれ、そのしゃぶしゃぶはどんなものかな～と一切れをしゃぶしゃぶすると・・・

お～これは食べたことが無い味だ！
魚の臭みは全くなく、脂が程良くのっていて、上品な魚の旨みが広がり、口の中が喜んでいる。
どう表現したら伝わるのか？言葉が見つからない。
確かにこれは高級魚だ！
本鮪の赤身も好きな味だが、それとは全く違う旨みなのだ。
これを食べられただけでも、ランプの宿に泊まった甲斐があったというものだ。

皆さんも機会が有れば是非食べてみてほしい！

２泊目の食事があまりに良いので、１泊ではわかり得ない魅力だ。
懐に余裕があれば、２泊以上のステイがオススメです。
せっかくプールがあったのに、泳げなかったなぁ。

朝食をいただき、何をする訳でもないけど11:00のチェックアウトぎりぎりまで滞在していました。

憧れて、念じて、やっと泊まれた！という達成感みたいなものはあるけど、何と言うのかなぁ・・大枚をはたいた後の虚しさがあるのは、貧乏性だからでしょうかねぇ。
きっともう、こんな無茶はしないと思います。

この後に、長野県信濃町の黒姫童話館に行ったのですが、ここが良かった！
こここそ、想定外の満足度。

（つづく・・）

ランプの宿 宿・ホテル